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『おばさん、黄帝を召還する』 作者: 戸隠(戸隠及び戸隠共和国)
霊夢は悪い子だね
どうして?おばさん
私に隠れて紫と浮気していたね
あれは紫が無理やり
あたしに貞操を立ててるんじゃ無かったかい?
ごめんなさい。突然だったから
舌を噛み切ればよかったじゃないかい
それって、私に死ねっていうこと
そうだよ
そんな、おばさん
仕方ないね。おばさんが納得するような話を作りな
あの夜のことは、霊夢は思い出したくない。霊夢が眠っていると、部屋の障子を開けて誰かが入ってきた。
その気配で霊夢は目を覚ました。こんな、夜更けに来る者といえば、おばさんだ。だから、安心してそのまま横になったまま目を閉じていた。
その誰かは、霊夢の布団に入ってきた。よくよく考えれば、これってかなりおかしなことされて居るのに霊夢はゆるしてしまった。
むしろ、内心嬉しかった。おばさんが着てくれてとてもうれしい。
「霊夢いいの?」
「え・酢仮????」
残念だったそいつはな酢仮だった。ガスマスクをつけて醜く爛れた顔を隠しているが、この臭いは酢仮だ。霊夢はすぐに布団からでようとする。
しかし、酢仮は式の藍と橙に命じて霊夢を布団から出られないように押さえつけさせた。
「こないで、来ないでいっややっややあ」
「霊夢が前から欲しかった。おばさんの物にしておくなんて許せない」
布団の中で紫は霊夢の寝巻きに手をかけて引っ張った。麻で出来た寝巻きなのに妖怪の力は凄い。まるで、紙切れのように引きちぎってしまう。
「いたい!おばさん助けて」
「おばさんは、今頃バーで霊夢を待っているわ。」
「え?どうして???」
「私がおばさんを騙したの!!!!」
「そんなぁ」
「この齢で霊夢のコスプレして、おばさん騙すの大変だったのよ」
「とんだ変態ね!!!!」
それを言い終わるころには、ケロイドで荒れた手が霊夢の胸を触ってきた。顔の爛れ、手のケロイド、全部霊夢を取り合ったおばさんとの決闘でできた傷跡だ。
あの決闘には、おばさんが勝った。おばさんが召還した地獄の黄帝の焼き鏝をくらい紫は負けた。
全身には、ケロイドの火傷跡にいつまでも直らない傷口からは蟲と共に膿が染み出ている。
「決闘には負けたけど。最後に勝つのはこの私」
「やめて、離して!大声出すわよ!」
「いいわ。大声出したって。神社に居るのは、戸隠と化け物くらいよ」
「!!!!!あんちゃんに何したの???物部は!!!!」
「皆、今頃早苗を犯しているころねくふう」
「何で!あん」
ガスマスクを外して醜い顔で紫は霊夢の口を開けて無理やりキスをして、舌をねじ込んだ。
臭い吐息ともに腐った唾液が霊夢に送られて、霊夢は気を失いそうになる。
「起きなさい!寝るのは早いわ」
「もういや」
霊夢は諦めた。早すぎるこうも、おばさんの居ない霊夢はもろいものなのか。
あの日、紅魔館でフラン部屋よりさらに下の部屋で封印されていた棺でおばさんを見つけて仕舞ったあのときから霊夢は巫女じゃなくなっていたのかもしれない。
「諦めたようねうふふ」
「にゃおーん!!!!」
自我を崩壊させた霊夢は猫になった。素敵なチャシャ猫さんだ。
「霊夢むふふっふっふふ」
このままじゃ、霊夢が紫のものになってしまうぞ!!!!!
「そうはさせないよ」
「どうして、おばさんがここに」
「よくも霊夢に酷いことしてくれたね」
「私の変装は完璧だったはず」
「このあたしが紫のコスプレで、霊夢と見間違えるわけないじゃないか!!!」
そう言っておばさんは鉄拳を繰り出して紫を思い切り殴った。
紫の顎は砕けてしまい、砕けた顎からは折れた前歯がおかしな方向に飛び出している絶景や。
「ごうもう!もうぇもじゅ」
「何言ってるか分からないよさっさと帰りな!!!!」
「おばさん!」
「大丈夫だったかい霊夢!!!!」
「おばさーん!!!!!!!」
こうして、私はおばさんに救われたの。
・・・これで、納得すると思ったのかい?ん??
でも、おばさんが活躍していたわ
・・・色々おかしなところがあるじゃないかい
これが、私に出来る精一杯なの
仕方ないね。こっちにおいで。
おばさん。・・・・・好き
物部「こうして、おばさんと霊夢は仲直りできたのでやんす。メデタスでやんす!」
作品情報
作品集:
7
投稿日時:
2013/04/04 11:27:32
更新日時:
2013/04/04 20:46:06
評価:
7/8
POINT:
730
Rate:
16.78
分類
オバレイ
物部の落ちがまた良い意味でうざい。
八雲スカリー!
あんちゃんがあんな鬼畜になったんはスカリーのせいか許さん