咲夜「じゃぁ、私が先に撃つから避けてくださいね」
早苗「負けませんよ、咲夜さん！」

現人神の両脇をすり抜けるように放たれたナイフが、使用者の意思を無視して突如軌道を変える

咲夜「…！マズイわ！早苗！避けてッ!!」
早苗「へ？……………うああぁぁあッッ!!」

＊さなえは　まっぷたつに　なってしまった！＊

咲夜「ああ、何てこと！すぐに傷口の時間を停めるわ！」
早苗「何をするんですかー！すっごく痛いですよ！もうっ！」
咲夜「ごごごごめんなさいっ！悪気は無かったの！ナイフが勝手に…」
早苗「ふふっ、解ってますよ。とりあえずお医者様の所まで運んで頂けるかしら？」
咲夜「ううっ、ホントにゴメンね、早苗」

こうして応急処置のなされた状態で永遠亭に運び込まれた早苗は、永琳による１２時間に及ぶ手術の末に一命を取り留めたとさ
よかったね、早苗さん☆

一方その頃…

妖夢「剣が勝手に…おちりがいたい…ぐすっ」