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『排泄の常識改変「小悪魔」』 作者: 運命浄化
どうしようどうしようどうしよう……あっ!そこの人!助けて下さい!!
実は私、パチュリー様のお使いの帰りで急に体調を崩してしまって、お腹がぎゅるぎゅる言ってます!
そこで見知らぬ人にいきなりこんな事を頼むのはひじょーーーに申し訳ないと分かっている、分かっているのですが!
なんとかお手伝い願えないでしょうか!? じゃないと私、このまま恥ずかしい思いをする羽目に……!
ああ!ありがとうございます!なにとぞ不快な思いをさせるやもしれませんが、お礼は致しますので!
え?手伝えるのが既にお礼だって?いえいえ、そんなご冗談を、他人のおトイレを覗き込んで何がご褒美で……
あれ?私、自分でも何言ってるのでしょう、ご褒美?うーん頭が……はっ!
そんな事は後で議論しましょう!まず私のトイレの手順をご説明しますのでお願いします!!
まず私にキスをしてください。 ……遠慮しないで下さい、むしろ遠慮されると漏れちゃいます!
それとも私のお漏らしが見たい変態さんですか!? ……ご、ごめんなさい、調子に乗りました。
ま、そんな心配は無用なんですけどね実は。
とある人物、私も開発元は知らないのですがその人物が開発したのが封印シールです!
知らないという顔をしていますね? 当然です、最近開発されたものなんですから!
さっそく実物をお見せしますね。はい、ぺろんと、ずりっと、スカートを捲ってぱんつを下ろします。
シールの実物は私の肛門に貼ってある奴ですよ、それは『私が満足する条件以外での脱糞を防ぐ』素敵なシールです!
これで今回のような自分のトイレ方式、もしくは……仕方ないですが便所での排泄を行う時、
または身体が限界を迎えてこれ以上の我慢は危険だと判断した際以外の排泄は防げます!
便利でしょう? 恥ずかしくないのか……って、恥ずかしい訳無いですよ?だってお漏らしの防止用ですよ?
何も恥ずかしがる事はありませんから。 もしかして、ルールというか常識を知らないという事は
幻想郷入りしたばかりの人だからだったりします?
幻想郷では『便所を使うのは主に男性』で『女性が便所を使うのはとても恥ずかしい事』です、
女性はこういった『個人事に異なる自分用のトイレ工程』で排泄を行うのが普通です!
これを聞くとなぜか皆さん驚かれるんですよね……そんなに不思議な事かなぁ?
あと、これは重要な事です。女の子はそれぞれの工程で排泄を行う、もしくは我慢して便所を使う人が普通ですが
ごく稀に便所を使う事を躊躇い、なんと工程を無視してこっそりと排便をする者が出ました!
まったく、トイレを何だと思っているんでしょうね? あるいは不可抗力でも意図的にでも、工程を踏まずに
漏らしてしまう者、こちらも不届きものです。
幻想郷のルールの従っていないそのような人物を見つけたらただちに指摘しましょう!
え?指摘するだけでいいのかって?もちろんです、反撃される心配もありませんよ。
なぜなら『ルールを破った者はそれを指摘された人に絶対に逆らえない』からです、これもルールなんです!
……そのルールが破られた場合?残念ながらこちらはルールの中でも極めて特例、一種の呪いなんですよ。
どうあがいてもそのルールには抵抗できないのでご安心を。
で、その不届き者を生み出さないために開発されたのが前述のシールなわけです。
これだけでお漏らしによる戦犯者は減りました、とっても素敵な事です!
……はっ、しっかり熱弁してしまいました!
以上を踏まえて私は今うんちをしたいんです!ですがここには人が居なかった!
工程を踏む事が出来なくてピンチなところに現れたのがあなたです!感謝感激です!
それで……協力、してくれますか? ……よかった!ありがとうございます!
じゃあ最初の工程に戻って……『私にキスをしてくれた人が協力者』、お願いしま―――んっ! ぷはぁ!?
い、いきなりは卑怯ですよ!! あわわ、とにかくこれでご主人様は私の協力者です!
あ、呼び名は工程に含まれていまして『協力者は私のご主人様である』という事なんです、
私ごときにご主人様なんて呼ばれたくないとよく言われちゃいます……でもこれが工程なんですよぉ……
えっ?気にしていない?むしろありがたい? あ、ありがとうございます!!
