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『産廃創想話例大祭A 再就職』 作者: 鯨布
今日で、産廃例大祭最終日だったっす
戸隠はもう投稿したでしょ
霊夢さん、もう1個投稿して目立ちたいっす
戸隠って本当にかまってちゃんなのね
戸隠は再び転職して、幽香のもとでひまわり油精製の仕事に従事することになった。
「今日から、お世話になることになりました。戸隠っすよろしくお願いするっす」
「紫の仲介が無かったら、アンタなんて雇ってないんだからね。紫の面子をつぶさないようがんばるんだよ」
神社を追い出されたおばさん達だったが、なまじ放っておくと幻想郷の迷惑になりかねないので紫は仕事を斡旋して変なことしないよう監視、操作していた。
おばさんは、大学講師に転職していまは講義している。あんちゃんは、干物職人に物部は鞍馬天狗の代理を生業にしている。
他のやつらも、まあまあな仕事を見つけて幻想郷に溶け込んでいた。
「がんばるっす」
「さぼったら、殺すから」
どうやら、戸隠はブラック企業に就職してしまったようだった。もうだめかもしれない。
さて、戸隠に与えられた仕事は主にひまわりの種を集めて袋に入れる仕事だった。
天日干しにされた、ひまわりの花から種を取り出す単純作業。多動性の戸隠にたえることはできるのだろうか?
「魔理沙さんも、ここで働いてたっすね」
「誰だっけ?」
「戸隠っす」
「神社のごみじゃないか」
「なんか傷ついたっす」
ゴミの同僚はやはりゴミだった。戸隠は輝夜が好きだし、魔理沙は戸隠に初めから嫌悪を抱いたので恋仲には絶対ならない。
むしろ、ろくなことにならない。
「傷ついたこのはこっちだぜ! ひまわりの種集める仕事だって大変なのになんで戸隠のお守りまでしなくちゃならないんだぜ」
「さっきまで、誰だっけとか言っていた魔理沙さんになんでそんなこと言われないとならないっすか」
「知るかそんなこと」
「くそっす!」
それからようやく、二人は仕事を始めた。黙々と種を袋に詰め込む仕事、簡単単純作業だからなにも教わることはない。
しかし、この仕事結構腰にくる。肩にもくる。
「おい、戸隠は後輩なんだから肩を揉め」
「え? いやっす」
仕事が始まって、12分くらい経ったときに、魔理沙は戸隠に肩を揉むように命令してきた。
幻想郷の少女達は戸隠に触られることを嫌がるが、魔理沙は例外なのか本当に疲れていたのか戸隠に肩を揉めと命令したのだった。
「はやく、種を集めないと怒られるっす」
「その前に私が怒ってやるぜ!」
そういうと、魔理沙は戸隠が集めていた種のふくろを蹴り飛ばした。
麻で出来た袋から、勢い良くひまわりの種が飛び出して、戸隠の努力は無駄になっていしまった。
「ひどいっす、なにするっすか!」
「うるせえぇ! るせぇんだよ」
仕事なんかそっちのけに、魔理沙と戸隠は喧嘩を始めてしまった。泥仕合だ。
少ない髪の毛を魔理沙に引っ張られるわ、ガサガサの腕に焼き鏝を当てられるわでさんざんだった。
仕事場は滅茶苦茶だ。集めた種は、ばらばらになってしまう。
それでも、魔理沙の執拗な攻撃でとうとう戸隠は気絶してしまった。
「何だ、くたばったのかしかたないやつだぜ」
魔理沙は倒れている戸隠に唾を吐きかけ仕方ないので、自ら肩を揉み始めた。
「かぁ〜、最低な後輩が出来ちまったぜ」
「・・・さぼったら、殺すって言ったよね」
「げぇ、幽香!」
仕事の進ちょく状況を見に来た幽香が魔理沙と倒れている戸隠にダークな笑いを浮かべて嬉しそうだった。
作品情報
作品集:
8
投稿日時:
2013/07/07 07:20:33
更新日時:
2013/07/07 16:20:33
評価:
10/10
POINT:
720
Rate:
13.55
分類
産廃創想話例大祭A
戸隠
魔理沙
幽香
魔理沙よかったよ、幽香にナニをされるのかなぁ?
ゴミクズに幾つ掛けようが、マイナスはより大きなマイナスにしかならなかったようですね。
まぁせいぜい幽香さんに、向日葵の種の代わりに、こってりと絞られてくださいな♪
戸隠ワールド