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『道教とは 漏らすことと 見つけたり』 作者: ぐう
「しかし信じられぬな、あの屠自古と太子様がまさか・・・」
ある日の仙界、少し雲がかかった空の下を歩く布都。
物事の理解力に乏しい頭で、何かを考えているようだった。
「うーむ、二人とも一体どのような気分だったのであろうか・・・」
事の始まりは数日前、停電になるほど大荒れとなった夜のことだった。
仙界は雷雨を伴う荒れ模様で、布都たちがいる屋敷さえも停電になるほど。そこで屠自古が自家発電を行ったことにより、屋敷だけは停電を免れた。
しかしかき氷の食べすぎによって屠自古と神子はお腹を下してしまい、布都が目撃したのは無残にも漏らしてしまった姿だった。
だが二人が漏らした姿が忘れられず、どういった気持ちであの瞬間を感じたのか気になって仕方なかった。
考えるだけ無駄なのだがさすがはアホの子、一度考え込むともう止まらなかった。
「・・・考えてもすぐにわかることではないか、うーむ」
難しく考える必要などないのだが、こうなっては止めようがない。
布都の気が済むまで好きにさせるしかないだろう。
「・・・ん?」
すると、考え込んでいた布都は突然足を止めた。
耳をすますと自然の音に混ざって、誰かのささやく声が聞こえてくる。布都は声のほうへそっと近づいた。
「だ・・・だめよこんなところで、仙界でお漏らしなんてできないわ・・・」
「そんなこと言って、雛のお腹は早く出したいってごろごろいってるわよ。いっそのこと出してしまったら?」
「そ・・・そんな意地悪するならレティにも・・・」
「あっちょっと待って・・・ああんお腹痛い・・・」
布都が草むらを覗いてみると、人形のような緑髪の少女と、雪をモチーフにした銀髪の女性が艶かしそうに戯れていた。
発言の内容もあって、はたから見ても普通ではない。やがて二人のお腹からは、布都の聞き覚えのある音が聞こえてくる。
ぐるるごりゅりゅりゅ・・・
「だめ・・・雛の厄うんちが私のお腹でいっぱい暴れてるぅ・・・」
「私もお腹苦しい・・・レティがお腹に氷当てるから・・・」
二人の息は荒くなり、お腹をさすりながら甘い声を発した。
何をやってるのか訳がわからないが、二人の行為に興味を持っているのも確か。まじまじと二人の行為を見つめていた。
「もうだめ・・・仙界にきてまでお漏らししちゃうのぉ・・・」
「あああ・・・私も出ちゃう・・・」
(なっ!?)
ブリュウウッブッブリッブリィッ
ミチュミチッブスッブピッブリュブリブビュウウ
「見て雛・・・厄うんちが今日もこんなにいっぱい出るわ・・・」
「私も・・・んっ・・・お腹がすっきりする・・・」
しばらく荒い息を吐いていたかと思うと、突然二人から聞こえる妙な音。
もしやと思って布都が視線を向けると、二人のスカートは予想通りもこもこと膨らんでいた。
(な・・・何だこやつらは・・・?)
布都は二人の行為に驚いた。まるであの時の屠自古や神子のように便を漏らしており、にも関わらず恥らう様子がまったく見られない。
これが狂気の沙汰というものなのか、あるいは・・・
「やっぱりお漏らしっていいわね、お腹がすっとして気持ちいいし」
「ほんとね」
(きっ、気持ちいいとな!?)
その二人、レティと雛の会話は続き、彼女たちの「気持ちいい」発言に布都は目玉が飛び出しそうになった。
生理現象の一環、不潔、恥じらい・・・普通の人からしたら排泄のイメージはそんなもので、布都も同様だった。にも関わらず「気持ちいい」と言えるのは何故なのか?
