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『布都ちゃん初めてのガチレズ体験の巻』 作者: おにく
恥ずかしながら告白するが、我、すなわち物部布都の趣味は、同じ少女と交わることだ。
昨今はとうとう娘子のうなじを見るだけで、胸が高鳴るようになってしまった。
以前の我であれば、かのうな気持ち、悪霊につかれたるためと断じてしまうに違いない。
我が百合の花の喜びを知ったのは、三ヶ月前、我らがこの世に蘇ってすぐのことだ。
寝ぼけ眼の我に、抜け目なく決闘を申し込んできたあの博麗霊夢から、
小川を流れるような麗しい字がしたためられた、一通の書状が届いた。
それが、すべてのはじまりだったのだ。
太子様を中心に、我ら三人はそれを紐解く。その文面によれば、争ったもの同士、
決着をつけた後は、酒を飲み交わすというのがこの時代の習わしらしい。
「博麗神社で宴会をやるわ。お酒もあるし、つまみもある」
我らは顔を見合わせる。お互いいかにも怪訝な表情をしていたのではないかと思う。
やはり争ったものが同じ場で盃を交わすというのは、なかなか恐ろしい話だ。
我らの時代では、敵方から出された食事など、毒が盛られていると警戒するのが普通であった。
だが、幻想郷に居を構えると決めたからには、友情を深め味方を揃えたいというのも事実。
折角の誘いを無下に断るというのも、いささかはばかられた。
ここは我、物部布都が、偵察も兼ねて単独で参上すべきだろう。
太子様もそれがよいと、当然のように我の案を承諾してくださった。
そして幾日も立たぬうちに、我は決死の覚悟で博麗神社に出向く。
すでに日が傾き、神社の中からは楽しげな騒ぎ声がわあわあとあふれでていた。
もちろん、いうまでもないことだが、結論から言えば、我の心配は全くの杞憂であった。
我の猜疑心で、つい相手の好意を踏みにじってしまうところだったのだ。
今という時代は、昔ほど殺伐としたものではない。
「あら、来たのね。他の子たちは?」
「あ、ああ、太子様も屠自古も都合がわるいというのでな、我ひとりだ」
「そう? それはそれで、やりやすいけどね」
霊夢がにたりといやらしい笑みを浮かべた気がした。
しかし、目を凝らして見直す頃には、先ほど通りの落ち着いた表情に戻っていた。
先日、弾幕を交わしたはずの博麗霊夢は、長らくの友であったかのように、我の手をひいてゆく。
なんら敵意を見せる様子さえもなく、我を酒宴の輪に招き入れる。
構えていたことがばからしくなるほどの、懐の深さであった。
霊夢は大会場の端に陣を構えているらしい。我はその隣に座らされた。
「変わった帽子だね、まぁ、楽にしなよ」
「ほら美味いぞ、キノコの煮付けだ」
座るやいなや、子鬼やら、黒帽子やらが、気さくに酒と料理を進めてくる。
口にするのには抵抗はあったが、周りをみても、同じような食べ物を美味しそうに食べている。
それに、食事をすすめる当の魔理沙が、ぱくぱくと食らっていた。
「あ、ああ、それではいただこう」
それならば、恐らく毒ではないのだろう。我はそう判断した。
ためしにキノコをつまんでみたが、毒がないどころか、素晴らしく美味しい。
ぱくついて飲み込むと、すぐに次の一口が欲しくなる。不思議な味であった。
「確かに美味いな」
「あぁ、そうだろう。なんせ、私が厳選したんだからな」
霧雨魔理沙というこの黒帽子は、キノコ狩りの名手なのだろうか。その質に自身を持っているらしい。
我がキノコ料理をほめると、してやったりの笑顔で答えてくるのだった。
一方で、酒に一見識あるのが、背丈の小さな子鬼である。
姿は幼児のようであるが、これでも千年を超えて生きる大妖怪であるらしい。
名前を伊吹萃香と言った。それだけ生きていれば、この世の酒も飲み尽くしてしまうのではないかと思った。
「ほら、あたしからのおごりだよ」
「ああ、頂こう」
萃香は、なんでも無限に酒が溢れるひょうたんを、肌身離さず持ち歩いているとか。
渋みがあり濃厚で、骨の髄まで燃えてしまうように熱い。
体の奥からほてってくるような、不思議な銘酒であった。
