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『驚いてもらうための奥の手』 作者: ぐう
太陽が沈み、満点の星空に対して暗闇に包まれた幻想郷の大地。
月明かりが僅かに大地を照らす程度で、それがなければほとんど何も見えなかった。
「いけないいけない、宝塔を落として帰りが遅くなったなんて言い訳にしかなりませんね・・・」
そんな夜道を、籠を手に駆けてゆくゆくのは、白蓮に買い物を頼まれていた星だった。
買い物の途中で宝塔を落とし、それを探した結果予定よりも2時間も帰りが遅くなってしまったのである。
「これじゃあ聖に怒られちゃいますね、まいったなぁ」
ここまで遅いと白蓮はおろか、「これだからご主人は」とナズーリンにも怒られる可能性さえあった。
まいったと言っても落とし物をしたのは星の責任なのだから仕方なかった。
星が帰路を急ぎ、命蓮寺まであと1キロくらいの場所まできたその時・・・
「うらめしやーっ!」
紫色の唐傘を持った少女が、木陰から飛び出してきて星の前に踊り出た。
「・・・小傘、何やってんですか?」
「あーもう! どうして誰も驚いてくれないのさー!」
少女の驚かしに星はいまいちの反応だった。
その少女、小傘は星のリアクションの悪さに文句を垂れはじめた。
「またみんなに驚いてもらえなかったんですか?」
「だってみんな『かわいい』とか『怖くない』とか言うんだもん。わちきは驚いてほしいの!」
彼女の能力は『人間を驚かせる程度の能力』で、彼女の行為もまさにそれによるもの。
しかし驚かしパターンが単純で、なおかつかわいらしい小傘の驚かしを見て驚いたり怖がるのはよほどの怖がりくらい。
驚いてもらえなければ、彼女の存在意義にも関わるため本人にとっては深刻な問題だった。
「星っ、驚いてくれなかったから罰として一緒に驚く方法を考えてよ!」
「ええっ!? わ、私は買いものの帰りが遅くなって、その帰りですから・・・」
小傘の厄介に付き合わされそうになり、星は事情を話して離脱しようとした。
しかし、小傘は何気に星の服をしっかりとつかんでおり、協力しない限り離してくれそうな様子はなかった。
「驚かす方法っていっても、言われてさっとは思いつかないですね」
「じゃあさ、星が最近一番驚いたことを教えてよ。それを参考にしてみるからさ」
「私が最近驚いたこと・・・うーん・・・」
「何かない? こんなことされたら腰が抜けたってこと」
「・・・・・あっ、ありましたよ。あれはもう2年前のことなんですが・・・」
星はあることを思い出したようで、自分が驚いたことを小傘にそっと耳打ちした。
参考になるかどうかはともかく、小傘はうなずきながらしっかりと耳を澄まして聞いた。
それから数日後のある夜・・・
その日は、夏も近づくというのに風が冷たくて冷える夜だった。
「はーっ・・・はーっ・・・」
木陰に隠れて誰かが来るのを待っている小傘、自信は以前よりはあるようだった。
「んっ! んううう・・・はああ・・・」
しかしどこか様子がおかしく、何かにじっと耐えているようだった。
身体を震えさせ、なおかつ足をガクガクとさせている様子は只事ではないのだが、それでもじっと誰かが来るのを待ち続けていた。
「魔理沙ったら、一体どんな胃袋してるのよ・・・。さっきからお腹がすごく痛いわ・・・」
小傘が飛び出すであろう道の上を、アリスは人形たちを連れずに一人歩いていた。
魔理沙の家で晩飯をご馳走になった帰りのようだが、どうやら食材に中ったようで・・・
ごろごろごろぉ・・・
「うっ・・・は、早くしなきゃ・・・」
帰る途中で催し、帰路を駆け足で辿っていた。
一度魔理沙とのデートで魔理沙の目の前で致した経験があり、あの時のような目に合う訳にはいかなかった。
しかし急ぐのに必死で、この先に小傘が待ち受けていることを予想する余裕はなかった。
「んっ?」
アリスが更に進むと、スカートを押さえながら小傘が夜道に踊り出てきた。
「うっ・・・うらめし・・・」
足をガクガク震えさせながら、小傘はアリスの目の前に立った。
その次の瞬間・・・
「やあああああああああああっ!」
ブビャッブリブリビチビチチチィッ!
