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『咲椛コスックス追悼』 作者: HJ
僕はどこにでもいる普通の大学生。ちょっと人と違うところを挙げるなら、女装に興味があるってコトかな――。
わざわざ長野から遠く離れた、この東京の大学に進学したのも、親元を離れてしたいことをするため。なんて言うと、親不孝者だ、って怒られるだろうか。
ああ、誤解してほしくないんだけど、別にホモってワケじゃあない。恋愛対象は普通に女の子だし、他人のアレを触ったりとか、考えただけでも寒気が走る。
綺麗な格好をして、みんなにチヤホヤされたいなんて、誰もが持ってる普通の願望だと思うけどね、僕は。
まあ、別に理解してほしいなんて思ってないし、このシュミについて他人に話すつもりもない。そんなことをグダグダ考える暇があるなら、今を楽しまなきゃ損だと思うよ?
今日は待ちに待った例大祭の日。そして、僕のコスプレデビューの日だ。
うわあ、人がいっぱい……。
更衣室には、赤、青、黄色、色とりどりの衣装。そして本来なら男子更衣室にあるべきでない、スカート、タイツ、ニーソックス、エトセトラエトセトラ……。それが男性特有の熱気と合わさって、くらくらとした気分になる。
なんとか空いたスペースを見つけて、コスプレの用意をしながら、周りを何気ない感じで見渡す。
……ううむ、これは。
はっきり言って見たまんまオッサン、化け物みたいな連中ばかりで、吹き出しそうになるのをなんとか堪える。見なよ、あの青髭の浮いたゴツイ妹様を! あれじゃあ地下に幽閉されるのも頷けるね!
僕は身長も低いし、体重も軽い。スポーツもやらなかったおかげで無駄な筋肉もついてないし、日焼けだってしていない。自慢するつもりはないけど、顔だってそんなに悪いわけじゃない。ざっと見ただけでも、僕よりカワイイと言える人はいなかった。
昔は小柄なことがコンプレックスだったけど、まさか小さくてよかったと思う日が来るなんてなあ。頭一つ飛び出た氷精を見ながら嘆息する。この体をくれた両親に感謝してもしたりないね。
なんてことを考えながら、手早く着替えと化粧を済ませていく。家で何度も繰り返しやった手順とはいえ、ここでミスったら取り返しのつかないことになるから、一応集中しないと。
僕の選んだキャラクターは、犬走椛。理由? 好きなキャラってだけさ。俺の嫁、なんて言い方はもう古いかな?
ウィッグを調整して、犬耳のカチューシャをセットして、最後に烏帽子をかぶって、これでバッチリだ。うん、カワイイぞ、ボク。
鏡の中の自分は、まさに椛そのもの。こんなに可愛かったら、女の子と間違えられちゃったりして。いや、ひょっとしたら女の子よりもカワイイかも。よくネットに上がっているコスプレ画像を思い出して、また吹き出しそうになる。まあ、あんなゲテモノのと比べるのは流石に可哀想だ。
そして、僕の例大祭が始まる。
コスプレ広場には、まさに幻想郷とでも言うべき風景が広がっていた。既にあちらこちらで写真を撮っていたり、幻想少女たちが微笑ましく会話を楽しんでいる。
僕も胸が高鳴るのを感じたが、ここで一つ疑問が胸をよぎる。
一体これからどうすればいいんだろう。こっちから撮って下さいって言うのも変だろうしなあ。
初参加ということもあり、その辺の決まりも知らなければ、当然知り合いだって誰もいない。途方に暮れ、広い会場の隅で一人立ち尽くす。
「そこの椛ちゃん、どうかしたの? 気分でも悪いのかな?」
盛り上がっていた気分が幾分沈みかけていたところ、背後からいきなり話しかけられる。びくりとして慌てて振り向くと、そこには咲夜さん――のコスプレをした人がいた。
