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『切り捨て』 作者: kurusu

切り捨て

作品集: 2 投稿日時: 2012/02/18 17:55:04 更新日時: 2012/03/10 02:18:28 評価: 10/16 POINT: 1080 Rate: 13.81
第二次月面戦争は八雲紫の勝利に終わった。

昨日の出来事である。
二人の賢者が杯を交わした日。



酌に透明な酒を注ぎ不敵の笑みを見せる八雲紫

「ふふ……どうかしら?」

「…………っ……」
月の頭脳は蒼く染まった。


勝利の確定である。
永琳に刻まれた幻想郷の賢者の威圧感と恐怖。
それが何を意味するのか。
掴みどころのない空気のような毒。
毒は体に染み渡りいずれは人を病へと貶める。
病は死へ。





だが彼女は月の賢者でもあり薬師でもある。
病を防ぎ毒を殺す為にはどうすればいい?
毒を殺せばいい、汚物は消毒が一番と何処かの時代の名人は語っていた気がする。



「……鈴仙」
「はい、何でしょうか」
偽の月影に照らされた夜、窓から空虚な月を眺めながら八意は部下である兎に命令を下す。
そこには永琳としての面影は無く、ただ八意××が存在するだけだった。

「殺さずに限界まで壊せ」

「どのように?」

「壊すのよ、頭を潰せ目を抉れ顔を焼け。こんがりとだ、手を解体して口ん中にブチ込めよ、
穴でもいいぞ鈴仙、それに耐えたらご褒美に腹ん中を調理して御馳走を食らわせろ。
耐えられない悪い子は内臓を掻き混ぜろ、罰だよ罰。
精神も殺せよ、一番の苦痛から最後の苦痛まで味あわせてやれ。
いいか鈴仙、殺すなよ。ぶっ壊して継ぎ接ぎに縫って小洒落たマリオネットにしてやる」

「了解です、師匠」
元より反対を言える口など無い、狂気の兎は月が映る竹林へと飛び跳ねていった。
ま、どうせ殺しても生き返らせちゃうんでしょうね。怖い怖い。

カラカラカラ。


笑い声が木霊する愉快で不気味な夜。










素敵な夜でもあった。
我々八雲家は勝ちを誇る。
「藍、勝利の宴よ」

「え、はぁ…」
私は主がよくわからない何かだと認識している。
こうして酒を注いでいるのもその『何か』に危害を加えられない為。
いつからか、こんな状況が続くようになったのは。
だから私は今一度主に問いただしたいと思う。
お前は『何か』と。

「あの…紫様」
自分は正気かと確認するように恐る恐る手を自分の口を塞ぐ仕草を取る。

「なにかしら、藍」

「その…本当にお酒を盗む為だけに月に…?」

「ええ、あの八意達を脅す為にね」
当り前じゃない、といった表情で応える主。
八意達を脅して、ここは私の縄張りだと威張る為だけに月で騒動を起こしただって?
永遠亭の連中は自分から手を出してくる奴らではない。
そもそも、あの異変だって月から身を隠す為に行われた出来事だった筈。

「あら…怪訝なの、藍?」

「いえ…」

本音を言える立場ではない。

「これでしばらく幻想郷も安泰になるわね」

いや…少なくとも貴方が居る限り安泰ではない。
先日知り合いの式神が月に偵察に出た為死んだのだが……それすら気にとめてない。
明日は我が身や橙なのだろうか、くだらないメリットにリスクとして利用されるのは。
いや、これは私だけじゃない。
貴方は月人が地上を攻めてくる可能性も頭の中に入っていた筈だ。
つまり幻想郷を賭け金として勝負に挑んだ。
その勝負は幻想卿を犠牲にする必要があるものだったか…?
違う違う違う。
貴方は勝ち誇りたいだけなのだ。けして幻想郷の守り人なんかじゃない。
明日の破壊者。平穏を乱す存在。

「……すみません、ちょっと外に……」

「……あら、飲み過ぎた?いけないわねぇ」
戯言に付き合う必要は無い、返事をせずに私は外の明りに手を差し伸べた。



空気が澄みわたっている。
酒のせいではない情熱に酔った私を少しずつ解毒していくみたいだ。
いや、違う。だんだんと毒に陥っている。酒は解毒剤にもなるだろう。
なら私は今、毒に浸っている。




光が二つ。
遠方から私を覗く紅い輝きが見える。
確か……この光は有害な光だ。
咄嗟に瞼を閉じて屈み、攻撃の符を手にした瞬間。
「お困りですね、私達にならなんとか出来ます」