萃香が笑う、その無邪気な顔。我は自分でも意外に思えるほど、安心できた。
そのようにしているうちに、だんだんと警戒心も解け、楽しい気分になってくる。
酒の席は初めてではないが、なんだか、いつにもまして気分が良かった。
そうなると我だって、口がなめらかになる。
お互いの弾幕の論評や、お互いの昔話など、話題にすべきことは山ほどにあった。
特に、太子様は後世にいたっても知れ渡っていたらしく、その話の評判が良かった。
「太子様が悩める民草を……」
「へええ、なるほどねぇ」
そして気づけば、大小様々な少女たちが、我の周りにいる。
いつのまにか、物珍しさから妖怪が集まってきていたのだ。
緑色の巫女や、物静かな剣士など、あの異変であった者たちの姿もある。
我は、自分が人気ものになったような気がして、ますます気分が良くなった。
酒も進むし、口も進む。歌えや踊れのどんちゃんさわぎ。
宴会全体の雰囲気も、ほどよく温まってきた。
しかし、思い返せば、そのころだったかもしれない。宴会全体の空気が変わってきたのは。
ただ我は、そのとき酒に飲まれて、そのことに気が向かなかったように思う。
「お嬢様ぁ、ちゅーさせてください、ちゅー!」
「あぁ、咲夜ぁ、ダメだってばぁ」
はじめに、背の高い西洋装束をまとった女が、小さな吸血鬼に覆いかぶさった。
接吻をしながら、紫色の薄布に手を入れ、いじくりまわしている。
吸血鬼も吸血鬼で、首を振りながらも、女を抱きしめ返したりして、まんざわでもなさそうな表情をしていた。
別の場所では、猫の妖怪が抱き合っていたり、芸者が股の間でとらんぺっとを吹いていたり、
兎のような娘が腰を打ち付け合っている……そんな覚えがある。
どこもかしこもこのような淫靡な様子になっていた。
我の意識は、とろんとろんの酒の中にある。
隣では、酒をたらふく飲んだのか、真っ赤な顔をした霊夢がいた。
そのうえ、恍惚とした表情である。だんだんと我ににじり寄ってきていた。
その装束は、さきほどよりもはだけ、乱れていた。ふんわりと膨れた胸元があらわになっている。
胸先のとがった乳首は、白桃のような色をしていた。
肌が密着する。ほんのりと汗のにおいがする。
「それにしても、初めて見た時思ったけど、あんたって、うぶな感じよね」
「ん、そうか、そのようなことを言われた覚えはないが」
熱のこもった上目遣いで我の顔を見上げてくる。
その言葉通り我はうぶで、無知だった。そのときの視線の意味に見当もつかなかったのだから。
霊夢が我の肩に手を回してくる。
「男も女も知らないんでしょ。……私、そういうの、好みなの」
突然、霊夢の顔が近づいてくる。霊夢は我の唇に、なんのためらいもなく吸い付いた。
一瞬で酔いが覚めた。舌が無遠慮に我の口に入り込んでくる。ぬるぬるした唾液が、混ざり合う。
熱のこもった霊夢の鼻息が、我の顔に熱いぐらいにかかってくる。
酒と果物の匂いがする……。数秒は呆然としていた。
しかし、なんと愚かなのだろう、そのときの我は接吻の喜びがわからなかった。
鳥肌が立った。我に返るとすぐに、霊夢の肩を掴んで思い切り引き離してしまった。
「な、何を……」
「何って、女の子同士がお酒を飲んで、それだけってのは、ありえないでしょ」
霊夢は笑みを作る。しかしその瞳は虎か豹のようにぎらついていた。
言葉の意味もまったくつかめない我は、身の危険を感じて逃げようとする。
「はっ、離せ!」
霊夢は我の着物を掴み、決して離そうとしない。
揉みあう、へしあう。我はばたばたと暴れたが、霊夢も本気になってきたようだ。
「あんただって、ちょっとは期待してたんじゃないの?」
やはり、やはり油断すべきではなかった。動転した我は、逃げようとするが、かなわない。
「この、何をする! やめろ!」
着物が脱がされてゆく。胸を、衆目のもとに露出させられてしまう。
さらにもみあううちに、烏帽子までも床に転がり落ちてしまった。髪がぼざぼざに乱れる。
我の周りには、霊夢以外のやつらも、山のように集まってきていた。
妖怪たちは、我らを好き勝手に見て、好き勝手に感想を漏らした。