(わ、美人な咲夜さんだ。でも声の高さ的には男の人かな。それにしてもきれいだなあ)
整った鼻筋に、透き通るような――おそらくカラコンを入れてるのだろう――青い瞳。すらっとした長身で、黒いニーソックスがシャープな印象をより深めている。咲夜さん、で脳内イメージ検索をかければ、この人が最初に出てきてもおかしくはないだろう。妙な感想だが、まるで本物みたいだ、なんて思ったりもした。
しどろもどろになりながらも、初参加でどうすればいいか分からないということを伝えると、咲夜さんは思わずドキッとするほどの魅力的な微笑を浮かべてこう言うのだ。
「あっ、ふーん、そうだったんだ。それじゃあさ、ちょっと一緒に回ってみない?」
僕は二つ返事で頷いた。
「すいませ〜ん、撮らせてもらってもいいですか〜」
咲夜さんについて早々、チェックのシャツと高価そうなカメラを抱えたいかにもな男性から声を掛けられる。咲夜さんは軽いノリでいいですよ、と答えて、チェックの男性といくつかやり取りをすると、僕に向かって囁いた。
「じゃあ早速だけど撮ってもらおっか。撮ってもらうのも初めてかな? あんまり緊張せずに、笑顔を忘れずにね」
なんとか首を縦に振ったものの、ううん、やっぱり緊張するなあ。二人並んでカメラを向いて、ぎこちないながらもなんとか笑顔を作ろうとする。
「椛さ〜ん、もっと楽にしていいよ〜、はい、じゃあ撮りま〜す」
ぱしゃり。ぱしゃり。ぱしゃり。大げさなフラッシュが焚かれる度に、体の芯がじわじわと熱くなっていくのが分かる。嗚呼、僕、本当にコスプレデビューしちゃったんだ。見ず知らずの人に撮られるのはちょっと怖いし恥ずかしいけど。せっかくコスプレしてるんだから、撮ってもらわなきゃ損、だよね?
「うん、慣れてきた感じだし、ちょっとポーズも取ってみよっか」
僕が何か言う前に、咲夜さんは僕の腰に手を回す。そのまま軽く抱き寄せて、カメラに向かってVサイン。再びフラッシュ。
ついビックリして何も言えなかったけど、ここで今更いやです、なんて言える訳ないよなあ。それに別に嫌じゃないし、あとコスプレしてたら僕だって分かることもないだろうし、そう、今の僕は犬走椛なんだから、この状況を楽しもう。
今度は思い切って、僕から咲夜さんに抱きついてみる。衣装ごしに他人の体温が伝わってくる。僕の行動を予想していなかったのか、咲夜さんは小さく声を上げてよろめいたけど、しっかりと僕を受け止めてくれる。後で思い出すと、このときの自分は急にテンションが上がりすぎだなと、ちょっと反省して赤面する。
普段の自分じゃ考えられない行動が出来るのは、コスプレのおかげだろうか。自分以外のキャラクターになりきるのだからそれも当然のこと? それとも、コスプレをすることで、本当の自分が顔を出すのだろうか?
まあ、そんなのどっちでもいいや。とにかく今は、こうやって撮られるのがすごく楽しい。こんなにコスプレが楽しいなんて、想像もしていなかった。
「すいません、自分もいいですか」「こっちも一緒にお願いします」「次目線お願いします」
いつの間にやら僕たちの周りには黒山の人だかり。いいですよ、大丈夫ですよと笑顔で対応している咲夜さんを見て、僕もこういう風になりたい、なんて思ったりした。
うう、いったい何枚くらい撮られたのかなあ。撮影が一段落したところで、僕はしゃがみこんで休んでいる。体力に自身のある方ではないけど、まさかこんなに消耗するなんて思わなかった。ちょっとは運動しておけばよかったなあ。
「ちょっと疲れちゃったかな? 飲み物お茶しかないけど、飲む?」
咲夜さんが心配そうに話しかけてくれる。何から何までお世話になりっぱなしで、本当に頭が上がらない。お礼を言ってペットボトルを受け取って、褐色の液体を流し込む。ひんやりとした感覚が染み渡って、まさに生き返る気分だ。
