ここはあなたのいる所からちょっと外れた町――― ここには希少種、ゆかり、ゆうか、てんこ、らん、などの数多くのゆっくりが居て、 人とゆっくりが仲良く平和に過ごしている町である 要するに理想郷のようなところである しかし、あるときこんな事件があったのだった ある日、少年はゆっくりのための餡子、ゆっくりでは『あまあま』と言われているものをよういしていた 「ふ〜ん ふ〜ん♪」 少年は鼻歌を歌いながら皿にあまあまを乗せてベランダに出た ゆっくりに餌を与えに来たのである 「お〜い、皆いるか〜?」 しかし、声をかけても木のざわめきの音しか返ってこない 「・・・・あれ? いないのかな?」 そのゆっくりたちは飼っているわけではない、野生のゆっくりたちだ 普通のゆっくりはゴミをあさり、散らかしていたり酷いときは人の家に入り食べ物をとっていったりするのだった しかし、この町にはそのようなゆっくりはいなく、希少種が多いし通常種も礼儀が正しいのが多い なので町の人々は駆除はせず、餌を与えている人が多い 少年も野生のゆっくりに餌を与えている人なのだ 「・・・?いつもはゆうかがよくいるのに・・・」 少年はゆうか種が好きであるがペットショップでは高く、野生を飼おうとしても町の決まりでできない用になっている なので野生のゆうかが好きなもの、花を庭にたくさん植えている 花をたくさん植えてゆうかを家に誘って可愛がる、このようにしていたのである 「しょうがないか、ゆうかー!ここにおいとくぞー!」 大声で今日を除いていつもくるゆうかに声をかける しかし、夜になってもさらに乗せたあまあまが減らず、カピカピになっている 「・・・? おかしいな〜 ふあぁぁぁぁ・・・ もう10時か・・・寝るか・・ お休み、ゆうか」 ここに居ないにもかかわらず、挨拶をし、少年は疑問を持ちながらベットで眠りに付いた・・・ 後日・・・ 朝もやっぱり来ない、なので友人の家に遊びに行った 「なあ、最近ゆうかがこないんだが・・・昨日も今日も」 友人に軽く怒りをぶつけるように話した 『え?そっちもこなかったの?』 「え?」 友人の言葉に少し驚く 『いくが昨日も今日もこなかったんだよ・・・』 友人はいくがとても好きであり、ベットにはいくによく似たクッションがあるほどだ 「家も来なかったんだが・・・」 なぞの出来事に二人は悩む 『・・・・あ、そういえばなんかゆっくりが来なかった?』 「? 何のことだ?」 友人が少年の知らないことを話した 『いくが来なかったかわりにへんな影が見えた』 と友人は話した そして少年は友人の家を後にした 「う〜ん、わからんな・・・」 少年は悩みながら帰り道を歩く ガサッ! 「ん?なんだ?」 帰り道の近くの公園の茂みが音を出した 「・・・!?」 茂みを見ると醜いゆっくりまりさとれいむのこゆっくりがいた、それも何十匹と 「・・・うわぁ」 顔をちょっと引きつりながら声を上げた 「・・・帰るか」 気にせずそのまま家に入った 次の日、 新聞が届いたのでこれで何かわからないかと牛乳を飲みながら見てみると、少年はうっかり噴出してしまった [ゆっくり希少種、消える?  ある日ゆっくりの希少種の目撃例が極端に少なくなり、いくら捜索しても見つからなくなってしまっ] 途中が噴出した牛乳で見えなくなっていた 「あ〜あ、お父さんに怒られる・・」 つづけて見ると [・・で・・・・ある専門家は野生のゲス・と思われる固体が逃げ出し・・少種を待ちのどこかに追い払った とりられ・・・す] と、書かれていた 「ゲス種・・・?」 初めて聞く言葉だった プルルルルルル、 電話が鳴った、友人からの電話だった 『おい! 新聞見たか?』 耳がおかしくなりそうな声で話してきた、焦っているようだ 「見たけど耳がおかしくなりそうだ・・・」 『ああ、すまんすまん ゲス種にいくが襲われたのかも!! 早く何とかs』 少年はあまりのうるささに電話から耳を離してしまった 「ちょっと落ち着け、 ・・・・・なあ、ゲス種って何だ?」 少年は聞いた 『ああ、ゲス種はたぶん、生意気で要するにうざいゆっくりだ』 少年はふ〜んとうなずいた 『確か今回の問題あるやつはれいむ、まあでいぶか とまりさだ、あと子持ち何匹か』 少年は思い出した、昨日の夜に茂みに大量のゆっくりたちが居たことを 「なあ、そいつらたぶんきのう見たぞ・・・・」 『へ? なんだって?』 突然のことで驚いたのだろうか、いつもの声よりひょろひょろな声だった こうして、友人と話し合い 事件が理由で結成されたゆっくりを駆除するボランティアに入ったのだった つづく 初投稿の癖に長編書くとか無謀だろ・・・・っといまでは思っている(反省) とりあえず後編につづく