「なんだなんだ」
「ガチレズ伝道師霊夢の初物食いだ」
「うぅー☆ そんなやつじゃなくて、私にぶちこんでよぉ」
野次馬の声が、嫌でも耳に入ってくる。
全身の体温が上がっていくのがわかる。顔面から火が出るようだ。
「あんたさん、女の子に興味ないの? ねぇ」
いつのまにか、先ほど肴を薦めてきた萃香が、我の背中にひっついている。
その小さな掌が、我の胸をもったいつけるように、焦らすように撫でてくる。
萃香も霊夢と同じだった。同じ目をしている。
この宴会は変態の集まりだ。我はそのとき確信めいたものを感じていた。
そのときの我は、同性でのそれに嫌悪感を感じていた。
「す、少なくとも、接吻しあったり、抱き合ったりするような趣味は……!」
声が震えていた。すべて本心であった。なぜこんなことに。
怖くて涙が出そうだった。心の底から帰らせて欲しいとさえ思ったのだ。
霊夢はため息を付く。
「布都。これは決まりなのよ」
諭すように言う。
「体を重ねたほうが、分かり合えることもあるの。この時代の、幻想少女のしきたりなの!」
「そうそう。一度セックスすれば、情も湧くってもんだよ。ね? そんなこと言わないでさ」
萃香も加勢してくる。我はたじたじになった。
周りを見回しても、我に味方してくれるような妖怪は一人も居ない。
「し、しかしだな。やはりこのようなことを、娘同士でするのは、不健全であって……」
声が途切れる。だんだんと、自分の常識に自信がなくなってくる。
今という時代の、幻想郷という土地では、もはや普通のことなのだろうか。
「不健全なんて、知らない誰かが決めたことさね。下らないよ。ね、色々して、もっと仲良くなろ?」
萃香が我の耳に、熱い息をふぅと吹きかける。
得体のしれない不安感が脳裏に染み渡る。我らは大変な場所に蘇ってしまったのかもしれない。
我の拒否感を感じ取ったのか、霊夢と萃香は苦笑した。
「強情だねぇ」
「ええ、考えを改めさせなきゃいけないわね」
霊夢の腕が、我の下半身の着物にまでかかる。
我は力の限り抵抗しようとしたが、半身を抑えつける萃香の力が存外に強く、抵抗することすら出来なかった。
萃香が耳元で、ささやくように笑っている。
「や、やめろ、やめろってば、きゃあっ!」
脱がされた。尻と性器が外気に触れる。こんなに大勢が我を見つめる中で。
「えへへ、きゃあだってさ」
萃香は我の悲鳴でますます欲情したようで、いやらしい笑みを浮かべた。
そして霊夢に変わって、我の唇に接吻を加える。細長い舌が、我の舌にからみついてくる。
子鬼の口は、こってりとした日本酒のにおいがした。
その臭いだけで我も酔わされるようで、頭がだんだんとクラクラしてくる。
「それじゃ、私はこっちをいただきましょうか」
霊夢の両手が我の足を開かせた。なんとか閉じようとするが、接吻の感覚で力が入らない。
見られたくない。この歳にもなって、毛も満足に生えていないのに。
「ん゛……っ!」
「なぁんだ、濡れてるじゃない」
霊夢がそこの肉を開くと、にちゃりといやらしい音がした。
我の耳にもはっきりと聞こえた。ここにいる全ての者も聞いていたのだろう。
「私のキスが気持ちよかったんだ」
霊夢のその発言を聞くと、萃香はすぐに接吻を辞めた。
「ぷはっ、いや、絶対あたしのだって。ほら、こんなうっとりして」
我には、我の顔は見えない。そんなにうっとりした顔をしてたのだろうか。
どちらも気持ちよくなんてないと、我は反論したかった。
「我は、われはぁ……!」
しかし萃香が我の左耳をしゃぶりはじめると、口が言うことをきかなくなった。
「ここかぁ、ここが弱いんだねぇ」
全身が痙攣するように震え、頼みの舌がしびれ、狂ってしまう。
とうとう、我は、自分の体の主導権すら失ってしまったのだ。
霊夢は、我の陰部を指でいじる。自分ですら怖くて満足に触ったことがなかった。
小さいビラビラをつまんで、ひっぱって、その裏側を爪でひっかく。
「いやぁ、嫌あぁ……」
「嫌じゃないでしょ」
時折穴を押し広げて、細い指を何本か入り込ませ、内側の一番敏感な所をつついてくるのだ。
