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『新作洞窟』 作者: ギョウヘルインニ
洞窟の前に魔理沙と霊夢、そして咲夜さんが居ました。この間、洞窟を出入りする蝙蝠を見て魔理沙は気付いてしまったのです。
実は、あの蝙蝠は全部レミリアで、集めたほのぼのを脱税するためにあの洞窟に少しずつほのぼのをかくしているに違いないと思いました。
そうなのです。最近円安なのは、円がレミリアに売られて、ほのぼのが買われているせいなのです。
きっと、そうに違いないのです。なお、今回は魔理沙は三角帽子の変わりに、あのヘルメットとに布が付いた帽子をかぶっています。
洞窟探検といえば、これしか有りません。これがこのお話の伏線なのかそうなのかそれは、誰にも分かりません。
そういえば、咲夜さんがこの話に出ていますがなぜなのでしょう。優雅な人は何処に行ってしまったのでしょう。全てが謎ばかりなこのお話はここからが本編になります。
「なつかしいぜ。この三人でほのぼのを探しに行くのは久しぶりだぜ」
「魔理沙は何を言っているの? 私は咲夜と一緒にほのぼの探しに行ったことはないわ」
「まあまあ、霊夢さん。私は実はずっと早苗さんのことを嫉妬していたのですよ」
「ねえ、咲夜。それって、パルスィみたいね」
「ええ、私は早苗さんを妬んでました」
「器の小さなメイドね」
「な!」
「まあまあ、二人ともそれぐらいにして早く洞窟に入ろうぜ」
3人の前にある洞窟は、その大きな口を開けて3人を歓迎しているようにも食べようとしているようにも見えます。
他の2人はどう思っているか、魔理沙には分かりませんでしたが命がけの冒険になると予想します。
でも、それは仕方の無いことなのです。ほのぼのは命を賭ける覚悟のある者にしか手に入らない物だと思って居るのですから。
幾千数多の死線を越えて、多くの犠牲を払いながらようやく手に入れる物それが、ほのぼのなのです。
「洞窟の中に本当にほのぼのがあるの?」
「ああ、あるぜ。多分、霊夢の両手に収まらない位のほのぼのがあるぜ」
「そう、それは良かったわ」
「……なんていうのか。もしかして、この話の私は早苗さんポジションなんですか?」
「そうだぜ、咲夜のポジションは早苗だぜ」
「いつまでも、早苗さんの影があるのですね。妬ましいです」
「ねえ、本当に何でこの咲夜はパルスィみたいなの?」
「知らないぜ」
洞窟に踏みこんですぐのことです。余りにも、この洞窟は湿度が高く温度も高いせいで3人はおかしくなっています。
ついでに、蝙蝠の排泄物がいたるところに溜まっているので臭いもそれに追い討ちをかけています。
だから、魔理沙は時々変なことを言うのです。何なんでしょう?
「まあ、いいわ」
「そうですね。もう、私も妬むのやめます」
「どうでもいいから。早くほのぼの探そうぜ」
「そうね」
もう、この3人は少しギスギスしていますが、ほのぼのを探しは始まったばかりです。
まだ誰もそれといって、居なくなったり脱落しないはずでした。
「ねえ、もう咲夜がいないわ」
「あ、そうだな。咲夜は迷子になったんじゃないか? 気にすること無いぜ」
「ねえ、本当にそれでいいの?」
「ああ、気にすること無いぜ」
「いいわ、ほのぼの探しましょう」
「いや、今回のほのぼの探しはお終いだぜ!」
そうなのです。この話でのほのぼの探しは終了なのです。いえむしろ、最初からほのぼのは探していなかったのです。
ほのぼのはまた別の機会の話なのです。
じゃあ、何なんでしょう。
「どういうこと?」
「やっと、二人きりになれたぜ」
すべて狙いどおりでした。魔理沙は霊夢と二人きりになりたかったのです。
「魔理沙、どうしたの? 眼が怖いわ」
「そうか? いつもこんな、眼をしているぜ」
「それに、息がかかる顔が近い?」
「それは、こういうことだぜ」
なんとこの魔理沙は、ほのぼのよりも霊夢が欲しかったのです。そして、無理やりその唇を奪ったのです。
じめじめする硬い地面に霊夢を魔理沙は押し倒しました。蝙蝠の排泄物が霊夢の身体になびり付こうが魔理沙には関係ないのです。
「ん? んん! 何をするの! やめて!」
「この日の為に私は、ずっと、我慢してきたんだぜ!」
押し倒された時に、後頭部をぶつけたのでしょう。ヌラリと血で霊夢の髪が地面の湿気に混じって濡れています。
そんな、霊夢に対して魔理沙は既に覆いかぶさり、逃げられないようにしてしまいました。
「やめて! お願い、魔理沙! こんなの嫌!」
「私は、嫌じゃないぜ。だから、良いだろ」
我侭な魔理沙は、もう止まれません。無理やりそのまま、霊夢の胸をわしづかみしました。
良いさわり心地が魔理沙の手にひろがります。
「どうだ? 気持ち良いだろ?」
「痛い! 酷いやめて!」
しかし、その力加減の無い掴み方は霊夢にとってはただの苦痛でした。胸にだって神経は有るのです。
魔理沙だって、女の子なのに、何で分からないのでしょう?
