おばさん「１３歳優駿に出るよ」

霊夢や見てごらんこれがこの間のトレーニングセールで買った魔理沙だよ。
おばさん、この牝魔理沙は白黒模様でゼブラ毛って言えばいいの？
う〜ん、何だろうね？
そうこうすればいいのね！
霊夢は魔理沙に茶色のペンキをかけた。
いいねえ若いって！
これで栗毛ね！
そうだね霊夢なかなかやるね！


それから、霊夢はこの牝魔理沙を調教した。

いいかい、霊夢今日中にこの牝魔理沙を１ハロン６０秒で走れるようにするんだよ！





「早く走らないと、魔理沙あなたは引退後は乗人倶楽部で雄魔理沙と交配されちゃうからね」

「分かった！霊夢！」

　物部今の話聞いていたね、今から併せ人になってもらうよ。

　
　悲しいとき人は涙を流す。ストレス物質を涙に溶かして排出しているらしい。
　結論から言うと気持ち悪い。

　
　霊夢は魔理沙の背に乗って先に走り出した。物部を追いかけた。

「まって〜行かないで〜」

　物部は思った以上に早かった。それもそのはず、手にはビート板を持っているから早かった。

　キューンキューンんんんん

　かぜを切り割くビート板加速していった。

　追いかける魔理沙も負けては居なかった。次のモンキーターンで一気に決め手やる。


　カンカンカンカン　残り一週半の鐘が鳴った。

　後続から一気に差と詰めようとする魔理沙！

　直線に入りました。物部との差は３馬身半！

　逃げ人物部はばてているぞ！

「頑張れ魔理沙！」

　霊夢の持つ、鞭が魔理沙の尻を何度も叩く！！

　そのたびに魔理沙は過敏に反応して何か違う事を感じていた。
　
　最後の坂道に差し掛かりました。既に物部はバテテへとへとだ。

「魔理沙一気に追い込むのよ！」

　霊夢は大きく振りかぶって鞭を振った！！！！


「おうふん！！！おふふう」
「どうしたの？魔理沙？」

　魔理沙は突然変な声を上げて失速した。故障か？

「調教中止だよ霊夢どうしたんだい？」
「…おばさん、魔理沙のお尻の穴に鞭の先が入ったみたい」
「なんてことしてくれたんだい！」

　魔理沙の尻の穴は割けてしまい血だらけだった。無念なことに色々な意味で予後不良になってしまった。



　おばさんは霊夢にまたがって１２歳新人に出て６人立て３着に入る半年前のことだった。