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『倉庫に二重に響く音』 作者: ぐう
バチンッ! バシッ!
「ぬえええええん! 痛いよ聖ぃ!」
「当たり前です! お客様のお茶に下剤を入れるとは何事ですか!」
今日も平和な幻想郷、ここ命蓮寺の倉庫からは、何かを叩くいい音が聞こえてくる。
例の如く悪戯をしたぬえが、これまた例の如く白蓮によってお尻叩きの刑を受けているところだった。
「だって、あれてっきり聖たちが飲むものだったのかと・・・」
「まぁ、目的は私たちに一服盛らせるつもりだったのね! そんな悪い子はこうです!」
バチッ! スパンッ! バシンッ!
「ぬびゃああ痛い痛い痛い! もうしないから許してえ!」
少し前に命蓮寺に修行に訪れていたコンガラと明羅、こともあろうにぬえは、誤って彼女たちに出されるお茶に下剤を仕込んだのである(新徒産廃『心頭滅却すれば腹もまた痛し』参照)。
後でぬえの挙動不審からそれが発覚し、白蓮の耳に届いて現在に至るのである。
「宝物庫の宝の悪用、一輪や水蜜のトイレへの妨害、そして今回の件・・・。反省の色が見えないぬえには、普段より効き目の強い浣腸でお仕置きしようかしら」
「ぬえっ!? 浣腸やだやだやだやだ! お腹痛いのやだー!」
「文句は悪戯をした自分に言いなさい。あなたのような悪い子にはこれくらい必要です」
柱に腕を縄で縛られ、更にその縄は特殊な加工でスペカ等の影響を受けないため、自分では解くことができない。
お尻を振って抵抗しようとするぬえだが、白蓮にあっさりスカートをめくられ、尻肉をつかまれてはどうしようもなかった。
「ぬえ、入れますよ。覚悟を決めなさい」
「やだっ許し・・・ぬうううううううん!」
ぬえの最後の抵抗もむなしく、下着をずらして丸見えとなった肛門に容器の先端が挿入された。
白蓮が容器を握ると、ぶちゅううっという音とともに容器がつぶれ、中の薬剤がぬえの肛門内に注がれてゆく。
「はぁ・・・はぁ・・・ひんっ!?」
「あら、すごい効き目。もうお腹がごろごろいってる」
「お願い聖、縄ほどいてっ! トイレ行かせて!」
入れて間もなく、ぬえの下腹部から聞こえてくる重みのある音。効き目が強いと言っていたのは伊達ではなかった。
ぬえは身体をくねらせて、少しでも耐えようと必死だった。
「んーっ! お腹痛いー!」
「それじゃあぬえ、漏らさないようにしっかり我慢するのよ。今日は1時間耐えられたら許してあげるわ」
「無理むりムリmuri! 絶対できないから! 聖! ひじりー!」
我慢に必死なぬえを尻目に、白蓮は倉庫を後にした。
ごろごろごろっ、ぐるっ、ぎゅうううう・・・
「聖のばか・・・こんなの1時間も我慢できる訳ないじゃない・・・」
チクチクと痛むお腹とお尻に、ぬえは泣きべそをかきながら愚痴った。
まだたったの数分しか経っていないのだが、いつぶちまけてもおかしくない状態だった。
コンコンコンッ!
「んっ?」
そのとき、誰かが倉庫の入り口をノックしてきた。入り口が勝手に開き、入ってきたのは・・・
「お掃除しましょー、ぎゃててのてー♪ ってあれ、何やってんのぬえ? 新しい遊び?」
「ぬうう・・・遊びじゃないもん・・・」
入ってきたのは、最近命蓮寺にやってきた山彦の妖怪、響子だった。
箒を持っている辺り掃除の最中なのか、ぬえの状況など知ったことではなさそうだ。
「あっ、もしかしてまた聖様に怒られたの?」
「ぬうー、それ以上言わないでよ響子・・・」
「ぬうー、それ以上言わないでよ響子・・・なんちゃって」
さすがは山彦の妖怪、ぬえのことなど気にせず言葉を返す余裕すらあった。
「・・・で、こんなところに何しにきたの?」
「何ってお掃除だよ。最近あんまりここの掃除してないって聖様が言っておられたから」
「あっそ・・・うううっ!?」
突如便意が強まり、ぬえは身体を少し丸める形になって便意をやりすごそうとした。
「ごろっぐるぐるぐりゅりゅー、だってさ」
「お腹の音なんか真似しないでよ・・・うんちしたいのに・・・」
「ぐるっぎゅるるるる」
「いつつ・・・だから真似しないでってば、我慢が続かなくなっちゃう・・・」
「だって、ぬえのお腹の音面白いんだもん」
遊びか山彦としての性か、ぬえのお腹からの音を響子は声で真似た。
ぬえとしてはしょうもなくありながらも、余計に便意が強くなってたまらなかった。
ブーッ!