それは、簡単なことです。魔理沙は霊夢を自分の物にするため既に人間やめています。
欲望だけ求める怪物になっていたのです。けして、胸が小さすぎてとか、そういうことではないのです。
「痛い? 嘘だろ?」
「うずぅ?」
今度はもっと強い力で胸をもみ始めました。それと同時に、口も魔理沙はふさぎました。ヌラヌラするその臭い舌を伸ばして、口内を穢しつくします。
「いいよな? いいよな?」
「や、めて」
霊夢が負った怪我は、思ったよりも深かったのでしょう。それに場所も悪かったのです。意識は朦朧としてきました。
それでも、心底やめて欲しいと思っていますからそういったのです。
「ん? それって、本気で言っているのか? 恥らってるのか? 恥らってるんだな」
「やめ」
しかし、魔理沙は都合よくそれを解釈しました。そして、豚のように冒すと決めたのです。
自らが豚のような、醜態を晒しているのですが、生憎ここには鏡はありません。
あるのは、霊夢から向けられる。意識が混濁しているにも関わらず憎悪だけです。
そんな、憎悪に魔理沙は無頓着で巫女服の隙間から手を入れ直接胸を触り始めます。
そして、その手はどんどん汗ばみ不快な感覚を霊夢に与えます。そして、だんだんその感覚は、下の方に移っていきました。
「こっちも、いいだろ? んんん? 良いよな」
「ひっく、ひっく」
もう、霊夢は泣くことしか出来ません。それに、とても寒いのです。血と一緒に、冷たい地面に体温を奪われているのです。
それなのに、魔理沙が触るところの感覚は明瞭に伝わってきてとても不快で地獄でした。
「へへへ、濡れてる? 濡れてる? あれ、おかしいな濡れてないぜ」
「やめて、そこ触らないで!」
ついに敏感なところに、魔理沙の手は行き着いてしまいました。そうです。人の始まりで男の終着点です。
しかし、そこはほんのわずかに反射的に湿っていましたが受け入れる準備など到底出来ていませんでした。
「そうか、そうなんだな。霊夢濡れてないな。でも、関係ないぜ!」
「やだ! やめて!」
霊夢は何処にそんな力が残っていたのか分かりませんが、最後の抵抗をしました。必死で、手に力を込めて、魔理沙の顔を殴りました。
「き、効かないぜ」
「アンタは狂ってイィ!」
魔理沙の顔は殴られて崩れてました。いえ、その表現はおかしいです。殴られて折れたと思った鼻がまるで象の鼻のように伸びてきました。
いや、他にもいたるところ、いたる器官からそれは伸びてきました。
人間をやめた魔理沙は茸と融合して居ました。そして、この洞窟の環境で茸は自らの子孫を残すために動き始めたのです。
まるで、それは哺乳類のそれでした。
それが、霊夢に迫ってきました。もう、魔理沙と一体化したその一部は頑なにそれの進入を拒んでしましたが、煉獄のような痛みと共に胎内に進入してきたのです。紅蓮のようにそれは着色されたのです。
「い゛だいいいいいい」
何度も何度も押し寄せる痛み。一度奥まで来たそれは、一度奥まで入れば大丈夫なのだろうと何度も何度も何度も霊夢に苦痛を与えました。
ドグドクと何かを体の中心で感じたときに霊夢は気を失いました。
「起きろ! おい霊夢! 起きてくれ!」
「何? それで、ごまかしたつもり?」
それから、霊夢は程なく気付きました。すると、魔理沙が切羽詰まった様子で、霊夢の体を揺すっていました。