咲夜さんもいろいろ見てまわりたいだろうし、ここで迷惑を掛けちゃダメだ。いや、もう掛けてるっちゃ掛けてるんだけど、これ以上は掛けたくないという意味で。気合を入れて立ち上がろうとして――、視界が黒く染まっていって、足元がくらりと揺れるような。
「大丈夫!? 無理しなくていいから、まだ休んでていいよ」
ふらついたところを咲夜さんに支えられる。ああ、結局また迷惑掛けちゃった。はっきりしない頭でなんとか謝罪の言葉を口にすると、咲夜さんはうーんと少し考えて、ふとひらめいたようで僕に話しかける。
「そうだ、ウチの車があるからさ、そこでちょっと休んでいいよ。うん、クーラーもあるし、横になれるし、そうしなよ」
でもこれ以上迷惑は。言いかける僕を制して、咲夜さんは僕を見つめて言う。
「いいから、若い子は遠慮しちゃダメだって。それに昔から言うでしょ? 困ったときはお互い様って」
言うが早いや、咲夜さんは半ば強引に僕をおんぶする。簡単に持ち上げられてしまった自分が何故かとても恥ずかしくなって、結局何も言えないまま咲夜さんの背中にしがみついた。
咲夜さんはしっかりとした足取りで、人ごみの中を歩いていく。それはいいんだけど、こんなコスプレをしておんぶされていたら、当然他人の視線は僕に向かって集中するわけで。
――あれ、なんで。僕――。
一体いつからだろうか、僕の股間が熱を帯びているのは。それを意識した瞬間、急に心臓の音が間近で聴こえるように感じた。抑えようと意識を向けるたびに、逆にどんどん血液が集まっていくみたいで、周りの人たちはそれに気づいているから僕を見てるんじゃないのかなんて、いや、そんなはずはない、そもそも男かどうかも見て分からないだろうし、でもさっき話をしたカメラマンの人たちは僕が男だって知ってるわけで、でも外から見てココのことなんて分かる訳が、ああ、もう!
咲夜さんは気づいていないのか(あるいは気づいていても無視してくれているのか)そのことについて何も言わなかったのが唯一の救いだけど、歩くたびにやってくる振動や、ずり落ちそうになる僕を持ち上げ直すときの衝撃が、挟まれた股間を刺激してきて、それがまた申し訳なくて恥ずかしくて、僕は目の前の背中に顔をうずめるしかなかった。
「着いたよ、大丈夫?」
動きが止まった、と思うと、咲夜さんは僕を地面に降ろしてくれる。灰色のよく見るタイプのワゴンカー、その扉を咲夜さんが開ける。なんだかとても奇妙な光景に見えたが、それを笑う余裕は僕にはない。まだ少し頭がくらくらするし、何よりあそこがこうなって収まらないのをなんとか隠そうと、逃げるようにして車に乗り込む。
咲夜さんが反対側にまわっている間に、スカートがテントを張っているのをどうにかしようとする。上の服を引っ張ったり、スカートのしわにまぎれるようにしたり、股間を引いてみたりと苦闘しているうちに、運転席に咲夜さんが乗り込んで来た。さり気無い感じであそこに手を乗せて、とりあえずはごまかせただろうか。
咲夜さんがパネルを操作すると、低い振動音を立てて、クーラーが冷たい空気を吐き出し始める。少しの沈黙の後、不意に咲夜さんが話しかけてきた。
「椛ちゃんはさ、コスプレは初参加なんだよね? 普段から女装とかコスプレとかはしたりするの?」
いつも女装してる訳じゃないですけど、たまに家で着てみたりとかはしてます。あ、今一人暮らしなんで、親とか気にしなくていいので楽ですね。
「そうなんだ。やっぱり女の子の格好するのって、楽しい? 興奮する?」
