1月10日。この日は『110番の日』ということで、幻想郷警察はいつもより意気込んだ様子で職務に就いていた。
そんな中、守矢神社にある一人の警官が巡回連絡に向かったのであったが…。
警官「今日は『110番の日』という訳でですね、幻想郷の皆さんに正しい通報を呼び掛けているのですよ」
早苗「そうなのですね。お仕事頑張って下さい！お巡りさん！」
警官「どうもです」ふと、警官が早苗の足元を見た時だった。
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警官「あっ！ムカデだっ！」
早苗「えっ？！きゃあぁっ！！」
彼女の足元を一匹のムカデが通り過ぎようとしていた。
「下がって！」
警官はそう叫ぶと腰にぶら下げていた拳銃を数発ムカデのいる石畳に向かって発砲し、追い払ったのであった。
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その後彼は、幻想郷警察の長である幻想郷警察本部長(警視監)から警察本部に呼び出されることになった。
本部長「まったく…君は今年最初の拳銃を使用した警官となったようだよ…。もう少し適正な拳銃の使用というのをだな…」
警官「申し訳ありません…」
本部長「よりによって"この日"とは…。まぁ、守矢神社側は彼女をことを守ってくれたからとのことだから、今回は謹慎程度で済ませるが、次は気を付けるようにしたまえよ…」
警官「は、はい…」
警察本部長は(新年早々、色んな意味でバタバタした事になりそうだな…)とため息を一つ着くのであった。