「な、何を言っているんだ? 夢でもみたのか?」
「いや、さっきまでのことを言っているの」
ごまかしても、騙されません。服は乱れて、体中に魔理沙から分泌された液で霊夢の身体は汚れていました。
何よりも、この喪失感とそこから来る痛みが現実だったと強く伝えてきます。
「違う! 違うぜ! さっきまでの霊夢が犯されるのは夢なんだぜ。ほら、そこにある岩で頭をぶつけたんだぜ」
「ふーん。あ、そう」
正直のところ、霊夢の負った心の傷は深すぎて癒せないでしょう。それでも、心が強すぎたせいでおかしくなって変に強がったのです。
「じゃあ、ほのぼの探しを再開しようぜ」
「そうね、そうしましょう」
その後、二人で地底湖を見つけて霊夢が『湖の底で何か光ったわ。もしかして、ほのぼのかもしれない』と言って嘘をつき、魔理沙が水面に注目したところ後ろから突き飛ばしておぼれさせてもそれは罪にはならないでしょう。
四万十川でカッパが河流れそれは大変な出来事なのです。
コメントと僕のコメント返信
1、ななし様
作品書いていて、何だか産廃脳と東方脳があるような気がしてきます。
あっちの作品を書いた後は、何だかちょっと、ちがうのです。
2、ぽちぽちぽーち様
うずぅはあれですね。会社で、何かタイピングしていたら偶々出来た何かですね。
3、NutsIn先任曹長様
NutsIn先任曹長さんの察しどうり、ピスヘルメットですね。ピスヘルメットという単語を僕は知りませんでした。
冒険家はあの帽子を着用することを義務にしなくてはならないのかもしれません。嘘です。
4、ななし様
その事件を、コメントを貰って調べました。まさに産廃ですね。むしろ、現実は産廃なものですね。
6、短類崎様
そうです。にせぼのです。春はにせぼの、国は敗れて欺瞞に満ちてです。
7、ななし様
鍼灸医の先生と5時間位、話した結果がこれですね。やはり、自然治癒が一番かということでこの話が出来ました。
8、みょうむし様
悪魔崇拝ですね。悪魔崇拝でも、小悪魔(東方)が仲間になってくれればそれはそれで恩の字なのかも知れません。
9、夕口無様
裁判が必要ですね。咲夜はとばっちりを受けて、殺人幇助及び婦女暴行幇助?ですね。
ギョウヘルインニ
- 作品情報
- 作品集:
- 7
- 投稿日時:
- 2013/05/13 13:42:39
- 更新日時:
- 2013/06/19 23:11:12
- 評価:
- 8/9
- POINT:
- 820
- Rate:
- 16.90
- 分類
- 誰も死なない
- 霊夢
- 魔理沙
- にせぼの
- 僕はコメント返信をする。それで、日本が、世界が変わるとは思えないが、確かにコメント返信した。
咲夜が何処行ったのか気になりますね、大方レミリアの隠していたほのぼの見つかる前に廃棄でもしてたんでしょうけど
瀟洒とほのぼのは相反するから、咲夜さんはいなくなったのか?
魔理沙、霊夢が体験したことは夢だといっているが、どうして夢の内容を知っているんだよ……?
心の強い人の深い心の瑕って……、もう狂気に走るしかないね♪
>「き、効かないぜ」
が非常にツボでした。
こういう言い回しはどうやったら出てくるのだろう…相変わらず非凡です
強い心に治らない傷を負った霊夢が今後どうなるのかは気になります