「きゃあっ!?」
突如小傘が大きな声で叫び、それに連動するかのように彼女の後方から凄まじい音が響いた。
予想外の2段攻撃にアリスは驚き、盛大に尻餅をついた。
「よかった、驚いてくれた・・・。でも・・・ああっ・・・」
ブッビチュッビビビビ・・・ブバブビュブブッ
小傘の足元には次々と茶色の液体が滝のように流れ、足にも大半が伝って流れてゆく。
アリスが見事驚いたのはよかったが、その代償として溜め込んでいた糞便が一気に垂れ流しとなった。
実はあの時星が吹き込んだ驚いた話は、かつて白蓮が脱衣所で致した話だった(新徒産廃「悪戯娘と忘れられた宝 白蓮編」参照)。
ぬえの悪戯による賜物とはいえ、いきなり目の前で脱糞されてしまえば、確かに大抵の人は驚くだろう。
星はあくまで勧めただけだが、他人の言うことを真に受けやすい小傘はこの日のために、3日間便の排泄を我慢して更に浣腸を大量にぶち込んだのである。
大半が浣腸液であるため茶色の液体は止まらず、小傘の下着の中にも3日分の便が勢いよくひり出されていた。
驚いてもらうために恥を捨てる勇気は素晴らしいのだが、何もここまでする必要性があったのだろうか。
「あいたたぁ・・・」
ブビュッ、ブビビビビッ
「あっ、やだっ!?」
便意が限界近くまで迫っており、更に盛大に尻餅をついたことで括約筋が緩んだ。
それによりアリスのお尻のほうからも、同じような音が聞こえだした。
ブリュッブリブリブビッ、ブブブビビーーッ!
「だめっ出ないでっ! あんんんん!」
アリスは咄嗟に起き上がろうとするが、下着を通してお尻全体に下痢便の嫌な感触が走り、手足に力が入らなかった。
下着を脱ぐことすらままならず、ドロドロの液体は尻餅の地点を中心に辺りの地面に広がってゆく。
「何よあの子・・・いきなり驚かながらうんちして・・・」
ブブッブリュブリュリュ・・・
「あっ・・・私もまだうんち出るぅ・・・」
少し冷える夜道に響く、二人の少女たちの下劣な排泄音。
当然このままで済まされるはずはなく・・・
バチンッ! バチンッ!
「うわああああああん、ごめんなさーい!」
「謝ってもだめ! あと300回は叩くからね!」
アリスの家で、小傘はお尻叩きの刑を受けるのであった。
久々の小傘と、超久々のアリスの登場です。
様々な小傘のイラストを見ていたら「お漏らししながら驚かす」という電波を突然受信し、こんな話を思いつきました。
せっかくなので驚かされる側も漏らしてもらおうと、ご無沙汰なアリスを一緒に起用しました。
驚いてもらうためにお漏らしを躊躇わない小傘ちゃんマジ妖怪の鑑!
ぐう
作品情報
作品集:
3
投稿日時:
2012/05/18 06:10:55
更新日時:
2012/05/18 15:10:55
評価:
6/11
POINT:
680
Rate:
12.82
分類
多々良小傘
アリス・マーガトロイド
スカトロ
お漏らし
なんかラストのアリス、小傘の母親みたいでしたね
食事もサプライズも無し!!
お尻叩き、当然、拭いてませんよね……?
スカが再び復調するきざしを感じました。
単純でほだされやすいそうなので、人の言うことは真に受けてしまいそうです。
アリスも伊達に魔界神のお母さんがいませんから、それによるものかと。
>先任曹長さん
スカフラグなくして便想郷は語れません。
拭いてないかどうかは、ご想像にお任せします。
>名無し(3)さん
スカの夜明けはもう間もなく・・・
>名無し(5)さん
ええいああ君からもらい(ry
>んhさん
シンクロ? いいえ、ウンクロです。
>名無し(10)さん
私も確実にびっくりすると思います。
でもすごく遭遇してみたいですw