目を閉じているのに光が差し込んできた。
何処に、ああこれは誰かの救いか。
それとも誰かの企みか。
まずは目を開いて確認しよう、目の前の誰かを。


「お前は…鈴仙」

「お久しぶりです、元八雲さん」
「元だと……?」
気味の悪い笑みを浮かべている。

「藍さん、どうです?」
「手、組みましょうよ」

「な、何をさせる気だ……?」

「明日を救うため……あはは、はっきり言っちゃいますと師匠の悪事ですけどね」
「一緒に八雲紫を殺しましょう、私は貴方を救いたいなぁ」
頭を傾げてけたけた笑う兎は月の光に照らされてより一層不気味に思えた。

「……やれるのか?」

「殺れます」
殺る事が出来たら、明日から貴方は幻想郷の支配者さんですね、笑い声混じりで甘く私に囁いてくる。


自然と私も気味の悪い笑みを浮かべていた。


別に支配者になりたい訳じゃない。
だがもしも、これから先主の犠牲となる者が減る、0になるのなら……。



「決まりましたァ……?」

「決まった」

「良かった良かった。じゃ、ちょっとそこで待っててくださいね」
鈴仙は屋敷へと無謀にも真正面から入っていった。
藍は自分の選択が間違っていないかもう一度自分に問いただそうとした瞬間。

鈍い音が聞こえた。

笑い声が聞こえた。

「あはははははははは!!」

鈴仙は少なくとも私の主を黙らせたのだ。
最悪殺した。

「…くっ…くくくくく…!」

私の錆ついた感情の涙と、笑い声が漏れた。
後戻りはできない、申し訳ない紫様。
もう…今の貴方は嫌いなんだ。
おそらく、これからも。






























真っ暗な部屋がライトで照らされる、まるで演劇の始まりのように。
素朴なベッドに拘束されている紫は眼を覚ました。
真っ先に目に入ったのは役者のような振舞いを楽しみステージの端から端まで走り回る兎、鈴仙・優曇華院・イナバ。
「ああ、なんということでしょう!」
誰も居ない、そもそも存在などしない観客側の席に向かって叫ぶ。
「今ここにッ、八雲紫のぉ処刑をおおお始めます!!御期待下さい、パチパチパチ!!」

「……あ、貴方……ふざけてるの?」

「ふざけたのは貴方ですよ、八雲紫」
急に口調が真面目になり、紫は少したじろぐ。

「月に喧嘩売っちゃって……一大事になったらどうするんです?」

「ふん……ならないように計画を練ったのよ」

「……それで、結果はどうです?ただ師匠をキレさせただけじゃないですか」

「あら、だから私を捕まえたってわけ?」
不敵に笑う紫、自分の置かれた状況を全て把握したつもりのようだ。


「……あ、言っておきますけど逃げれませんよ」

「どうかしらね……私には隙間があるわ」
「え?隙間があるわ?ふふっ!!お笑い草ですぅぅ!!」
笑い転げてうっかり段差から落ちてしまう鈴仙を見て、紫は怪訝な顔をする。
……何か仕掛けたのかしら?この兎……。

「あいたたた……えっとですね。その隙間は使えませんよ」
「どうしてよ」

鈴仙は懐から札を取り出し、紫の顔に突きつけた。
しかし近づけすぎた為見えないとの文句を言われ、少し遠ざけて紫に見せる。
「はい、これは霊夢の御札です。これで貴方の力を抑えました」


「……!貴方達、霊夢に何をしたの!?」

「え?別に何もしてませんよぅ」
額に手をあててケラケラと笑う鈴仙、彼女の拷問はこれより始まるのだった。

「八雲紫をぶっ殺すなら協力するって、私にくれました。しかも無料で!お得ッ!!」


「は……はぁ!?嘘を吐くのはやめなさい、そんな嘘、私は信じないわよ」
あーあ、信じない様に動揺しちゃってるよこの妖怪。


「ゆかりんさんをブチ殺す会の皆、集まれー」
バサバサと近くにあった袋から御札や重火器等の『殺す』『封印』『痛める』に関係する道具が地面にボトボト落ちていく。


「……それがどうかしたの?」

「これ、にとりさんから貰いました、重火器です。これは聖さんからですねぇ、御札、おお、この針は早苗さんから頂きましたよ
それとこれは藍さんの……また御札、あとこの塩はミスティアさんから、それでこれは幽々子さんからの……また御札かよ、それとそれとこの道具は……」
彼女は上機嫌に解説を始めるが、次第に紫はその逆、不機嫌へと陥った。
また彼女に対する恐れさえも感じていた、あまりにも普段とは違う、これが本性なのだろうか?

