童貞をこじらせたので永遠亭に行く このごろはどうにも調子がよくない、気がする。もしや童貞でもこじらせたのだろうか。それは大変だ、治してもらわないと。 「永遠亭へ案内して欲しい?ああ───」 ・・・。 「───ああ、いいよ」 永遠亭へ向かうため、妹紅に案内してもらうことにした。 しかし歩くのも面倒だ。そうだ、 「永遠亭までならここからだと歩いて・・・」 「ねぇ妹紅さん?俺を『永遠亭までおんぶで連れて行って』くださいよ」 「半刻もかからない・・・ああ、いいよ!おんぶだね?」 歩くのも面倒なのでおんぶで運んでもらうことにした。一見か弱い少女に大の男がおんぶを頼むなんて情けない。が、妹紅は特に気にせず快諾してくれた。 「さ、乗って?」 妹紅はその場にしゃがみ、早速その小さな背中を向ける。ここからおんぶしてくれるらしい。 「ではお言葉に甘えて・・・よいしょ」 少女の背中、腰、足に大人の男の重さがずっしりとのしかかる。 「乗った?いい?立つよ?・・・よっ、と」 しかし妹紅は当たり前のように受け止めるとゆっくりと腰を上げた。足もこころなしかふらついているが、歩けるようなので問題ないだろう。 「どう?乗り心地は?」 「ええ、快適ですよ妹紅さん、けど・・・」 「けど?」 「妹紅さんって『乳首オナニーしすぎて常に乳首を弄ってないと辛くて仕方ない』んですよね?今はおんぶしてもらってるし、俺が弄ってあげましょうか?」 思いつきの疑問を投げかけてみる。いきなりこんなことを訊くとは失礼だ。 「・・・ああ!そうなんだよ、今も服の下で擦れて切ないんだ。あなたをおんぶしてるから手も使えないしね、悪いね?」 「いえいえ」 しかし妹紅はかゆいところを掻いて欲しいかのように受け入れた。 首に回した腕を解き胸元に回す。支えが一つ減り、俺の重さが妹紅の腕にずしり、とかかる。 「あっ、でもあんまり弄りすぎないでね?強く弄りすぎちゃうと・・・その・・・」 「その、なんです?」 服の上に指を這わせ、乳首の位置を特定するとやさしくこすってみる。 「んっ・・・その・・・ひぅ、ょ、欲情、しちゃう・・・かも・・・ぉ・・・」 指が乳首を擦る度に少女はわずかに息を吐き、顔を赤らめ、目を背けて秘密を吐露した。 「ああ、気をつけておきます」 口では冷静にしているが、恥ずかしそうに顔を赤く染める妹紅にこちらのほうが欲情しそうになる。 「お願いね・・・?んんっ・・・」 いや、欲情する。した。妹紅の背に当たる逸物が正直にむくむくと膨れてくる。 「そろそろ向かおうか?」 「・・・ええ、お願いします」  ◆   ◇   ◆   ◇ 「・・・ふぅ、はぁ・・・ひっ・・・ひぁっ」 指を走らせ、服の下の肌をつつき、くにくにと押し込んでみる。その度に妹紅は色めいた声を上げる。 永遠亭へ歩き始めて数分経つが、すでに妹紅の息は上がっているようにも見える。 「・・・はぁん、ふぅ・・・ふぅ・・・っん」 それが疲れによるものなのかはわからない、が俺をどんどん興奮させる。 試しに乳首を少し摘んでみる。 「んんっ・・・ひぁぁ?!」 妹紅は身体をびくり、と震わせ声を上げた。軽く達したのだろうか。 「はぁ・・・はぁ・・・もう、やさしくしてって言ったじゃない?」 「すみません・・・」 「気をつけてね?」 すこし諌めるだけで又妹紅は歩き出した。 今度はちゃんとやさしく服の上からこするだけにとどめておく。ゆっくり、強く刺激しないように。 「ん・・・っ・・・ふぅ・・・んん・・・」 声は先ほどより悩ましげに聞こえる。息を吐いているだけだがじんわりと快感に震えている。試しにまた軽く摘むと、 「・・・んんんっ!」 声を上げるが特に言い出そうとはしない。