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『鼻 第三報』 作者: 海
今朝の対話から食事の時間までの間に、しておかなければならないことがあることを失念していた。
恋は人を盲目にする、と一人で呟きながら、外界の色々な道具を並べる。凡そこれらの使用目的はただ一つだが、どれを使用するかによってその人の体調、身分あるいは精神状態を映すのだろう。ここは一つ、文自身に選ばせてみるのも楽しかろう。
道具を籠に放り込み、再び隣室へ向かった。
さすがに先ほどは文の自尊心を少し傷つけたかなと反省している。病める時も健やかなるときも……というフレーズが連想されるが我ながら中々気持ち悪いなと自覚する。一人でいる時は内省的に考えられるのだが、どうにも文が目の前にいると感情的になってしまう。まったく心を狂わす魔性の女である。
薄暗い部屋の中で、文は先ほど私がドアを開けた時のような反応は示さず、私が部屋に入ってきたというのに背を向けたままである。手足の縄が当たる処に、赤く筋が入っているのが見て取れる。普通の人間なら、こういった長時間の拘束は危険であろう。
人型の妖怪にも体液は流れている。何故か、と問われても私は創造主ではないから分からない。そう創られたから、必要だったから、という理由がすぐ思いつく。
思考を飛ばして、幻想郷が外の世界で失われたもの、今では「現象」と呼ばれる存在に人格を与えて住まわせる方舟なのかもしれないと妄想する。我々失われた者たちは、未来へと残される生きた遺産であり、いつか外の世界が求める時に、再び凱歌を上げて人間の業を背負うこととなろう。そのための人間生命の形象を模しているのだ。
「さっきは言い過ぎたよ。ごめんね、文ちゃん。お詫びとしてはアレだけど、文ちゃんの生活必需品をプレゼントするよ。」
文は枕に伏していた顔を此方に向け、陰鬱な表情で私の持っている籠に視線をやった。ジト目も可愛い。
「……何でしょうか。……どうせ、私を辱めるものでしょうけど。」
「恥ずかしい事なんかじゃないよ、文ちゃん。生きているんなら当然の事だ。察しのいい文ちゃんなら、ここまで言えばもう分かるよね。」
文の視線にあわせて、籠の中に何があるのか見えるように傾けてやる。
入っていた物は、所謂排泄行為がトイレで行えない人向けの品々であった。オムツ、尿瓶、簡易トイレなど。探せば世の中にはまだあろうが、とりあえず入手しやすい物を集めてきたのだ。
文はそれらが何であるか暫くわからなかった風だが、先ほどの私の説明から類推したようだ。顔を紅潮させ、明らかに取り乱している。ああ、可愛い。
「あ、貴男は……どうやら本当に救いようがないド変態なんですね……私の排泄行為を見て、興奮するんですか。……やめて下さい。これは、本心です。……せめて足の拘束を外して、一人で用が足せるようにして下さい。……お願いです。」
なんと文が自分の言葉で私にお願いをねだるとは。この少女的な恥じらいを踏みにじるのも些か楽しそうであるが、私はもう少し先に文とのゴールを見ているのだ。ここは、文の言葉を信じてやろう。
「文ちゃんが素直に自分のお願いを俺にすがるなんて、とても嬉しいよ。そうだね。俺も文ちゃんを理由なく傷めつけるのは好きじゃないし、その脚の縄だけほどいてあげるよ。あとは、簡易トイレを使って、この部屋で一人でいる時に済ませればいい。なかなか良い感じに適応してきたね、文ちゃん。」
もちろん、縄の拘束を一部外すのだから、約束はしておこう。
「縄を外しても、この部屋から出ないって約束できる?守れるならOKだけど、守れなかったらお仕置きだね。」
文は考えているような短い沈黙の後、私に約束した。
「わかりました。この部屋から出ません。ただし、長時間縛られて脚が痛いので、リハビリのために歩かせてもらいます。当然ですよね。」
一旦部屋を出て、簡易トイレの準備をする。最近の科学は進んでおり、糞尿を薬剤一つで無臭の固形物に固める即席トイレがある。本来は便座につけて使うものだが、もちろん文の部屋にそのようなものはない。ここは一つ、文を楽しませる仕組みを工作してやろう。
文の部屋に戻り、工作物を部屋の片隅に設置している。文はまだ足縄が解かれていないため近くに来ることはできないが、遠くから怪訝な視線を送っている。気に入ってくれると良いのだが。
「ふうーできたー。我ながら、こいつは完璧な仕上がりだね。よし、文ちゃん、使い方を説明するから、いよいよ足縄を切ってあげよう。じっとしてるんだよ。」