「全部貴方が用意したんでしょ、そんなもの」


「いいえ違います、素敵なプレゼントですよ、貴方へのね。
いいですねぇ友達思いな方が沢山いらっしゃって、嬉しいね紫ちゃん。うん嬉しい嬉しい」

「……馬鹿げてるし狂ってるわ、貴方」


「ところがどっこい……夢じゃありません、これが現実、そして事実で真実!」


「よく考えてくださいよ。私がさぁ、こいつ等全部殺せるわけないじゃん?」

「……っ、なら永琳が……」


「ノーノーノー」
指を横に振りちっちっちと耳障りな音を出す。
「いくら師匠でも自分の住処を壊すような愚かな真似はしませんよ、貴方みたいにね」


「じゃあこれは幻覚よ!」

「そう逃げます?幻覚って頭の中が霧でもやもやしてる時に見る物なんですよ」
鈴仙は手始めに近くに落ちていた針を拾う。
「試します?」

「ふん……やれるものならやってみなさいよ」
口ではそう言ったが、やはり恐怖は拭いきれない。

針を顔面まで持っていき、眼の前で制止させる。
「いいんですか?」
「幻覚が覚めるなら……やってみなさい」
「じゃあやっちゃいますね、えいっ」

鈴仙は針を紫の眼の奥に突き刺した。

「っぃい゛た゛い゛いい゛い゛あああああ!!!」

「あれ!?あれあれ!?まさかあの賢者さんが痛がってる!?」
愉快愉快とくるくる回転し、大げさに嬉しがる鈴仙。

「ぁ……痛くないわ……もう覚めた……」

「……で、覚めたって言ってもどうやって確認するんですか」

「ここから抜け出して皆に会うのよ……私と一緒に居てくれた仲間に……」

深いため息が鈴仙の口からこぼれる。
ダメだコイツ、こんなのが幻想郷の賢者だから困ってたのよね。

「んじゃ会ってみます?どうぞ、入っていいよ」

鈴仙は壁の向こう側に居た誰かに話しかける。
恐らく影の向こう側の人物は最初からこの処刑を聞いていたのだ。

「誰……?」
紫は片目でこの部屋に一つしか無い扉を見つめる。


ガチャリと、ゆっくりと、ドアノブは回された。
その扉を開けたのは藍、八雲藍本人だった。


「ら、藍!!無事だったのね!良かった……」
いや……?

「……ちょっと待って、藍。貴方は本物……?」
それさえも幻覚のように感じて、これから何か酷いことでもされるかのように感じて、紫は不安になった。

「はい、本物です……八雲藍、いいえ、今日からは藍です」

「え?」


「紫様、貴方とはもう会うことはないでしょう」

「な、何よ……また幻覚?」

「今まで楽しかった、辛かった。でも今日が最後なんです。さようなら、八雲……紫様」

「ま、待ってぇ!藍!行かないでっ!!」

藍は部屋から出て行ってしまった、それから数分間、紫はただ扉を見つめているだけだった。
処刑人は茶化しもせず、ただ従者と主の最後の別れを静かに見守った。
それは美しさか残酷さか、それとも優しさか。いずれかを大切にした鈴仙なりの判断である。
「……もうわかったでしょう?これは幻覚ではありませんよ」
瞬きをせず片目で扉を見つめる紫に鈴仙はささやく。
「染みたでしょう?眼と心が血と涙に」

「……嘘よ、嘘嘘……」
「だって藍は私に優しくて、でもたまに厳しかったけど、けして私を見捨てはしなかった……」

鈴仙は次は何を使って遊ぼうか道具を閲覧しながら答えた。
「やり過ぎたんですよ、だから皆から恨まれたんです、貴方は」
ああ、これにしようと床に刺さっていた鋏を拾う。

「……恨まれた?」


「ええ、恨まれてしまった。遊び過ぎたんです、貴方。
幻想郷ってのは貴方だけのものじゃないんですよ、皆の者です。
その皆が貴方を捨てたなら、それは幻想郷から追い出されたも当然です。
貴方は幻想郷の賢者としてではなく、無能な賢者として命名されるのです。」
鋏を動かす紫に近づく鈴仙を食い止めようと隙間を使おうとするが、それは幻想郷の総意によって妨害された。

