登場人物一覧 名前が出てない方も纏めて紹介。 基本的にネタバレなので、読み終わった後に誰が何時出たか知りたい時にでも。 前シリーズの登場人物は『アルティメットトゥルース』を参照。 今回は登場キャラが偏っているので、一覧形式ではなくしてみた。 ステージ1『風の循環』 天ぷら蕎麦、美味しいよね。 主な登場人物 犬走 椛 射命丸 文 東風谷 早苗 姫海棠 はたて 河城 にとり 出てたような出てなかったような方 天魔 洩矢 諏訪子 八坂 神奈子 ステージ2『廃獄ララバイ』 思えばリリーがまともに出た唯一の話。 主な登場人物 火焔猫 燐 古明地 こいし メディスン・メランコリー 伊吹 萃香 リリーホワイト 多々良 小傘 鍵山 雛 封獣 ぬえ 雲居 一輪 霧雨 魔理沙 アリス・マーガトロイド 射命丸 文 霊烏路 空 古明地 さとり 出てたような出てなかったような方 いないよ ステージ3『厄神様の通り道』 なんかダメな彼氏に依存する彼女みたい。 主な登場人物 鍵山 雛 河城 にとり 射命丸 文 犬走 椛 八坂 神奈子 出てたような出てなかったような方 いないよ ステージ4『ヴワル魔法図書館』 「ぼくらのキャプテン・ムラサ」はカップリング曲に「ひめの☆ビビンバ」と「ミコのサナエは死んだのさ」を収録。 主な登場人物 小悪魔 パチュリー・ノーレッジ 霧雨 魔理沙 アリス・マーガトロイド 河城 にとり 射命丸 文 姫海棠 はたて 秋 静葉 秋 穣子 東風谷 早苗 洩矢 諏訪子 キスメ 古明地 こいし 小野塚 小町(バルバトス小町) ナズーリン 寅丸 星 村紗 水蜜 サニーミルク スターサファイア ルナチャイルド 大妖精 バーの妖精メイド(シナモン) 出てたような出てなかったような方 ルナサ・プリズムリバー メルラン・プリズムリバー リリカ・プリズムリバー ステージ5『少女が見た日本の原風景』 フィクションです。実在の人物、団体とは一切関係ありません。 主な登場人物 東風谷 早苗(守矢 早苗) 八坂 神奈子っぽい人(守矢 加奈子) 霧雨 魔理沙っぽい人(雨霧 理紗) 犬走 椛っぽい人(五十嵐 柊也) 射命丸 文っぽい人(下向井 彩) 河城 にとりっぽい人(川上 透) 星熊 勇儀っぽい人(星隈 祐貴) 多々良 小傘っぽい人(風間 沙亜羅) 風見 幽香っぽい人(風間 優夏) ナズーリンっぽい人(根津 一輝) 村紗 水蜜っぽい人(室井 南) 封獣 ぬえっぽい人(鹿倉 智恵)  寅丸 星っぽい人(星野 虎次郎) 雲居 一輪っぽい人(カリン・本名不明) 伊吹 萃香っぽい人(葛城 聡太) 出てたような出てなかったような方 洩矢 諏訪子っぽい人(守矢 鈴子) 古明地 さとりっぽい人(古明地 聡里) ステージ6『嘲りの遊戯』 ここから人数が増えるんで、ちょっと整理。 主な登場人物 (紫チーム)八雲 紫 八雲 藍 西行寺 幽々子 魂魄 妖夢 比那名居 天子 永江 衣玖(神奈子チーム)八坂 神奈子 洩矢 諏訪子 東風谷 早苗 射命丸 文 犬走 椛 河城 にとり(レミリアチーム)レミリア・スカーレット パチュリー・ノーレッジ 十六夜 咲夜 紅 美鈴 小悪魔 フランドール・スカーレット (さとりチーム)古明地 さとり 火焔猫 燐 霊烏路 空 古明地 こいし 星熊 勇儀 水橋 パルスィ (輝夜チーム)蓬莱山 輝夜 八意 永琳 鈴仙・優曇華院・イナバ 因幡 てゐ 藤原 妹紅 上白沢 慧音 (???)幻月 出てたような出てなかったような方 非想天則 橙 ステージエキストラ『いざ倒れ逝くその時まで』 今までエ「ク」ストラだと思ってた。 主な登場人物 (異変解決に動く者達)博麗 霊夢 パチュリー・ノーレッジ 小悪魔(人里勢力)稗田 阿求 聖 白蓮 上白沢 慧音 藤原 妹紅 雲居 一輪 雲山 村紗 水蜜 封獣 ぬえ ナズーリン 寅丸 星 秋 静葉 秋 穣子 森近 霖之助 リグル・ナイトバグ ミスティア・ローレライ ルーミア メディスン・メランコリー チルノ 大妖精 多々良 小傘 レティ・ホワイトロック(魔界の軍勢)神玉 エリス 幽幻魔眼(夢幻の悪魔とその傀儡)霧雨 魔理沙 東風谷 早苗 風見 幽香 魂魄 妖夢 十六夜 咲夜 幻月 夢月 エリー くるみ 左城宮 則紗 鈴木山 蝶子 河城 みとり (地獄の使者達)四季 映姫 菊理 小野塚 小町 魅魔 岡崎 夢美 北白河 ちゆり 朝倉 理香子 小兎姫 カナ・アナベラル 里香 イビルアイΣ 明羅 出てたような出てなかったような方 射命丸 文 ステージファンタズム『死なばもろとも』 良くも悪くも劇場版みたい。 主な登場人物 (異変解決に動く者達)博麗 霊夢 パチュリー・ノーレッジ 小悪魔 玄爺(夢幻の悪魔とその傀儡)エリー くるみ 幻月 夢月(地獄の使者達)岡崎 夢美 魅魔 北白河 ちゆり 里香 明羅 朝倉 理香子 小兎姫 カナ・アナベラル 菊理 矜羯羅(魔界の軍勢)エリス 神玉 サリエル アリス・マーガトロイド 夢子 サラ ルイズ ユキ マイ (幻想郷最強の布陣)八雲 紫 西行寺 幽々子 レミリア・スカーレット 紅 美鈴 八坂 神奈子 比那名居 天子 八意 永琳 星熊 勇儀 出てたような出てなかったような方 東風谷 早苗 十六夜 咲夜 フランドール・スカーレット 洩矢 諏訪子 天魔 犬走 椛 姫海棠 はたて 河城 にとり 永江 衣玖 蓬莱山 輝夜 伊吹 萃香 火焔猫 燐 霊烏路 空 古明地 こいし 八雲 藍 風見 幽香 旧作キャラなどの設定 原作から自分なりに考案してみた結果、無駄にやたらと存在する設定の数々を集めてみた。 没設定ではないが直接いぢめとは関係ないと思われるので、興味ない人は回れ右した方がいいかも。 最早完全にオリキャラ化してるので、そういうのが嫌いな人も回れ右推進。もしくは飛ばして次の項目へ。 そもそも需要があるのか疑わしいのだが、それでも興味のある方はどうぞ。 ・河城 みとり あらゆるものを禁止する程度の能力 別の平行世界の幻想郷に住む妖怪。種族は河童と人間の半妖。 河城 にとりの異母姉だが、河童からも人間からも疎まれた事で絶望。 自分一人だけでいられる場所を探していたところ、幻月に目を付けられ協力するようになった。 幻月が目指す理想郷に興味があり、自分だけでいられる世界を創る為に幻月に従っている。 その目的の為なら、同胞を犠牲にする事も厭わない。 しかしその根底にあるのは、人間や妖怪は自分を嫌っているという過去の経験からの疑心暗鬼。 どうせ自分は不要な存在だという考えからの、他者の拒絶故である。 能力は他者の行動制限。移動や能力を封じる事が専門で、どちらかというと補助系の能力。 だが本人の戦闘能力の高さと合わさり、かなり厄介な能力となっている。 武器は道路標識。能力の発動にも使ったりと、彼女の象徴的なアイテムの一つ。 他の標識使いに紫がいるが、別に関係はないだろう。 彼女達平行世界の住人は、この幻想郷では存在しない者となっている。 故ににとりは彼女の事を知らないし、会ったとしても何も思わないだろう。 ・左城宮 則紗 影を操る程度の能力 別の平行世界の幻想郷に住む妖怪。種族はだいだらぼっち。 元々目的を持って行動している妖怪ではなく 幻月に従っているのも、理想郷とやらを創るのが面白そうだったからに過ぎない。 ただ祭りに参加するような感覚で幻月に付いていき、結果消滅する事となってしまった。 陽気な性格で今回の騒動に参加した事も、ゲームか何かの感覚で楽しんでいる。 特に悩みを抱えている訳でもない、ある意味原作らしいキャラかもしれない。 能力は影を伸ばしたり巨大化させたものを、実体化させ戦わせる攻撃系の能力。 性質上、本来は本体は隠れていた方が都合のいい能力な気がする。 武器はピッチフォーク。小さな体で懸命に、ぶんぶん振り回す。 そんな無邪気さを感じさせる攻撃も、巨大な影が放てば強力な一撃となるだろう。 最初の段階では登場させるつもりはなかったので、結果的に菊理と口調が被ってしまった事が心配。 出番が短いのも、そんな事情故である。 ・鈴木山 蝶子 予想を裏切る程度の能力 別の平行世界の幻想郷に住む妖怪。種族は半妖。もう半分が何なのかはよく分かっていない。 元々どういう妖怪だったのかも、依然不明なままである。 則紗同様、祭り好きで今回の騒動に参加した。 野球観戦が三度の飯より好きらしい。 住居は東京ドーム。恐らく『アカネハウス11号』的な物だと思う。幻想郷に東京ドームないし。 パチュリーを姉と慕っている。 実際の姉妹ではないだろう。名字も種族も合わないし。 祭り大好き。さらしと褌ではしゃぎ回る。 しかし人と関わりたがらない。騒ぐのが好きなだけなのだろう、きっと。 能力は弾が直角に曲がったりするのかもしれない。というか正直よく分からない。 武器はチェーンソー。神をも殺す、多分。 根本的な所で謎の多いキャラ。 そもそも名前が読めない。鈴木山(りんぼくさん)ぐらいしか読めそうにない。 ところで『果汁93%のジュース』って何なのさ。 ・神玉 力を取り込む程度の能力 陰陽玉、女性と男性の三つの姿を持つ妖怪。 魔界と地獄、両方に姿を変えて潜伏している。 その正体は様々な欲望や妬みが集まって生まれた、怨霊の集合体のような妖怪。 力を求める自身の本能に従い、魔界と地獄の力を手に入れようとしていた。 欲望や妬みの集合体な為、完全に滅しない限り何度でも再生する。 また口調や扱う力も姿ごとに違っており、スパイ活動との相性がいい。 その為、魔界と地獄の力を虎視眈々と狙っていたがエリスや菊理にはバレバレだった。 女性形体の時は軽く、男性形体の時は生真面目な性格。 その本性は陰陽玉形体時の暴慢な性格である。 能力により、魔界人や一部の西洋妖怪が扱う魔力。 多くの妖怪が扱う妖力。 そして神や亡霊が扱う霊力を、形体ごとに使い分ける事が出来る。 更に他の幻想存在を取り込む事で、その者の能力をも扱う事が可能。 取り込む時に自身が倒された状態なら、再生するまでの間その者の体を使って行動する事まで出来る。 成長率が高く将来的に有望な能力ではあるが、一方で神玉自身の素の戦闘能力は低い。 武器も特に持っておらず、戦闘は物理攻撃と通常弾幕主体となる。 故に手っ取り早く力を付ける為に、魔界と地獄に潜り込んだ訳だが 地道に弱い者から取り込んでいった方が、最終的に強くなれた気もしなくはない。 ・菊理 人の縁を結ぶ程度の能力 地獄の獄卒長を勤める縁結びの神。 元々は地獄の神ではなかったが、矜羯羅に一目惚れして地獄まで押し掛けて来た。 その際、自身の実力を見せ付け地獄の住人にしてもらうべく 前獄卒長と戦い圧勝している事からも、彼女の矜羯羅への強い想いが窺える。 それからは晴れて獄卒長となり、獄卒達を指揮しつつ矜羯羅にアピールする毎日を送っていた。 しかし矜羯羅は色恋沙汰に興味を示さず、菊理の想いはなかなか届かない。 そんな事がずっと続いている為、最近は少し苛々している。 また彼女の前で矜羯羅を馬鹿にする事は、絶対にしてはいけない。 怒り狂った彼女は、何を仕出かすか分からないからだ。 本来は穏やかな性格の神なのだが、上記の通り近頃不機嫌。 自力で歩けない程の虚弱体質を感じさせないぐらい、はきはきした態度で獄卒達に指示を出している。 能力は縁結びの御利益なのだが、本人の恋愛が上手くいっていないので効果は期待出来ない。 戦闘向きの能力ではなく、身体能力も御察しの通り。 だが彼女の武器は何と言っても、その高い霊力だ。 霊力で作り出した月に乗り瞬間移動、地獄の炎を巧みに操る業火攻撃。 更にはレーザーから閃光、幻術まで様々な術を器用に扱う。 それだけの力を持っているが、当人の悩みは恋愛成就。 いつも矜羯羅に自分を見てもらえるよう、努力している。 