付喪神たちに画期的な方法で生を与え、彼らの姉貴分として尊敬されている堀川雷鼓。
楽器を演奏できなくなった『それ』にも命を与えたのが、彼女の運の尽き。
元々はぜんまい仕掛けのシンバルを叩く猿の玩具だった『それ』はゴリラ並みの体躯を得、雷鼓が与えた慈悲を恋愛感情と誤解した。
その結果、雷鼓は『それ』に襲われ、シンバルで強打されて両腕の骨を粉砕され、外界の洒落た洋服を引き裂かれ、同性の付喪神からも憧れの対象である均整の取れた肢体は畜生の性欲のはけ口とされた。「あ……、あ、ははは……」
うほっうっほっほぉぉぉぉぉっっっ!!!!!
ブビュルブルリュリュリュゥゥゥゥゥ――――。
正気を失った雷鼓の笑みを求愛行動に応じたと勝手に解釈した『それ』は、いつまでも雷鼓の膣内に巨根から膨大な量の精液をぶちまけ続けるのであった。