投稿するのも文章書くのも初めてです。駄文注意。 新ゆっくりの開発 前編 秋も終わりに差し掛かり肌寒くなってくるころ、男はパソコンの前で唸っていた。 「う〜ん・・・そもそもこれじゃ遅れたらどうなるか・・・」 彼はしがない一人の虐待お兄さん。だが彼は自分でやっていることを虐待だとは思っていない。 この男は自分の虐待を「進化」の研究だと言っている。 他人が聞けばそれは虐待という行為を美化しているだけに過ぎない、と思うかもしれないが 彼は本当にゆっくりをより賢く、利口な生物に作り変えようとしているのだ。 彼は今、中枢餡についての研究を行っている。 中枢餡は人間で言うところの脳であり、中枢餡にも人間の脳のように 知能をつかさどる部位があるのではないか、と彼は考えているのである。 「・・・考えていても仕方が無いな、こういう時は実験あるのみだ。」 男は上着を羽織ると近所の山へと走っていった。 そこには冬に備えて食料を集めているゆっくり達が木の実などを求めかけずりまわっていた。 『ゆぅぅ・・・ことしはきのみさんがすくないよ!』 『きのみさんだけじゃないよ!むしさんもみんなすーやすーやしちゃったよ!』 と、ゆっくり達が話し合っている。 今年はかなり寒く、まだ11月の上旬だというのに真冬のように寒い。 木の実がないのも、虫がもう冬眠しているのもそのせいだろう。 話し合っているゆっくりは5匹。 れいむ、まりさ、ありす、ちぇん、ぱちゅりー種だ。 普段狩りをあまりしないれいむ種までが狩りをしているということは 食料の状況が相当深刻なのだろう。まぁ人間の知ったことではないが。 (食料不足か、これは使えるな・・・) 男はポケットから家にあった角砂糖をいくつか取り出して、地面においた。 「ねーねー、キミ達。」 『ゆ、ゆゆ!?に、にんげんさんはゆっくりできないよ!』 『にんげんさんはゆっくりしないでさっさとでてってね!ぷくー!』 威嚇までしてきた。どうやら空腹で気が立っているようだ。 腹立たしいが刺激しないように、やさしく、やさしく・・・・・ 「お、お兄さんはいじめたりしないよー。このあまあまをあげるからゆっくりしていってねー(棒)」 『『『『『ゆゆっ?』』』』』 ゆっくりが警戒しながらも角砂糖を舐め回している。 その間に男は睡眠薬入りの角砂糖を用意する。 『むーしゃむーしゃ!あまあましあわせだぜ〜!』 『にんげんさんはいいにんげんさんなんだね〜!わかるよ〜』 『とってもとかいはなあまあまだわ!』 『むきゅ、これはいいかくざとうだわ』 『にんげんさん、ゆっくりしていってね!』 「俺の家にくればもっとたくさん食べられるよ、どうだい?」 『ゆぅ・・・でもれいむたちにはおちびちゃんが・・・』 「なんだ、じゃあその子達も連れてきなよ。冬の間うちにいていいよ。」 『『『『『ゆ、ゆっくりおことばにあまえるよ!』』』』』 チョロイZE☆これからこの単純餡子脳を賢く作り変えてやろう・・・クックック ゆっくり達はは家から子供を連れてきた。れいむとありす、ちぇんとぱちゅりーはそれぞれつがいの様だ。 少々珍しいその家族はどちらもきっちりと別種の子供が二匹ずつ、六匹家族が二つだ。 しばらくするとさっきのまりさが顔を醜く歪ませたれいむを連れてきた。 その頭には生えたばかりの茎がはえていて、実のような物が6つぶら下がっている。 『ゆっ!れいむはたべものもあつめられない、くずなまりさにごりっぷくだったんだよ!いいこころがけのにんげんさんだね!』 ああ、こいつはいわゆる「でいぶ」ってやつかー。中枢餡もろくでもないんだろうな。 「み、みんなそろったかな?じゃあ家に行く前におやつでも食べててねー。」 と、さっき用意した睡眠薬入りの角砂糖をばらまく。 『むーしゃむーしゃ!しあわせぇ〜!』 ・・・さて、眠りに落ちたゆっくり合計14匹、実ゆっくりをいれて20匹を持ってきたカゴにつっこんで蓋をする。 実験の下準備をするため男は友人の経営する店へと向かった。 「おーっす」 「よぉ、今度はなんの実験だ?」 友人はカゴをみながら言う。 この町に住む人々は基本的にゆ虐好きなのである。目の前の友人も例外ではない。 「ああ、お前に頼まれてた物、できてるけど?」 「さっすが!仕事が早くて助かるぜ〜」 男が頼んだ物というのは、電流を流す為の特殊な機械で、パソコンと接続して、様々なパターンの電流を流すことができるのだ。 「ところでこんな物使って、どんなことする気だお前?」 「教えない、秘密の方が面白いだろ?」 「この機械作るのに1週間かかったんだぞ、おしえてくれよ〜!」 友人がせがむので仕方なく教えた。 「・・・そいつはスゲェや!完成したら教えてくれよ!」 「任せとけ」 機械を受け取ると男は自宅への帰路についた。 「・・・さあ、始めようか・・・」 眠りから覚めかけているゆっくり達のカゴの前で、男は残虐な微笑を浮かべた。 つづく あとがき どうも始めまして。ゆ虐が好き過ぎて書いてみました。 何度読み返してもどうしようもない文章ですねwww まあ中三なんてこんなもんです。