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『こいしのひ』 作者: dan
「きょうはごがつじゅうよっか、こいしのひ…なのにだれもわたしをきにかけてくれない…わたしはきっといらないこなんだわ!」
5/14のこいしデーに誰からも祝福されることのなかった少女がひとり呟く。
その眼には涙が浮かんでいた
「もういいや…ぐっすりねればきっとわすれられるよね…ぐすん」
と、そのとき…
ガチャ!
「こいし!」
「お、おねえちゃん…!?」
こいしの部屋の扉を勢いよく開けて入ってきたのは彼女の姉、さとりであった。突然の来客にこいしは驚きを隠せないようだ。
「今日はあなたの日だったっていうのに何もしてあげられなくてごめんなさい…」
「そんな…きにしないでい…むぎゅ」
話し終わる前に抱きしめられた、ああ、もう何十年ぶりだっけなこの感覚…
おねえちゃんは私が心を閉ざしてから抱きしめることはなくなった。
姉なりに葛藤があったのだろう。
「そして今までの事も、…ごめんなさい」
さとりも今にも泣きだしそうである
「ううん、いいのおねえちゃんあのね、わたしね、おねえちゃんが
どんなにわたしのことをきらってたり、きもちわるいとかんじてるんだな、
とおもってもいっしゅんたりともおねえちゃんをきらいになったことなんてないよ」
「ち、ちがうのこいし…!そんな事思ったこと一度もない!私はあなたのことが!」
「うん、わかってるよ、でもね、わたしはこころがよめないの、めはふたつしかないの
だからいくらおねえちゃんがこころではわたしのことをあいしてくれててもわたしは
それをしんじられなかったの、だってわたしのふたつのめにうつるおねえちゃんはいつも
わたしのことをいやなめでみてたから…ごめんねおねえちゃん」
・・・・・・・・・・ ・・・・・・
「おねえちゃんのあいに、きづけなくて」
その言葉を聞いた瞬間さとりは崩れ落ちた。
それはあなたが一番欲した言葉のはずなのに…
「ごめんなさいっ…!ごめんなさい…!だめなお姉ちゃんでごめんなさい…!…〜っ!!!」
「なかないで、わたしのだいすきなおねえちゃん」
「だいじょうぶだよ…おねえちゃんはなんにもわるくないんだから」
「そうだ、わたしたちがまだちっちゃかったころ、おねえちゃんが
わたしにおしえてくれたまほう、おぼえてる?」
「…魔法?」
「そう、おねえちゃんはいつもなきむしのわたしがないたらかけつけてきて
まほうをかけてくれた」
ああなるほど、あれかな?
「いたいのいたいのとんでけ〜ってやつ?」
「そうだけど、ちがうよ」
・・・
はてなにか他にあったろうか、特に何かしてやった覚えはないのだが…ああ、そっちか
「…おでこにキスしてあげたこと?」
「ぴんぽーん、だいせいかい!」
「あのちゅうがね、こいしうれしかったの、かなしいことやいたいことがあっても
おねえちゃんにちゅうしてもらうとすぐふきとんじゃったの」
「こんどはわたしがおねえちゃんにしてあげる。
ないてるおねえちゃんはぽいっしちゃうの!」
まるで懐かしいあの頃のよう、こいしと私、ほほえましい二人愛のある姉妹。
「でもねおねえちゃん」
突如走る悪寒。
「何…?」
「わたしたちもうこどもじゃないの」
やめて
「ちゅうするところは-----------------------------」
「お で こ じ ゃ な い よ ね ?」
そういうとこいしは強引にさとりの唇を奪う。
「ぐちゅ…んむう…ちゅく…ちゅうっ……れろ…」
「ぷはっ…おねえちゃん…」
「や、やめなさいこいし!私たちは血のつながった姉妹なのよ!?こんなはし…きゃっ!」
すでにさとりの静止など耳には届いていなかった。
こいしは姉を押し倒すと洋服をはぎ取るように脱がしていく
「ああ…おねえちゃあん…さとりおねえちゃあん…」
「こいしね、おねえちゃんのことずっとすきだったんだよ?もうくるっちゃうほどに…
おねえちゃんのことかんがえるだけでせつなくなっちゃうの…!えっちなきもちになっちゃうの…!