そのたびに腰が砕けそうになるが、その上、萃香の攻撃が続いているのである。
それと同時に、ふとももから、腹から、胸の先の乳首までも、気分を高めさせるようにこねくり回された。
我はだんだん、最初の嫌悪感を失い、うっとりとした快感に身をゆだねるようになっていた。
最後の理性がわずかな抵抗を促す。せめて相手の瞳を睨んで、反抗しているふりをする。
「まったく、そろそろ自分に素直になりなさいよ」
「こぉんなにビショビショにしてる癖にさ」
既に、全身からの快感は抗える限度を超えてしまっていた。
顔から体から、我のすべてが本当は気持ちいいのだと告白してしまった。
抗議の言葉はもはや、理性を保つための呪文の意味しか持たない。
「やっとオマンコもほぐれてきたわね」
「ひぁっ!! はぁ、はぁぁ……!」
行為が始まってから、どれだけの時間が立ったのだろうか。
霊夢がそう宣言する頃には、そのすがるべき最後の理性さえも失っていた。
そのときの我といえば、自慰さえ満足にしたことがないほどの無知蒙昧である。
あまりにも濃厚な女の快感を与えられて、心の芯が砕け散ってしまったのだ。
「もう女の子は嫌だなんて、言えないわね」
「いやいや、女の子のほうがいいってぐらいの気分だよ、きっと」
嫌悪感は、度重なる快感に押しつぶされ、消え失せてしまった。
我はこんなにもあっさりと、雌を求める雌になってしまったのだ。
あんなに気持ち悪かった舌の感触は、今では脂の乗った魚のように美味しい。
女の体臭が、かぐわしい花の香りに思える。
「やっぱり魔理沙のキノコは効果てきめんね。あっという間に女の子の虜なんだから……」
舌なめずりをする霊夢が美しい。
「なぁ」
ふと、不満気な声が聞こえる。
黒い帽子を深々とかぶり、魔理沙は右手で、自分の股間を慰めていた。
我らの交わりを見て、欲情したらしい。その両目はすでにしっとりと潤んでいる。
「キノコを持ってきたのは私じゃないか。そろそろ私も混ぜてくれよぉ」
「駄目よ。女の子の穴は二つしかないんだから。後でいくらでも使わせてあげるわ」
魔理沙は悔しそうに唇を噛んでいる。自慰する右手がますます激しくなった。
霊夢は魔理沙の視線をかわすと、我のだらしなく弛緩した体を、瞳でしっぽりと撫で回す。
「そろそろ私も気持ちよくさせてもらおうかしらね」
そして突然立ち上がり、下半身の着物を脱ぎ始めた。
我はもう、その姿から目を離せなくなってしまっている。
赤く染まった布がはがれ落ちる。しかし、霊夢の性器を見ることはできなかった。
白い布がさらに下半身を覆っていたのだ。なんだか焦らされているような気持ちになる。
そのような滑稽な我に、霊夢は笑いかけた。我は心が顔に出るたちなのかもしれない。
そして最後に、白い布を取り去ると、ようやく顕になるのである。
二つの肉がすじを作っているところまでは、我と同じであった。
当然のことだ。同じ女なら、そのような部分を持っているに違いないのであるから。
だが、その少し上を見ると、我のそことは全く違う。
どくどくと波打つ、茶色いキノコのようなものが、そびえ立っていたのだから。
「夢精封印っ……!」
霊夢が呟くと、それはますますグロテスクに、そしてますます膨らんでゆく。
我は混乱した。我も、いつしか風呂で見かけたことはある。これではまるで殿方ではないか。
「博麗神社は精子と子沢山の神様も祀っているの」
なんというものを祀っているのだ。
周りの妖怪たちはそれを見て、きゃあだのひゅうだの悲鳴のような歓声をあげていた。
心臓が高鳴る。我はそのとき、その使い方を知らなかったはずだが、奥底に眠る本能は、先んじてそれを知り尽くしていた。
膣の奥がひくついている。触らずとも性器が涎を垂らしているのが分かる。
霊夢が我に向かって歩いてきた。殿方が淫靡に揺れる。我はその姿形に、魅入られてしまったらしい。
「あたしだってクリトリスをミッシングパワーさせれば……」
背中の萃香がそう言うと、こんどは背中のほうに硬くで熱い感触が生まれた。
萃香にもあれが、あの粘液でぬらぬらと輝くあれが、生えているというのか。
「萃香、あんたはお尻をしてあげて」
