Deprecated: Function get_magic_quotes_gpc() is deprecated in /home/thewaterducts/www/php/waterducts/imta/req/util.php on line 270
『東方雌宦官 第二夜』 作者: げどうん

東方雌宦官 第二夜

作品集: 8 投稿日時: 2013/09/13 15:33:34 更新日時: 2013/09/14 00:33:34 評価: 2/4 POINT: 230 Rate: 12.75
東方雌宦官の続編








幻想郷の湖のほとりにある紅魔館と呼ばれる古式ゆかしい洋館、
夜も更けて帳の降りた闇を照らす灯りが窓より漏れるその一室は
数刻前より淫らな空気と甘い嬌声に満たされていた。

「やっ、ひんっ!あはぁっ!お嬢様のッ、凄くカチカチですっ! 
 気持ちイイですかっ、私のナカッ!あっ!んひっ!」
「くっ、あはぁっ……黙って腰を、んぃっ!動かしなさいな、美鈴……!」
発情した肉がぶつかる湿った音の響く室内で、豪奢な寝台に仰向けになった小柄な少女とその身に跨る体躯の良い女。
肉感溢れる尻を少女に向けたままその男根を股に咥え腰を振り嬌声を上げる赤毛の女は館の門番、美鈴。
女の蜜壺の蕩けた肉のもたらす快楽に崩れまいと必死に理性を支え抗う少女は館の主、レミリアという。

「あはっ、んあぁっ……お嬢様のモノっ、私の中でビクンビクンしてますねっ……!
 我慢せずに私のナカにっ、あっ……びゅーびゅー出しちゃっていいんですよぉ……!」
豊満な乳房と股間の並外れて大きな肉棒にその付け根の玉袋を
腰の上下に合わせて揺らしながら悪戯っぽさを滲ませて問う美鈴。
まだ余裕のありそうな彼女に比してレミリアは見るからに限界であった。

「このっ……んひぃぃっ!はひっ、ぐっ……咲夜!ひぐっ、調子に乗っているこの門番に躾をなさい!」
「心得ました、お嬢様」
涼やかな声音と共に寝台に上がり美鈴に向かい合う、華奢な肢体を飾るレースの下着にホワイトブリムという姿の銀髪女性。
咲夜と呼ばれたそのレミリアの従者は眼前の痴態に肉棒を反応させ充血しながらも、瀟洒な手つきで美鈴の勃起に触れる。

「いひぃんっ!?ダメです咲夜さんっ……挿れられながらソコッ、さすって舐め……おほぉぉぉッ!?」
両手で美鈴の巨根をシコシコと擦りながらその先端を咥えて鈴口を舌で穿る咲夜。
突然加わった男根への責めによる快楽に美鈴が嬌声を上げ、豊満な乳房を跳ねさせながら仰け反る。

「主人を嘲ろうなんて身の程を弁えない部下には仕置きが必要ね、ホラ!無様に啼いてイキなさい!」
「ほひぃぃぃぃんッ!?」
ハリのある美鈴の尻を手形が残るほど強くレミリアが張り打ち据え、強烈な刺激に美鈴が無様な悲鳴を上げる。

「お嬢様を弄ぼうとした罰よ、思い切り醜態を晒して射精なさい……んちゅ、んじゅうぅぅ……」
「いひぃぃぃんッ!ソレッ、ダメです咲夜さんっ……んひぃぃぃぃッ!!」
美鈴の横に回りその跳ねる乳房のしこった先端を乱暴に抓りながら肉棒を吸い立て、空いた手で亀頭を擦り刺激する咲夜。
美鈴の嬌声が張りつめたものへと変じ、ガクガクと激しい身震いを起こす。

『ええ、そうですわね……生涯最期の射精です。盛大にお放ちなさい。』
「ひぎゅお゛ぉッ!?お嬢様ァッ!咲夜しゃんッ!わらひ、もうっ……へっ?」
半ば白目を剥きながら一心不乱に腰を振っていた美鈴、その巨根の付け根で揺れる大質量の睾丸の下。
そこに突如生じた次元のスキマ、そこから黒曜石の土台がせり上がり美鈴の睾丸を持ち上げていた。
突然の出来事と陰嚢が地面に直に接する感触に混乱する美鈴の目前、睾丸の真上で更にスキマが生じ