「はい、まずはチョキチョキしましょうね」
紫は腕を掴まれ振り払おうとしたが、それは皆の総意によって妨害された。
鋏の先端を紫の腕に突き刺しビィィと縦に引き裂く、
奥深く神経さえも切断する鋭利な鋏と、仲間達の裏切りの総意が体と心を抉った。
「いやあ゛あ゛ぁ゛あ゛いたい゛い゛ぃ゛ぃ゛!!!」
右腕は綺麗に裂けて屑肉が床に落ちる、ぎちぎちと線を刻まれる度に鋏が骨と肉の間にひっかかり、ぎちぎち、ぎちぎちと音を立てる。
だがその音は紫の悲鳴と鈴仙の笑い声に掻き消され、ただただ悲鳴と笑い声が木霊した。

「うーん、鋏じゃなくてナイフのほうが切り易かったかな」
しばらく紫の悲鳴を楽しみ、次はどうするか考える。
シンプルに考えた結果、今度は腹を目がけて蹴りを回した。

「ぐぁ゛ぁ゛っ゛!!」
更にもう一度、二度、三度腹を蹴り、四度目で顔面を蹴った。
固定された手枷がガチャガチャ音を立て、紫はベッドに何度も何度も叩きつけられる。

「ぁ゛ぁ゛ぁ゛っ゛……も、もうい゛ゃぁぁぁ゛ぁ゛……!!」
口から汚物を垂れ流し、顔面が血まみれになった紫を、今誰が賢者と呼ぶものか。
賢者とは賢い者である。愚かな者は愚者と呼ぶ。
なら自らの過ちに気付かず全てを敵に回したこの女はどうか。
愚者であり、哀れな女でもある。

「うーん、ダメです。次はねっ次はねっ」
鈴仙は部屋の奥へと駆け足で向かい、箱の中に仕舞われていた物を取り出した。

「これは野ウサギっていう拷問道具です。
棘付きのローラーをころころさせて、痛がるのを楽しむ素敵な道具ですよ。」
ゆっくりと恐怖で震える紫に近づき、道具を頭の上に振りかざす。

「えいっ」
野ウサギを紫の顔面にぶつける。

「あ゛が゛っ゛!!」
そのままぐうっと力を入れて顔面を何度も棘付きのローラーで満遍なく引く。

「い゛い゛いあ゛あ゛あ゛がかがががぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛゛゛」




やがて悲鳴が消えても鈴仙は顔面を耕し続ける。
ふと、快楽に溺れて気付かなかった鈴仙は紫が死んだことに気づき、残念そうに肩を落とす。

「あーあ、元妖怪の賢者なんだからもう少し耐えてくださいよ、つまらないなぁ」
辺りは紅で染まり、足元には黄色が綺麗に映えていた。
「怖くておもらしだなんて……可愛いですね、ちゅっちゅ」
穴だらけになった顔にキスをし、唇についた血を舐めとる。

「んっ……大丈夫ですよ……師匠が生き返らせてくれます……
だから……ねっ……?」
「もっとキモチイイことが出来ますよ、くすくすくす……」







この日幻想郷から八雲は消えた。
八雲紫は無かったことにされた。
八雲藍は式神と共にこの世界を出たらしい。


ただの少女の紫は、今日も地下で産まれて朽ちる。永遠に。
彼女の救いは、今日も幻想郷は平和、藍達は幸せに暮らせたということだろう。
かなり久しぶりに投稿。
ゆかりんは可愛いからぶっ殺したくなるね!(口説き文句)
可愛がってから徹底的に叩き落として溝の淵まで突き落としたい。主にお空を。

コメ返し(2012/3/10)