今は矜羯羅の天敵であり胡散臭くどこか信用出来ないサリエルを、どうにかして撃退出来ないかと考えているらしい。 ・矜羯羅 星を司る程度の能力 地獄の管理者にして、三幻想の一人。 不動明王の命により地獄を任されている、八大童子の一人である。 その一太刀の放つ威力は、幻想郷最強。 故に普段は周囲の被害を考え、刀を鞘に入れたまま戦い戦闘自体も滅多に行わない。 しかし止むを得ない状況では刀を抜き、凄まじい一撃ですべてを斬り裂くと言われている。 基本的には幻想郷に現れる事はなく、常に地獄の最奥に陣取り動かない。 その強大な力を持って、地獄に亡者達を縛り付けている為だ。 主の命に従い地獄の善を貫く姿勢からも分かる通り、非常に生真面目な性格。 同僚の制多迦が、いい加減な性格のせいかもしれない。 能力は星の持つ力そのもの。人間が自然の力と呼ぶものを操る。 その力はある時は大地を割り、ある時はすべてを吹き飛ばすという。 武器は刀。矜羯羅が振っても壊れないよう、非常に頑丈に作られている。 だがそれ以外に、特別な点は何もない。 矜羯羅自身の力がすでに強大なので、耐久性以外に求められる機能がないのだ。 また物理的な力のみならず、精神力も並外れている。 故にあらゆる苦行も受け入れられるので、個人的にはいぢめられる気が全くしない。 ただし能力も武器も直接戦闘に特化している為、特殊能力との相性が悪く 特に他の三幻想が持っている即死耐性がないところが、最大の弱点となるだろう。 ちなみに作中の性別は決まっていない。 男性だろうと女性だろうと菊理の性的指向が変わるだけなので、お好きな解釈でどうぞ。 ・幽幻魔眼 実体を隠す程度の能力 魔界に住む妖怪の一人。東方では珍しい無生物型の幻想存在である。 エリスに仕えており、魔力と引き換えに彼女の命令を聞いている召喚獣のような存在。 会話は出来ないが知能は高く、人型の幻を作り出し敵の注意を逸らす事も出来るようだ。 元々魔界に住んでいた妖怪ではなく、外から魔界にやって来た妖怪。 しかし何処からやって来たのかは分かっておらず、元々どういう妖怪だったのかも分からない。 だがエリスには気にいられており、大事な仕事を任せる事もしばしば。 彼女にとっては自分を嫌う魔界人達より、遥かに信用出来る相手なのだろう。 能力により目を閉じれば、相手の攻撃を一切受け付けなくなる。 防御としては強力だが状況確認が出来ない為、一対一だと待ち伏せされ易い。 武器は目から出すレーザーや弾幕。 開いている目が多ければ大量の攻撃が出来るが、その分的が増えるというリスクもある。 そこら辺は状況を考えた上で、あとは本人の匙加減次第だろう。 幽幻魔眼の本体は中央の人型だという話もあるが、作者は幻だと思ってる。 本体に攻撃が効かないというのも、妙な話だと思うので。 ・エリス あらゆるものに化けれる程度の能力 神綺に創られた第2世代魔界人が悪堕ちした者。コンドルをモチーフに創られている。 サリエルの側近として動いている、魔界警察隊の一員。 大体の過去については、作中で本人が語っているので省略。 元々は内気な性格だったが、悪堕ちした際に男勝りな性格に変化した。 その原因からも分かるように、自分を主張する物があまりない。 服装もサリエルから貰った物であり、同じくサリエルに服を貰った幻月と似た格好をしている。 また武器であるステッキも、警察隊の一員としてサリエルに支給された物だ。 しかしタトゥーを入れたのは自分自身の意志だったり、完全に誰かの影響だけで動いている訳ではない。 そのタトゥーが結果的に能力を使いにくくしているのが皮肉だが。 彼女の能力は変身能力。一度見た事のあるものなら、生物無機物問わず何にでも化けられる。 さすがに時間操作などの特殊な事は出来ないが、魔法で出来る範囲なら能力を使う事も可能だ。 だがこれは魔法と体質の相性を利用して、魔法で能力を模しているに過ぎない。 その為、霊力や妖力を扱う者に化けると力の性質を読める相手にはすぐにバレる。 更にタトゥーは誰に変身しても残るので、顔見知りには頬を隠した時点で疑われてしまう。 兎に角バレてる相手には弱い能力だが、一方で初見殺しっぷりは凄まじい。 能力の応用でステッキを変化させたギターも、音波弾幕や弦による罠などで武器として十分。 加えて接近戦もこなせ邪気にも強いので、対策法がないと非常に厄介な相手となるだろう。 そんな彼女の目指す夢は、他者の夢を叶える事。 亡くした親友のロックを広め、サリエルの理想である融和の世界を創る。 献身とも取れる夢だが、もし叶ってしまえば彼女は自分の存在意義を失う事になる。 それは彼女が夢を追い求めた先にある悲しい運命。 レコードを失った蓄音器のように、意味も目的もなくターンテーブルを回し続ける。 ・サリエル 死を司る程度の能力 魔界に住む大天使にして、三幻想の一人。神綺と共に魔界を創設した。 悪堕ちした魔界人を取り締まる、魔界警察隊の隊長を勤めている。 元々は神々に仕える七大天使の一人で、掟を破った天使を堕天させる役目を授かっていた。 しかし裁きのあり方に疑問を抱くようになり、自分が罪に不相応な罰を与えているのではないかと考えるようになる。 やがて疑心とそれによる後悔から精神的に追い込まれた彼女は、人間に月の運行の真実を伝え自ら堕天する道を選んだ。 その後、神綺と出会い皆が平和に暮らせる世界を創ろうと意気投合。魔界創設へと踏み切る。 そして魔界創設の先駆けとして、彼女の子として生み出されたのがザラキエルだった。 彼女は娘との生活を心の奥底から楽しみ、こんな幸せに満ちた世界を創っていこうと考える。 だがザラキエルは彼女が目を放したうちにいなくなり、人間の手によって殺されてしまう。 その出来事が幻月と夢月を生み出し、同時に彼女の心に深い傷を負わせてしまった。 それからは二度とこんな事は起こさせないという気持ちから、道を踏み外した魔界人に罪を償わせる役目を担う。 その裏では罪の重さと抵抗故に殺すしかなかった魔界人の事を思って、そっと涙を流す日々を送っていた。 能力は死そのもの。自身が不死身であると同時に、あらゆる者を殺す事が出来る。 幽々子の能力に近いが、こちらは輪廻転生まで操るので成仏まで含む。 故に生死が存在する者なら、亡霊も蓬莱人も仏でさえも殺し成仏させられる凄まじい能力だ。 一方でエリスが泣き虫で守らなきゃいけない方、幻月が優しいんじゃなくて怖がってるだけと言うように精神は弱い。 それは他の三幻想が精神力と狂気で精神攻撃が効き辛い事を考えると、大きな弱点となっているようだ。 武器は大鎌。一振りで辺り一帯の生物を、すべて死滅させる事が出来る。 ただし刃の部分が死を与える能力そのもので実体がない為、幻月には効果がない。 上記の通り仲間想いで心優しい性格ではあるが、三幻想はそれぞれが味方となり敵となる可能性を秘めている。 彼女も人間が正義を語り殺人を繰り返すようになれば、人間の敵として現れるのかもしれない。 個人的には天使族って仕事中は、黒いスーツを着ているイメージがある。いや、なんとなく。 ・玄爺 空間を移動する程度の能力 かつて霊夢が捕まえて、足代わりに使っていた亀の妖怪。 その正体は途方もない年月を生き続け、妖怪となり飛行術を身に付けた老亀である。 当時は霊夢が強引に言う事を聞かせている形だったが、本人は満更でもなかったらしく むしろ我儘な孫に付き合うような気持ちで、霊夢に協力していた。 最近は霊夢が飛行術を身に付けた事もあって、のんびりと隠居生活を送っている。 その一方で子供が独り立ちした後のような寂しさも感じていた。 霊夢の意思を尊重し、余計に出しゃばったりはしない温厚な性格。 やたらと説教するような老人臭さはなく、自分の必要性がなければそっと身を引くよく出来た亀だ。 能力は幻夢界だろうと夢幻世界だろうと魔界だろうと、何処へでも飛んで行く事が出来る移動系の能力。 しかし最近は特別な空間に行くような異変も起こらないので、やはり出る幕はないようだ。 武器は自身の甲羅。防御にも攻撃にも使える。 だが人を乗せている最中は使えないので、被弾を防げたりとかはしない。 戦闘能力は決して高くはないが、永い時を生きて得たその知識は膨大。 陰陽玉や魅魔の事も知っていたので、もしかしたら博麗神社が出来た頃の事も知っているのかもしれない。 ・里香 戦車を操る程度の能力 かつて魅魔に協力していた戦車技師。 異変の際に戦車に乗り込んで霊夢達と戦った。 里の人間なのか外の世界から来たのかは分からないが、幻想郷で様々な戦車を作っている。 彼女の作る戦車は科学の力で魔法攻撃を繰り出しており、性質的には科学魔法に近い。 また外見もそれっぽい物から、とても戦車に見えない物まで様々。 技術も河童のものに近いながら特殊であり、恐らくは我流であると考えられるだろう。 戦車以外にも化け化けと呼ばれる奇妙な存在を作り出したりと、かなりの技術力を持っていると思われる。 しかし彼女の戦車は幻想郷ではあまり見かけないので、自身の技術をひけらかすのは嫌いなのかもしれない。 能力は実質無能力。技術力だけで勝負。 武器は当然、自身の作った戦車。特にイビルアイΣは彼女の最高傑作である。 その性能は空間を操る能力に長け、相手を閉じ込めた上での超亜空間爆撃砲はまさに一撃必殺。 だが燃費がよくないので、攻め込むのには向いてなかったりする。 髪形さえ変えていれば、あんな事には…。 ・明羅 妖刀を操る程度の能力 かつて魅魔に協力していた侍。 異変の際に自慢の妖刀を使い霊夢達と戦った。 やはり出身に関しては、明らかになっていない。 一説では外の世界で妖刀を集めていた侍だったが、幻想郷に溢れ返る妖気を感じ取ってやって来たとか。 普段はもっぱら刀の手入れをして過ごしている。 そして綺麗な光沢を放つようになった刀を手に取り、その刀身を眺めてうっとりしながら一日を終えるらしい。 そんな事を毎日している為、目撃例は極めて少なく たまに刀の切れ味を試そうと、低級妖怪とやり合ってるのを見る程度だとか。 能力は妖刀を持ちながら、その邪気に呑まれずに扱う事が出来る耐性系の能力。 ただ当人が刀大好きなので、ある意味妖刀に支配されている気がしないでもない。 武器は当然、自慢の妖刀。凄まじい切れ味で、妖怪を両断する。 決して弱い訳ではないのだが、作中ではまるでいいとこなしだった。 こればっかりは、相手が悪かったと言う他あるまい。 ・魅魔 怨念を取り込む程度の能力 博麗の力を得て全人類に復讐しようとした元悪霊。現祟り神。 元々は大昔の博麗神社で、神の生贄にされた人間の少女だった。 しかし生への未練から成仏出来ず、人柱や口減らしにされた子供の怨念を吸収して悪霊と化す。 その力を使い人間と博麗に復讐しようとしたが、当時の博麗の巫女により撃退。地獄に送られる事となった。 そうして地獄の亡者と成り果てた彼女だったのだが、人間への怨みは強く無事に生まれ変われそうにない。 それを見兼ねた矜羯羅により、菊理の配下に就かされ善行を積むように命じられた。 その後は地獄の住人になった事で、地獄の外にも出られるようになる。 だが相変わらず強い怨みを抱いている為、地上に出ては悪さをしていた。 それが原因で菊理とは仲が悪く、命令違反に対して説教をされる事も多い。 しかし全く懲りておらず、度々問題を起こしていた。 そんなある日菊理の目を盗んで、博麗に復讐しようと地上で知り合った者達を引き連れ異変を起こす。 だが矜羯羅の思惑通り、その時にはすっかり邪気が抜けており 異変解決にやって来た霊夢達と戦う頃には、すでに復讐などどうでもよくなっていた。 常に人を見下した態度を取る為、相手によっては不快に感じる性格。 