かぜにながされてきたおねえちゃんのにおいをかぐだけでこいしはぬれちゃうの…」
押さえつける力がさらに強くなる
それでもさとりは抵抗をやめない
「こいし!いいかげんにしなさい!これ以上やったらただじゃ済まないわよ!」
「どうしてこばむの…?」
「当たり前でしょう!この愛し方は姉妹間のものじゃない!目を覚ましなさいこいし!!!」
「ふーん、そういうこというんだ…、じゃあさ、どうしてわたしに…」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「しまいかんのあいしかたをおしえてくれなかったの?」
その言葉を聞いた瞬間気が遠くなる。
ああ、倒れそうだ
そうだ、彼女が姉妹間の愛し方なんか知るはずがなかった
だって
姉の私が彼女を
愛してこなかったから…………!!!!
「あれ?ていこうしなくなったねおねえちゃん…
やっとこいしのきもちわかってくれたのね!んちゅっ!」
ぴちゅ…ぬちゅ……
「おねえちゃんおちちゃったんだね♪ほらべろべーってして?」
もはやさとりの心にこいしに抵抗する力など残っていなかった
妹の言うとおりに、舌を突き出す。
ちゅう…ちゅう…んっ……れろっ…
「んんっ…おねえちゃんのべろ…あまくておいしいよお…もっとこいしにちょおだあい…」
さっきまで母乳を求める赤子のように強く吸っていた姉の舌を今度は舌先でちろちろと愛撫する
へお…んぅぅ……にちゅり…
「さとりおねえちゃんすきぃ…あったかくてざらざらのべろかわいいよぉ…
もっとよくこいしにみせて…?」
そう言うと、さとりの舌を指先でつまみ、玩びはじめる。
ぐにぐに…ぐにぐに…
「ああ…おねえちゃんのつばでてがべとべとになっちゃったあ…」
さとりの唾液でぬらぬらと光る自身の指を愛おしそうに見つめる
「おねえちゃん…こいしのゆび…しゃぶって?」
今までの行為はすべてさとりにとって受動的なもの、まだ「無理やりやられた」という免罪符があった
しかし自ら指をしゃぶる行為は能動的な行為、受け入れてしまえばもう戻れない…
(もういいの…私が諦めてこいしが満たされるならもう、いいの…)
(どこまでも一緒に堕ちましょう、こいし------------------------------)
ちゅぴっ…れろ…ちゅくちゅく…ぺろぺろ…
「ああっ!いいよおねえちゃん…!きもちいい…きもちいいよぅ…ゆびきもちいいよぉ…!」
「そう…べろをもっとおしあてて…!おねえちゃんのべろでこいしのひとさしゆびしゃせいさせて!」
くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅ!
「あんっ!だめえそんなにはげしくしたらいっちゃう…!いっちゃうよぉ!!!」
身を悶えさせながらこいしは絶頂に達した。
指をしゃぶられていただけにもかかわらず、こいしの身体は痙攣し、まるで射精したようであった。
「はぁっ…はぁっ…おねえちゃあん…はげしすぎるよお…」
「もっとおねえちゃんのべろできもちよくなりたいの…
こいしのおくちのなか…おかして?」
にちゅぅ…くちゃっ…くちゅぅん…ぐちゅっ……
「ああ…すごいよお…おねえちゃんのべろにおくちのなかじゅうりんされちゃってるぅ…」
「おくちあつい…さとりおねえちゃあん…もうげんかい…」
「いいのよ、こいし…ほら、気持ちよくなっちゃいなさい…んむぅ…」
「あっ…だめえ…!てえつないでて……!」
「やっ…ああっ…!きゅぅぅぅん!」
さとりの舌がこいしの上あごを撫でるとこいしはまたびくん!と震えやがて絶頂に達した。
「はぁ…はぁ…すごいよかったよおねえちゃん…」
こいしは涙目になりながらも幸せそうな表情を見せる
どこで間違えてしまったのか
こいしに求められたとき受け入れてしまったこと?
違う
目を閉じたこいしを愛せなかったこと?
違う
それらは直接的な原因じゃない
じゃあ何?
いや、本当は分かってる
愛せなかったことも受け入れたことも
そもそも目を閉じた根本の原因も全部
分かりたくないだけ
だって
・・・・・・・・・・・・・・
私が私であることだったからーーーーーーーーーーーーーーーーーー
- 作品情報
- 作品集:
- 7
- 投稿日時:
- 2013/05/16 02:42:28
- 更新日時:
- 2013/05/16 21:11:04
- 評価:
- 2/4
- POINT:
- 260
- Rate:
- 11.40
- 分類
- こいし
- さとり
- レズ
- べろ
こいしちゃん、君は一人ぼっちなんかじゃないよ。
お姉さんのさとりが君のことをいつも心配してくれているのだから。
やったね、こいしちゃん。さとりんを堕としたよ!