それで次なんですが……ご主人様のお膝をお借りしたいのです。
ですからあそこの岩にお掛け下さい、本当は椅子か何かをご用意する所なんですけど……場所が場所なので
ご用意できません!すいません! ……これも、今から排泄を行う奴を膝に乗せたくないと断られる事が多々……
おかげで私は恥ずかしい思いをしながら館のトイレに……ううっ。
……ああご主人様はなんてお優しい!何の躊躇いも無く膝を私ごときに差し出してくれるとは!
では失礼します!膝に、よいしょっと……えっ?膝の上に座るんじゃないのかって?
いえいえ、そんな事をしたらご主人様のお膝が私のお尻で穢れてしまいます!
それに、次の工程がその姿勢では不可能なので、こうして膝に私のお腹を乗せて……こう、うつ伏せでお布団のように
だらりと垂れ下ります。見た目を文字で表すなら『orz』という状態でしょうか?
そして最後の工程です、これを終わらせると晴れて工程終了です!
お尻のシールが剥がれてうんちが出せるようになります!ルールも破らずに済みます!
……ですが最後の最後、これがまた曲者でして……ここまでお付き合いしていただいたご主人様達の半数以上が
ここで引き返されてしまいます!ああ、どうしてこうも私は駄目な子なんでしょう……
私の責任ではない?……うっ、ご主人様ぁ、私泣きそうです!こんなに優しいご主人様に出会えたのは初めてです!
分かりました!こちらも覚悟を決めてお話します……最後の工程、それは……『私のお尻を思いっきり叩いて下さい』!
はい!ご主人様の手を汚らわしい私のお尻に触れさせるなんて言語道断とは分かっています!
ですが!どうかそこにお慈悲を!じゃないと私、私……この近くに簡易トイレすらない場所で放り出されたら
ルールを破る不届き者になっちゃいます!
スパァン!!
ひゅいいいっ!?あ、ありがとうございますご主人様!!
偶然通りがかっただけの小悪魔にここまでご協力いただき真にありがとうございますぅ!!
こ、これで私もやっとうんち出せますぅ!!
スパァン!! パシィン!! バシィッ!! ぺりっ
ああっ!シールが剥がれたぁっ!!
くうぅん!!で、出ますぅ!!ご主人様ぁ!お手を退けて下さぁい!!
ぶちゅっ!ぶぶぶびぃっ!!びちびちびちぃっ!!
はぁぁぁっ!!勢いよくうんちが飛び出しましたぁ!!
ひぃぃ、ひぃぃ、ふぅぅ……や、やっとお腹痛いの治ったぁ……
***
本当にありがとうございました!ルールを知ったばかりの人にここまで助けてもらえるなんて……
もし行くあてが無いのでしたら私の住む紅魔館へ、どうですか?パチュリー様には私からお伝えしますので!
……そうですか、それは残念です。 じゃあこれだけ、あちらの方角へ向かうと人里です!そこは比較的安全な場所なので
まずはそちらを目指した方がいいですよ。
元居た世界と勝手が違うと思いますが……これからどうなさるのですか?
えっ?今回みたいにトイレ事情で困っている人をお手伝いする?……もしかして元居た世界では英雄だったとか?
そんな自分から汚れお仕事を、他人に奉仕する道を選ぶなんて……本当に素晴らしい方です!
あの、もし今度お会いした時に同じ様な状況だったら……お願いしますよ?ご主人様♪
= END =
遠回しにでも彼女たちを支配する、というのは素晴らしいですね。
そして恥を感じる点がズレているので、こっちだけ良い思いをするという、
一方的な展開もまた。
こちらのシリーズでも、あちらのシリーズでもコメント、ありがとうございます!
運命浄化
作品情報
作品集:
7
投稿日時:
2013/03/17 14:55:21
更新日時:
2013/03/17 23:55:21
評価:
3/5
POINT:
360
Rate:
12.83
分類
小悪魔
常識改変
誤認
スカトロ
『安全装置』が付加された安心仕様!!
『協力者』は、特に誰というわけでもないようですね。
強いて言うなら、読者や作者の代理人か。
まだこの段階では、主要人物ではないキャラがヒロインですね。
話が進めば有名どころが登場するのかな? 或いは『改変』に一枚噛んでいるとか……。
幻想郷の少女達の間では工程を守る>トイレを使う>工程を無視ってところでしょうか
トイレを使うのがこちらの世界での大自然に囲まれて〜に相当する感じ