欲しい物はすぐに自分の物だと主張する辺り、子供っぽい生意気な性格なのかもしれない。 能力は念を取り込む事で、攻撃力を上げたり回復したりする強化系の能力。 武器は月牙金産。漢字が出せない為、この表記だが『金産』は一つの漢字である。 あれから邪気も抜け悪霊から祟り神になったが、未だに菊理の配下である事に変わりはない。 無闇に暴れるとすぐに呼び出しを食らう為、異変の事は弟子に任せて本人は裏方に回ってるとか。 ・エレン 東方オリジナルキャラではなく、作者が元ネタを知らない為未登場。 ・小兎姫 「タマ」を自在に作り出す程度の能力 夢美の科学技術の力に惹かれて協力している者達の一人。 その正体や、いつ頃幻想郷にやって来たのかは明らかになっていない。 一説では永琳に殺され、消息の途絶えた月の使者達を探す為に派遣されて来た月の民とも。 本人は警察官を名乗っている。何処の所属かは不明。 変装として着物を着ているらしいが、幻想郷に溶け込んでいるのかは微妙なところ。 趣味は珍しい物を集める事。 珍しいの概念が人と違うので、妙な物に惹かれてたりする。 対象が生物でも逮捕と言って捕まえようとして来る辺り、周りの迷惑を考えない性格のようだ。 能力は生成系。銃弾から爆弾まで何でもござれ。 武器は打ち揚げ筒。能力で作り出した『玉』を込めて空に打ち出す。 戦いに芸術を求めるタイプらしく、空に浮かぶ花火を見て自身の弾幕に満足している。 その独特な思考回路は、やはり月人なのかもしれない。 そうだとすれば、とんでもない職務放棄になるのだがはたして。 ・カナ・アナベラル 手足を使わずに楽器を演奏する程度の能力 夢美の科学技術の力に惹かれて協力している者達の一人。 その正体は精神の不安定な少女から生まれた、少女の一面の騒霊である。 元々は大きな屋敷に住み付いていたが、住人に相手にされなくなった為に新しい住居を探していた。 人間に驚いてもらおうと考えている辺り、プリズムリバーより小傘に似た性質なのかもしれない。 ただ寂しがり屋なだけかもしれないが。 個性的な小兎姫とプライドの高い理香子に挟まれている為か、性格は大人しく二人のまとめ役ポジション。 メインに出るタイプではないが、全体を纏める為には欠かせない人材である。 能力はプリズムリバーと一緒。騒霊の共通能力とも。 楽器を使う必要がないのに、楽器を扱うのもプリズムリバー同様。 武器はドラムセット。軽快に叩いて弾幕を放つ。 弾幕は相手の上空から振って来るという、特殊な性質を持っている。 またさりげなく、とんでもない怪力の持ち主。 ドラムセットを片手で振り回し、道路標識を捩じ切る。 少女の一面である筈の彼女に、何がそれ程の力を齎したのかはよく分かっていない。 ・朝倉 理香子 魔法を使う程度の能力 夢美の科学技術の力に惹かれて協力している者達の一人。 元々は魔法を勉強し、人の為に役立てようとしていた魔法使いだった。 ところが魔法の実験中の事故で、親友を亡くしてしまう。 自分のせいで死なせてしまった事実に、彼女は自責の念に囚われるようになり 崩壊から精神を守る為に、すべてを魔法のせいにし魔法に関する力を憎むようになった。 その為、魔法使いとして優秀だったが事故以来魔法は使っていない。 戦闘は河童製や外界の科学兵器を使って行っている。 また当時の幻想郷は科学に関する理解が少なかった為、彼女の行動はさながら邪教徒。 里での生活は不可能と感じ、人知れずひっそりと辺境で暮らしているそうだ。 今はそんな偏見もなくなったが、兵器の整備や弾薬の確保に河童を訪ねるぐらいで里には現れない。 彼女にとって、里は忌まわしい過去の象徴なのだろう。 プライドが高く、自身が扱う科学の力に絶対の自信を持っている。 故に魔法の力に頼る幻想郷の住人達とは、相容れない思想の持ち主。 能力は上記の理由により使われない。 元々何の魔法が得意だったのかも、不明なままである。 武器は銃を扱い、主にスナイパーライフルを使用。 圧倒的火力と弾速を誇り、追尾装置を組み込んだ弾を使ってのホーミング弾も扱う。 ただし弾の装填に時間がかかる為、連射は不向き。 連射が必要な時は、二丁拳銃を使うらしい。 ・北白河 ちゆり 科学魔法を使う程度の能力 夢美の助手を勤める別世界の住人。 可能性空間移動船に乗って幻想郷にやって来た。 元々かなり頭がきれるので、助手とはいえ相当優秀。 今は夢美のアシストに専念しているが、彼女自身も教授と呼べるだけの知能を持っている。 夢美の事を御主人様と呼んでいるが、基本的にタメ口で話す。 尊敬というよりは、ふざけてそう呼んでいるのだろう。 また夢美自身が学会の爪弾き者なので、上下関係ではなく夢美の思想に興味があって助手をしているのかもしれない。 能力は科学の力で魔法を再現した、擬似魔法を扱う攻撃系の能力。 武器は自称必殺の武器である。 どのように必殺なのかはよく分からない。光線銃なのか単純に精度のいい銃なのか。 もしかしたら根本的なところからして違う、全く未知の武器なのかもしれない。 興味があったとはいえ科学の世界を生きた彼女にとって、幻想郷は文字通り幻想のような世界なのだろう。 まだ若い彼女からすれば、一種のテーマパークに来たように感じられるのかもしれない。 ・岡崎 夢美 科学魔法を使う程度の能力 比較物理学の教授である別世界の住人。 可能性空間移動船に乗って幻想郷にやって来た。 元々高い知能を持った優秀な学者だったが、趣味のオカルトを実証しようとして学会に笑われてしまう。 プライドの高い彼女はそれに腹を立て、自分の正しさの証明と学会への復讐の為 可能性空間移動船で幻想郷に訪れ、住人を連れ帰ろうと拉致紛いの事をしようとした。 その後自分達の世界に帰り、幻想郷での戦いをレポートにし学会に提出するが受け入れられず学会を追放されてしまう。 それからは様々な世界を放浪していたとか、していないとか何とか。 如何せん幼い頃から賢かった為、精神的に幼稚で我儘な性格。 自分の考えが受け入れられないと、癇癪を起しすぐ実力行使に移る。 一方で苺が大好きで、特に天然物で作ったデザートには目がない。 機嫌を損ねた時はちゆりがそっと苺のショートケーキを出し、事無きを得てるとか。 能力はちゆり同様、擬似魔法を扱う攻撃系の能力。 武器は自身が開発した、様々な科学魔法兵器を扱う。 特に反物質十字弾は、彼女の最強必殺技。 強力だが一度放つと周囲の被害が尋常ではない為、ちゆりはいつも癇癪を起さないか冷や冷やしていたらしい。 ただし幻想郷では、火力調整したものを頻繁に使っているとか。 彼女達の世界と幻想郷の、ルールの違いが原因だろう。 ・オレンジ オレンジ「………………」 ・くるみ 物質を操る程度の能力 幽香の留守中、夢幻館の番を任されている吸血鬼。 元々は人間だったが、真祖に血を吸われた事で吸血鬼となった眷族である。 かつては真祖に仕えていたが、理不尽な命令の数々に不満を感じていた。 そんなある日、ヴァンパイアハンターが真祖の館を襲撃。 その騒ぎに乗じて脱走した。 脱走には成功したものの行く当てもなく、こんな体では元いた町に帰る訳にもいかない。 どうしたものかと途方に暮れていたところを、幽香に助けられる。 それ以来幽香に忠誠を誓い、彼女の為に行動するようになった。 小柄ながら、頭の回転が速く状況の把握が得意。 体力に自信はあるが大雑把な性格のエリーを、サポートしている。 能力は妖力を送った物質から、弾幕を飛ばす事が出来る攻撃系の能力。 本体に集中している相手に、死角から不意打ちを喰らわせたりなどする。 武器は爪と翼。吸血鬼としての身体能力そのもの。 眷族である為レミリア達ほどは強くないが、並の妖怪よりは遥かに強い。 幽香の事を非常に慕っており、彼女の為なら時には手段を選ばない。 吸血鬼なのに湖を守っているが、流水ではないので問題はないようだ。 ・エリー 物質を操る程度の能力 幽香の留守中、夢幻館の番を任されている妖怪。 元々は遺跡の財宝を守っていた、番人の妖怪である。 かつては遺跡の主に仕えていたが、人間に負け財宝を奪われた事で解雇。 突然役目を失い、行く当てもなく彷徨っていた。 そんなある日、幽香と出会い餓死寸前のところを助けられる。 それ以来幽香に忠誠を誓い、彼女の為に行動するようになった。 かなり大柄で、力任せに大鎌を投げ付ける戦法が得意。 頭はいいが理屈っぽい性格のくるみを、守って戦う。 能力は妖力を送った物質を、自在に動かす事が出来る攻撃系の能力。 遺跡を守っていた頃は、石像を操り侵入者を襲わせていた。 その能力から正体を知らない人間からは、ガーゴイルと呼ばれ恐れられている。 武器は大鎌。刃が外側に付いた、特殊な形状をしている武器。 彼女はそれを投げて使い、能力で回収したり更に飛ばしたりしている。 また能力の関係で、動かせる物なら何でも武器に使う。 周囲に物があればある程、強力となる能力だ。 幽香の事を非常に慕っており、彼女の為なら時には手段を選ばない。 その忠誠心は明後日の方向に向かっており、本人曰く自分が男なら絶対に(そこまでよ!)していたとの事。 ・幽香 花を操る程度の能力 夢幻館の主である妖怪。 元々は花を愛する弱い妖怪だった。 しかし人間や妖怪の花を踏み躙る行いに、次第に憎しみを抱くようになる。 そんな心を幻月に付け込まれ、力と引き換えに魂を売り渡してしまった。 夢月の能力によって与えられた力により、身体能力や妖力は大幅に強化されている。 代わりに精神面は侵食されており、本来の性格から随分と様変わりしてしまった。 魔界異変の際は幻月から逃れるべく、魔界に存在する究極の魔法を手に入れようと忍び込む。 だが幻月は魔界の力では倒せないと知ると、夢幻館をエリーとくるみに任せて行方を眩ました。 ちなみに夢幻館は幻月が幽香を観察する為に、夢月が作った虫籠のようなもの。 幽香がいなくなった今は存在意義を失ったので、そのまま放置している。 また幻月の影響で人間の気を感じさせるのか、魔界異変の際は神綺に『人間のくせに!』と言われた。 本来の性格は、おっとりしていて天然。力を与えられた後は、好戦的となっている。 能力は花を咲かせてみたり、枯れた花を元通り咲かせたりと非常に穏やか。 恐らく能力は、幻月の影響を受けていない為だろう。 一方で2体に増えたり透明になったりするが、こちらは幻月の影響によるところが強い。 武器は傘。気にいっているのか、いつも持ち歩いている。 ただ基本的には、自身の高い身体能力や妖力で戦う。 幻月曰くゴミクズ。実際、幻月の力から見れば絞りカスレベルなのかもしれない。 そうは言っても幻想郷最強クラスの妖怪である事は間違いなく、その実力には確かなものがある。 逆に言うと幻想郷の最強は幻月の絞りカスという事なのだが、なんとも。 特殊能力なし。最強クラスの戦闘力。好戦的な性格。 作者には噛ませ犬に使ってくれと言わんばかりの設定に見えるんだけど、これ。 ・夢月 夢を叶える程度の能力 夢幻世界に住む双子の悪魔の妹。 その正体は砕け散ったザラキエルの心と、人間の邪気が混ざり合って生まれた邪気集合体である。 幻月に忠実。姉に言われメイドの格好をしており、姉の為ならば他者を殺す事も厭わない。 一方で幻月がいろいろ間違った時に、正す役割も担っている。 しかし正すのはお茶の入れ方などであり、殺人など肝心な事は止めてくれない。 彼女もまた狂人な為、仕方のない事なのだが。 一見すると冷静沈着な性格に思え、幻月に比べて常識がありそうな印象を与える。 だがこれは姉の行動を優先して無我を貫いているだけであり、本性は重度のシスコン。 姉にどうしたら愛してもらえるかを、いつも考えている。 能力は叶えてるようで叶っていない妙な能力。 