もしかしてお漏らしとは、何かの宗教か修行の一環なのか? 疑心暗鬼になってありもしない疑問が次々と浮かび上がる布都。そして・・・
「おぬしたちっ! それは本当に気持ちいいのか!?」
「きゃあっ!」
「だっ、誰!?」
自分が覗いていたことを忘れ、布都は草を掻き分けて二人の前に現れた。
まさか布都にこんなところを覗かれてるとは思わず、二人は不意打ちに尻餅をついてしまった。
「我は知りたいのだ! 何故おぬしたちが気持ちいいと言えるのか!」
「まっ、待って! そもそもあなたは誰なの?」
「何があったか知らないけど、とりあえず落ち着いて」
布都の一方通行に、雛とレティはひとまず彼女を落ち着かせることにした。
「・・・つまりだな、我はおぬしたちの言う『気持ちいい』が本当かどうか確かめたいのだ」
「確かめたいって言われても・・・」
「そこまで熱意を持つ人って初めてだわ」
布都が言いたいことは理解した二人。しかしお漏らしとは本来とても恥ずべきことで、二人も楽しみながらもそれはわかっていた。
もし布都が確かめるつもりなら、それは自分たちと同じ世界に来るということ。下手すれば後戻りができなくなってしまう。
「あの・・・オススメはしないわよ? あなたの今後に大きく影響するかもしれないし・・・」
「後戻りができなくなるかもしれないわ」
レティと雛は、布都が思い留まるようにと説得を試みるが・・・
「構わぬ! 我はこの疑問にずっと悩んでおるのだ、解けるのなら恥も承知の上!」
だが布都は説得でどうにかなりそうではなく、一度漏らしてみないとどうしようもなさそうだった。
二人の念押しにも、やはり考えを変える様子はない。そこで・・・
「そこまで言うのなら・・・雛、お願い」
「わかったわ」
雛は早速くるくると回りはじめ、自身に溜まっていた残りの厄を淡い光へと変えた。
「これは何なのだ? 見ていて安らぐ光ではないか」
布都の言うとおり、単に見るだけなら目の保養になる。
光に見とれてこれからどうなるかの予想はできていなかった。
「はっ!」
「おおっ、光が我のほうに・・・」
やがて光の帯は、ゆっくりと布都の体の中へ入ってゆく。
この段階ではまだ異変が起こらないため、布都は興味津々に光が入ってゆくのを見ていた。
「おぬし、今のすごいな。とても綺麗で見とれてしまったが、一体何・・・」
ぐぎゅるるるうっ!
「んおうっ!? は・・・腹が急に・・・」
光の帯が入って少しすると、急激に布都のお腹から鳴り出す妙な音。
それが何かは、これまで生きてきた中で十分わかっていた。
「私の力で、私が取り込んだ厄をうんちに変えてあなたのお腹に宿したのよ。かなりの量だから急に痛くなったでしょ?」
「んおお・・・こ、こんなに用を足したくなったのは初めてだ・・・」
「でもね、そう簡単には出させてあげないわよ」
雛も自分とレティ以外の第三者にこれを使うことになるとは思わなかっただろう。
相当の宿便が布都の体内に入ったのか、布都の様子は何とも苦しそうである。
だがすぐに出しては気持ちよさはわからない、それを考慮してレティも一つ協力した。
「なっ・・・出したいのに肛門が開かぬ・・・」
「少しの間、お尻の穴に氷を入れておいて栓代わりにしておいたわ。気持ちよくなりたいのならいっぱい我慢しなきゃ」
「腹が苦しい・・・ううう・・・」
お漏らしの気持ちよさを確かめたいと言ったのは他ならぬ布都だが、そのための我慢がこんなにも痛く苦しいものだとは・・・
だがこれも己の疑問を紐解くため。修行の一環ととれば決してできないことではなかった。
「まだか・・・早く出させてくれぬか・・・」
「もう少し辛抱して、我慢すればするほど良さがわかるんだから」
「苦しいかもしれないけど、頑張って」
布都は早く排泄したくてたまらなかったが、二人は布都に我慢を続けるよう促し続けた。
すべては、自分たちが知っているあの最高の瞬間を布都に味わってもらうために・・・
ごろごろごろごろっ
「もっ、もう我慢できぬ! もう限界だ! お願いだから我に『お漏らし』をさせてくれぬか!」
腹鳴りの大きさが我慢の積み重ねを物語り、布都も本当にこれ以上は耐えられそうになかった。
レティはうなずくと指を鳴らし、それと同時に布都の肛門も緩みはじめた。栓になっている氷を解除したのだろう。
「栓は解除したわ、お漏らしの良さをしっかり感じてちょうだいね」
「あなたの恥じらいと快感の姿、私たちにじっくり見せて」
「もっ・・・もう出るっ!」
栓がなくなった肛門は便をせき止める力を失い、出口に全てを送り込ませてゆく。
ブリュウッブリッブビビブバッブボブブブバッ!