文の両脚を拘束していた縄を切り、自由を与える。まだ上半身は拘束されているため、逃げ出すことはできないだろうが、文の赤い瞳がわずかに鮮やかになったように見える。ああ、たまらん。
文は長時間縛られていたため、まだ歩けるまで時間がかかる。私が所謂お姫様抱っこをしてやり、トイレの近くまで運ぶ。
「……なんですか、これ。」
愛しい文の最初の一声がソレであることは既に予想済みである。さあ、ここからが楽しいトークだ。
「本当は便器に付けて使うものなんだけどさーここにはそんなのないじゃん。だからね、昔なじみのスワンちゃんにご協力してもらったのさ。ほら、スワンちゃんの中にシートが入っているだろう。あれに用を足して、そのあとスワンちゃんの横にある薬剤の固まりを放り込めばあら不思議!出したものが無臭の固形物になるんだよ。いやー最近の科学はすごいね。」
私の説明を聞き、文は唇を噛み締めながら私の腕の中で震えている。ああ、何考えてるかわかるよ。
「……少しでも期待した私が馬鹿でした。貴男が鬼畜であることを一瞬忘れてましたよ。この私に幼児用品を与えるとはね……」
「大丈夫!誰も見ていないし、あ、俺がいるか。まあやってみるといいよ。便利だから、すぐ羞恥心なんて吹っ飛ぶさ。」
文は不満気ではあるものの、他の方法に比べればマシということで頭の中で整理できたようで、肯定のため息をついた。
「……わかりました。悔しいですが、他の方法はもっと嫌です。これで我慢してあげます。……で、それからなんですが、……私はどうやって『拭けば』いいんでしょう。」
拭く、の声は小さかった。やはりそこが気になるか。
「文ちゃんが用をたす度に俺が飛んできて、キレイキレイしてあげるのも中々乙な感じだけどね。嫌でしょ?そこでね、昔読んだ本にあった、この方式を使ってもらうんだ。ではお披露目〜」
私はそう言って、頑張って作った文の股間拭きとり器具にかかっていた風呂敷を取る。
それは、金属製の2柱の間に、荒縄が渡してある代物だった。柱は重石の上に突き刺さっており、容易には倒れない。荒縄はところどころに結び目があり、コレだけの説明で勘の良い文は気づいてくれるだろう。
「……ひどい……ひどすぎます。今までの言動で怒らせたなら謝ります。お願いです。これだけは勘弁して下さい……」
察しのいい文も私は大好きである。
「あ、わかっちゃった?説明しなくても。勘の通り、糞と小便が終わったらこいつに跨ってゴシゴシ腰を動かすのさ。汚れは簡単に落ちるし、とっても気持ちいいと思うよ。一石二鳥、やったね文ちゃん。あ、あとね、荒縄はちゃんと毎日新しいのに張り替えてあげるから、不潔じゃないよ。安心だね。」
私の説明を改めて聞き、文は呆然としているように見える。可愛い少女天狗のトイレの始末をケツ拭き縄で済ませるとは、我ながら中々背徳的でゾクゾクする。そのうち文にも背徳の悦びを教えてあげよう。
「……嫌だあ……許して……お願いですから、酷いことしないで……」
私の腕の中で、文は哀願している。今までの反抗的な態度はどこかに捨てたようだ。どうやら文にとって、排泄行為のコントロールはウィークポイントだったようだ。
「さっきも言ったけど、誰も見てないから大丈夫だよ。俺だってその行為の写真を撮ったりしないね。ただ、せっかく作ったんだから、一回目は見てみたいと思うんだ。」
薬品の準備を手際よく済ませる。文の心が麻痺しないうちに、私に新鮮な興奮を頂きたいのだ。文はベッドに腰掛け、これから起こる羞恥プレイに呆然として、心を踊らせている。
「よし、OK。文ちゃんさ、ここに来てから一度も粗相してないでしょ。きっと体から出たがってると思うよ。ちょっと恥ずかしいのは我慢してね。」
私がそう言って立ち上がると、文は涙を目に湛え、首を振った。
「……本当に嫌です。さっきの物も嫌ですけど、私一人なら使えます。……でも、貴男に見せたくありません。……お願いします。独りに、して下さい……」
「はい、却下〜。さっきまで結構俺のことバカにしてたじゃない、文ちゃん?親しき仲にも礼儀ありつってね、いくら愛する二人でも一方的に傷つけるのは、DVだよ。だから、ここは一つ、文ちゃんが素直になる練習だと思って頑張ってね。」
言うが早いか、私は文を押し倒す。素早く下着に手をかけ、一気に抜き取る。このショーツだけも気分は最高にハイになるがそれは後にしておこう。足蹴にして抵抗する文の両脚を掴み、後ろから尻を突き出させる格好にする。
「ヤダヤダ!!やめて!!お願い、許して!!本当に、あやまりますk―」