花を守る為に力を欲した幽香が、暴走し知らず知らずのうちに花を攻撃に巻き込んでしまったり 誰にも干渉されない世界を欲したみとりが、完全に世界から消滅した事を考えると分かり易い。 夢幻妖怪もこの能力により、姉の為を思って彼女が創り出した。 しかし姉はそんな彼女を『愛して』くれない。叶ってるようで叶っていない。 彼女の武器も能力製。すべては姉に『愛して』もらう為の力。 その武器は大鋏。槍のように突くと普通の武器。 だが開いて使うと、周囲の生物の体を組み替える能力を持つ。 他には他者を操る仮面。魂を喰らい空っぽの体を、邪気を使って自在に動かす。 また白い仮面は彼女そのもの。緊急時には他者の体を乗っ取ったりもする。 そのすべてが姉を想っての能力だが、肝心の姉は褒めてはくれても『愛して』くれない。 だから時々邪魔をして、冷たく罵ってもらって満足する。 誰かの顔を被っている時だけ本音を洩らすのも、姉に愛される者になりたい彼女だから。 結局皆、誰かに愛されたいだけなのかもしれない。 ・幻月 夢を司る程度の能力 夢幻世界に住む双子の悪魔の姉にして、三幻想の一人。 その正体は砕け散ったザラキエルの心と、人間の邪気が混ざり合って生まれた邪気集合体である。 普段は夢幻世界の中で、夢月と一緒に人の不幸を覗き見て楽しんでいる。悪趣味なのは仕様。 また時々人の夢の中に入り込み、悪夢を見せて面白がってるとか。 人格は崩壊しており、人間を愛する心だけが暴走している存在。 故に言ってる事には繋がりが無く、相手のもっとも嫌がる事を口走る。 人のトラウマを穿り返すのが得意だが、本人もまたトラウマ持ち。 弱点が刃物や拘束だったり、サリエルと会うと発狂したりするのもその為。 能力は夢そのもの、というよりは悪夢そのもの。 人々のトラウマを悪夢として再現し、その想起に似た力で心身ともに痛め付ける。 また人の夢の中を移動する事で、平行世界に干渉する事も可能。 更には夢から心を覗き、相手の恐れるものを調べたりも遣って退ける。 眠らなければ覗かれないかと思えば、理想の方の夢の中にも入り込むという質の悪さ。 彼女が心の中に入り込めないのは、絶望に染まり起きているのか眠っているのか分からない廃人か 理想を語らず恐れも抱かない、心に全く隙のない者ぐらいだとか。 武器は鞭。他にも悪夢を具現化させた玩具を扱う。 そして自身の体を構成する大量の邪気。 この邪気のせいで妹共々特殊能力が効かず、しかも何度も再生して来ると来た。 まさに悪夢そのものとなって、対峙する者に襲いかかって来るだろう。 上記の通り強大な存在ではあるが、実は体力は三幻想中最低。 弱点も物理的な物の為、三幻想の中では一番攻略しやすい。三幻想の中ではだが。 ちなみに彼女が作中で使った攻撃は、いくつか名前が決まっている。 折角なので此処に少し乗せておこうと思う。 性質的に想起に近いので、もしかしたらピンと来る人もいるかもしれない。 俗従『ザ・フール』(自機カルテット戦で使用。訳の分からない人は『ヴワル魔法図書館』参照) 怠熊『ジ・エンプレス』(自機カルテット戦で使用。訳の分からない人は『Lunatic Princess』参照) 色蜥『コイン』(エリー&くるみ戦で使用。訳の分からない人は『ヴワル魔法図書館』参照) 蝕蛸『ザ・ラヴァーズ』(エリー&くるみ戦で使用。訳の分からない人は『Lunatic Princess』参照) 双霊『ソード』(自機カルテット戦で使用。訳の分からない人は『Reincarnation』参照) 雷魚『ザ・ハイエロファント』(明羅戦で使用。訳の分からない人は『Lunatic Princess』参照) 虚狼『ザ・チャリオッツ』(明羅戦で使用。訳の分からない人は『風の循環』参照) 嫉蛇『ザ・ハングドマン』(カナ&小兎姫戦で使用。訳の分からない人は『Lunatic Princess』参照) 怨蜘『ザ・デビル』(カナ&小兎姫戦で使用。訳の分からない人は『Lunatic Princess』参照) 讐氷『デス』(カナ&小兎姫戦で使用。訳の分からない人は『Reincarnation』参照) 憑蝶『テンパランス』(カナ&小兎姫戦で使用。訳の分からない人は『妖々跋扈』参照) 魔儡『ザ・マジシャン』(理香子&ちゆり&夢美戦で使用。訳の分からない人は『Lunatic Princess』参照) 厄蟹『ザ・スター』(理香子&ちゆり&夢美戦で使用。訳の分からない人は『厄神様の通り道』参照) 薬兎『ワンド』(理香子&ちゆり&夢美戦で使用。訳の分からない人は『Lunatic Princess』参照) 学人『ザ・ハイプリスティス』(理香子&ちゆり&夢美戦で使用。オリジナルはこの話の中で登場) 欲蝿『ホイール・オブ・フォーチュン』(魅魔戦で使用。訳の分からない人は『Reincarnation』参照) 傲梟『ジャッジメント』(魅魔戦で使用。訳の分からない人は『Lunatic Princess』参照) 屍猫『ストレングス』(エリス戦で使用。訳の分からない人は『廃獄ララバイ』参照) 騎雀『ジ・エンペラー』(エリス戦で使用。訳の分からない人は『Lunatic Princess』参照) 護獣『カップ』(エリス戦で使用。訳の分からない人は『Lunatic Princess』参照) 拒童『ザ・ハーミット』(エリス戦で使用。オリジナルはこの話の中で登場) 華鰐『ザ・タワー』(エリス戦で使用。訳の分からない人は『Lunatic Princess』参照) 炎鴉『ザ・ムーン』(幽々子戦で使用。訳の分からない人は『Lunatic Princess』参照) 究師『ザ・サン』(幽々子戦で使用。訳の分からない人は『Reincarnation』参照) 渇雄『ジャスティス』(紫戦で使用。訳の分からない人は『ヴワル魔法図書館』参照) 夢蠍『ザ・ワールド』(サリエル戦で使用。オリジナルは……) 夢幻『手バネ足箱さま』(サリエル戦で使用。土着神『手長足長さま』の強化スペル) 夢幻『踊り狂うドワーフ城のトラウマ』(サリエル戦で使用。漂溺『光り輝く水底のトラウマ』の強化スペル) 夢幻『ゴーストブレス』(サリエル戦で使用。毒符『ポイズンブレス』の強化スペル) 夢幻『エンパイヤポーキービルの悪夢』(サリエル戦で使用。『平安京の悪夢』の強化スペル) 夢幻『そして皆シバシバになるか?』(サリエル戦で使用。秘弾『そして誰もいなくなるか?』の強化スペル) 夢幻『ぶらり魔法少女食べ歩きの旅』(サリエル戦で使用。廃線『ぶらり廃駅下車の旅』の強化スペル) 夢幻『洞窟の靴の呪い』(サリエル戦で使用。時効『月のいはかさの呪い』の強化スペル) 夢幻『季節外れのナイトメアストーム』(サリエル戦で使用。『季節外れのバタフライストーム』の強化スペル) 夢幻『怨恨地獄刺し』(矜羯羅戦で使用。神拳『天海地獄突き』の強化スペル) 『幸せの木の友人』(矜羯羅戦で使用。実は耐久スペル) 『歌声は神の國の空に』(矜羯羅戦で使用。実は耐久スペル) ちなみに彼女の玩具は、彼女の感覚で可愛いデザインのものとなっている。 そうは言っても見る人によっては、恐怖の対象となるかもしれない。 ・サラ 土属性魔法を使う程度の能力 神綺に創られた第3世代魔界人。カンガルーをモチーフに創られている。 魔法学校では勉強があまり出来なかったので、実技で点を稼いで卒業した。 スポーツが好き。特にサッカーが好きで、他にもアメフトやバスケもやってる。 勉強は苦手。ただし知恵が働かない訳ではない。 試合の時は戦術も立てているので、単に勉強という物にやる気がないのだろう。 活発な性格で、暇さえあればボールを転がしている。 門番の仕事で退屈な時など、リフティングの練習をしているとか。 能力は魔法能力。主に岩石の生成魔法を扱う。 土の弾幕は苦手らしく、作った岩石を直接蹴り飛ばして攻撃している。 その際、身体強化魔法をかける事で岩石を思いっきり蹴る事が可能。 基本的に岩石をボールに見立てた物理戦闘が得意なようだ。 生成魔法を扱う関係で、隠し玉も得意とする。 ボールを飛ばした直後を狙うと、反撃を喰らう事もしばしば。 他にもグローブを武器として使う。まさに神の手。 個人的には健康的に日焼けしてたらいいなと思うキャラ。 ・ルイズ 木属性魔法を使う程度の能力 神綺に創られた第4世代魔界人。天道虫をモチーフに創られている。 魔法学校には入学しておらず、魔界中を旅して独学で魔法を学んだ天才肌。 旅行が好き。木に登ったら、そのまま飛んで行ってしまう程。 じっとしている事が出来ない。時間があれば何処かに飛んで行く。 そんな生活をしているので、まともに家にいる事が殆どない。 楽天的な性格。明日は明日の風が吹く。 いつも目を細めて笑っている、ように見えて薄めでじっとこちらを見ている。 能力は魔法能力。主に折り紙を使ったオプション攻撃を扱う。 我流なので、同じ魔法を使う魔界人は他にいない。 巨大な紙飛行機に乗って飛んだり、動物を折って戦わせたりと用途は様々。 非常に応用の効く魔法と言えるだろう。 その武器として使う折り紙は、彼女自身が事前に折っている。 魔力の節約も兼ねているが、実際は彼女が折り紙を折るのが好きなのが主な理由らしい。 またダメージを受けた際、血液を溶解液に変えて反撃する魔法も使う。 いつも笑っているので感情も読めず、魔界人達の間では気味悪がられているそうだ。 ・アリス 七色魔法を使う程度の能力 神綺に創られた第4世代魔界人。栗鼠をモチーフに創られている。 他の魔界人と違い、神綺オリジナルではない。 幼くして死んだ人間の少女の魂を、神綺が魔界人として蘇らせた者である。 生まれつき膨大な魔力を持っており、幼少期にして許容量は通常値の数十倍。 魔法学校時代も様々な魔法を覚え、その類い稀なる才能を発揮していた。 また神綺にとっても上記の理由から特別な存在であり、他の魔界人以上に愛されて育てられている。 しかしアリス本人は、その環境をよく思っていなかった。 そして様々な魔法を極めたある日、彼女は魔界を出て行く事を神綺に告げる。 最初は神綺も反対していたが、彼女の気持ちが変わらない事を知ると七色魔法を授けて涙ながらに送り出した。 以降は幻想郷で彼女の夢だった人形遣いとして暮らしている。 彼女にとって幻想郷での生活は、とても満足のいくもののようだ。 お茶会を開いたりチェスが好きだったりと、かなりオシャレな趣味をしている。 戦いでも優雅さを第一にしており、まず本気を出す事はない。 常に気品を保ち余裕を持って立ち振る舞う事が、彼女にとっての美徳なのだ。そこ、オサレって言うな。 能力は魔法能力。最上級魔法を七つも操る。 具体的に言えば攻撃強化の赤魔法、分身生成の橙魔法、魔力還元の黄色魔法、機動力強化の緑魔法 浄化能力の水色魔法、蘇生能力の青魔法、召喚能力の紫魔法の七種類を使用可能。 どれも各系統の最強クラス魔法だ。 だが彼女本人は、自分の美徳と合わないと言って滅多に使いたがらない。 普段の武器は彼女自身が作った、とても愛らしい人形達なのである。 他人には無関心。常に本気を出さない。心の余裕こそが美徳。 公式設定から考えたつもりなのに、妙にオリジナル感があるのは何故なのか。 ちなみに七色魔法の元ネタは『アリス』。青は簡単に分かると思う。黄色はアレンジし過ぎて分かる人がいるかどうか。 ・ユキ 火属性魔法を使う程度の能力 神綺に創られた第4世代魔界人。エリマキトカゲをモチーフに創られている。 魔法学校では気合いと根性で、様々な問題を乗り越えて来た。 兎に角熱い。魔界一熱い。そして暑苦しい。 何事も気合いと根性で挑む。理屈なんて関係ない。気持ちの問題。気持ちが負けなければ何でも出来る。 絶対に諦めない。積極的にポジティブに頑張る。諦めない気持ちが成功を生む。だから立ち止まったりしない。 