「あっ!」
ブーッ!
「・・・えっ?」
「あはは、びっくりしてぬえみたいなおなら出ちゃった・・・」
便意が近くなり、ぬえの肛門が開いて倉庫の中に響くおならが放たれた。
それを響子がまた真似たのだが、今度は声ではなくおならで直接真似てきた。
「やば・・・今のでうんち出ちゃいそう・・・」
「1時間くらい我慢させなさいって聖様が言ってたけど、もうダメなの? こんなところでうんちしたら聖様に怒られるよ?」
「だったら響子もあの浣腸されてみてよ、私なんかすぐにお腹が痛くなったんだから・・・」
おならがきっかけで更に便意が強くなり、ぬえは全身をプルプルと震えさせて限界を覚悟した。
まだ10分も経っていないのだが、こんなの我慢できる訳がない。響子の言葉も無駄だった。
「悪いけど響子・・・後で掃除お願い・・・あうっ!」
特製の浣腸についに耐えきれず、ぬえはお尻の力をゆっくりと抜いた。
ブブーッ! ブバッブリュブビビビビビ!
「ぬうんんんっ! ふあ・・・いっぱい出る・・・」
下着を濡らす浣腸液が床に叩きつけられ、そこから勢いよくもりもりと膨らむぬえの下着。
朝に出し損ねたのもあって、吐き出され便塊がスカートをも押しのけてゆく。
「はぁ・・・はぁ・・・やっぱりこんなの1時間も・・・」
ブブーッ! ブバッブリュブビビビビビ!
「ぬえっ!?」
下着を便でいっぱいにして荒い息を吐いていると、たった今の自分の排泄音とまったく同じ音が聞こえてきた。
しかし今のでぬえは打ち止めとなったはず。ぬえが音のほうを振り向くと・・・
「んはぁ・・・何かお腹がすっきりして・・・すごく気持ちいい・・・」
そこには箒を持ったまま内股で震えている響子の姿があり、彼女の足元には茶色の液体がポタポタと落ちてゆく。
ということは今の排泄音の主は・・・
「き、響子・・・あんたまさかうんちまで真似したの?」
「うん・・・ちょっとおならで真似しようとお腹に力入れてみたら、一気にうんちが出ようとして止められなくなって・・・」
どうやら今のを再びおならで真似ようとしたようだが、勢い余って実弾まで一気に投下してしまったようだ。
響子がそっと下着をずらすと、見事な便塊が下着に乗っかっていた。
「でも何か気持ちよかった・・・私も後でお仕置きされてみようかな」
「・・・・・・」
響子は誤爆からお漏らしの快感に目覚めたようで、その姿にぬえは開いた口が塞がらなかった。
「ぬえ、これに懲りて反省しましたか・・・って何やってるんですか!?」
「白蓮様ぁ・・・もう出ないです・・・」
「こっ、これは私のせいじゃないもん! 響子が勝手にやったんだから!」
1時間後、倉庫にやってきた白蓮が見たのは、ぬえ以上に下着を膨らませて便を垂れ流してる響子と、必死に否定するぬえの姿だった。
結果、響子はもちろん、ぬえもとばっちりで更なるお仕置きを受けることになった。
「だから私のせいじゃないってばー!」
今回はぬえ、それと神霊廊の響子です。
音を反射させる、つまり真似ることができる彼女なら、おならや排泄音を真似ることだってできそうです。
実演で真似てお漏らししてくれたら完全に俺得なんですけどねw
以前のエリーでお漏らし100人突破、全員達成までカウントダウンです。
ぐう
- 作品情報
- 作品集:
- 4
- 投稿日時:
- 2012/06/18 06:22:53
- 更新日時:
- 2012/06/18 15:22:53
- 評価:
- 3/5
- POINT:
- 260
- Rate:
- 11.40
- 分類
- 封獣ぬえ
- 幽谷響子
- スカトロ
- お漏らし
響子ちゃんが目覚めて何よりです
真似のつもりがリアルにやらかした響子ちゃん。
そのスカに対する気持ちは、決して人真似ではなかった。
ぬえがガスだけで、響子ちゃんがうっかり実弾投下のフェイント攻撃も有りかも。
山彦の応用性の可能性を見ました。
お仕置きという名のご褒美ですw
>先任曹長さん
声だけでなく、排泄を真似ることができてこそ、一人前の便想郷の山彦!
>名無し(4)さん
二人とも子供っぽいですし、響子は無邪気そうなのでとことんからかわせてみました。
排泄を真似る山彦がいたら面白いのに。