以下は「幻想郷のキャラをいぢめるスレ36の>>547に登場する"博麗"の設定集です。 いずれもいぢめスレっぽい設定にしてます… 一人目:博麗霊界 "霊夢の失踪"後、八雲紫が選出した博麗。外界出身の人間の少女。 それまでの博麗同様の養育が成されており(放任主義と言う名の放任)、 優れた素質により博麗の術のほとんどを体得している。 能力的には博麗霊夢に匹敵するが、実戦経験では劣る。 性格は非常に友好的で人妖問わず好意的に接する傾向が見られる。 その有り方から博麗霊夢より周囲の評判は高かったが、霊夢を知る者からは 否定的な意見もあった。また、好意的な性格は誰に対しても等しく興味がない事の 裏返しであるとの一部報道もあったが、当人は黙殺している。 また、若干人間寄りに物事を考える傾向が見られた事を八雲に注意されている。 更に想定外の事態で自分に危機が迫るとパニック症状を引き起こす"欠陥"が 確認されており、秘密裏に永遠亭から精神安定剤を処方されている。 その二つの問題を不安視されたのかは定かではないが、長い修行歴があるにも関わらず 博麗の巫女として正式な座に就く事が叶わずにいた。 霧の湖での未確認の巫女(霊夢)討伐の際にいの一番で戦闘を仕掛けるも数分で敗北し、かなりの 速度で湖に叩きつけられた。中空は戦闘状態で救助も行えず、本人の体力が消耗していたことも 災いし、彼女はそのまま溺死した。事件後、河童らによる捜索が行われ、湖の底に沈んでいる 遺体が引き上げられた。死したことでそれまでの活躍が再評価され、皮肉にも死して初めて 博麗の巫女として遇され、博麗神社にて葬儀が行われた。 二人目:博麗霊巌 人里の出だが生後間もなく白子(アルビノ)の症状が出始め、親から忌み子として怖れられ、 里の外れに捨てられたところを天狗に拾われ、彼らの保護下にて辛うじて生活していた。 肌の色素が欠乏しているため死人のように白い。発見時は眠っており、死体と勘違いされたほど。 対して頭髪は正常で、その落差から"白黒"などと呼ばれていた。 病弱だが優れた六感を持っており、存在を第三者に知られないほど高度な結界をも感知できた。 物心が着いた頃、その才を見込まれて「博麗の補体」兼「結界師」としての育英が施される。 その背景には山の妖怪側で博麗を有することで、賢者に比肩しようという、天狗らの思惑があったと 有識者は推察しているが、天狗たちはその意見を真っ向から否定し、逆に非難している。 彼女は術師として成った頃から健康状態が良好となり、後に常人以上の健康体と云われている。 その変貌ぶりから、独自に結界を展開して内部にいる生物の精力を啜っているという噂も一部で 浮上した。この噂に対し彼女は肯定も否定もせず、静かに微笑んでいたという。 霧の湖での戦闘では上記の博麗が敗れた後に相次ぐ形で霊夢との戦闘を開始。 霊夢以上の結界術を操り、一人目より善戦したが長期戦で体力が尽き、一気に能力が落ちて敗北。 実は戦闘時も自らの結界内の生命を吸っていたが、霊夢からの吸い上げが悪かった(感づかれた?) 上、周囲に他の生命がほとんど存在しなかった(虫・魚程度)ことで余所からの供給が不十分だった ことが最大の敗因と推察される。尚、戦闘で追い詰められたことで件の小結界が初めて観測された。 事件後は生還。心身共に激しい消耗が見られたが、妖怪の山にて療養中であり、現在は快復している。 しかし本人は博麗の巫女の襲名を拒否。事件前にはやや前向きに検討している節が見られていたが、 事件を期に何らかの心境の変化があったものと思われるが、天狗らは引き続き彼女を支持している。 三人目&四人目:博麗霊幻・博麗霊顕 人里出の双子の姉妹。一卵性双生児であり、双方共に極めて高い感応能力を有している。 博麗と成り得る高い素質を見出され上白沢慧音が後見人となって人里での教育が開始された。 二人一組だが、双方が半人前なので二人で一人前…というわけではなく、どちらも戦闘能力は高い。 ただし感応能力が災いしてか、どちらか一方が離れることを酷く怖れる性質を持ってしまっている。 とはいえ、二人で異変解決に当たることで単独よりも効率的に事を治める事が可能となっているため 任務上に限れば上記の問題を懸念する声は少ない。むしろ一人に任せるより安定するのではと、 過去からの教訓を活かす考えを示す者も存在する。(二人とも存命のうちは、という課題が残るが) 平時も常に二人一緒に行動し、魔法の森では妖精たちと戯れ、一緒になって踊る姿が見られた。 また、夜…特に月が朔を示す夜には、二人が寝室で身体を重ね、嬌声を上げる姿も目撃されている。 霧の湖での戦闘では二人同時攻撃を仕掛け、博麗霊夢を驚かせた。 