戸隠スパーク

「やったっす。マスタースパークおぼえたっす」
「てめぇ、私の個性を奪うんじゃねえ」
「ちっちっち、違うっす。死ぬまで借りてるだけっすよ」
「ってめぇ！！！！！！ぶっ殺す！！！！」




　戸隠は、幽香と魔理沙からマスタースパークを学び取り自分のものにしたんや。

　ひまわり畑勤務３年目の春だったんや。

　マスタースパークふぁ出来るようになった戸隠は、気ぃだけが強ようなって生意気な口を聞くようになったんや。

　それで、今は仕事中なのにさぼっているんや。
　
「ふん！　魔理沙さん。イヤ、魔理沙それ以上近付いたら、戸隠のマスタースパークが火を噴くっす」

　ついでに言うと、魔理沙はもう魔法使いでもないし、少女でもない。だからもうマスタースパークも、魔法も空も出来ないとべないんや。

　かわいそうだぞい。

　なんや？　マミゾウやないか。かわいそ、いうわりには口元がにやけてるやんか。

　あんちゃん。分かってるクセに、メシウマだぞい。

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「糞！糞！ぼけぇ、カスぅ、忍者のクセに！！！」

「魔理沙さん。態度がでかくないっすか？？？戸隠のマスタースパークの射程以内にはいっているっすよ。」あんまり態度でかいと被弾させるっすよ。


　何や、生意気な態度やん。ちょっと腹立ってきた。ワシ、ナレーターやけど、ちょっと本編に参加してきて魔理沙虐待してくる。

　戸隠を成敗するんじゃないのか？ちがうかぞい？？？

　戸隠はそのうち墓穴掘って読者に成敗されるから放っておけばいいんや。

　それもそうだぞい。


「おい、魔理沙はワシの獲物や！！！」

「な、あんちゃん？？　ひさしぶりっすね」
「なにやってんね。はよう、魔理沙虐待しろや」
「な、なんだ！お前何処から来た？」



　あんちゃん久しぶりの本編登場だぞい。魔理沙は酷い目にあうぞい？？？？

　ふー、疲れたね。何やってるんだい？

　あ、おばさんだぞい。昨日は、空飛ぶ城に出張してたんだぞい。

　なんだい、魔理沙虐待しているのかい。

　そうだぞい。

　つまらないねえ。あの老いた魔理沙なんか虐待しても、価値があるとは思えないねえ。


「よぉ、魔理沙久しぶりやなぁ。ずいぶんと、老け込んだなぁ」

「あんちゃん、私も今年で、58歳それそれなりに老けたぜ」

「お前まだ、58やったんか」

「え？」

　魔理沙の風貌はどう見ても、70前のおばあさんと言ったところだぞい。

　人の一生は、短く儚いねえ。

「老けたお前なんて虐待しても、しゃあないな」


　あ、あんちゃんが懐から何かとりだしたゾイ。

　あれは、若返りぐすりだね。若返らせて虐待するきだね

　若返らせたところで、戸隠の文章力がないからいみないぞい。


「飲めや」

「なんだ。その気持ち悪い液体」

「それ、もしかして、伝説の若返り薬っすか？？？」

「あんちゃん、私を若返らせてくれるのか？？」

　老いた魔理沙に判断力なんて残っていないぞい。若返りと聞いてうれしそうだぞい。

　そのあと、なにされるのか分かっているのかねえ。

「なんや、戸隠はしってるんか？？」

「だって、その若返り薬は。。。。」

「なんや、めじらしいな。戸隠がどもるなんて」

「だって、それ、戸隠の唾を物部の尿で煮込んだものを蘇我で一回濾して出来た薬っすよ」

　きたいないぞい。
　
「なんや、そうなことかあ。別にいいやん、魔理沙に飲ませるんやし」

「それもそうっすね」

　不老不死の薬が毒薬だったということだね。

　
「なんてもの飲ませようっていうんだ！！！うげぇ！！！！」

「文句言ってないで飲めや」

　無理やり魔理沙の口を開けてその薬をごっくんだぞい。

「あふぁああさせあさ！！！」

「ほら、さっさっと、飲めや！！！　腹パンするぞ！！！」

「あんちゃん、腹パンしたら、逆流するっす」

「うるさいで！！！」

　そんなことやってると、結局魔理沙は若返り薬をのんだぞい。

「のんじゃった。私飲んじゃった！！！！！いやあやあああああああああ！」



　魔理沙は昔の若さを取り戻したというのに、うれしそうじゃないぞい。

　そりゃあそうだよ。いくら若返りのくすりでも、戸隠の唾いりじゃあねえ。


「ちきしょ、畜生！こんな、屈辱は初めてだぜ！！！！」

「きったないっすね。良く飲めたっすね」

「てめぇ、唾だろがＱ！！」

「魔理沙さん、それ以上来ないで下さいっす！！マスタースパークをはなつっすよ！！！！」

「うるせぇ、これが本当のマスタースパークだぜ！！！！」

　ふええねええええええええええ。

　これはマスタースパークくの擬音だぞい。
　
　おや、二人揃って、マスタースパークはなったのかい？？？？



「っち！！！回避すんじゃねえ」

「そっちこそなんで、避けるっすか！！！！！」

　結局また泥仕合だぞい。

　ひまわり畑は、二人の放ったマスタースパークでやけのはらだぞい。









「ほお、それでマスタースパークで、ひまわり畑を焼いたのかい？」

　怒っているゾイ。怒っている幽香がきたぞい。

「うえｂっげ！！！！幽香さん！！！！」


　ふええねええええええええええ


　幽香のマスタースパークで魔理沙と戸隠はボロボロにされたんだぞい。