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『油脂のフランドール』 作者: ヘルニア
輝夜「怪盗輝夜見参! 悪徳紅魔館からお宝お頂戴するわ」
咲夜「出たな! 怪盗輝夜今日こそお前を捕まえる」
ナズーリンのネズミ「輝夜ちゃん、輝夜ちゃん不味いよ。今日の咲夜さん本気だよ」
怪盗輝夜は正義の怪盗、悪徳業者から、お金を奪い取って恵まれない人々に配って回っている。いつも家に、引きこもっているのは世を忍ぶ仮の姿で、習字の練習をする振りをして予告状を書いている。
ナズーリンのネズミは、マスコットキャラクターで、ナズーリンが捨てた病弱な子ネズミを保護して育てた妖怪鼠だ。
咲夜はいわゆる警部だ、説明の必要はない。
輝夜「大丈夫よネズミ、咲夜さんはいわゆる警部、勝手に自爆するわ」
ネズミ「ああ、そうかそれなら問題ないね」
咲夜「何ですって! 今日は助っ人を雇っているのよ」
妹紅「輝夜、私がその助っ人だ。覚悟しろ」
軍服を着込んだ妹紅が現れた。日当3万5000円で雇われている、凄腕の殺し屋だ。凄腕でも、輝夜には一度も勝ったことがない。どうせ、そのうち仲間になるタイプの奴だ。
今日の輝夜は、フランドールの羽から生えている宝石を盗みに来た。全部奪い取れば時価50万円ぐらいで売れると思う。売れたお金で、寺子屋に通えないかわいそうな子供にお金を恵む予定だ。
妹紅は、ロケットランチャーを取り出して撃った。ロケット弾は、ネズミに命中した。ネズミは、気絶してしまった。でも、気絶しても逃げて捨て台詞を吐くのがこの話だ。
ネズミ「輝夜ちゃん、僕はここまでだよ」
妹紅「まずは、一匹め、次はお前だ輝夜」
輝夜「ネズミー、よくもやってくれたわね。今度はこちらからいかせてもらうわ」
輝夜は、爆竹を妹紅に投げつけた。爆竹は、妹紅には当たらず近くで見ていた咲夜に当たってしまった。ただの爆竹攻撃でも、輝夜はレベル99一撃で咲夜さんは爆発してしまった。
咲夜「後はまかせたわ」
妹紅「おう、任せろ」
妹紅は、カラシニコフを構えて撃とうとした。ところが、時間が午後6時になってしまった。
妹紅「くそ、見たいテレビがあるんだ。かえる」
妹紅は帰っていった。
輝夜「良し、私の勝ちね。後は宝石を奪うだけ」
レミリア「……輝夜ちゃんだーうー」
レミリアは、輝夜の大ファンだった。グッズは全部持っている。
輝夜「レミリアちゃん、よい子は寝る時間ですよ」
レミリア「うー、寝るよーお姉ちゃん」
レミリアは、その場で立ったまま寝た。
輝夜はとうとう地下室まで来た。破城槌でドアを破壊した。中にはフランドールが居た。運動不足の中年太り、油ぎった口にはお菓子の食べかすがついている。スプリングのくたびれたソファーに座って、テレビを見ていた。
フランドール「なんや、お前何処のもんや?」
輝夜「あなたの、羽は私がもらった」
フランドール「羽かいな?んなもんとっくに抜けてもうたわ」
輝夜「なんですって!」
フランドール「キュとして! ドカーン!」
輝夜は、爆発してしまった。
「次こそは、お宝ゲットするわ」
- 作品情報
- 作品集:
- 1
- 投稿日時:
- 2011/11/20 18:19:24
- 更新日時:
- 2011/11/21 03:19:24
- 評価:
- 5/7
- POINT:
- 500
- Rate:
- 13.13
- 分類
- 泥棒さん