えっ、それは――答えに詰まった僕に、咲夜さんがにじり寄ってくる。逃れようにも狭い車内じゃ身動きが取れない。困惑する僕のスカートを、咲夜さんがめくり上げて。
「下着もちゃんと女の子なんだ。偉いね。でもさっきからずっと、おちんちんすっごく大きくなってるよね? ほら見て分かるよね、すっごいギンギン」
ひっ、ご、ごめんなさい。可愛らしい白の女性用ショーツから、ピンク色の男性器がびくびくと顔をのぞかせている。かーっと顔が火照っていくのがはっきりと分かった。やっぱりさっきからずっと、気づかれてたんだ。恥ずかしさで頭が真っ白になって、目から涙もこぼれてくる。
「そんな謝らなくてもいいよ。いっぱい撮られて見られて興奮したんだね。このままじゃ辛いから、一回出して楽になろうね」
膨張した下半身を咲夜さんに咥えられて、ふあっ、と情けない声が漏れる。じゅぷっ、じゅぷっ、ずるずる。ぬちゃ、ぬちゃ、ずるずる。やばい、すっごく気持ちいいっ……! 人生初めてのフェラチオ体験は、一人でするのとは比べものにならない、まさに飛んでいきそうなくらいの快感。舌が生き物みたいに絡み付いて、先っぽの中まで犯そうとしてくる。唾液でぬるぬるになったあそこを、手でも扱かれて、また情けない声が出てしまう。
あっ、だめ、いきそう。小さく漏らした声が聞こえたのか、急に咲夜さんは動きをやめる。爆発寸前の快感が、一気に波を引いていく。咲夜さんは小悪魔じみた笑みを向けて、こう囁く。
「椛ちゃんのカワイイとこ見てたら、こっちも興奮してきちゃった。慰めてくれるよね?」
咲夜さんがスカートをたくし上げると、そこにはガチガチに勃起したおちんちんが、って、えっ、ウソ、なんで――!?
「ウソはないでしょ。君も俺も男なんだから。ほら、こっちも気持ちよくして」
ひっ、いやです、無理です! ごめんなさい。許してください! 拒絶の言葉を並べながら、狭い車内でなんとか身を捩って、グロテスクな物体から顔を背けようとする。そりゃさっきは気持ちよくなっちゃったかもしれない、けど僕はホモじゃないんだ、それなのになんでこんな、男に犯されるような目に合わなきゃいけないんだ!?
ドンッ! 突然の大きな音に、思わず言葉と動きを止めてしまう。咲夜さんが車を蹴飛ばした音だとは、ずいぶん後になって気づいた。今までの優しい咲夜さんからは想像もできない、冷たい声色が車内に響く。
「もともとそっちが誘ったようなものなのに許すもなにもないでしょ? 大人舐めない方がいいよ? 大丈夫だよ、ちゃんと気持ちよくしてくれたら、もっと気持ちよくしてあげるからさ。ほら、しゃぶって。分かってると思うけど、歯は立てないようにね」
再び汚らわしい物体が目の前に突き出される。もう逃げ場はないし、これ以上咲夜さんを怒らせたらどうなるか分からない。僕は観念して他人のアレを口に含んだ。ちょっとしょっぱいような、苦いような、妙な味がしたが、そんなことよりも他人のアレを咥えているという行為自体が、僕に吐き気を呼び起こす。涙目になりながら咲夜さんをちらりと見上げると、まだ満足はしていないようで、僕に命令する。
「ほら、さっきしてあげたみたいに口動かして、もっと舌使って」
言われるがままに口を動かす。他人にフェラをしている、という事実から目を逸らすために、言いなりになって舌を使う。なんて滑稽なことをしているんだろう。目を瞑って必死で口を動かしていると、なんとか咲夜さんは機嫌を直してくれたようで、さっきの冷たい口調から元の優しい口調で、僕の頭をなでながら喋りかける。
「そうそう、いい感じ、椛フェラ上手だねー。本当に初めて? でももうちょっと大胆な方が好みかな」