二人がそれぞれ結界を張り、感応能力を利用して結界を融合させ複合型の弾幕を放つ特殊技を使い、 物量で攻めて博麗霊夢を苦しめるが、互いに依存しあっている点を看破されて各個撃破を仕掛けられ、 片方が敗北した直後に残った方が発狂。それまで観測されていなかった一点集中型の弾幕を見せた。 しかし奮闘虚しく敗北を喫する。暴れた側は形振り構わぬ戦闘を行ったため、被弾時にも無理な体勢で 落下し、湖に頭から突っ込んだ。後の検分により、この時点で即死していたと判断された。 戦闘後、生還した方はそれまで見せたこともない狂態を見せ、金切り声を上げて暴走した。 その後、周囲の制止を振り切り、静寂を取り戻した霧の湖の湖面へ高速で突貫。全身を強く打ち即死した。 回収に向かった人々の話では頭部が原型を留めておらず、発見者の中には嘔吐するものもいたという。 両者の遺体は人里に住む両親の元へ還され、数日後には荼毘に付された。 現在は博麗神社の敷地内に墓が建てられており、時折妖精たちが訪れるという。 五人目:???? 博麗と思われる所属不明の少女。事件中に突如として霧の湖に飛来する姿が観測され、 その存在が明るみになった。直後、各勢力は一斉に互いへの敵愾心を露わにし、現地では 戦闘が継続される中、事態を他所に広報部同士での問答が繰り広げられた。 (結果として彼女の素性を知るものはなく、最も疑いが強かった八雲すらも事件後に行われた  さとり妖怪と仙人も参席した聴取の中で関連性がないことが実証された。  八雲側は八雲藍がこの処遇に対して強く抗議。主体となっていた山の妖怪側は直後に謝罪した) 事件では最後に戦闘に加わり、他の追随を許さないレヴェルの戦闘力で霊夢を撃破した。 その直後、少女は拘束で宙域を離脱し、観測範囲を逸脱して行方知れずとなった。 この混乱の中で目標であった霊夢も姿を消し、この事件は4名の博麗が失われただけで終わった。 当初は巫女らしいというだけで「正体不明」と呼称されたが、事件後の観測情報の分析の結果、 外観・弾幕・結界・その他の諸動作が博麗のものと一致することから"博麗"であると推定された。 現在でも彼女の正体は不明のままであり、事件後に公式の場で姿を現したという情報も存在しない。 但し、非公式には幾つかの目撃情報があり、何れも博麗霊夢と戦闘している姿だという。 観測情報は終盤になると霊夢と巫女との戦闘の激化による結界の拡大の影響で障害が発生し、 特に霊夢が撃破される瞬間には高光度の閃光によりまともな映像情報が得られていない。 このため、決着の瞬間は目撃情報がソースとなっているが、その時、巫女が鳥のような羽(天使と 呼称する者もいる)を生じさせ、両手から大口径の光線を放って霊夢を穿ったと言われている。 その姿から、同様の特徴を示す人物の名を挙げる者も居るが、対象となる人物は既に病死しており、 同一視する意見は否定されている。現在も各情報筋が巫女の行方と素性について追跡調査中… 余談だが、件の人物の死を発表した人物は八雲藍となっている。 彼女の供述によるとその人物は発見時には既に死亡しており、その状態から感染性の病原菌の 存在が危ぶまれたため、その場の判断により住居ごと遺体を焼却したとしている。 住居の残骸からは供述通りに焼死体が発見され、身体的特徴から本人であると断定された。 この件に対し、少なくない数の抗議の声が上がったが八雲藍は一切の回答を拒否した。 このため、事件性を訴える意見は事件から数年後の現在でも絶えていない。 彼女は遺族の強い希望により、現在は博麗神社の墓地で眠っている。 −−−:博麗霊夢 先代の博麗の巫女。結界の亀裂を調査する異変の際、行方知れずとなる。 亀裂からは命を帯びない怪物が多数出現し、しばしば人里を襲撃した。 数日後、結界の亀裂は消滅したが巫女は帰らず、数週間の捜索の後にも成果はなく、 八雲によりMIAと判断された。 数年後、紅魔館近くの霧の湖にて結界の亀裂が発生。再び怪物が出現した。 異変を聞いた博麗霊界が依頼を受けて排除に向かったが、この際、博麗霊夢が亀裂から出現。 怪物を伴っているように見えた姿から観測していた人妖の上層部は敵性体と判断。 霊界に排除の指示を出す一方で、霊夢の戦闘力を考慮して他の博麗へも助勢を求めた。 激戦の後、4体の博麗を下すも直後に乱入した正体不明の"博麗"との戦闘で敗北。 しかし闖入者の引き起こした混乱の間隙を縫うように姿を消し、再び行方知れずとなる。 一部目撃情報では再び亀裂に消えたとも言われており、観測上でも湖上で反応が消失している。 その後、正体不明の博麗や怪物たちと戦闘している姿が各地で目撃されている。