要するに暑苦しい性格なのである。その熱さも努力が報われると信じているからこそ。 マイにも頻繁に熱くなる事を進めている。ただしあまり効果はない。 能力は魔法能力。主に火炎弾幕を扱う。 その攻撃は驚く程ストレート。バウンドする以外は、極めて普通の火炎弾。 しかしその火力と弾数は凄まじく、シンプルとは言え容易く突破出来る攻撃ではない。 小細工が苦手な彼女らしい、単純かつ力押しなパワー弾幕となっている。 無数の火炎弾が武器なのだが、他に出来る事は極端に少ない。 自身が炎を纏って突っ込む事もあるが、それ以外の魔法は使えないという不器用っぷり。 だが彼女自身は気にしておらず、攻撃魔法に特化する道を堂々と進んでいる。 マイにももっと頑張ってくれないかなと思っているが、彼女の多才さは多才さで認めているようだ。 ・マイ 水属性魔法を使う程度の能力 神綺に創られた第4世代魔界人。白鳥をモチーフに創られている。 魔界学校では、その天才っぷりで首席で卒業した。 自分より下の者と関わっても自分のメリットにならないと考えている為、他人と関わりたがらない。 関わったとしても、一言二言で話を終わらせてしまう。 その為、周りからはミステリアスに見られている。 冷静沈着で、物事を損得で判断している。能力はすべて才能で決まると考え、それ以外は信用していない。 ユキから頻繁に努力する事を進められている。ただし努力が報われると信じていないので、努力する事はないだろう。 能力は魔法能力。主に氷結弾幕を扱う。 その攻撃は非常に多彩。冷凍光線から羽根を凍らせた刃、更には卵型の爆弾弾幕まで操る。 また戦法も極めて特殊であり、冷凍光線で作った壁で押し潰すなどの戦術を使用。 高い計算能力を活かした、確実に相手を仕留める戦い方を得意とする。 武器は攻撃の種類の豊富さもそうだが、本人曰く頭脳こそが最大の武器。 素早く相手の力量を計り、敵わない相手とは戦わないのが賢いやり方なのだそうだ。 ユキの事を足手纏いなどと言って、馬鹿にしているところがある。 一方でユキには努力の才能があると考えており、実力も認めてはいるようだ。 ・夢子 金属性魔法を使う程度の能力 神綺に創られた第1世代魔界人。針鼠をモチーフに創られている。 創った神綺が最強クラスと言うように、文武両道才色兼備。 あらゆる事をそつなくこなす、魔界人の中でも有数の万能さを誇る。 魔界学校創立前の魔界人ではあるが、教養もあり臨時教師を任される事も。 普段は神綺のメイドとして、家事全般を担当している。 メイドをしている事もあって、妹思いの面倒見のいい性格。 しかし完璧主義で潔癖症。下品な事をすると凄く怒る。 能力は魔法能力。主に刃物の生成魔法を扱う。 無数の剣を生成し、戦場に突き立て使用する戦法を取る。 突き立てた剣は握った際、好きな形状に生成し直す事が可能。 これにより振られるまで武器の性質が分からない、特殊な斬撃を放つ事が出来るのだ。 同じ事を他人がやろうとしても、普通は自分の得意武器に生成してしまう。 だが彼女は様々な武器の扱いに長けている為、剣以外にも槍斧刀鎌矛弓手裏剣などを華麗に使いこなす。 万能に戦える彼女だからこそ、存分に発揮出来る能力と言えるだろう。 ちなみに戦い方の元ネタは、某ゲームではなく某マンガ。生成能力のせいで紛らわしいが一応。 ・神綺 ありとあらゆるものを創り変える程度の能力 魔界に住む神。サリエルと共に魔界を創設した。 その正体は太古の昔、世界を支配していた神々の一柱と言われている。 現在神々の世界に住んでいる神と戦い、敗北して闇の世界に追われたとされるが あまりにも古すぎる話の為、当時を知る者も少なく確証は得られていない。 判明しているもっとも古い話はサリエルと出会った時で その際、皆が平和に暮らせる世界を創ろうとサリエルと話し意気投合。魔界創設へと踏み切る。 そして魔界創設の先駆けとして、サリエルの子としてザラキエルを生み出したのが彼女だ。 ザラキエルはサリエルの一部を創り変えて生み出されており、結果的にサリエルとは血の繋がった親子となっている。 しかしザラキエルは人間に殺されてしまい、サリエルも心に深い傷を負ってしまった。 その出来事から彼女は魔法の扱いに特化した、戦闘力の高い種族を魔界の住人として創る事を決める。 それが後に魔界人と呼ばれる種族の誕生の瞬間だった。 当時の魔界人は人間に殺されない事を重点に創られている為、戦闘能力が高く仮に第1世代魔界人と呼ばれる。 だがそんな魔界人の間で悪堕ちが起きるようになると、戦闘能力の高さが逆に脅威を生み出す結果になってしまった。 これに頭を抱えた彼女は、直接的な攻撃能力ではなく特殊能力に特化した魔界人を創り始める。 それが第2世代魔界人だった。 しかし悪堕ちは相変わらず治まらず、被害は年々増加するばかり。 すると彼女は戦闘ではなく、それ以外の分野に適した魔界人を創り始めた。後の第3世代魔界人である。 悪堕ちの原因が力を求めた結果だと知り、力以外の点を磨いてほしいと願って生み出した者達だが それでも悪堕ちは発生し続け、大量の悪魔が魔界中に蔓延るようになってしまった。 それらをどうにかするべく彼女は、サリエルに魔界警察隊を組ませ悪魔の取り締まりを行う。 そして悪魔の数を減らし精神的にも余裕が出来た時に創られたのが、バランスのいい能力を持つ第4世代魔界人である。 この頃になると余裕が出来た為、外の世界の様子にも興味を示すようになり度々魔界から現世を覗いていた。 そんなある日、不幸な死を遂げた少女の存在を知ってしまう。 彼女はその少女の境遇に甚く同情し、その魂をサリエルに回収させ魔界人として生き返らせた。 魔界人として生き返った少女はアリスと名付けられ、彼女とサリエルの惜しみない愛情を受けて元気に育つ。 その生活の中で彼女は魔界人を無闇に生み出していった事が、そもそもの間違いだったと知る事になる。 それ以降は新たな魔界人は生み出してはいない。 そしてアリスが魔界を出て行くまでの間、予想外の行動を取るアリスに振り回されながらも楽しく暮らした。 能力はかなり特殊かつ強力。ただし効果があるのは、彼女が直接触ったもののみ。 その上戦闘能力も神としては高くなく武器も持たない為、能力の発動条件が満たせない相手にはてんで弱い。 故に全員がとんでもない身体能力を持ち、更に幻月に至ってはそもそも触れない為三幻想との相性は最悪である。 彼女の魔力によって魔界の都市機能が動いているので、魔界から出られず三幻想編では未登場。 だが彼女の存在が話の裏で大きな意味を持っているのは、上記の理由からも明らかだろう。 ・ザラキエル 夢を司る程度の能力 神綺の能力とサリエルの一部から生まれた天使。サリエルが自分の名前から名付けた。 元々魔界創設の先駆けとして創られた、言ってしまえば魔界人のプロトタイプのような存在である。 神綺とサリエルに人間を愛し、人間の為に動く事を教え込まされて育つ。 その教育の結果、まだ見ぬ人間に強い理想を抱くようになった。 しかし彼女の人間に会いたいという強い願望が、こっそり人間に会いに行くという行動を取らせてしまう。 そして村にやって来て人間の為に力を使うが、欲に駆られた人間の手により倉庫に監禁されてしまった。 彼女はずっと信じていた自分の理想の中の人間と、自分を襲った人間との差を受け入れられず発狂してしまう。 やがて幼い彼女の精神は人間を愛する感情と真実を知った絶望の間で揺れ、崩壊してしまった。 その後、人間に殺された際に人間の欲望から発生した邪気と砕け散った魂が融合。 幻月と夢月という、二つの存在へと変化してしまった。 能力は人の夢を覗き見て願いを知り、その願いを叶える特殊な能力。 本来は他者の為に使われる能力だったが、幻月と夢月に分かれた後はそれぞれ見る能力と叶える能力に分裂。 二人の説明で話した通り、他者を苦しめる為に使われるようになってしまった。 ちなみに彼女を殺した人間達は、幻月と夢月により皆殺しにされている。 更にその魂を一人残らず喰らい尽くす事で、二人は悪魔となった。 彼女の死と変貌は、サリエルの強いトラウマとなっている。 だが同時に彼女ともう一度、家族に戻れる日が来る事を望んでいるそうだ。 ・アイツ 夢幻世界を移動する程度の能力 夢幻世界に現れる人間らしい。 夢の中を通じて、夢幻世界に入って来るらしい。 里香と髪形が似ているらしい。 幻月が戦った人間の中で1番強いらしい。 夢の中で幻月と戦うらしい。 毎回戦ってる訳でもないらしい。 仲はいいらしい。 でも殺し合うらしい。 能力は扉を作って夢幻世界の空間の中を繋げて、移動する事らしい。 本来侵入の難しい空間にも、能力で移動して来るらしい。 武器は包丁らしい。 幻月を刺し殺すらしい。 でも夢の中なんで、すぐに復活するらしい。 幻月も彼女を閉鎖空間に閉じ込めたりするらしい。 でもその空間からも脱出してしまうらしい。 何者なのかは分かる人には分かるらしい。 夢幻世界の元ネタと一緒だが、あちらはアレンジしているので分かり辛いらしい。 彼女の正体は夢幻世界の幻月と、大きな関わりがあるらしい。 情報源が夢の中の話なので、明確な事は何も分からない。らしい。 夢幻世界と夢幻妖怪 幻月と夢月によって創り出された、人々の夢が集まる世界。 作中では幻想郷が舞台なので出て来ないが、無駄に設定を考えてしまったんで少し書いておく。 夢幻世界は大まかに言えば、巨大な円錐のような形をしている。 入口は上から2番目にあたる第一階層にあり、下に第二第三第四と続く。 最上階には幻月と夢月が住む塔があって、それ以外は夢幻妖怪の住み家となっているようだ。 各階層内にはいくつかの空間が存在し、階層同士は四つの回廊が繋いでいる。 階層間の移動はこの回廊を使う事となるが、回廊は各階層ごとにロックされており最初は第二階層までしか通れない。 ロックを解除するにはその階層内を移動して、回廊の反対側に出るしかないので各地を移動する事になるだろう。 また空間同士で繋がっていて下の階層に行ける場所もあれば、階層を突き抜けている空間もある。 ただし空間そのものが歪んでいる為、下に向かえば下の階層に行ける訳ではないので注意が必要だ。 各空間にはそこを支配している夢幻妖怪が存在している。 支配者である夢幻妖怪は空間内の他の夢幻妖怪を従えており、空間自体にも影響を及ぼしているようだ。 この夢幻妖怪は夢月が創り出した者を幻月が改造した者で、別の世界の誰かに似た姿をしている。 幻月は気まぐれでたまに改造するだけな為、個体数は少なく従っている夢幻妖怪は大体未改造な純夢月産だ。 戦闘能力としても純夢月産を大きく上回るので、純夢月産は幻月に改造してもらう事を夢見て頑張ってるとか。 ちなみに幻月に改造されたボス夢幻妖怪は、現実世界にも実体化して現れる事が出来る。 その時は邪気で体を構成している為、シルエットのような姿になるのだが。 最上階に入るには、このボス夢幻妖怪達を倒す必要がある。 すべての夢幻妖怪を倒せる者でないと、相手をしても退屈なだけという幻月の考えかららしい。 また夢幻妖怪を倒すと、特殊な弾幕が使えるようになるとかならないとか。 夢幻妖怪には弱点がある者が多いので、上手く使えば有利になったりならなかったり。 そういう訳で此処から先は、その夢幻世界とボス夢幻妖怪の話になる。 興味のない人は、やはり回れ右推進。もしくは飛ばして次の項目へ。 なお此処に載っているのが夢幻世界のすべてではない。 明らかになっていない空間もあるし、集まった夢や欲望が新たな空間を生み出し続けているのだ。 第一階層 ・エントランスエリア 夢幻世界に入った者が最初に辿り着くエリア。 殺風景なエリアで、回廊の入口以外は何もない。 