いきなり咲夜さんは僕の頭を両手でわし掴みにすると、腰を前後に動かしてピストン運動を始める。ちょっ、やめ――、声を上げようとするが、口を塞がれていてはどうしようもないし、喉の奥まで抉られて、その度に胃の奥から何かがこみ上げてくる。息が出来なくて苦しくて、何も考えられなくなりそう。
「あー気持ちいい。ねえ出していい? 椛のクチマンコにおもいっきり精子ぶちまけていい?」
フェラだけじゃなくて、口の中に出されるなんて。吐きそうになりながらもなんとか首を横に振って拒否を示すと、どうにか通じてくれたようで、咲夜さんは男性器を僕の口から引き抜いた。
「そっか、口の中は嫌なんだ。それじゃやめてあげるね。ほら、やめてあげたんだから、お礼言って」
あ、ありがとう、ござい、ます、さ、咲夜、さん。新鮮な空気を求めてげほげほと咳き込み、吐きそうになりながらもなんとか言葉を紡ぐ。
「はい、よくできました。椛はいい子だから、ちゃんと言うとおりに気持ちよくできたね。じゃあ今度は、スカートもって、脚開いて、よく見えるようにして。いい子だから言うこと聞けるよね?」
ばたんと座席が倒れる。僕は咲夜さんに言われた通りにスカートを持ち上げて両脚を広げる。今はもうあんな苦しいことをしなくていいんだという解放感で、僕に言葉の意味を考える余裕はない。咲夜さんが僕を抱きしめ、甘い声で囁く。生暖かい息が吹きかかって、ぞくりと背筋が震えた。
「さっきはごめんね、びっくりしちゃった? でもちゃんと気持ちよくしてあげるから、力抜いて楽にしてね」
突然ひんやりとした感触がお尻に触れ、体がびくんと反応する。お尻の穴の周りを咲夜さんの指がなぞるように這い回って、細い人差し指がぬるりと僕の中に入り込んでくる。
ふぁぁっ、ちょっ、いやっ、だめ……、僕の言葉を無視して、咲夜さんはゆっくりと人差し指を動かしていく。体の内側を撫でられる異様な感覚。体の中を直接弄られるなんて、想像さえしたことがないのに、しかもこんなところを。
いつのまにかお尻の中にはもう一本の指も入り込んできていて、複雑な刺激を僕に与えてくる。お尻から暖かいものがじんわりと下半身全体に広がっていく。今まで経験したことのない不思議な気持ち。
いやあ……はぁ……。
まるで女の子みたいな声が、自然と僕の口から漏れてくる。こんなのおかしい、だけどすごい切ない感じが堪らない。堪らなくて、そう、この感覚は――
「アナル弄られて感じちゃったんだよね。それとも普段から一人で弄ったりしてるのかな? ……そう、じゃあ初めてなのにこんなに感じちゃう変態なんだね。気持ちよかったら気持ちいいって言わないと、やめちゃうよ? 椛は偉いから、ちゃんと言えるよね? 言えたらもっと気持ちよくなれるよ」
キモチ、いい、です……。
言葉を口にして認めた瞬間、太腿ががくがくと震える。ああ、お尻触られるの気持ちいい。初めてなのに、こんなにお尻で感じちゃって、気持ちいいのが止まらない。ああっ、おしり、おしり気持ちいいですっ。お尻の内側ごりごりされるのすっごい切ない気持ちで、勝手に口が動いちゃう。僕ホモじゃないのに、男にお尻をほじられてよがっちゃうなんて、まるでホントのホモみたいだ、こんなのおかしい、おかしいはずなのに。
「そんなに声出しちゃって、まるで本当の女の子みたいだね。ううん、今の椛は女なんかよりもすっごく可愛いよ。じゃあ今度はおちんちん挿れるけど、大丈夫だからね。おちんちん挿れたらもっと感じちゃうよ。ほらじっとして、動かないで……」
咲夜さんがスカートをまくり上げ、再び腫れ上がったおちんちんを露わにする。そんなのむり、はいらない――そう首を振りながらも、あんなのを挿れられたら、いったいどれだけ気持ちがいいんだろうと、ぞくぞくとした期待がどこからか湧き上がってくるのを止められない。
