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『幻想郷Yシーズン』 作者: 和多
〜前回までの幻想郷〜
誰が幻想郷に核爆弾を持ち込んだのか?
起爆装置がテロリストの手に渡ってしまっていることが問題だ。
仕掛けられた爆弾を見つけたものの移動も解体もできない。
テロリストは、身を隠し到底受け入れられない事を要求してきた。もしも要求が飲まれない場合、起爆装置のスイッチを入れると言ってきた。
幻想捜査局の八雲紫捜査官は、ある情報を元に魔理沙が関与していることを突き止める。
直ちに魔理沙が潜伏しているアジトに踏み込んだ紫捜査官は、魔理沙を捕まえた。
〜これは、子の刻から丑の刻までに起きたできごとである〜
魔理沙は尋問室に連れて行かれ尋問を受けることになった。テーブルと椅子しかないシンプルな部屋である。
「自体は、一刻を争うわ! 魔理沙! あなたは何を知っているの?」
「……私は何も知らないぜ!」
魔理沙は拘束されているにも関わらず横柄な態度だった。
ガン!
紫は、魔理沙の頭を掴みテーブルにぶつけた。
「言いなさい!」
「……知らないぜ! それより取引しようぜ」
ガン!ガン!
ゴリ!
今度は二回テーブルに叩き付けた。魔理沙の鼻は衝撃に堪えられず折れた。
「もう痛い目に遭いたくないでしょう!」
「……フゴ! わ、たしフゴ! 知らないです」
強情にも魔理沙は口を割らなかった。鼻が折れ情けない話し方をしているにである。
ガン!
イライラした紫はテーブルの脚を蹴飛ばした。
ガン!
ガン!
ガン! ガン! ガン!
何度も執拗に蹴飛ばした。
それを見た魔理沙は余裕の表情を浮かべた。
紫はこれ以上魔理沙にかけている時間は無い。最終手段の自白剤を使うことにした。
注射器をポケットから取り出して、自白剤が入っているアンプルから薬剤を吸い上げた。
「……むご! おい! それのご! なんだ!」
「自白剤よ」
それを聞いたとたん魔理沙は逃れようと暴れだした。しかし、拘束はきつく逃れられない。
幻想郷の自白剤は強力だが、非常に副作用が強い大体死ぬ。
プス!
チュー!
暴れる魔理沙に紫は躊躇無く注射をさした。薬剤を注入されて魔理沙は虚ろでぼんやりした表情になった。薬が良く効いているようだ。
「あなたの知っていることを言いなさい!」
「……ら…………んに……起爆………………装置を渡した」
「何てことあの子がそんなことするわけ無いじゃない! でも、自白剤で嘘はつけないはず」
魔理沙は死んだ。
ドカ!
紫は魔理沙の死体をけとばした。
「クソ! 何てこと!」
紫は焦った。このままでは藍と行動している橙が危ない!
藍はテロリストに成っていたのだった。思えばそんな素振りがあったかもしれない。
〜次回の幻想郷〜
藍を追い詰めた紫ところが、橙が裏切る真の黒幕は橙だった。
- 作品情報
- 作品集:
- 2
- 投稿日時:
- 2012/01/20 09:29:54
- 更新日時:
- 2012/01/20 18:46:00
- 評価:
- 4/8
- POINT:
- 390
- Rate:
- 13.83
- 分類
- 紫
2○は自分がホモだったことを父親に隠すために自供を渋っていたシーンしか思い出せません
他にも前話のさり気ない所にフラグを詰め込むとは……。
次回作にも期待です。
2>>折角コメントしてくれてるのにこの体たらくはなんだ。
3>>ありがとうございます。
4>>頑張ります。
5>>短文の話なら任せてください。
6>>なんと、狙ったようにですね。2〇は人が無駄に死にます一見の価値ありかと。
7>>匿名評価ありがとうございます。