此処から各回廊を通って、階下層へ向かう事となる。 このエリアを支配している者はいない。 ただすべての夢幻妖怪を倒すと、最上階への入口と共に侵入者をコピーした夢幻妖怪が現れる。 こちらの動きを真似た、様々な攻撃で戦う。弱点はなし。 回廊 ・地下回廊 薄暗い建造物の地下のような回廊。 壁のライトを頼りに鉄の洞窟を進んでいく。 倉庫のような場所もあって、様々な薬品が置かれている。 奥に進むと宇宙船のような物があり、何処かへ薬品を運んでいるようだ。 第一〜二階層間はエントランスエリア 第二〜三階層間はデパートエリア 第三〜四階層間はネオンエリアから入れる。 このエリアを支配しているのは抑圧の夢幻妖怪、ワンドだ。 元々は小柄ながら、薬を使って肉体を強化している。 配下に材料を集めさせて、大量の薬物を作っているようだ。 最深部にある宇宙船のような物の中で待ち構えており、侵入者を泥棒だと思って襲いかかって来る。 強化された肉体を活かした、槌を振り回すパワフルな攻撃が得意。 弱点は氷。薬の効果を鈍らせ、力を抑える事が出来る。 ・ブロック回廊 色とりどりのブロックが並ぶ回廊。 穴の開いたブロックの中を通りながら進んでいく。 ブロックで出来た列車が走っている場所もあり、上に乗って進む箇所もある。 奥に進むとまるで迷路のような空間が広がり、侵入者を惑わせる仕掛けとなっているようだ。 第一〜二階層間はエントランスエリア 第二〜三階層間は浅瀬エリア 第三〜四階層間は湖エリアから入れる。 このエリアを支配しているのは悦楽の夢幻妖怪、カップだ。 いつも大女と小柄な少女の二人一組で行動している。 ある夢幻妖怪を好いていて、配下に彼女の物を集めさせているようだ。 迷路の出口で待ち構えており、彼女達の愛する者を傷付ける可能性のある侵入者を倒そうと襲いかかって来る。 二人である事を活かした、コンビネーション攻撃が得意。 弱点は共に水。片方の動きを封じれば、タッグ攻撃を止める事が出来る。 ・樹海回廊 無数の木々に覆われた樹海の回廊。 薄暗い森の中を進んでいく。 中には真っ暗な場所もあって、暗闇の中で光る無数の瞳が道標となる。 奥に進むと舗装された道に出て、そこでは頻繁に車が走っているようだ。 第一〜二階層間はエントランスエリア 第二〜三階層間は森エリア 第三〜四階層間は白黒エリアから入れる。 このエリアを支配しているのは執着の夢幻妖怪、コインだ。 頭にキノコを生やしており、長い舌を持っている。 特に目的は持っておらず、樹海の中を気儘に遊び回っているようだ。 最深部の空間の裂け目の前で待ち構えており、自分の遊び場を荒らす侵入者に襲いかかって来る。 無動作からの突進など、動きの読み辛い攻撃が得意。 弱点は炎。頭のキノコを狙えば、大きなダメージを期待出来る。 ・タイル回廊 宙に浮かぶ市松模様のタイルで出来た回廊。 不安定な足場の上を進んでいく。 足場が動く場所もあって、踏み外さないよう注意が必要。 奥に進むと巨大な図書館もあり、無数の楽譜が保管されているようだ。 第一〜二階層間はエントランスエリア 第三〜四階層間はネオンエリアから入れるが 第二〜三階層間には直接行けるエリアがない為、第三〜四階層間から上がって来なければならない。 このエリアを支配しているのは断絶の夢幻妖怪、ソードだ。 頭が二つあり、それぞれ独立した思考を持っている。 演奏が大好きで、配下に毎日無理矢理聴かせているようだ。 図書館を抜けた先にある開けた場所で待ち構えており、侵入者に自分の演奏を聴かせるべく襲いかかって来る。 彼女とは飛んで来た音波攻撃を、対応した攻撃で撥ね返すという特殊なルールで戦う。 弱点は風。発動させたタイミングに飛んで来ている攻撃を、すべて撥ね返す事が出来る。 第二階層 ・デパートエリア 巨大な建造物の中のエリア。 各階層を突破しながら、最上階へと進んでいく。 支配している夢幻妖怪の影響で、デパートといいながら中はカジノや図書館になっている。 最上階まで進むと、青い壁に囲まれた謎の空間へと辿り着く。 此処へは地下回廊の第一〜二階層間から入れる。 このエリアを支配しているのは軽率の夢幻妖怪、ザ・フールだ。 四枚の羽を持ち、リボルバーやチップを持ち歩いている。 自分の支配地を増やすにはどうしたらいいものかと、幻月に取り入る方法を考えているようだ。 最上階の休憩所のような場所で待ち構えており、侵入者が自分の空間に入り込んだ事が不愉快だと襲いかかって来る。 相手の攻撃の届かない上空から攻撃し、動きを制限したところに急降下して攻撃する戦い方が得意。 弱点は水。突っ込んで来たところにカウンターを叩き込めば、大ダメージを与える事が出来る。 ・浅瀬エリア 全体に水が張っているエリア。 足場の悪い浅瀬の中を進んでいく。 奥には巨大な山があり、滝が何層にもなって流れ落ちている。 高く聳えるこの山を登って行く事で、このエリアの最深部に進めるようだ。 此処へはブロック回廊の第一〜二階層間から入れる。 このエリアを支配しているのは葛藤の夢幻妖怪、ザ・チャリオッツだ。 巨大な剣と盾を持ち、剣術に長けている。 心の中のどうしようもない感情を振り払う為、いつも山の上で修行しているようだ。 滝の最上部で待ち構えており、誰かと剣を交える事で気持ちが晴れるかもと侵入者に襲いかかって来る。 盾で攻撃を防ぎ剣で反撃を行う、攻防一体の戦術が得意。 弱点は木。盾を貫通して、攻撃を当てる事が出来る。 ・森エリア 暗く広大な森林のエリア。 どこまでも続くかのような森の中を進んでいく。 全体的に幽霊の夢幻妖怪が多く、あちらこちらで見かける事になる。 また同じ景色が続く為、非常に迷子になりやすい。 此処へは樹海回廊の第一〜二階層間から入れる。 このエリアを支配しているのは浪費の夢幻妖怪、テンパランスだ。 頑丈な体を持ち、幽霊達を統率している。 配下に食料を集めさせては、片っ端から喰い尽くしているようだ。 森の奥地にある広場で待ち構えており、食後の運動と称して侵入者に襲いかかって来る。 死蝶と要石を使った、タイプの違う二種類の攻撃が得意。 弱点は炎。地獄の業火なら、一気に体力を削り取る事が出来る。 ・研究所エリア 怪しげな装置が大量に並んだエリア。 数字が表示されている電光掲示板をバックに進んでいく。 様々な小部屋があり、夢幻妖怪が大量に入れられた部屋などが存在する。 無数のベッドが並んだ部屋もあったり、処刑部屋と見られる不気味な場所も。 此処へはタイル回廊の第一〜二階層間から入れるが、そちらはボス夢幻妖怪を倒すまで行き止まりになっている。 エリア内を探索するには他のエリアとは逆に、第二〜三階層間側から入って来なければならない。 このエリアを支配しているのは創生の夢幻妖怪、ザ・サンだ。 薬の生成が得意で、自身を天才と称している。 配下を実験台に強力な夢幻妖怪を創り出そうと、日夜研究を積み重ねているようだ。 自身の創った上下する5つの脳髄の上で待ち構えており、研究の成果を試す為に侵入者に襲いかかって来る。 放った矢の後に遅れて発生する弾幕を使った、時間差攻撃が得意。 弱点はなし。ただし足場の脳髄に特殊弾幕を撃ち込む事で、上下移動を暫く止める事が出来る。 第三階層 ・摩天楼エリア 大都会を眼下に見下ろす絶景のエリア。 このエリアのみ、横シューティング風に進んでいく。 高度が下がる場面では、高速道路やモノレールや電車とニアミスしたりする。 また背景の大都会の中にはデパートエリア、ネオンエリア、大空洞エリアに該当する建物も見えたり。 此処へはデパートエリアから入れる。 このエリアを支配しているのは未熟の夢幻妖怪、ジ・エンペラーだ。 ヒポグリフと、それに跨る乗り手のコンビで行動している。 大勢の配下を引き連れて、大都会の空を飛び回って遊んでいるようだ。 配下を撃ち落としていると行く手に現れ、配下を倒すだけの実力のある侵入者を撃退する為に襲いかかって来る。 道中同様彼女とは、横シューティングのルールで戦う。 弱点は風。敵の放った小型ミサイルを巻き込んで、相手にぶつける事が出来る。 ちなみにこのエリアは此処が終点。 ボス夢幻妖怪撃破後は、エントランスエリアに戻される。 ・雪原エリア 見渡す限り銀世界のエリア。 猛吹雪の視界の悪い中を進んでいく。 辺り一面真っ白なので、かまくらや木を目印にしていきたい。 また雪の中に隠れている夢幻妖怪もいるので油断は禁物。 此処へは浅瀬エリアから入れる。 このエリアを支配しているのは怠惰の夢幻妖怪、ジ・エンプレスだ。 無数の赤子を体から生やした特徴的な姿をしている。 配下にエリアの管理を任せて、本人はこの大寒波の中で眠っているようだ。 雪原の奥地で眠っており、侵入者に眠りを邪魔されると追い払うべく襲いかかって来る。 相手を凍り付かせて動きを封じ、寒さでじわじわ体力を奪う戦法が得意。 弱点は音。赤子のせいで直接狙いにくい本体に、貫通してダメージを与える事が出来る。 ちなみにこのエリアは此処が終点。 ボス夢幻妖怪撃破後は、エントランスエリアに戻される。 ・ネオンエリア 煌びやかなネオンに照らされた大都会のエリア。 ビルの屋根を乗り継いで進んでいく。 飛び移る際は、うっかり足を踏み外さないように気を付けたい。 またネオンの前にあるものは、すべてシルエットになるので不意打ちにも注意が必要だ。 此処へは地下回廊の第二〜三階層間から入れる。 このエリアを支配しているのは虚栄の夢幻妖怪、ザ・ハイエロファントだ。 両腕に鱗がびっしりと生えていて、オシャレに帽子を被っている。 毎晩、配下を巻き込んで踊り明かしているようだ。 ミラーボールのあるステージで待ち構えており、このエリアを授けてくれた幻月の為にと侵入者に襲いかかって来る。 円を描くような軌道で飛ぶ、特殊な雷撃弾を扱うのが得意。 弱点は木。強力な一撃で、彼女の踊りを中断させる事が出来る。 ・小屋エリア 森の中に建つ小さな家屋のエリア。 階段を下り地下に広がる迷宮の中を進んでいく。 迷宮内は凍り付いており、足場は滑りやすくなっている。 夢幻妖怪も大量に住み付いている為、慎重な行動を心がけたい。 此処へはブロック回廊の第二〜三階層間から入れる。 このエリアを支配しているのは喪失の夢幻妖怪、デスだ。 高い妖力を持ち、妖精のような姿をしている。 大量の配下を従えていて、迷宮を氷で閉ざし配下を他の夢幻妖怪から守っているようだ。 迷宮の最深部で待ち構えており、侵入者に倒された配下の仇を討つ為に襲いかかって来る。 自身を氷で包み込み、辺り一帯に放つ冷凍攻撃が得意。 弱点は音。氷で守られた本体を、直接攻撃する事が出来る。 ・廃墟エリア 大量の瓦礫や廃材が積み上げられたエリア。 外の世界を思わせるような瓦礫を避けて進んでいく。 エリア内では重力異常が起きており、大量の瓦礫が宙に浮いている。 最深部近くでは浮いている瓦礫を上手に足場にして、廃墟の出口を目指す事となるだろう。 此処へは樹海回廊の第二〜三階層間から入れる。 このエリアを支配しているのは激情の夢幻妖怪、ザ・ハイプリスティスだ。 高い科学力を持ち、数々の機械武器を身に付けている。 配下に自分の発明品を自慢しており、配下が褒めないと不機嫌になるようだ。 廃墟内を走る電車に飛び乗った侵入者の行く手に現れ、自分の支配地を突破した事に腹を立てて襲いかかって来る。 電車と平行して高速で飛びながら、科学魔法を駆使して戦うのが得意。 弱点は木。ロケットエンジンに虫を詰まらせる事で、相手の飛行速度を落とし攻撃射程から逃げる事が出来る。 ・蝋燭エリア 無数の蝋燭が闇を照らすエリア。 夜闇の中を蝋燭を頼りに進んでいく。 どうやら海辺らしく、時々波の音が聞こえて来る。 