「え、なんですコレ?スキマから何か降ってくる……って、ちょっと待っ」
スキマから洩れる風切り音に猛烈な違和感を覚え身じろぎする美鈴。
だが寸前まで交尾に蕩けていた体は思うように動かず、
睾丸をその場から引くより早くスキマから現れた物体が石の土台へと落下する。衝撃音。

「ぶッ……ぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃッッ!!??」
「美鈴!?」
余程の高くから落下したものか、重厚な石材がひび割れるほど激しく土台に落着する墓石。
不幸にもその石材に挟まれた美鈴の、手頃なメロンほどもあった両の巨睾丸は原形の一部も留めず薄っぺらに圧砕されていた。
同時に美鈴の肉幹が爆発的な内圧の生じたホースの如く膨らみ、直後その先端より粘液が爆発的に噴出する。

「ぶぎゃああああああああッ!がぁぁッ……はがぁぁッ!!」
「ぐぶぅっ……げほっ、おごぉッ!?」
亀頭先を覆っていた口に嚥下し得る限界を遥か超えた濁流を流し込まれた咲夜が咽せ悶える。
口腔より解き放たれた陰茎は反動で跳ね回り、美鈴自身に床に壁に断末魔の射精を放ち
精液とミンチ化した巨睾丸の残骸の混じった紅白斑のペーストで汚らしく周囲を塗装する。

「ぷぎっ、ぷぎぎっ……はがっ、あががっ……!」
「美鈴ッ!?ちょっと、どういうこと一体何が……!?」
鋭敏な神経の詰まった脆弱な器官を完膚なきまで粉砕された激痛に白目を剥いて悶絶する美鈴。
意識は完全に消し飛んでいるようでレミリアが叫べど揺すれど去勢の残滓を垂れ流す以外の反応は得られない。

「これは酷いこと、牛馬もかくやという汚いモノを提げた輩は悲鳴も畜獣じみていますのね。」
音も無く虚空に開いたスキマから、去勢汁にまみれた絨毯に降り立った少女趣味な恰好の女……紫は辟易したように呟いた。

「ッ……!ペッ……【咲夜の世界】ッ!」
侵入者に気づいた咲夜が口腔に注がれ喉を塞ぐ同僚の睾丸肉片混じりの去勢汁を吐き捨て叫ぶ。
同時に全ての音が消失し、時間が完全に停止する……咲夜自身を除いて。
睾丸を粉砕された悶死寸前の形相の美鈴、その下で狼狽する主人、その他全てが一枚の写真の如く止まっていた。

「なんのつもりだか知らないけれど……?」
静止した時間の中で瞬きもすることなく棒立ちになった紫を睨む咲夜。
その身を切り刻もうとストッキングに差していたナイフを引き抜き歩き出そうとした時、違和感に気づく。

「私の、玉が……これは、スキマ?」
咲夜の陰茎の付け根にスキマが生じており、その陰嚢をいずこかに消失させていた。
消失した先の部位が空気に接している感覚があり、切断されているわけでないことは分かった……が抜けない。

「ッ……一体、どこに繋げたというの」
陰嚢の付け根でスキマは睾丸より小さく径を窄めており、引き抜こうにも睾丸が痛むばかり。
自身の睾丸を切り落とさなくては精々闖入者……紫の喉を裂く程度にしか動けそうにない。

「殺さず解体して事情を聞くつもりだったけれど、いっそ……いえ、今殺すのはまずいか」
紫を殺してスキマが閉じればその瞬間、自分は去勢されることになる。
喉元に当てた刃で脅して従わなければ自分の性器と引き換えにすることもやむなしだが、ひとまず交渉してみるべきだろう。
そう判断し、紫が一瞬でも妙な素振りを見せれば殺せるよう注意を向け……時間を解き放った。


「ぶぎひっ……ぷが……!」
「くっ、美鈴!どきなさい、このっ……」
「……あら、恐ろしい。その危ないものを仕舞って下さらない?怖くて震えてしまいそう。」
音が戻り、去勢激痛に悶絶する美鈴が悲鳴の残滓を漏らしその身の下でレミリアが足掻く。
その光景を尻目に、己の喉へ刃が当たっていることに気づいた紫が大して恐ろしげでも無く肩を竦めた。

