彼奴

「よう霊夢」
「あら魔理沙。ちょうどよかった、今あいつの話をしようと思ったのよ」
「あいつ？誰のことだ？」
「なに言ってんのよ。あいつって言ったらあいつでしょ」
「さっぱりわからんから聞いてるんだが」
「まったく・・・そんなんだからあんたは魔理沙なのよ」
「人の名前を貶し言葉にしないでほしいぜ。で、あいつって誰なんだ？」
「誰って、ほら、あいつよ。よく湖で遊んでる・・・」
「妖精たちのことか？」
「違うわよ！見当違いもいいところだわ」
「・・・あそこで遊んでんのはチルノあたりしか知らないぜ」
「んもぅ、ホント魔理沙ね」
「二回連続はやめてほしいぜ。名前とか思い出せないのか？」
「それがど忘れしちゃって・・・。あいつのよくいる場所は言えるのよ」
「じゃあもっと教えてくれ」
「湖のほかに人里にもいるわね。頭がいいからよく寺子屋で勉強を教えてるわ」
「まさか、慧音のことか？」
「慧音が湖で遊ぶわけないでしょ。でも近いっちゃ近いわね」
「場所以外で思い出せないのか？」
「うーん・・・そうねぇ。あっ！」
「なんか思いついたのか？」
「・・・続きはWEBで」
「いや、ここWEB上なんだが」