「おっけー、あたし、アナルの方が好きだしね」
子鬼はそう言うと、我を軽々と持ち上げ、硬いものを尻の穴に当てた。
霊夢は逆に、我の性器にそれをあてがう。やはり硬くて熱い。期待感が高まる。
そして、我の穴が、二つ同時に蹂躙され始めた。
「い゛ぁぁ……っ!」
尻の方はそれほど大きくなかったためか、痛みはなかった。
だが、前の方はそうすんなりとはいかない。殿方が大きいばかりでなく、我の穴自体も小さかったのだ。
我の血液が、出入りする殿方にからみついているのが見える。
「大丈夫よ、怖がらないで。頑張れば、きっと気持ちよくなれるわ」
「う゛んっ……! われがんばるぅっ……!!」
失神しそうになった。しかし、耐えた。二人が抱きしめてくれたから。
霊夢が気持ちよくなれると教えてくれたから、頑張り続けることが出来た。
そうしているうちに、後ろがこなれてきて、前もだんだんとよくなってくる。
「ああ、きもちくなってきたぁ……」
「そう? まだまだ、もっともっと気持ちよくなるよ」
萃香が我の頭をなでている。
溢れ出るほどの膣液が、男根全体に行き渡ったらしい。
ああ、腹の奥から快感の素が掘り出されているかのようだ。
声が出てしまう。叫ばずにはいられない。
「ぎもちいぃっ! とってもぎもちいぃいよぉっ!」
二つの棒も、我の喘ぎ声にあわせ、ますます素早く激しくなる。
その時の我は、思い返すのが恥ずかしいほどに乱れきっていた。
何度も何度も奥を叩かれ、夢心地である。
恥ずかしさを掻き立てる、妖怪たちの視線すら、今では快感だ。
「あらあら、皆さんできあがってますねぇ」
かしゃかしゃという面妖な音と共に、やじうまの中から聞き覚えのない声が聞こえてくる。
白くて丸い、奇妙な飾りをつけた、天狗の娘であった。後に聞くには、名を射命丸文というらしい。
「おや、この方は、先の異変の……、相変わらずお手が早い」
手元の箱が、我の方に向けられる。かしゃりと音がする。
「当たり前だよ、だって霊夢だし」
「異変解決だって、女の子漁りのためにやってるようなものだものね」
つながったまま、二人は返答する。我にはそのような余裕がほとんどなかった。
「なるほどぉ、いかにも霊夢さんらしいお言葉です」
紙の束に筆を走らせる。
「どうです霊夢さん、中出しの瞬間で一枚取るというのは」
「ええ、いいわよ」
我はその言葉の意味はわからなかった。とにかく気持ちよければいいと、頭が痺れきっていた。
「はい、写しますよー! 後で焼き増ししてお送りしますからね!」
二人の出し入れが一際激しくなる。壁がひっかかれて、とても気持ちが良い。
「ほらほら、笑いなさいよ。笑わないと、私達がレイプしているみたいじゃないの」
「は……! はひぃ……ッ!」
「そうそう。そうやって笑ったほうが可愛いよ」
我は霊夢と交わりながら、両手にぴいすという印をつくらされた。
と同時に、腹の奥でどくりどくりと熱い液体が吐き出される。熱を浴びる子宮は、まさに快感色に染まっている。
「ああああああああっ!!」
目の前がちかちかして、よくわからない。
その液体は、肉棒と膣の合間から、ぬるぬると溢れでて、真新しい畳を白く汚していった。
四角い箱がまたかしゃかしゃと鳴る。鳴る。鳴る。
絶頂の波が押し寄せ、わけのわからない言葉を叫んでしまっていた。
我はそのとき、全ての快感でゆるみきった、痴女のような顔をしていたのではないかと思う。
魂まで爛れ切った我は、やさしく畳に降ろされる。
殿方たちから放たれる白い液体が、我の体に降り注いでくる。
「布都、これであなたも立派な幻想少女ね」
「これからも仲良くできそうで、安心したよ」
そうだ、我はもはや幻想郷の一員なのだ。
二人の透き通るような声を、我は喜びにあふれた境地で聞き入っていた……。
ここからの我は、頭もしびれ切っていたのであろう。後のことはよく覚えていない。
記憶が正しければ、性器の上に生えた男根で、他の娘ともこの遊びを繰り返したはずなのだが、
誰とやったのか、どういうふうにやったのかは、まったく記憶にない。、
ぐったりするたびに、キノコを沢山食べさせられた気もする。