「不法侵入しふざけた真似をしてくれた賊が大した余裕ね。殺されずに済むと思っているのかしら?
 今すぐこの拘束を解きなさい、アンタの命を握っているのはこちらだってことを忘れないようにね。」
「あら、タマを握っているのはお互いではなくて?
 ……ところで、貴女の能力はどこまで届くのかしら?屋敷全体?幻想郷の端まで?」
「何言ってんの、さっさと解けと言った筈よ。時間稼ぎや妙な素振りそ見せたら……」
「あら、何もしませんわ?ところで……私の能力は幻想郷の外まで届きますの。
 例えば……外界の交差点の真ん中の地面にこの場にあったものを一部だけ露出させること、なども」
「……!?【咲夜の……」
紫が意味深に言葉を並べたと同時、排気音と共に何かが地面を振動させていることを陰嚢に伝わる感覚で咲夜は把握する。
嫌な予感を覚えて時を静止させようとするも、紫に意識を集中させていたことが祟り一瞬早く振動の元が陰嚢の間近に迫る。
直後……咲夜は、自身の睾丸が拉げ潰れる音を確かに耳にした。

「ぐぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃッッ!?!?」
外界から見れば路上に唐突に生えた何者かの玉袋、それを1tを超える車体を支える車輪が轢き潰す様を目視できたろう。
脆弱な睾丸は一瞬たりともその軋轢に抗うことなく圧砕しその内容物を皮袋の中にブチ撒けた。
血肉を、神経を、精液を、ごちゃまぜに圧砕したペーストに変えられた例えようのない激痛に咲夜が絶叫する。

「ぶっぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃッッ!?ほげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!?」
最初の車輪が走り去ってすぐ新たな車輪が乗り上げ更に睾丸の中身を原形留めぬよう轢き潰す、それが走り去ればまた。
その度咲夜は理性の欠片もなく屠殺された豚のような絶叫を上げて悶絶し、陰茎から紅白入り混じった末期の射精を放つ。
それは陰嚢が軋轢に裂けて肉片すらほぼ原形を留めない液状と化した内容物を垂れ流し、完全に路上の染みと化すまで続いた。

「ああ酷い、人の服に汚らわしい汁をかけてくれて……この館では従者に教育もしていないのかしら?」
悶絶する咲夜がナイフを取り落して蹲り、陰茎から噴いた去勢汁で自身の服の裾を汚す姿を見下し紫は嘆息する。
「咲夜!?このッ……紫!!私の館に断りも無く忍び込みこの無体、理由が無いとは言わせないわ。一体どういうつもり!?」
ようやく美鈴を押しのけて立ち上がり、去勢の激痛に体面も無く床に転げる咲夜を目にしたレミリアが激昂し紫を鋭く問い詰める。
「ふぅ、つもりね……」
わざとらしく溜息をついた紫がどこから取り出したか、畳針のような太く長い金属棒をその手に握る。
そのまま酷く無造作に宙に振り下ろされた針が虚空に突然生まれたスキマに消える、と。

「えっ……ぎッ!?」
違和感に気づいたレミリアが自身の股を見れば、そこに出現したスキマから伸びた針先が自身の陰嚢を貫いている光景。
幼い体躯に見合った小ぶりな1対の両睾丸が串団子の如く貫かれたことを認識した直後、レミリアの脳は痛覚を知覚した。

「いっぎィィィィィィィィィィィィィィィッ!?タマァッ!?私のおタマァァァッ!!??」
鋭敏な痛覚を持つ肉玉を抉られる激痛に絶叫するレミリア。だがそれだけに留まらず針が鈍い光を放った次の瞬間

「ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!?なにッナニィッ!?焼けるタマ焦げる焼け死ぬッッ……があァァァァァァァッ!?」
針が高熱を帯びた如くレミリアの肉を結合部から灼いた。自身の急所を串焼きホーデンにされる痛苦に目を見開いて絶叫する。

「銀の刃は吸血鬼の身を焼くというのは伝承だけかと思っていたけれど、何でも試してみるものね。
 そうそう、どんな理由でこんなことをしているか……でしたかしら?ふんっ……!」
「があ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッッ!?」
何の感慨もなさげに握っていた針をスキマから乱暴に引き抜く紫。焦げた肉片をこびりつかせた針がその手元に戻る。
焼け焦げた睾丸内部の空洞を晒して悶絶するレミリアへ、紫はかつて魔理沙を去勢しながら語ったことをまた同じように告げていく。

