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『おめでとう』 作者: 和多
「ミドルサイズウンチだぜ」
「やめるウサ」
今日は楽しいてゐの誕生日会、お呼ばれしていない魔理沙も参加していた。優曇華が焼いたおいしいケーキに蝋燭を立てて永琳が火をつけた。てゐが皆に祝福されて火を吹き消した。
火は勢い良く消えた。それは誕生日会の始まりを意味していた。
「なんだぁ、漫画みたいにとぐろとか無理だったぜ! でも頑張ったんだぜ! 昨日特別消化されそうに無い食べ物をお前のために食ったんだぜ」
「帰るウサ」
皆から拍手されててゐは嬉しかった。そして、始まるプレゼント交換。ちゃんとお呼ばれしていた慧音と妹紅は二人で焼いた手作りのクッキーが二人からのプレゼントだった。てゐは一言礼を言って、それを開けてみる。
お約束どうり、てゐにもわかるそれは、慧音が捏ねて形成した生地を妹紅が焼いたものだった。普段からから二人は郷の子供たちに焼いて食べさせているものだし、てゐも良く食べさせてもらって居るものだった。
たったそれだけ、でも嬉しかったのはてゐの名前でクッキーが焼かれていることだった。普段ならハート型とか、ひし形の形状していていかにも型抜きでとているようなものが、わざわざ、名前の形になっていて嬉しかった。
「あのなぁ、私だって忙しいんだぜ。それが、歳なんて関係ないような妖怪の誕生日会に出てやってるんだぜ。あまつさえ、プレゼントまで持ってきてやてるんだぜ」
「いらないウサ」
名前のクッキーを一口食べてみたてゐは気付いた。味がいつもより甘かった。普段焼いてくれるクッキーはこより甘みがない、なぜならば名目上は子供たちが虫歯にならないようだが、本当は砂糖は貴重品だったから量を減らしているのだった。
それでも、子供達に混じってクッキーをもらいにくる妖精たちは甘い甘いと食べるのだった。しかし、てゐは裕福な永遠亭に住んでいたため甘くないとは言わないが思っていた。彼女達はそれに気付いていたのか、それとも誕生日だから特別なのかわからなかった。とにかく今回のプレゼントは甘くてそれから甘味が有っておいしかった。
「なんだぁ? ホカホカじゃないと食えない口か? お前はウサギの妖怪だからこういうの好物なんだろ? 私には無理だがな」
「違うウサ」
いたずらっ子、普段はちょっと跳ね返りっ子なてゐも赤面しながらも、嬉しい顔をして二人にお礼をしたのだった。皆笑顔楽しい誕生日会った。次に永遠亭の二人からも堅苦しくて面白みにかけるているけれども二人らしいプレゼントが贈られた。
「そうか? なんだ違うのか! 熟成させたほうがいいのか? こう見えてもいつも快便でな古いのとか準備してないんだぜ」
「そういう問題じゃないウサ」
そして、いつのまにか誕生日会に参加していた魔理沙のプレゼントが渡される番になった。そして、魔理沙が生身にリボンの巻かれたこれを、てゐに渡されて居るのだった。
「だったら! 食えよ! あ? なんなんだ? お前は私が折角用意してしてやってるんだぜ!」
「酷いウサ」
一向に魔理沙からの心からのプレゼントを受けとらないてゐに、魔理沙はご立腹だった。てゐは楽しい誕生日会が魔理沙の手に持つ糞のせいで(臭)誕生日会になってしまい悲しかった。
「は? 私のどこが酷い? ウサちゃん!!」
「いい加減にしなさい!」
”ヘブシ”と魔理沙はいきなり後ろから叩かれプレゼントに顔を突っ込んだ。普段は無関係無関心な輝夜が突然立ち上がって魔理沙を叩いた。珍しくご立腹で魔理沙を叩いたのだった。
「輝夜ありがとう! ウサ」
「私は何もしていないわ。それと、そのウサはやめなさい」
てゐはうなずいた後に、プレゼントに顔をつけている魔理沙に足払いを掛けて皆で楽しい誕生日会を続けるだった。
皆もそれからは、見ない振りしてくれて楽しい誕生日会だった。
- 作品情報
- 作品集:
- 3
- 投稿日時:
- 2012/04/29 17:47:19
- 更新日時:
- 2012/04/30 02:47:19
- 評価:
- 7/9
- POINT:
- 670
- Rate:
- 15.44
- 分類
- てゐ
- スカ
あと、ゴミクズ、邪魔。
姫様、ナイスです。
スカでもこれくらい軽いと気持ち悪くない。
さすが俺の嫁だ