ブピュッビッブリュビュルブリブリイイイイ!
「あっあっああっ! 我は確かに・・・漏らして・・・ああっ!」
一気呵成にムリムリひり出される便は、排泄音とともに布都の下着へと溢れ、すぐさま隆起を築いてゆく。
スカートのお尻が膨らみ、便が垂れ流れる。自分たち以外の者のお漏らしにレティと雛は無言で顔を見合わせていた。
「とっ・・・止まらぬ・・・。朝あれほどひり出したというのに・・・」
ブリブッミチミチュブリュウウウッ
「すごひ・・・腹と尻が常に動いて・・・あひぃ・・・」
腹の中が軽くなり、常に肛門をゴリゴリ刺激されながら止まらない便。我慢に我慢を重ねた大お漏らしに、布都は言うべき言葉がなかなか見つからなかった。
屠自古も神子もあの時こんな気持ちだったのか(どうかはわからないが)・・・布都の頭の中で何らかの答えが便のようにひり出されたような気がした。
「ふぅ・・・下着が台無しになってしまったが、漏らすというのもなかなか気持ちいいものだな。感謝するぞ」
「感謝されるほどのことをしたのかしら、私たち?」
「さぁ・・・」
排泄を終え、布都は吹っ切れたかのように晴れ晴れとした顔をしていた。
もしかしたら単純に便を出しきってすっきりしただけなのかもしれないが、二人はあえて突っ込まないことにした。
「よいよい、おぬしたちのおかげで我の疑問も解けたのだ。はっはっは」
布都は山のように重なった自らの便を見ると、晴れやかな顔で去っていった。
「・・・これでよかったのかしら?」
「いいってことにしない?」
これでよかったのかどうか、協力した二人にはわからなかった。
布都が満足したため、決して悪くはないはずなのだが、いまいち後味が悪かったようだ。
「うんんっ、ふんっ!」
ブッ・・・ブリュッブリブリ・・・
「はぁ・・・この下着にむりゅむりゅと出る感触がたまらぬ・・・」
二人の恐れていた通り、疑問が解決した代償として布都はすっかりお漏らしの虜になってしまった。
が、決して悪くはなさそうだった。
ついにこの瞬間を迎えました。
東方プロジェクト公式(かどうかわからないのも含む)キャラ108人、お漏らし完全コンプリート達成です!
私の書くキャラは108人もいるんですw
という訳で、最後の一人は布都です。チルノ、お空に続くアホの子です。
アホの子は扱いの余地があっていいですなー、お漏らしにも適応しやすいです。
布都ちゃんのパンツに漏れたうんうん? そりゃあ布都(太)いに決まってますともw
ぐう
作品情報
作品集:
4
投稿日時:
2012/08/16 14:36:35
更新日時:
2012/08/20 13:21:39
評価:
6/8
POINT:
600
Rate:
17.86
分類
物部布都
鍵山雛
レティ・ホワイトロック
スカトロ
お漏らし
おめでとうございます!
というか登場キャラの台詞ひとつひとつが可愛いです。
あとレテイの台詞「あなたの今度に〜」は「今後」の誤字かな?
道を歩けばスカに当たる。
布都の初スカが、仙界での野外脱糞とは……。
スカの洗礼を受けた東方キャラのとりあえずのラストを飾るに相応しくなっちゃって……。
作者様、今後も着衣脱糞の道を究めてください。
他のシリーズも楽しみにしています。
おぉ、くさいくさい…
ありがとうございます!
>名無し(3)さん
アホの子なので気に入ったものにはとことん興味を持ってしまいます。
誤字報告ありでした。
>先任曹長さん
最後の一人なので、しっかりとスカを身に染みてもらいました。
アホの子かわいいよアホの子。
>名無し(5)さん
これもひとえに応援してくださったみなさんのおかげです。
>名無し(6)さん
ありがとうございます。自分でもここまでやれるとは思っていませんでした。
おお、おもいおもい(便の量が)
>名無し(7)さん
しまいには人前で恥じらいながらやってしまうことでしょう。