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『パッションフルーツ』 作者: 戸隠(戸隠及び戸隠共和国)
あんちゃんはずっと鬼畜なの?
せやで鬼畜や
私のことを襲ったりもするの?
霊夢は別や
良かった
霊夢は餌だだからなぁ。霊夢につられて来た奴等を片端から犯して殺すんや。
ししし、あっしに協力させて下せい
おう、物部か
おねがいしやす
まあホンマならお前も犯される側なんやがええやろ
今は少しでも兵站を確保しておかなければならない、来るべき戦に備えなくてはならない。
今日の献立はアリスということで、アリスの身柄はアーサー王の協力の下確保されたんや。
「よし、まずは物部お前が何か鬼畜なことしろや」
「へ?」
「だから、アリスの初めてはお前にくれてやるさかい」
「いやあの。まずはあんちゃんから」
物部は犯される側になりたくないから、あんちゃんに付いたにあ博物館。
でもなんや鬼畜やなかった。
あんちゃんはそのことに気付いているから物部に鬼畜なことさせて罪の意識に苛ませる。どや、今回はその方向や。
「お前がやれや」
「え、でも、最初はあんちゃんが」
「やれといってろうが、なんなんや」
「そんな」
「はよせい!」
あんちゃんは怒り狂って、物部の尻を蹴飛ばした。ほなやったるで〜
「ひん!」
「何が、ひんや。エエ声で鳴くようだしヤラレル方になるか?」
「うええいやでやんす」
「じゃあ、やれや」
「や、やるでやんす」
結局、物部はあんちゃんに渡された軍手を付けて眠っているアリスを首を絞めなくてはならない。
物部は恐る恐る、アリスの首筋に手を持っていった。手に暖かいアリスの寝息がかかった。
何度も躊躇した。それでも、あんちゃんに犯されれる側にされるのは嫌だった。
とうとう首を絞め始めたんや。
「うあうあうあう? なにああ?」
「後生す。後生す。許してでやんす」
首を絞められてアリスは覚醒した。苦しいそうな表情や。
物部がな、壷の妖怪を漬物にしたときは躊躇なくやっていたんだが。なんで、アリスには出来ひんの?
「もっと、力込めてやれや。軍手やったやんから、はよせい」
「っも、もっとでやんすか?」
「そうや、もっとや」
「ふあががあっじゃ」
「ほら、中途半端にやるさかい。アリスが苦しんでるやろ」
アリスは顔を真っ赤にしている。苦しそうだ。
せやろ、首絞めたらくるしいやん。だから、もっと苦しい思いせえへんとアカン。
「あんちゃん、どうすればいいでやんすか?」
「なんや、分からんのか?」
「はい」
「ほな、軍手越しでも分かるくらい爪を食い込ませろや」
「んなんあんあなあああああ」
物部はあんちゃんに言われるがままにアリスの首に爪を立てて指を食い込ませた。
アリスは、もっと苦しくなったようだ。これで、もっと苦しいからもう苦しくない。良かったね。
そんなことをやってると、アーサー王が帰ってきた。
ちょっと、イスラエル辺りの浜辺で潮干狩りしてきた後なんや。
アーサー「首尾良くことが運んでるか?」
あんちゃん(鬼畜)「よぉ、アーサー。そうでもないな」
アーサー「なんだ。お前物部に首しめさせてるんか」
あんちゃん(鬼畜)「このほうがおもろいやろ」
アーサー「アサリ食うか?」
あんちゃん(鬼畜)「せやな」
アサリスープ、アサリのスープ、鍋にアサリとお水を入れて、炊き。
アーサー「燃料が無い」
「なんや、燃料ならあるやないか」
どじっこ、アーサー
「ちょっと、物部。一回首絞めるのやめろ」
「えあ? は、はい」
アリス「……げああば。ゴブブブブブ。こんなこと、、、しててえ、霊夢が許すと思ってるの?」
無視「無視」
「ほな、それと、その人形に火付けろや」
「え? 上海人形とアリスにでやんすか?」
「せやで、アサリがくいたいんや。はよせい」
バシッと物部の顔めがけて、マッチとメチルアルコールの入ったペットボトルがぶつけられる。アーサーが待つのが面倒になって横合いからなげつけたんや。
「アーサー雑や、物部はこっち側なんやから、もっと丁重に扱えや」ニヤニヤ
「すまん」ニヤヤニ
「物部も見てないで、それ拾ってはようせいや」
物部は鼻をぶつけたらしく片方の手で、鼻を押さえて涙目や。
でも、ヤラレル側になりたくないからマッチとメチルアルコールの入ったペットボトルを拾い上げアリスに向かって行った。
「ちょっと、物部! それは、洒落にならない!!!!!!」
「アリスすまないでやんす。こうするしかこの物部の生きる道は無いでやんす」
「やめて、やめてぇ!!!!!!1」
物部はボトルの蓋を開けて、アルコールを口に含んだんや。そんでな、ブーっとアリスに吹きかけた。
直接かければ良いものをやで。なにしてんのや。なあ。
「ひぃ!!!!」
「そら、火をつけろや」
「卯ああああああああああああああああああああああああ」
物部はアリスに向かって咆哮、それでも、手が震えるからマッチがなかなかつけれない。
「はよう、はよう、はよう、はよう、はよう、はよう、はよう、はよう」
「アーサー待つの嫌いだ。早く早く早く」
「うああああああ」
ついにマッチに火がついた。燐の燃える臭いは好きですか?いいえ、そこはどうでもええやん。
「やめ、やめ!!!1 ぎゃガあ熱い!!!!!!!!!11」
アリスは、炎上して燃料に成ったにゃ。
アサリスープが出来て、美味しかったな。
「これで、終わりでやんすか?」
「せや」
「アリスごめんでやんす」
「今なにゆうた〜」
物部は余計なこと言った。後悔にさいなまれているのは物部
でも、あんちゃんからすればカチンと来るひとことや。
「この、ひとごろし〜。お前はひとごろしや〜」
「そ、そんな酷いっす」
「酷いのは、お前や。アリスを焼死させたのはお前やん」
「あんちゃんがやれって言ったでやんす」
「そんなの関係あらへん。お前が殺したんや」
ヒット殺し、ひとごろし、あんちゃんにそのあと物部は6時間言われ続けた。
それから、数日後のことや
「よし、今日は輝夜を一刀両断にするでえ」
「それ、面白そうでやんすね。この物部にやらせるでやんす」
「さよか、ほなやってみい」
「せーの!」
物部は何処から取り出したのか、斬馬刀を振り落とした。
輝夜は見事一刀両断
「見事や!」
「最高でやんす」
物部は目覚めてしまったんや。
戸隠サーカス 入場料20円
戸隠(戸隠及び戸隠共和国)
作品情報
作品集:
7
投稿日時:
2013/03/26 17:28:15
更新日時:
2013/03/27 02:37:11
評価:
5/5
POINT:
500
Rate:
17.50
分類
あんちゃん
物部
アーサー
アサリを燃料にして作ったアリススープ飲みたい
物部はへたれ攻め。