産廃砦の１０人「候」

戸隠大サーカス始まるっす
また余計なこと初めて
霊夢さん戸隠も働くことにしたっす
アンタは神社の居候だからね
そうっす
神社の恥だからそういうのやめなさい


　
　

　今神社にはたくさんの居候がるんだな。

　戸隠→無職

　おばさん→筆頭株主

　あんちゃん→無職

　にいちゃん→引きこもり

　妖忌→捕まった

　化け物→花嫁修業中

　物部→義妹

　蘇我→壷

　紫→ヒモ

　魔理沙→骨董商で時々偽者を売りに来る


　チラシの裏にでも飼いてろと思わず言いたくなる設定だ。某所のあれならあれだろう。


　実際こいつらは霊夢にとっては、ほとんどマイナス要素しか持って居ない。

　
「だから、自分達は霊夢さんの為にサーカスはじめるっす」

「そんなことしないでいいわ、余計なことしないで」

「まつんや、霊夢」

「何？にいちゃん？？？」

「これを見てから言い」


　にいちゃんは音楽と共に、手から鳩を出した。

「ちゃらららら〜どや！すごいやろ」

「それ、サーカスじゃない手品よ」

　ガがガがガあああああんんんんんんんんんんｎ


　にいちゃんは腰から砕けて候





　その様子を物部は影から見ていた。

　蘇我の胴体を真っ二つにして戻すという練習に失敗してどう謝ろうか考えていたときにその様子を見ていた候


　
　血塗れた鋸の置き場が無くて、中空にそれを放り投げた候

　その鋸は偏西風に吹かれてすごい勢いで霊夢に向かって行った候

　
　紫曰く「危ない霊夢！！！！」
　霊夢曰く「何紫？」
　

　そのピンチを自慰にふけっていた紫が見つけ候

　紫「ゴフっ！！！」
　「ゆかりーーー！！！！」

　紫は霊夢の楯になって鋸を受けた。致命傷？はい致命傷です。

「この私が人間風情を庇って、ごふ！！！」

　盛大にゆかりは吐血した。赤黒い血が混じっているから多分内臓やったね。候

「それ以上喋って！！！」」

「え？」

「いいからいいから」

「はぁ、はぁ、霊夢なんだか霞んできた」

「疲れ目ねぇ」

　それが紫が最期に聞いた言葉だった。


「何やってるんだいさっきから」
「おばさんおかえり」
「紫死んでるじゃないかい」
「私を庇って死んだの」

　しかたないねえといっておばさんは暗黒魔法を唱え始めた候

ゾンビ紫「生き返った」
「紫いきかえった良かった」
ゾンビ紫「あなたは誰？」
おばさん「残念だけど霊夢もうそれは紫であって紫じゃないよ」
「じゃあ何なのよ」
「ゾンビだよ！！！！！」

　ゾンビ？？？？？？


「怖い！！！！！！おおおお言い言い言い言いいいいいいい！！！！！！！！！！」


　ゾンビから霊夢は逃げ出した候



　そんな喧騒の中魔理沙は偽りの骨董品を掲げて神社にやってきた。

「今日も神社は変わらんぜ」