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『レミリア「ピアノが欲しいからフランお金貸して」』 作者: ギョウヘルインニ
「ハイハイハイハイ、早く部屋で篭城しないで出てきてお金払ってください」
「咲ぅ? ぅうえ。怖い」
「お金、レミリアさん。お金払ってくださいよ」
「うぅ、何で咲夜は私をいじめるの?」
「いじめる? レミリアさん何か勘違いしていませんか?」
「でも、そうやって、私の部屋のドアを蹴って怖いこと言うのはいじめよ」
「これは、いじめではありません。フランお嬢様から借金したお金を返して欲しいだけですよ」
「うぅ、でも、でも、怖い」
「怖いですか? でも、仕方ないことですよね?」
「仕方ない? なんで?」
「お金を返さないレミリアさんがいけないんですよ」
「だって、3日で495割の利子がつくなんて聞いてないわ」
「言った言わないで、もめるのはお互い為にならないので書面で契約しましたよね? 違いますか?」
「で、も、こんな小さい字で書かれていて、ドイツ語で書かれていることになんて気付かないわ」
「それは、お嬢様。おっと、レミリアさんが間抜けなだけなんじゃないですか?」
「そんな!」
「フラン様は、既に6ヶ国語を覚えているんですよ。なのになんで、同じ血を分けたレミリアさんができないんですか?」
「フランとは、育ってきた環境が違うのよ」
「フラン様をタイランドのきついところに送りこんだのはレミリアさんですよね?」
「ぅう!」
「間抜けな声だしてないで、さっさとお金払って下さい。お金。お金。お金」
「が、元本はもうとっくに払っているわ」
「開き直りですか? 出るとこ出たって良いのですよ?」
「うぅ、パチェに相談して、咲夜とか、フランを処刑台に送りこんであげるんだから」
「パチュリー様ですか? それは、……ちょっと」
「あれ? もしかして、敏腕弁護士のパチェが怖いの?」
「そ、そんなことありませんよ。……今日はこれくらいにしてあげますから。明日までに、5000万円用意していてくださいよ。それでは」
「咲くの馬鹿! もう、絶対にゆるさないわ。これから、パチェに相談してあげるんだから」
「処刑台に送りこむそうですよパチュリー様」
「馬鹿なレミィ。私達が組んでるなんて、しらなんでしょうね」
「今度は、お姉様がタイランドに送りこまれるばんだね」
ギョウヘルインニ
作品情報
作品集:
8
投稿日時:
2013/08/16 14:55:19
更新日時:
2013/08/16 23:55:19
評価:
10/13
POINT:
1030
Rate:
16.23
分類
フランドールファイナンス
レミリア
咲夜
フラン
パチュリー
このあとタイにレミリアはおくられるのかな
紅魔館の面子はとっくに優秀で金のあるフランドールの側についているのに、レミリアはそんな事にも気づかないなんて……。
序章ですな。
タイトルは既に事後なのね。