人気とは不平等

　



「パチェ、私達親友よね」
「ええ、レミィ。ずっと、ずっと友達」
「ほかに誰もいらない」
「ええ、コアをさっき吊るしてきたわ」
「偶然ね私も咲夜を吊るしてきた」
「まあ、素敵」
「今度はフランを吊るしてくる」
「じゃあ、私は門番を吊るしてくるわ」



「リグルは食べても良い虫？」
「ルーミアちゃん違うよ。食べたら人気なくなるよ」
「そーおちこむなよー」



「もしかして、人気無いと死ぬの大ちゃん？」
「違うよ。逆だよチルノちゃん」
「本当に？」
「そうだよ」
「妖精の死って皆に忘れ去られることだとあたいは思う」
「チルノちゃんって時々おかしなこと言うね」





「ねえメルランいっそ、３兄弟になったほうが人気出るかもしれない」
「残念、ルナサ姉さんリリカはもうすでに手遅れだった」
「何が？」
「何もかも」



「優曇華これ飲んで」
「何ですかこれ？」
「飲むと人気が出る薬」
「それをこっちにわたしな」
「だめた、てゐ」
「もう遅い」
「飲んじゃった」
「どうしたんですか師匠？」
「知らない、どうなっても、知らない」





「私は雲山のｓｓ書こうと思います」
「一輪ワシもじゃ」
「一番好きな子タイトルに入れるのを忘れてない？」
「村紗！　それは言わない約束」
「そうじゃ、そんな約束無視じゃ！」
「え？」
「え？」






「なあ、妹紅。私は思うところが有るから寺子屋を燃やそうと思う」
「そうだね慧音。毎日寺子屋焼こうね」





「ねえ、ヤマメなんで桶に砂を入れるの？」
「キスメの学校は桶の中〜」
「やめてよ、ねえ、やめて！」
「そうっと、覗いてみてごらん」
「けほ、けほ」




「信仰は儚き私の為に、そうだと思いませんか諏訪子様」
「思い込みだね。信仰は私の為にある」
「間違っている。二人とも間違っている」