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『マリアリSS』 作者: 麦
1
魔理沙は外出の準備を終え、元気よく家を出た。今日はアリスとの久しぶりのデートだ。待ち合わせ場所の人里の茶屋までの道のりを、
猛スピードで飛び進む。決めた時間には間に合いそうもない。
「アリス、怒ってるだろうなあ」
しかし茶屋に着いてみるとアリスの姿は見あたらない。アリスが遅刻なんて珍しい、そう思いながらしばらく待つと、5分ほどしてアリスが現れた。
「ごめん、なさい、魔理沙。 遅れちゃっ・・てっ」
「ああ、私も今来たとこだぜ」
自然なやりとりに見えるが、魔理沙にははっきりとわかった。アリスの股間から広がる、濃いメスの匂いが・・・・・・。
(こいつ・・・・・・。 アソコに電動こけし仕込んでやがるぜ・・・・・・!)
魔理沙は目の前の淫乱人形遣いをじっくりと視姦しながら、今夜の予定を考えた。アリスの様子を見ても、相当ニッチなプレイも許されそうだ。
試しにアリスに熱っぽい視線を送ると、顔を更に赤くしながら俯き、脚をもじもじと動かし始めた。女の匂いが店中に広がり、他の客も異変に気付き始めた。
「なんだこの匂いは!? 異変だ! 神社の巫女様を呼ばんといかんぞ!!」
客の一人がそう叫ぶと、店内は混乱の渦に落ちた。逃げまどい泣き叫ぶ人々。しかしアリスだけは一層興奮の度合いを強めていった。
(この狂乱、叫び声、全部わたしが起こしたものなのね! この私、アリス・マーガトロイドが! 幻想郷のカキタレ担当が!)
しばらくして、客に呼ばれた霊夢が店にやってきた。言わずと知れた、妖怪退治のスペシャリストである。
「確かにこりゃ異変ね・・・。魔理沙、どいてなさい。私がアリスを始末するから。」
「おう、頼むぜ」
霊夢の弾幕がアリスに放たれる。しかしその時だった。アリスの電動こけしが爆発し、周囲一帯を灰塵と化したのは・・・・・・。
エピローグ
調査によると、爆発の原因はアリスの愛液であると見られている。所詮、農夫の性欲処理と爆発しか能がない女だった訳だ。
霊夢と魔理沙は重傷を負ったが、永琳が治した。今も元気に暮らしている・・・・・・。
- 作品情報
- 作品集:
- 6
- 投稿日時:
- 2013/01/02 18:05:38
- 更新日時:
- 2013/01/03 03:05:38
- 評価:
- 5/6
- POINT:
- 440
- Rate:
- 13.29
- 分類
- 魔理沙
- アリス
- 霊夢
- 永琳
この短い文章に、アリスの存在意義が凝縮してありますね……。