ああダメ、指だけであんなに気持ちよかったのに、これ以上おちんちんなんか挿れられたらホモになっちゃう。だけど僕はもう、逃げることはおろか、動くことさえできない。いやそれとも、この状況から抜け出したくなくて、動くことを自分から拒否しているのか……。混乱する僕の頭の中のことなんて知る由もなく、咲夜さんの先端が僕のお尻の穴を広げて無理矢理押し入ろうとしてくる。……っ!? いたい、いや、むりですっ! 指とは比べものにならない違和感に、声が大きくなる。めりめりと幻聴がするほどの、強引な侵入。
「もっと力抜いて、息ゆっくり吐いて。ああ、キッツ!」
お尻が裂けるんじゃないかという衝撃とともに、体の中に熱いモノが入ってくる。
「ふう、ほら見て、奥までおちんちん入っちゃったね。ちゃんとセックスできたね、椛。最初はゆっくり動いてあげるから、いっぱい気持ちよくなろうね」
僕の位置から挿れられているところは見えなかったけど、お尻に感じる異物感で、ナニがどうなっているかは容易に想像できた。咲夜さんがゆっくりと腰を動かし始める。最初は痛さと違和感でいっぱいだったけど、お尻の中を大きいモノでどんどん擦られる度に、じわじわ遠火で炙られるような、もどかしい快感が溜まっていく。
イきたい。射精したい。強烈な欲求が頭の中を駆け巡る。さっきフェラチオされたときも結局イかせてもらえず、それからずっと僕のアソコはお預け状態。先端の割れ目からは先走りがだらしなく垂れ流しで、ピストンされたときに跳ね上がっては太腿やお腹を汚している。いっそ自分で扱けたらどれだけ楽になれるかと思ったが、微かに残ったプライドと理性がそれを拒否し、右手を押しとどめる。
お尻にちんぽ入れられて、今更理性もクソもあるか。ホモになれ。ホモになっちゃえ。
頭の中で本能が叫ぶ。理性の僅かな抵抗も、押し寄せる快楽の波の前では何の役にも立たなかった。本能が全身を支配した瞬間、心に欠けていたピースが嵌ったような錯覚。心臓がバクバク鳴って、脊髄を火傷するような電流が駆け上がり、脳味噌をぐちゃぐちゃに掻き回す。今まで体験したことのない、射精なんかとは比べ物にならないくらいの強烈な絶頂。自分の口が勝手に言葉をひり出している。
「あれ、もしかしてイっちゃった? イっちゃったよね? 初アナルセックスでケツマンアクメキメるとか、椛はすごくエッチだね〜、センスあるよ。もっともっとエッチしようね」
ひぁあ、おしり、おしりもっと、もっとついてぇ。
「椛、椛かわいいよ。キスしていい? ねえキスしよう」
ちゅっ、んちゅ、ちゅぅ、んちゅっ。ふぁあ、きす、きすはじめて、すごいのぉ。
「椛がこんないやらしい子だって知ったら、お母さんどんな顔するだろうね。おしりにちんぽ挿れられて感じちゃったら、もう普通の生活出来なくなっちゃうね。でも今はセックスするのが一番気持ちいいから関係ないよね?」
いやあ。ゆわないで。おしりきもちいいからゆわないでぇ。ホモでいい、ホモでいいからおしりもっとぉ。
「やっぱり椛はホモだったんだね。一人で女装して、おちんぽ扱いてオナニーしたんだよね? 頭の中でずっと犯されたいって思ってたんだよね?」
なんで、なんでしってるのぉ。おんなのこオナニーすると、いつもよりきもちいいの、なんでぇ。
「もう女装してオナニーしなくても、ちゃんとこうやっていっぱいセックスしてあげるからね。ああ、俺もうイキそう。椛も射精したい? ちんぽ扱きたい?」
はあ、はあ、ちんぽ、ちんぽしこしこして、いっぱいせいしだしてぇ。
咲夜さんの手が僕のちんぽを握る。その瞬間に再び強烈な快感が股間に集中して、一気に放出される。あっ、きた、きた、イクイっちゃうっっ!
どびゅっ! びゅくっ、びゅくっ! びゅくっ、びゅっ、びゅ!
