Deprecated : Function get_magic_quotes_gpc() is deprecated in /home/thewaterducts/www/php/waterducts/imta/req/util.php on line 270
『空を飛ぶ程度の能力ということ』 作者: Ramuho
アリス・マーガトロイドの目の前では、頬を朱に染めた博麗霊夢が濡れた瞳をこちらへと向け、布団の上に横になっている。
上は寝間着にとプレゼントしたピンク色のフリルが可愛いキャミソール。まだ触れてもいないというのに、少しだけ開かれた股の奥にはわずかだがシミができた白のショーツが見え隠れしている。
ほんの二週間前までは正真正銘のおぼこであり、自慰のじの字も知らなかったはずの巫女は、たった三度の性交で性的快楽にはまりこみ、ついには自ら股を開くまでになったのだ。とんだ淫乱巫女である。――という状態の時のを用意した。
「アリス……」
切なげに猫なで声を上げ、早く早くと言外に催促をされると、流石のアリスもクールな外面を保てなくなってくるが、ここは冷静になるべきところだ。
「わかったってば」
室外で待機している人形にこっそりと指示を出し、整ったところでシミの部分にショーツの上から触れた。
「んっ」
中指を大きく上下に動かし、陰核まで巻き込んで蜜壺を刺激する。変に遠慮して気遣いなどをすると、逆に足りないと催促されるのは目に見えているから、最初から全力で攻め立てる。
「あ、あ、んあぁ、はぁ」
息が荒くなるにつれ腰も上下左右に動き出し、刺激を強くしようと貪欲に求めてくる。と同時に、待ち望んでいた変化が訪れていた。
腰が浮き、背も反らし、頭が枕から離れ、足が宙を舞う。
「あ、い、ひぃん!」
逆の手で陰核を摘むとあられもない声が室内に響き、同時にふわり。
霊夢の体が離陸した。
――観察結果その一、霊夢は高まると飛ぶ
第一フェーズはクリアーだ。では早速、第二フェーズへと移行しよう。すなわち、『霊夢はどこまで飛んでいくのか』だ。
浮いている腰からショーツを脱がせ、巫女の陰部を外気へと晒す。
今までは上下の運動しかしていなかった指を、前後運動へとシフトした。
「ひっ!あ、んぁ、あ、はぁ!」
水音と喘ぎ声が漏れ出るたびに、徐々に高度が高くなっていく。それも見たところ、加速度的に上昇のスピードが上がっているようだ。
――観察結果その二、上昇値は快感と比例する
あっという間に天井へとぶつかる勢いになりそうなので、アリスは仕込んでおいた人形へと起動命令を下した。
人形と繋がっている小指の先の糸へと魔力の信号をちょっと送ればあら不思議。母屋の屋根がヘー○ルハウスのマスコットよろしくハァーイと開き、あっという間に青姦に早変わり。
まぁ、前もって必要な柱を切断したり、それを人形で持ち上げたりしただけなのだが。
「ん、ん、くぅ、あり、すぅ……!」
物欲しそうに宙を彷徨う手を握り、耳元で「大丈夫よ」などと呟きつつリフト・オフ。春の陽気が気持ち良い午前九時、雲一つない快晴の青空へとひたすらに突き進む。
さて、ではここで私、アリス・マーガトロイドが抱く最大の疑問を提示しよう。すなわち、『博麗霊夢がオルガスムスへと至った場合、どうなってしまうのか』ということである。
これは重大な問題だ。今現在、博麗霊夢とアリス・マーガトロイドは結婚を前提に愛し合っており、当然のことながらセックスもバンバンジャリジャリ致したいお年頃なのだ。
そんな中、双頭ディルドなんかを装着して愛し合うたびに音速を置いてきぼりにするスピードで飛行する羽目になるのは正直ごめんだ、結果を知り傾向と対策を練るべきであろう。
というわけで、さっさとイってもらって真偽を確かめる事にしよう。
コリッとな。
「いひぃっ!?あお、おぁあはぁああ!」
クリトリスを捻って摘んで押し潰す。何かしら動かすたびに苦しそうな、それでいてどこか喜んでいるかのような声を吐き出し、霊夢は飛ぶ。
魔法による計測によれば、すでに上昇速度は60q/hを越えたところだ。このまま行くと全力の飛行速度でも追随することができない。
と、ここで僥倖が訪れた。
まずは衝突音、次いで電気が弾けたかのような炸裂音、最後に「ひぁああん!」という艶声が幻想郷の上空1km地点で響き渡る。
なんと、ついに幻想郷を覆っている博麗大結界の頂点部へとたどり着いてしまったのだ。
接地境界層とエクマン境界層を性感のみで駆け上がってきた霊夢は、驚くべきことにあれだけの音と衝撃を発生させたのにもかかわらず無傷だ。今は博麗大結界に両膝両肘を付き、逆さまで犬の格好をしつつ喘いでいる。無意識に夢想天生でも発動したのだろうか?ともかく実験が続行できそうで何よりだ。
「ふぁ、んあぁ、あ、あ、ああっ、あり、ありす、アリスぅ!」
「なぁに、霊夢?」
「な、なにか、くる、くりゅのぉ!」
目まぐるしく状況が変わる中、ついにその時が近づいてきたらしい。首の裏と背中から大粒の汗を大地へと注ぎつつ、時折体を痙攣させ、全てがラストスパートへと突入していた。
ファーイブ(デーン)
指の動きを変え、膣壁を中心に擦り刺激すると、霊夢の声色が一段階上がった。いやいやと何かを我慢するように振られる首は、限界が近いことを示している。
フォー(デ↑ーン↑)
最後に狙うのはあそこしかない、そう思い握っていた霊夢の手を離し、同時に予測される超加速に備え離脱準備を始めた。
スリー(デ↑ーン↓)
「も、くる!いく!いきゅうううぅぅぅ!」
ツー(デ↑ーン↑)
今だ!
そう判断し、指を膣内から一気に引き抜き、逆の手を陰核に引っかけるように振り抜いた。掌底に柔らかい触感が、確かに感じられた。
「――っっ!!」
ワン
ドゴオオォォォォンッ
瞬間、博麗大結界は砕け散り、幻想郷の巫女博麗霊夢はマッハ2(ここではマッハ1=1225km/hとする)ものスピードで射出された。
あっという間に対流圏を抜け、成層圏へと入った時にはすでに12,000Km/hという驚異のスピードへと至っており、当然のことながら
空気の圧縮による高熱の発生により発火。線香花火のような一瞬のきらめきを残し、博麗霊夢は燃え尽きた。
真下で見ていたアリスには、その光景はさながら刹那の流星の如く映り、「ああ、霊夢は、イったな」と、薄ぼんやりと思った。
「これじゃ、セックスなんて到底無理ね。次のクローンを使って対策を研究しないと」
そう独り言を呟き、アリスは愛する人との蜜月を想いながら地上へと戻って行った。
その年は流れ星が多かったらしい。
作品情報
作品集:
5
投稿日時:
2012/10/31 13:22:12
更新日時:
2012/10/31 22:22:12
評価:
9/15
POINT:
970
Rate:
13.27
分類
霊夢
アリス
冒頭からオチのヒントは出てましたね。
まあ、とりあえず、アリスも爆発しとけや。
次は自我が芽生えた霊夢クローンにボッコボコのねっちょねちょにされる話がくるのかな、わくわく
博麗大結界破壊しまくると紫さんからおしおきがありそう
大黒柱に縄で縛り付けときなさい。
ほんとアリスも吹っ飛んじまえバカヤロウwwww