もう1回摘む。 「ひぃっん!」 歩みが止まる。もう1回、 「んああぁ!!」 足がガクガクと震えているがもう1回。今度は強めに。 「んぉっ・・・」 今にも崩れ落ちそうだ。とどめに力強く摘む。 「んぉぉぉぉぉぉ!!!」 妹紅は野太い声を上げて膝から崩れ落ちた。それと同じくらいにぶしゅぅ、と噴き出す音が聴こえる。乳首で絶頂したらしい。 「・・・んひっ・・・もう・・・やさしくしてって言ったのに・・・」 俺が覆い被さるような姿勢から、ゆっくりと振り向く妹紅の顔は蕩けてメスの顔に、視線は熱く、息も絶え絶えだった。 「はぁ・・・ん・・・あなたが悪いんだからね?」 竹林のど真ん中で、何もためらうことなく妹紅はもんぺを脱ぎ捨てる。こもっていたメスの匂いが広がる。 「あんなに乳首をいじめてくれて・・・しかも背中におおきなものを当てるなんて・・・欲情するに決まってるでしょう・・・?」 直接弄ってはいないのに、秘部はまるで丹念にほぐしたようにこぽこぽと液を垂らす。 名前も知らない男の目の前で、いやらしく息を吐きながら、尻を上げる妹紅から俺は目が離せないでいた。が、 「・・・頂戴?」 痺れを切らしたのか、妹紅は自分で秘部を軽く拡げ、オスを、ねだった。 元よりこちらも我慢する気は無い。逸物を取り出すと、すでにまだかまだかと前走りを垂らして勃起している。 「はぁ・・・おっきい・・・んぉぉぉ!」 じれったそうに振れる妹紅の尻を掴むと、一気に突き入れる。妹紅の秘部はずぶずぶと迎え入れるよう濡れているも、ろくにほぐしていないのできつく締め付けてくる。 しかしそんなことはどうでもいい、このいやらしいメスを貪るだけだ。 「あひぃ!お゛おっ!ふ、太すぎぃぃん、んひっ!」 突きほぐす度に、妹紅は獣のように悦んだ声を上げて逸物を受け入れる。 「んぁぁ!しゅごい、ひっ、一突きでイッちゃってるぅぅぅ」 深く突けばきゅぅ、と締め付け、引き抜こうとすれば愛液を溢れさせ、 「ああっ、あはぁ・・・んぁぁ!太くてぇ、奥までごりごり当たってるのぉぉぉっ」 さらに思い切り突けばこつんこつんと奥に亀頭が当たり、妹紅は軽く絶頂していく。 つい先ほど初めて会った男の逸物をねだり、挿入されてよがっている妹紅の膣内に、何も躊躇わずに射精した。 「・・・んぎっ、んおぉ、お゛っ、お゛お゛お゛おおおおおっ!!」 少女の膣内に根元まで逸物を突き入れ、奥へ奥へと精を注ぐ。強く突いたせいか妹紅はまた野太い声を上げて絶頂したようだ。 射精している間も膣内をかき回し、精を擦り付けていく。逸物を動かすたびに妹紅は「お゛っ」と少女らしからぬ声を上げた。  ◆   ◇   ◆   ◇ しっかり妹紅の膣内に精を吐き出し、逸物を一気に引き抜くと、妹紅は「お゛ひっ」と引き抜いた感触でもう一回絶頂し、ついでに小水を漏らした。 幾度の絶頂で放心状態だった妹紅が落ち着くのを待つ。妹紅はなんとか息を整えると起き上がって俺に詫びてきた。 「はぁ・・・ごめんね、つい欲情しちゃって。けど弄りすぎたあなたも悪いのよ?」 詫びの表情は見せたもののすぐにすねた顔になる。誘って来たのは妹紅からである。抗議と永遠亭へ向かうのを急かす意味で強めに乳首をつまむ。 「あひぃ゛ん!・・・ご、ごめんなさい、永遠亭への案内の途中だったわね・・・」 妹紅は放り捨てられたもんぺを拾って小脇に抱え、下半身は何も穿かないでまたおんぶの姿勢をとった。 また妹紅におぶってもらい永遠亭に向かう。 「・・・ひぃんっ」 妹紅の乳首を弄りながら。 そういえば妹紅とセックスしたことで俺の童貞は治ったのだろうか。いや、油断は禁物である。まだ童貞をこじらせているのかも知れない。念のため永遠亭で診てもらわねば。