>>1様
あれ?そういえば自然とそういう話になってました。
>>2様
私も絶望ネタが好きですね、ハッピーなのも好きだけど。
>>4様
ゆかりんはまだまだ反省してないから虐めてもいいのよ。
>>6様
ブレーキ役とか、否定する存在が居ないんですよね、紫には
皆紫に任せてる感がします。
>>7様
YYS(やっぱり 紫は 凄いなぁ)
>>8様
紫はもっと労ってあげないと、器具でマッサージしてあげましょう。
鈴仙は綿月姉妹も認めるぐらいの才能があったそうですから、意外と強いのかも。
>>9様
きっと藍様の式神コンピューターがウイルスにやられたんだよ(適当)
契約は信頼で出来ていたのなら、信頼が失われたら契約も放棄されてしまったのかも。
真意を明かさない紫に藍様は付いていけなくなったのでしょう。
>>12様
ありがとうございます、修正しました。
でも自分と幻想郷に被害が出る前に紫を止められたのだとしたら、
後悔してでも紫の思いを守ったことになるのでしょうね。
>>13様
お札ってビリビリしそうなイメージがあるんですよね、
殺すには至らず、痛めつける道具として最適なのかも。
>>14様
軽く虐めて涙目になった紫を不意に抱きしめて「えっ」って感じで反応する紫を
優しく撫でて頬を染めさせたい、不意に見せる本音の顔っていいよね!
kurusu
作品情報
作品集:
2
投稿日時:
2012/02/18 17:55:04
更新日時:
2012/03/10 02:18:28
評価:
10/16
POINT:
1080
Rate:
13.81
分類
鈴仙
念願の拷問
簡易匿名評価
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0. 130点 匿名評価 投稿数: 5
1. 100 NutsIn先任曹長 ■2012/02/19 05:12:56
本当にお久しぶりです。
また最強を誇る者が己の行いが原因で身を滅ぼす話を読めると思うと、歓喜に打ち震えてしまいます。

最初は鈴仙が紫に近しい者を操ったのかと思ったら……。
ゆかりん、随分とまぁ、恨みを買っていたんですねぇ……。

かくして、今日も幻想郷は平和なのでした。めでたしめでたし。
2. 100 GASGAS ■2012/02/19 06:54:32
これは警告だネ
何事も適度に、その行為自体も少しは選ばないと
      こ う な る ぞ
って言うネ
絶望系は好きです
そこに至るまでに何があろうと
     俺   が
    絶望ネタスキー
       だッ
       !! 
ありがとうございます。
4. 100 名無し ■2012/02/19 15:05:25
すばらしい、これこそまさに東方儚月抄の紫にもたらされるべきエンディング。
紫を評する言葉がいちいち適切でもうねwww 
立派な軍人の鈴仙も、真正ゴミクズの紫もかわいかった、胸がすっとする作品をありがとうございました!! 
6. 70 名無し ■2012/02/19 18:42:29
東方儚月抄の紫は擁護できんわ…。
八意永琳を幻想郷の住民として迎え入れるだとか、恐怖を与えるのが妖怪の本懐であるとかは付随物で、儚月異変の本質は見下されるの嫌だからっていう酷く個人的な動機のはず。それに幻想郷を担保にするあたり、支配者面が鼻につく。
天子を敵視するのもおんなじ理由。幻想郷一のこまったちゃんですよ、紫は。

だからたまには痛い目にあわないとね。
7. 80 名無し ■2012/02/19 19:32:05
紫が改変されすぎって思う人もいるかもしれないけど、これほぼ原作どおりなんだぜ・・・・・・
むしろ改変されてるのは藍だの霊夢だので、こいつら原作ではさすが紫様紫様とこれを慕ってるんだぜ、マジクレイジーだよな。
8. 100 名無し ■2012/02/19 20:34:12
これが本当の鈴仙の姿に見える。 流石は荒事と狂気を担当されるだけの事はあるな。
紫の我侭に付き合い続けた藍達一同、ずっと我慢し続けてたんだ。
これからも楽しいひと時を過ごし続けてね、紫さま。
9. フリーレス 名無し ■2012/02/19 23:00:30
ポジション的なこともあり、比較的、二次創作で過大評価されやすく、セーフゾーン多めの、ゆかりんがついに、おいたわしや・・・
原作よりで、能力解釈をするSSでしたね。

てか、冷静に考えると、紫は結局、いろいろと、エゴつき通してるし、敵も多く、 月>紫 だから
こうなってもおかしくないかな。

式で縛ってるから藍は、心情的にはともかく、裏切れなそうだけど・・・(間違ってたらすません)
12. 100 名無し ■2012/02/21 16:56:27
いいですね、ぞくぞくします。藍様結局裏切ったことを後悔してそうな……
誤字報告
今日も幻想卿は平和、→幻想郷では?
13. 100 名無し ■2012/02/21 20:46:47
御札しか持ってねえ!
14. 100 名無し ■2012/02/22 12:13:48
紫いぢめてナデナデしたい
16. 100 名無し ■2012/03/10 15:19:47
すっきりするいい話だった。綿月姉妹にもいじめさせてあげたかったなー。
幻想郷の管理はえーりんあたりがあっさり努めてて、ゆかりんの立つ瀬なかったりすると実に良い。
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