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『クォーターの娘』 作者: 和多
「お前? 誰だよ?」
「……お母さん? あなたの娘です」
魔理沙は、今年で16歳になる娘が嫌いだった。自分は年を取って老けていくのに、この娘には4分の1程妖怪の血が混じっているために若く美しい時期が永いそうなのだ。
「知ってんだよそんな事、で? なんで私の服着てるんだよ?」
「それは、だって! お母さんが私の服全部捨てちゃったから」
娘の服は全て今は別れた半妖が送ってきた物でどれも質素ながら手作りの服でやさしい父性が込められていた。しかし、それが魔理沙には気に喰わなかった。若いころ、新婚のころは魔理沙にも良く服を作ってくれたのだが、二十歳を過ぎた辺りから作ってくれなくなった。
そのころから夫婦の仲は急速に冷めて、夜の営みなどまず無かった。欲求が溜まった魔理沙は、半人半霊と不倫をするようになる。
そして、去年それがばれて別れることになった。半妖は娘の親権を主張したものの、魔理沙の父親がしゃしゃり出てきて親権は魔理沙が持つことになった。
「あ? 知ってんだよそんな事! 裸でいろよ!」
「……そんな! いくらなんでもお母さん酷いです」
娘は少し泣きそうになった。でも涙を流すことはない、こういうことは日常茶判事なのでもう慣れっこなのだ。
それでも、親の魔理沙には逆らえないから服を脱ぎ始める。露になったその体は、父親の血の影響が出ているのか長身ですらりと長い手足だった。長い金髪に魔理沙と同じ瞳の色で、胸は身長の割りに小さいが魔理沙よりも2カップは大きかった。
「お前、それは厭味か? 私の前で若い体見せ付けて厭味か?」
「でも今お母さんが脱げって!」
娘が何をしても魔理沙は気に食わなかった。思い返せば、娘が小さいときからそうだった。例えばかつて適当に放って置いたら餓死とか病死で死ぬと思っていて1ヶ月程適当に納屋に放り込んで置いたことがあった。
納屋に放りこんだその夜、家に帰って来た半妖の夫には妖怪に襲われてに食われたと嘘を言いながら嘘泣きをした。夫はそれを信じて半分は自分の為だがその晩久しぶりに魔理沙を抱いたのだった。
「知ってんだよ! お前は私の言ったことしかできないのか? 今年で何歳だ?」
「お母さんごめんなさい。お母さんの望んでいることがまったくわかりません」
納屋に放りこんで1ヶ月後のことだった。夫が娘の泣き声が納屋からすると言うので二人で行って見ると娘はやせ細りながらも生きていた。魔理沙は必死で演技をして疑いの眼を向ける夫をごまかした。
「私に聞いて全て答えが返ってくると思うなよ! 自分で考えろ」
「……わかりません」
あの時の娘は夫になぜここに居たのか聞かれても、魔理沙に閉じ込められたことを言わなかった。復讐が怖いとかそういうのではなく娘は純粋に母親の魔理沙が好きだった。
しかし、魔理沙にとって一ヶ月も飲まず喰わずで生き続けた娘が化け物のように見えるようになった。
「お前は本当に馬鹿だな! 今から教えてやるよ!」
「教えてくれるのですね? おか!!」
娘の腹に短刀が突き刺さった。魔理沙が望んでいたこと、それは娘が死んでこの世から居なくなることだった。
「……あ、あ、おか、さん、なんで?」
「教えてやったんだよ? これで文句はないだろ?」
魔理沙は当然のことをしたと思った。またどうして若いころにこうしなかったのだろうと後悔していた。今でも魔理沙はあの半妖の事が好きだった。
この娘、障害が居なくなればまた元の夫婦に戻れるかもしれないと考えた。
それからもうひとつの障害を思い出した。今魔理沙の腹には半人半霊の子供が宿っている。やはり4分の1程幽霊の血が混じっているために若く美しい時期が永いそうなのだ。
それに違う男の子供など半妖は喜ばないだろう。魔理沙は自分の腹に向けて今娘に刺した短刀を刺した。確実に中の子供を殺すために何回も刺した。
「……おかあさん……」
既にたくさんの血が溢れ助からない娘はその光景が最期見た現世だった。
- 作品情報
- 作品集:
- 3
- 投稿日時:
- 2012/04/02 02:12:29
- 更新日時:
- 2012/04/03 01:08:37
- 評価:
- 6/14
- POINT:
- 690
- Rate:
- 13.00
- 分類
- オリキャラ
- 書き直しました。
ゴミクズのどこに半妖や半人半霊は惹かれたんだか。
ろくでもない母親なのに、『父親』がまともだからだろうか、娘はそのまま成長すれば美しい容姿と心をもっただろうに……。
皺だらけのババァになって、孤独死しろ!! 魔理沙!!
2>>ネグレストっていうやつですね。しかし、本当なんでこういう母親ってもてるんでしょう? 軽いだけかもしれませんが。
3>>こういうのは。本当に許されるべきじゃありませんね。
正直駄作だったのがここまで変わるものなんだ。
そして、魔理沙絶対ゆるさん!
6>>書き直すよりも新作を作ろうと思いましたがやめました。
ところで書き直し前はどんな話だったのですか?
9>>同じく匿名評価ありがとうございます。
10>>内容は変わっていないのですがなんだか支離滅裂というのですか? 変な感じでした。
職業魔法使いなら若返りの研究の1つや2つできるだろ
子供が愛せないの分かってて避妊すらしないとか
取り敢えずこのゴミ魔理沙は死なせたらいかん
瀕死の状態で数十年生き地獄に叩き落としてからだな殺すのは