「うわ、触っただけでイっちゃった。すっごいお尻も痙攣してるよ。でもまだまだイけるよね? 一緒にイってあげるからね」
今まで体験したことのない射精をしたばかりで放心状態の僕。咲夜さんは精液にまみれたそのままで、右手を上下に動かしはじめる。イったばかりの敏感なおちんちんをヌルヌルアツアツザーメンローションで擦られて、さらにお尻のピストン運動もラストスパートとばかりに突いては抜きを激しく繰り返されて、再び快楽の波が僕を呑み込んでいく。
「お尻とおちんちんどっちの方が気持ちいい? 中も外もすっごいびくびくしていやらしいよ」
わかんないぃ、わかんないよぉ。どっちも、どっちもすごいのぉ。ふぁぁっ、まあきた、またイっちゃう、だめっ。
「こっちもイきそう、ああ、椛の中に出すよ。中じゃないと服汚しちゃうからね。咲夜さんの精子中に下さいっておねだりして、出来なきゃ外に出しちゃうよ」
いやあ、そとはだめぇ、さくやさんのせいしぃ、せいしもみじのなかにぜんぶだしてぇ。あっ、あっ、もみじもせいしきた、またイっちゃぅ、イク、イク、イクッッ!
びくっ、びくっ、びく! どびゅっ、どびゅっ、びゅくっ! どくっ、どくっ、どくっ……。
再び射精の快感がやってくる。さっきとの違いは、お尻の中に熱いモノが注ぎ込まれてること。あぁ、中出し、男なのに精液お尻に出されちゃった……。凄まじい虚脱感で、シートに体重を投げ捨てる。咲夜さんが僕に顔を近づけて、唇同士で軽いキス。上気した顔が、すごくいやらしく感じた。僕、男同士キスをして、セックスまでしちゃった。でもすっごく気持ち良くて、もう何が何だかわからなくて、考えたくなくて。咲夜さんがニコリと笑って囁きかける。
「すっごい気持ちよかったよね。椛、すっごくかわいかったよ。ちゃんとキレイにしてあげるからね」
咲夜さんにされるがまま、体を拭かれたりしていると、自然とさっきまでの行為を思い出してしまう。すると何故かまた股間が反応しちゃって、鎌首をもたげはじめる。
「あれ、あんなに出したのに、また大きくなってきちゃったね。……そうだ、この後レイヤー仲間でオフ会やるからさ、椛も参加しない?」
もっともっと気持ちいいことしてあげるよ、と耳元をくすぐられて、全身がぶるりと震える。
嗚呼お母さんごめんなさい。僕、ホモになっちゃいました――。心の中で謝りながらも、自然と唇の端が吊り上がるのを止めることはできなかった。
投稿者はゴネてないで謝罪した方がいい
しっかり罪を認識しなさい。
はっきり言って今のFC2の東方タグは異常だ。
今回の件が実名報道で公になり書き込み者が反省して、模倣犯がいなくなることを切に望む。
オフホモしたいような、したら戻れなくなりそうな。ううむ。
>>1
パッとで分かる範囲では四次創作だと。あるゲームとある動画とあるSS。
……少なくとも実体験ではないです。今のところ。
>>2
ホモがホモ読んで喜ぶのは当然だけど
ノンケがホモ読んで喜ぶってのはなかなか難しい。
その意味では淫夢やら糞親父やらは素晴らしいコンテンツだと思います
――もし貴男がホモだとしたら、単に僕の実力不足であります。精進する次第です。
>>3
ホモ動画は消える前に保存しとかないとって学んだはずなのに。
その3はまーだ時間がかかりそうですかね。
>>4
女のかっこをしたこ同士でにゃんにゃんするのは果たしてホモなのか。
女装レズとかいう日本語。
>>6
やったぜ。
とは言うものの昔から所謂ホモ作品は多少あったので
流れ変わるにはもう少し。
>>7
駄目です
HJ
https://twitter.com/HJ_devanosto
- 作品情報
- 作品集:
- 7
- 投稿日時:
- 2013/04/30 23:37:10
- 更新日時:
- 2013/05/16 03:27:24
- 評価:
- 3/9
- POINT:
- 370
- Rate:
- 11.29
- 分類
- CJD
- 5/16コメント返信
この車、『それ用』にバッテリーとか強化してあるのかな?
CJD≠ホモだって事ぐらい、分かってます。
だけど……、こういう展開を妄想するぐらい、『彼女達』は美しいんですよね……。