メイドのお化け

「大丈夫っす。お嬢様、戸隠は死ぬまで作者っすがら！！！！！」

「！！！！！!!!!ととととっと！　戸隠！！！！！１」

「ふへへへへ、そうっすよ。瀟洒で素敵な作者の戸隠っす。トガガガガガがが」

「悪魔だ。私以上の悪魔だ！！！」




　戸隠はとうとう狂ったっす。

　いやあ？元々狂っているって？？？？

　これからの戸隠は攻めの作者になったすよ！！！！！！





「助けて！！！」

　
　アーサー：レミリアのピンチだ戸隠！！

　あんちゃん：せやではようたすけろや

　魔理沙：初めてナレーターになったぜ

　フランドール：罰だこれは私を５６９年閉じ込めた罰だきゃはははあははは


「どうしたっすか？お嬢様！」

「戸隠が居るのどうにかして！！！」

「え？戸隠が戸隠をどうにかするっすか？」


　アーサー：戸隠の職業はメイドだ。執事じゃない

　あんちゃん：まじか、そっち方向に目覚めたか

　魔理沙：私と働いていて私に一度も発情してなかったからな

　フランドールは魔理沙の頭からつま先をゆっくり見た。そして、やれやれと手で動作した。


「戸隠の右手は全ての幻想郷を破壊する右手なんでしょ？」

「なんすかその設定？？？」

「うるさい！！！！それでどうにかしろ！！！」


　おばさん：戸隠と戸隠が交差する世界。戸隠はその右手でその幻想郷を破壊するんだよ

　魔理沙：それこの間私も聞いたぜ

　アーサー：なんてこと口走ってるんだ

　あんちゃん：まんまパクリやんか

　フランドールはあんちゃんの頭からつま先をゆっくり見た。そして、やれやれと手で動作した。


「糞っす。仕方ないヤケっす。戸隠はその幻想郷を否定するっす！！！！！！」

「ちょっと、来ないで！！！　何で私のほうに向かってくるの！！！！」

「うおおおおおおっす！！！！」

　どごごっごおっご！

　￥「ぎゅー」

「え？　何？　何が起こったの？」

「お嬢様、だったっすか？今お嬢様の後ろに毒熊がいたっすよ」

「…？　毒熊？」

「あ、毒蜘蛛っす」


　アーサー：…滑ったな

　あんちゃん：ごめん。ホンマごめん。一応なあんちゃんは戸隠の味方やったんやがこれは無いな

　魔理沙：毒蜘蛛？　ヤママメの？　コトか！

　汚い花火だね。




「もしかして、毒蜘蛛から私を守ってくれたの？」

「そうっすよ？？？？　あれ？」


　アーサー：おい、戸隠が倒れたぞ

　あんちゃん：毒蜘蛛を素手で潰すからや

　魔理沙：狂うのにはなれちぇるぜ

　

　フランドールは、ひとまず１１９番に電話した。

　

　※事故ですか？

「いいえ、馬鹿です。」