また奥へ進むごとに闇は濃さを増していき、最深部近くになると蝋燭のすぐ傍しか見る事は出来ない。 此処へはタイル回廊の第二〜三階層間から入れる。 このエリアを支配しているのは希望の夢幻妖怪、ザ・スターだ。 巨大な大蟹の体に、人型の本体がくっついている。 自身の作り出した擬似餌と暮らすのが好きで、それ以外の事には興味がないようだ。 真っ暗な海辺の洞窟の中で待ち構えており、侵入者を自分を狙って来た敵と考え襲いかかって来る。 本体は守りに徹し、攻撃は作り出した擬似餌に任せる戦い方が得意。 弱点は氷。擬似餌を凍らせる事で、唯一攻撃が効く本体に集中する事が出来る。 ・目玉エリア 眼球や人の腕や脚が大量に転がるエリア。 地面に敷き詰められた目玉の上を、腕や脚を足場代わりに進んでいく。 空には蜘蛛の糸が張り巡らされており、糸に繋がれた目玉を足場にする場所もある。 最深部が近付くと背景を夥しい量の蜘蛛が移動したりと、気持ち悪い事この上ないエリア。 此処へは蝋燭エリアから入れる。 このエリアを支配しているのは束縛の夢幻妖怪、ザ・デビルだ。 下半身が蜘蛛の特徴的な姿をしている。 近くにいるが何処にもいない者を探していて、配下にも捜索させているようだ。 最深部にある巨大な蜘蛛の巣で待ち構えており、探し人が見つからないのは侵入者のせいだと考え襲いかかって来る。 結晶で防御と攻撃を行いつつ、子蜘蛛に襲わせる戦法が得意。 弱点は氷。子蜘蛛を凍らせ、更に結晶も破壊出来る。 ・電車エリア 第三階層内を爆走し続けている電車の内部。 エリアと言っても空間らしい空間は樹海回廊にある駅のみで、この空間では走り続ける電車の車両を進んでいく。 第三階層内を走り回っているので、他の空間の影響を受けイベントが発生する。 その内容は急に暗くなったり床が凍り始めたり、窓ガラスを突き破って子蜘蛛が入り込んだりなど様々だ。 上記の通り、此処へは樹海回廊の第二〜三階層間から入れる。 この電車を支配しているのは強行の夢幻妖怪、ストレングスだ。 体が腐敗し始めており、思考能力が低下している。 目的地も思い出せないまま電車を走らせ、ただ第三階層内をぐるぐると暴走させているようだ。 先頭車両で待ち構えており、何処かへ行かなければならないという自身の使命を邪魔する侵入者に襲いかかって来る。 数回倒されても立ち上がる丈夫さを活かして、ひたすら相手を追い掛け続ける持久戦が得意。 弱点は土。強力な一撃で叩き潰し、少しの間動きを止める事が出来る。 第四階層 ・荒野エリア ゼンマイのような物が生えた、だだっ広いエリア。 最初は廃墟を抜けた先の庭園を通り、長い階段を降りてようやく荒野に到着。 そこから更に荒野を進み続けるという、夢幻世界一広大なエリアとなっている。 またこのエリアは夢幻妖怪も多く、あちらこちらに様々な夢幻妖怪が住み付いているようだ。 上記の通り、此処へは廃墟エリアから入れる。 このエリアを支配している者はいない。 ただ夢幻世界を旅する者の前に、ある者が警告する為に現れるそうだ。 荒野内に作られたライヴステージで待ち構えており、すぐに引き返すように言い断った侵入者に襲いかかって来る。 広範囲に広がっていき、壁に当たると反響する音波弾幕を扱うのが得意。 弱点は風。戦場に広がる音波弾幕を、一掃する事が出来る。 ・集落エリア 家屋の建ち並ぶ町のエリア。 フェンスに囲まれた集落の中を進んでいく。 暫く進むとやがて学校に辿り着き、今度は校舎の中を進む事になる。 学校内には罵倒が書かれた張り紙が大量に張られており、校舎自体もかなり荒れ果てているようだ。 此処へは荒野エリアから入れる。 このエリアを支配しているのは徒労の夢幻妖怪、ザ・ハングドマンだ。 下半身が蛇の特徴的な姿をしている。 夢幻妖怪の中では大人しい方だが、時々正気を失って暴れ配下を巻き込んでいるようだ。 とある教室で待ち構えており、錯乱状態に陥ったまま襲いかかって来る。 姿を消しての突進や、鎌鼬による攻撃が得意。 弱点は水。天井を這い回っている時に当てれば、叩き落とす事が出来る。 ・大陸エリア 一つの大陸がミニチュア化されたエリア。 小さな山や海を越えて進んでいく。 大きさが大きさな為、島全体を移動しているがそれ程広くない。 一方で大陸はまるで滅亡寸前のように荒れており、火山が噴火し大地が裂けていて酷い有様のようだ。 此処へは小屋エリアと集落エリアから入れ、どちらから入ったかで島を進む方向が異なる。 このエリアを支配しているのは誤算の夢幻妖怪、ホイール・オブ・フォーチュンだ。 巨大で6本腕と羽の生えた特徴的な姿をしている。 大陸を荒らし回っており、配下も何も破壊し尽くしているようだ。 火山口付近で待ち構えており、侵入者の命を奪うべく襲いかかって来る。 彼女とは攻撃を誘導し火山口を攻撃させる事で、引き起こした噴火でダメージを与えるという特殊なルールで戦う。 直接攻撃は効かないので、弱点もない。 ・神殿エリア 完全なる闇で覆われたエリア。 夢幻妖怪が溢れる神殿内を進んでいく。 このエリアは最初は自分の位置も分からない程に真っ暗であり、先に蝋燭エリアを攻略し明かりを灯す必要がある。 エリア内は無数の罠が仕掛けられた神殿となっていて、夢幻妖怪と罠の組み合わせが侵入者の大きな障害となるだろう。 此処へは荒野エリアから入れる。 このエリアを支配しているのは凶兆の夢幻妖怪、ジャッジメントだ。 5つの目玉を操り、美しい金髪を腰まで伸ばしている。 エリアを配下の自由にさせていて、自分は神殿の奥深くで闇を操りエリア全体を覆い隠しているようだ。 サリエルを模したステンドグラスの前で待ち構えており、侵入者の実力を見極める為に襲いかかって来る。 相手の攻撃に反応して闇に消えてかわし、出現と同時に攻撃を仕掛ける戦法が得意。 弱点はなし。ただし特殊弾幕による攻撃に対しては、回避行動を取らない。 ・火星エリア マグマが煮え滾る惑星のエリア。 星全体がマグマに覆われている危険地帯を進んでいく。 足場は墜落した戦闘機や、マグマから僅かに出ている大地しかなく危険。 マグマに完全に沈んでいる部分は、戦闘機を足場に越えて行く。 此処へは地下回廊の第三〜四階層間から入れる。 このエリアを支配しているのは疑心の夢幻妖怪、ザ・ムーンだ。 体の半分が機械で出来ていて、思考回路も機械のそれである。 配下に戦闘機を操縦させ、誰も住めないこの空間を警備しているようだ。 マグマに浸かったSLに着地すると何処からともなく現れ、侵入者を排除する為に襲いかかって来る。 弾幕の高速射出と、状況に合わせて変形するのが得意。 弱点は土。結晶で撃ち出された弾幕を弾き返し、自滅させる事が出来る。 ちなみにこのエリアは此処が終点。 ボス夢幻妖怪撃破後は、エントランスエリアに戻される。 ・沼地エリア ドロドロとした湿地帯のエリア。 沼に架かる桟橋の上を進んでいく。 沼からは穴だらけの腕が伸びており、捕まれば引き摺り込まれ二度と上がって来る事は出来ない。 また最深部が近付くと桟橋が崩壊し始め、桟橋を急いで進まなければ沼に放り出されてしまう場面も。 此処へは電車エリアから入れる。 このエリアを支配しているのは破滅の夢幻妖怪、ザ・タワーだ。 腕が巨大な鰐の特徴的な姿をしている。 配下であろうと何だろうと、空腹時には見境なく食べてしまうようだ。 沼の中央にある孤島で待ち構えており、侵入者を喰らおうと襲いかかって来る。 腕を振り回しての攻撃と、高火力の熱線攻撃が得意。 弱点は炎。口に放り込めば、硬い皮を無視してダメージを与える事が出来る。 ちなみにこのエリアは此処が終点。 ボス夢幻妖怪撃破後は、エントランスエリアに戻される。 ・地獄エリア 血のように真っ赤な渓谷のエリア。 断崖の下の岩場を進んでいく。 景色がずっと変わらず迷いやすい為、実際の広さ以上に広く感じる。 またこのエリアは夢幻妖怪も多く、あちらこちらに様々な夢幻妖怪が住み付いているようだ。 此処へは目玉エリアから入れる。 このエリアを支配している者はいない。 ただ夢幻世界を旅する者の前に、ある者が警告する為に現れるそうだ。 地獄内に作られた和風家屋の前で待ち構えており、すぐに引き返すように言い断った侵入者に襲いかかって来る。 瞬間移動や幻術を駆使した、多種多様な攻撃が得意。 弱点は土。上手く当てれば乗り物を壊し、暫くの間瞬間移動を封じる事が出来る。 ・湖エリア 底が見えない程深い湖のエリア。 湖に架かる桟橋の上を進んでいく。 桟橋の周りには水中から街灯が飛び出しており、薄暗い湖を照らしている。 また途中、ボートに乗って移動する場面も存在し転落死には細心の注意を心がけたい。 此処へは地獄エリアから入れる。 このエリアを支配しているのは孤独の夢幻妖怪、ザ・ハーミットだ。 翼と6本の腕を持ち、異常なまでに白い肌をしている。 何処とも繋がっていない孤立した桟橋の上で、配下すら拒んで一人でいるようだ。 その孤立した桟橋の上で生活しており、自分の住み家に入り込んだ侵入者を追い払おうと襲いかかって来る。 相手の行動を制限しつつ、近接戦闘を繰り広げるのが得意。 弱点は雷。行動制限の為の標識を、纏めて破壊する事が出来る。 ・下水道エリア 横に長く続く地下水道のエリア。 トロッコに乗って障害物をかわしながら進んでいく。 移動手段がトロッコなので、疾走感溢れるエリアとなっている。 ただし一瞬の判断ミスが命取りとなる為、最後の最後まで気が抜けないエリア。 此処へは湖エリアから入れる。 このエリアを支配しているのは不法の夢幻妖怪、ジャスティスだ。 背やら何やら大きく、いつも鎌を持ち歩いている。 強者と戦う事を生き甲斐にしており、配下を侵入者と戦わせ実力を計っているようだ。 遥か前方を走るトロッコの上で待ち構えており、追い付いて来た侵入者を強者と認め襲いかかって来る。 相手の様々な行動に反応する、強力なカウンター攻撃が得意。 弱点は音…と言いたいが雷。カウンター中以外なら怯ませられ、この攻撃にはカウンターも発動しない。 ちなみにこのエリアは此処が終点。 ボス夢幻妖怪撃破後は、エントランスエリアに戻される。 ・白黒エリア 色彩の消失したモノクロの平原のエリア。 落書きのような洞穴や柵を越えて進んでいく。 途中で川を下って地底に入っていき、地下遺跡の中を進む事になる。 遺跡を抜けると生首が飛び交う、色に赤が増えた通路を通って最深部を目指す。 此処へはブロック回廊の第三〜四階層間から入れる。 このエリアを支配しているのは誘惑の夢幻妖怪、ザ・ラヴァーズだ。 8本の触手を持つ特徴的な姿をしている。 配下を溺愛しており、エリア外に出る事を許していないようだ。 真っ黒な二層式の拷問部屋のような場所で待ち構えており、配下を傷付けた侵入者に襲いかかって来る。 地上の相手を引き摺り込んでの水中戦が得意。 弱点は雷。触手を痺れさせ、触手を使った攻撃を止める事が出来る。 ・大空洞エリア 高く聳えるビルに囲まれた縦穴のエリア。 空中を漂うブロックを乗り継いで進んでいく。 夢幻世界の中央に階層を突き破って存在しており、入るには相当な苦労をしなければならない。 縦穴の最上部には赤いクリスタルがあって、これを攻撃し天地を逆転させる事でボス夢幻妖怪を目指す。 此処へは樹海回廊の第三〜四階層間から入れる。 このエリアを支配しているのは混迷の夢幻妖怪、ザ・マジシャンだ。 人形を操るが、まだ小さい子供である。 配下と共に人形で遊んで、一日中過ごしているようだ。 天地逆転後の最下層で待ち構えており、侵入者を人形にするべく襲いかかって来る。 動き続ける不安定な足場に凍結弾幕を放って、転落死を狙う戦い方が得意。 弱点は音。足場の動きを変える際に始める詠唱中に放てば、詠唱を止める事が出来る。 ちなみにこのエリアは此処が終点。 