それでますます気持ちが良くなって、記憶がなくなってしまったのかもしれない。
しかし、なんにせよ、このような面白き遊びが膾炙しているとは、
今という時代もなかなか捨てたものではない。あれから我は、宴会に何度も顔をだし、これを繰り返している。
もはや無しでは生きられぬ。中毒といってもいいかもしれない。
このことを教えてくれた二人、そして宴会に来た皆には、感謝せねばなるまい。
今夜もまた、大きな宴会があるらしい。
恥ずかしさが先立って言い出せなかったが、今度は屠自古も誘ってみようか。
それと、太子様は勤勉な方だが、息抜きを知ったほうがいいように思う。
やはりお連れして、この遊びの楽しさを知ってもらわねばなるまい。
ところで、最近我の腹がみょうに膨らんでいる気がする。
腹以外はとくに肉付きがよくなったという様子ではないから、太ったということでもないようだ。
これはいったいどういうことだろう。妙な吐き気に襲われることもある。
いずれ、忘れずに、医者に相談しに行こう。
そうだ、明日にでも。
布都ちゃん「赤ちゃんの作り方? なんだ、おぬしはそんなことも知らないのか。まったく恥ずかしいぞ。
教えてやるから、よく覚えておくといい。赤ちゃんは、コウノトリさんが連れてきてくれるのだ。
婚姻の儀を執り行った男女が、コウノトリさんにお手紙をかいて、赤ちゃんを連れてきてもらうのだ。
驚いているようだな。無理もない。我も幼い頃は、キャベツ畑で拾ってくると聞かされ、信じたものだ。
しかし、それではおかしい。赤ちゃんは野菜ではないのだ。キャベツ畑で生まれることがあるものか。
それにキャベツを育てていない農家には、赤ちゃんが生まれないことになる。子供だましの教えなのだ。
コウノトリさんなら、羽があるから、どこへでも赤ちゃんを連れてくることが出来る。理にかなっているだろう?
ん? なんだ? おぬし、笑っているのか? 何故笑うのだ。笑うべきことなど、ないではないか。
なに、膣内射精でにんっしんっ? それで赤ちゃんができるというのか? なにを馬鹿なことを。
第一それはどういうやりかたなのだ。この薄い本に書いてある? なになに、どれ、見せてみ、ろ……?
こら!! お、おぬしという奴は! 我に何を見せようというのだ! これはえっちな本ではないか!
あの可愛らしい玉のような赤ちゃんが、そのような……そのような不健全な手段で生まれるはずはない!
もう! 我をからかっているな! 今日の晩御飯は、おぬしの嫌いなものにしてやるぞ! まったく、覚悟しろ!」
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当SSは、女の子同士で健康的なエクササイズを行うという、極めて健全なSSでしたが、
のちのち布都ちゃん堕胎の巻やら、布都ちゃんエロ写真ばら撒かれて生きる希望をなくすの巻やら、
ひどめの続きを書くと思うので、産廃に投稿しました。
おにく
作品情報
作品集:
1
投稿日時:
2011/12/30 14:22:20
更新日時:
2011/12/30 23:22:20
評価:
8/13
POINT:
930
Rate:
13.64
分類
物部布都
レズ
ふたなり
無理矢理ぎみ
無知
霊夢
萃香
霊夢のあの術、朝に一人で下着を洗濯する辱めから開放されそうですね。
女の子には穴は二つですが、まだ口があるじゃないですか。3穴同時攻めも読みたかったな。
布都、初体験で乱交ですか!? いや〜、こんな経験、できるもんじゃないですよ。
最初はともかく、最後は合意のようですから、確かに、どう見ても、和姦ですね。
そうか……、布都ちゃんの時代は、保健体育は義務教育で行っていなかったのですね。
続編は邪仙に材料を提供したり、痴態が知れ渡り自暴自棄になって今度は男に輪姦されるような展開を、ちょっと期待します。
何も知らない女の子を丸め込んでいかがわしいことをするのはたまらんですなぁ
攻めの霊夢が半端なくエロい
続編期待して待ってます
無知な女の子の身体にわからせるのはよい
続き楽しみにしてます