文の悲鳴は堪能したいが、事は一刻を争う。早く文の腸内環境を綺麗にせねばならないという義務感から、私は文の悲鳴に耳を傾けず、イチジクを文の尻穴に突っ込んで一気に注入した。
文は入れた瞬間動きを止め、あう、とだけ呟いた。
引き続き2,3本注入し、文を後ろから両脚を持って抱きかかえる格好で持ち上げる。何か気の利いたコメントは文から出ないか期待したが、腹の異物感で限界なのだろう。
しばらく抱っこを続けて揺すっていると、文がか細い声で囁いた。
「……もう無理です。……トイレまで、運んで下さい……」
「もうちょっと頑張ろうよ、そんなんじゃまたすぐトイレ行くハメになるよ?ほら、努力と根性。」
文を励ましたのだが、文は首を振ってか細い声で返した。
「……お願いです。虐めないで下さい……早く、トイレに……許してください……」
文の可愛い声が聞けたので、良しとしよう。私は文を抱きかかえてスワンちゃんに連れていき、跨らせた。さあ、どんな音と香りが広がるか、期待せずにはいられない。
「……う……なんで……こんな目に……嫌だよ……」
拉致があかないので文の肩を掴むと、ビクッと震わせ、排泄が始まった。
初めはガスの抜けるプスーという間抜けな音。
次にビチリッという尖兵の突撃。
少し間をおいてギュルギュル音が響き、
本部隊がブリリと進軍を開始する。
殿を務める糞切りが数個落ち、
最後に肛門がゆっくりと閉じる(見えないのが残念)
同時に尿道からは小便が滴り落ち、糞と混ざってスワンちゃんの内部に水たまりを作る。
一連の行為が終わった後、文は顔を上げず、ただうなだれていた。下から覗きこむと、涙の顔をそむける。実に可愛い。
「うん、よくできました。でもトイレにはまだ終わりじゃ無いよ。ほら立って、横の塊を脚で掴んでね。うん、そう。そいつをスワンちゃんの中の文ちゃんの分身に降りかけるんだよ。ほら、不思議でしょ〜。みんな固まっちゃった。最近の科学はすごいね。」
最早文は機械的にこの行為を終えたいようで、ただ言われるが侭に動いている。さて、次のアトラクションはどうかな?
「はい、こっち来て。では、この縄に跨って、前後にスライドして拭き拭きしようね。さ、ゴーゴー。」
文は荒縄の前に来ると立ち止まり、私の方を涙で充血(元々赤いけど)した目で黙って見つめ、哀願の意を伝えてきた。
「あ、もしかしてやりかたがわからないのかな?よし、じゃあ跨ったら俺が縄を引いてあげるからさ、突っ立ってるだけでいいよ。」
それを聞くと決心が固まったのか、恐る恐ると言った感じで荒縄に跨り始めた。高さはちょうど文が立って足を伸ばした時に来るようになっているので、少しでも前後に動けば汚れがそぎ落ちるという具合だ。
文はゆっくりと腰を動かし、汚れを落としている。ここはエールを送ってあげよう。
「がんばれ、文ちゃん。あ、でも、終わってからチェックしてまだ残ってたら、俺が手ずから拭き拭きするからね。」
それを聞くと文の腰のスピードは上がり、急いで済ませようと必死になっている。本当に愛すべき文である。
トイレが終わり、文の股間を見て汚れが落ちていることを確認した。
「やればできるじゃない。文ちゃん。やっぱり君はとってもいい子だよ。俺もちゃんと文ちゃんの出したものの始末はしとくから、これからは一人でちゃんと出すんだよ。さもないと、今日より強烈な浣腸しちゃうからね。ま、その方が好きなら応じてあげるけどさ。」
「……もう勘弁して下さい。……私が何をしたんですか。せめて、人並みの生活をさせて下さい……」
「ほら、失われて初めて気づくものが有るっていうじゃない?文ちゃんも俺と幸せな家庭を築くために必要な花嫁修業だと思って頑張って。応援しているし、時々ご褒美あげるからさ。」
「出したらきっとお腹すいたでしょ。待ってて、もうすぐご飯持ってくるから。」
清濁含め、愛情の形は混ざり合うものなのだろう。
これで半分くらいでしょうか。ちょっと急ぎすぎた感があります。
読んで頂き、誠にありがとうございます。とても嬉しいです。
海
- 作品情報
- 作品集:
- 4
- 投稿日時:
- 2012/06/25 20:48:23
- 更新日時:
- 2012/06/26 05:48:23
- 評価:
- 2/4
- POINT:
- 260
- Rate:
- 11.40
- 分類
- 文ちゃん
- 監禁
- 軽いスカトロ
軽いなんて嘘やったんや(歓喜)
普通の監禁ものと違って、文がじわじわとやられてく様子がいいですね
愛は子孫を残すという原始的な本能の体の良い表現。それは幻想的存在の彼等も同様なんですね。
原始的、始原的愛の形で、それを実感しました。