ボス夢幻妖怪撃破後は、エントランスエリアに戻される。 最上階 ・幻月の塔 邪気で水没した丘の頂上にある、独特な色彩の塔。 夢幻世界を旅する者の目指すべき最終目的地だ。 星空に照らされたこの塔の中は、幻月によって人形やイラストが飾られている。 どれも彼女のセンスで可愛らしい装飾の為、見る人によっては不気味に感じるインテリアだ。 塔の中では今まで倒した夢幻妖怪達が、復活して待ち構えている。 具体的に言うと2Fではジ・エンペラー、ザ・ハイエロファント、ザ・デビル、ザ・ハングドマン ザ・ムーン、ザ・タワー、ザ・ラヴァーズ、ザ・マジシャン。 3Fではコイン、ソード、ザ・フール、ザ・チャリオッツ、デス、ザ・スター、ストレングス、ジャスティス。 4Fではワンド、カップ、テンパランス、ザ・サン、ジ・エンプレス、ザ・ハイプリスティス ホイール・オブ・フォーチュン、ジャッジメント、ザ・ハーミットと戦う。 更に5Fでは今まで見た事もないような、謎の四人組と戦う事になる。 彼女達四人は夢幻妖怪ではないのだが、幻月の味方であるらしい。 それらを退け最上階に辿り着くと、そこで待っているのは夢月と幻月との連戦。そして… Q&A ちょっとまとめのコメントに、いくつか答えてみようと思う。 少しでも作中の疑問が、解消されればいいなと思ってる。 全部に返す訳じゃないんで、載らなかった人はすまなんだ。 あとお褒めのコメントには、いつも励まされている。本当にありがとう。 『幻視の夜』 Q自分で躾もしないなんて、やっぱ姫様はニートだな。 A姫様は別に永琳に躾を押しつけてる訳ではない。  ただ永琳が何もやらせてくれないので、自然とそういうものだと思い込んでる。  永琳が万能過ぎるせいもあって、大体の事は永琳がやってしまっているが  月都万象展や盆栽の事もあるし姫様自身は、むしろいろんな事に手を出したいのだと思う。 Qこの場合、誰が悪いんだろうな。 Aコメント見てても読み手によって、解釈が分かれてるみたい。  作者的にはどっちもやり過ぎなんで、両方悪いってところだろうか。最終的に喧嘩両成敗だし。 『御柱の墓場』 Qヤンデレ入ってね? Aどちらかと言うと狂信者? 『天衣無縫』 Q元ネタはグレゴリーホラーショーか。 A正解。残り二つの亜空間ネタは分かるだろうか。 Qこれ、文が出てきたって事は亡霊を式の元にしてるって可能性は無い? A残念ながら違う。小町なんて最後まで生き残ってるし。ただ… Q幽香を洗脳したの旧作メンバーじゃね? Aこっちはこの話では関係ないけど、解釈次第では間違ってないんだよね。 『魔法少女達の百年祭』 Q神綺様がまた育てないんだな。 Aアリスは魔界の生活が嫌で、家出したとこがあるから。  神綺様なりにアリスの為を思っての行動なんだよ。 Qルナチャ死んでね? A今回出て来たのはリリー以外は、ただの妖精メイドだけ。約一名、まさかの再登場してるけど。 Qでもこの人の話にしては珍しく生存者が多かったな。 Aえっ!? そんな殺してばっかいたっけ!? Qここのレミリア、他のところでへたれてる性もあってかかなりかっこいいな。 Aいや、お嬢様にはカリスマキャラで居続けていてほしいなと思って。  ただし出ると、もれなく死ぬ。 Qこの話の主役は秋姉妹だな。 A 穣子「私達の秋に栄光あれ(ドヤッ」 静葉「秋姉妹の絆も永遠なれ(キリッ」 Q自分の中で、蓬莱人の定義が、音を立てて崩れた。 A蓬莱人って確か不変の存在だから、死んだ体と魂で蓬莱人になったらゾンビ化するんじゃないかなって思って。 『渡る者の途絶えた橋』 Q基本的にみんな仲間思いだったり、善良なんだよな……。 A性格の善し悪しや敵になったり味方になったりはあっても、本当に邪悪な存在なんてそうそういないのかもね。  もしそんな存在がいるとすれば、それは多分『人間』だと思う。 Qキャラ壊れすぎじゃね? A確かに別人になってるキャラもいるもんなぁ。いや、すまない。 『妖々跋扈』 Qてんこ本人は永遠にゲームの中でさまよってるの? AExactly(その通りでございます) Qいつの間にかこーりんに変わってたとかそういうことか? A三回目に発動した渦の範囲から霊夢が距離を取った時、実は範囲内に香霖いたんだ。  我武者羅に放った能力な為、その時たまたま範囲内にいた香霖に対して発動。  だから紫が被弾後に気を失ったのは、元々気絶していた香霖と入れ替わったせいなんだ。 Qギニューのボディーチェンジを想起した俺はスキマ送り。 A最初はそのつもりはなかったけど、スカウターっぽいの出してるんで言い訳は出来ない。 Q賢者タイムで全てを悟り、ハッピーエンドと予想。 Aそ の 発 想 は な か っ た。 『Reincarnation』 Q大人ルーミアか? Aエクストラっぽいエクストラのようなエクストラかもしれない合成ルーミア。  つまるところロリコンバイバイ。 Q魅魔様、狂った……て事あるかね? A正気。元々乱暴なだけ。祟り神だし。 Qてゐの薬は麻薬? AYES! YES! YES! YES! YES! Qなんか姫様がいい人に見えるんだが…。 A天然なだけで姫様はいい人だよ。 『Lunatic Princess』 Qすぐ死んだw Aこのゲームの攻略の鍵は知識と運。よって此処に明確な攻略法を書く事は出来ない。  なので代わりに攻略のヒントを書いておく。  状況ごとに分けて書くので、クリア出来てない人は是非参考にして再挑戦してもらいたい。 ・すぐゲームオーバーになってしまう人 エンディングも見れずに、諦めかけている方へ。 ゲームオーバーになるのは大体、無理のしすぎが原因だと考えられる。 何回もゲームオーバーになっていると、何処に行けば先に進めるか分かって来ているのではないだろうか。 メンタルゲージが下がって来たら、無理せず先に進んだ方がいい。 全員を倒すのは、まずエンディングに辿り着けるようになってからの話だ。 ちなみにゲームオーバーになるかどうかの判定を、一度も行わずに8人全員倒す事も出来る。 やり方のヒントは、8人それぞれに決まっている弱点を突く事だ。 ・バッドエンドになってしまう人 上記の通りにやっても、換気口の先の戦いでメンタルゲージがなくなってしまう貴方。 実は非常に簡単で、分かりやすいメンタルゲージの節約方法がある。 それは兎に角、戦いを避ける事だ。 必要最低限の相手とのみ戦い、目的だけを正確に果たす。 無駄な争いをしなければ、それだけメンタルゲージを後半に取っておける。 もうバッドエンドは嫌だという人は、試しにやってみてほしい。 目的を履き違えていなければ、余程運が悪くない限りバッドにはならないだろう。 ・ハッピーエンドを目指したい人 このゲームの最終目標となるであろうハッピーエンド。 これを目指すには最低限、8人全員の弱点を知っておかなければならない。 弱点を突けばメンタルゲージの消費を、大幅に減らす事が出来る。 逆に弱点を狙わないと、ハッピーエンドを目指すのは茨の道となるだろう。 弱点が分かったら次に大切なのは、8人を攻略する順番だ。 これに関しては、実はゲーム内に答えが記されている。 そうは言っても見つけにくい場所に隠してあるので、素直に攻略順を考えた方が早いかもしれない。 ここまでしっかり準備すれば、あとはサイコロの出る目次第。 万全を期しても確実に行ける保証はないが、逆に多少策に粗があっても運がよければ突破出来る。 最後に大切なのは時の運。ランダム弾幕に挑む気持ちで、最後の希望を目指してほしい。 ある有名人の言葉を借りるなら『フハハハ、精々頑張るんだな!』って奴だろう。 『アルティメットトゥルース』 Qルナティックって何? A発狂状態+第二形体的なもの。語源は本家の最高難易度から。 QEXとかPHってなに? A1シリーズで一つの大規模な異変のようにしているので、話はゲームになぞってステージとして数えている。  なので7話はエクストラ。8話はファンタズムとなる。とってもオサレ。  表向きのラスボス戦である6話で、両シリーズ共に紫と戦っているのがミソ。 Qフランはどうなったんだ? A未だに魔法の森周辺にいると思う。  ルーミアが倒していれば別だが、よくて引き分けじゃないだろうか。  るなぷりでルーミアが影も形も出て来ないルートでは、フランに殺されてると思ってくれれば分かりやすい。 『風の循環』 Q超展開ってレベルじゃねーぞ! A自分でも急展開だとは思う。  しかし日常においても訃報というのは本当に唐突で………いや、すまなんだ。 『廃獄ララバイ』 Qお燐が豹変した理由がわからない…。 Aお燐はもう死んでいる。 Q帽子の中にオルゴール? Aこいしは、そういう事する子。 『厄神様の通り道』 Q・・・・・。 Aえっ!? な、何ですか!? 『ヴワル魔法図書館』 Q大量の桜の花びら=薬。 A違うよ。全然違うよ。まず、薬は非合法です。  気持ちいいだけのアイテムで得点が入らないか、中毒症状があったりすんだ。  その中毒症状で、ねずみ算式に広めていくからドラッグと言う名前がついたんだ。これは非合法。捕まっちゃいます。  でも桜の花びらというのは得点が入るんだ。気持ちよくなりつつスコアを稼いでいく弾幕ゲームなんだよ。 『少女が見た日本の原風景』 Qというか、これで終わりなの? A入院エンドです。 Q命蓮寺のヤツラは結局どんな集団だったんだろうか・・・・。 A信者を強引に増やしている宗教団体で、幹部達は信者に商品を買わせて私腹を肥やしているとか。 Q文の違和感の無さとか轢かれたりとか…むしろ文いぢめな気がしてきた。 A全盛期の飛ぶ死亡フラグ、射命丸伝説! ・1話1死には当たり前、1話3死にも。 ・登場数分後に死亡を頻発。 ・神社に取材に行っただけで次の日には死んでいる。 ・尻で(レミリアを)ホームラン。 ・すでに死んでいる百年祭でも、死体損壊。 ・メディスンを連れ取材に行った次の瞬間気づいたら死んでいた。 ・不審者に戦いを挑み、戦闘中に逝った。 ・被弾せずに秋サンドで死んだことも。 ・外の世界でも事故死したことは有名。 ・仮想空間での戦い、安全が保障された状況から1人リアル死亡。 ・あまりにも死にすぎるから登場が死亡フラグ扱い。 ・その回収後も仮想空間ならまた死ぬ。 ・いざでは直接登場はしていないのだがすでに夢幻塔に入り込んでいて殺されていたそうだ。 ・つまり何が言いたいかというと、文かわいい。 『嘲りの遊戯』 Qパルスィと早苗がまさかの地獄兄弟だった件www A地獄兄弟って何だろうって思ったら、仮面ライダーかぁ…。  元ネタはよく分からないけど、とりあえずこれだけは言っておく。  パルさなとか新しいし! Q仮想空間内での出来事は現実に影響しないからてゐとお燐は入れ替わってるのはおかしい気がする……。 Aこの戦いと仮想空間を司っているシステムのバグが原因。  姫様が言っている通り、システム判定ではてゐが死にお燐が生きてる事になっている。  でも実際に生きてるのはてゐ。それがゲーム終了時てゐが生き残っていた事で  実際の状況とシステムの判定に食い違いが発生してしまった。  結果てゐを『生き残ったお燐』として現実世界に戻してしまい、同じ処理をお燐にも適用。  こんな状況になってしまった訳。だから戻すなら、へるぷみーゆかりん。 Q結局白い羽の付いた少女ってなんだったんだろうか。 A 幻月「イエ〜イ、人間さん見ってる〜?」 Qチーム的には負けたけど美鈴勝ち残ってね? A上記の通り、てゐも気絶してるだけ。 Q一番カッコよかったのは小悪魔じゃないかな。 A悪魔族はヒール的なカッコよさがあるよね。 『いざ倒れ逝くその時まで』 執筆段階では、まとめには未掲載。 『死なばもろとも』 載ってる筈がない。