「そんな、勝手な物言いがッ……このッ、殺してやる……!」
あまりに一方的で断罪的な物言いに激昂するレミリアは痛苦をねじ伏せ、矢の如き視線で鋭く紫を睨みつける。

「おや、如何な容姿といえど流石吸血鬼……ただの去勢では屈しません、か!」
レミリアの怒気にも涼しげに目を細める紫……その姿がスキマへ刹那消え、直後レミリアの眼前に現れ脚を振るった。

「ッ……!?ぶがっ……!」
焼き貫かれた睾丸の激痛に蹲っていたレミリアは反応が遅れ、骨の拉げる音が聞こえる勢いで鼻先を紫に蹴り飛ばされる。
口中に溢れる血の臭いに眉を顰めて仰け反るレミリアの眼前、紫が手元に生じさせたスキマから咲夜を引きずり出した。

「貴女の好物でしょう?好きなだけ味わわせてあげますわ。」
未だ去勢のダメージに苦悶する咲夜を片腕で抱き抱えたまま、逆の手でスキマより取り出した裁ち鋏を彼女の股間に当てる紫。
咲夜が両手で庇う青黒く潰れた陰嚢の上、萎れた肉茎の首を剣呑な光沢を放つ分厚い刃が咥える。刹那の後に響く、切断音。

「ぎっ……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!?」
竿から切り離された亀頭が床に落ちた直後、目を見開いた咲夜が先にも劣らぬ絶叫を上げる。
茎の切断面からは鮮血が散水の如く噴いてレミリアの股間に降り注ぎ、真紅に塗装していく。

「う、ぐぁ……!」
レミリアに降り注いだ鮮血が不自然に赤い霧と化し、睾丸に空いた穴に吸い込まれるやその傷口が巻き戻し映像の如く塞がる。
僅か数秒の後には去勢されていた事実が無かったかの如く元のままの陰嚢が股の間に提がっていた。

「あら、ご快癒おめでとうございますわ……では、もう一度。」
「ひ、がっ……ぐへっ!」
睾丸損壊に次ぐ大量出血のショックで顔色を蒼白にし意識の朦朧とした咲夜をレミリアの上に突き飛ばす紫。
空いた手に先にも用いた鋭い太針が握られ、またもやそれが虚空に開いたスキマに振り下ろされる。貫通音。

「いっ……ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!」
修復されたばかりのレミリアの陰嚢をまたも銀の針が串団子にし、接合面から傷口を焼いていく。

「おや、また不能になってしまいましたわね……けれど、安心なさいな?」
針を抜いて屈み込み、竿の途絶した咲夜の陰茎をまた鋏で鋏込む紫。先より根に近い位置で、刃を閉じる。

「んぎゃあ゛あ゛ッ!?」
床を転がる輪切りの肉。レミリアの上で身を反らせて叫ぶ咲夜。その切断陰茎の噴いた鮮血がまたもレミリアの傷を覆い、穴を塞ぐ。

「さて、何度去勢すればこの汚らわしいクズ棒への未練も砕けるかしらね。」
肉を貫く音。血の焼ける音。
「紫ィッ、必ず殺して……があ゛あ゛あ゛ッ!」
鋏の金切り音。肉の千切れ落ちる音。メイドの絶叫。

肉を貫く音。血の焼ける音。
「やめなざっ……ぶぎぃぃぃぃぃッッ!」
鋏の金切り音。肉の千切れ落ちる音。メイドの絶叫。

肉を貫く音。血の焼ける音。
「やめろ゛、やめでっ……いっぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!」
鋏の金切り音。肉の千切れ落ちる音。メイドの絶叫。

肉を貫く音。血の焼ける音。
「もお゛やめでっ、頼む゛がらっ……ぶぎお゛ォォォォォッッ!?」
鋏の金切り音。肉の千切れ落ちる音。

肉を貫く音。血の焼ける音。
「やめでっ……やめでぐらじゃい……ぷぎゃあ゛ぁぁぁぁぁぁッ!」
鋏の金切り音。肉の千切れ落ちる音。

肉を貫く音。血の焼ける音。
「許じでっ、許しで下ざい紫ざま゛……んぶげえ゛ぇぇぇぇぇッ!!」

「……あら、もう切る肉が無くなってしまいましたね。」
「……!…………!」
男根を先端から付け根まで薄切りにされた咲夜は悶死しているとしか思えぬ形相で、
今や性器切断にすら反応を返さずに沈黙のまま弱々しく身を痙攣させている。

「まあもうそろ懲りたでしょう、手も疲れましたし……勘弁してさしあげますわ。」
「やべでっ……やめ゛……もう、いやぁ……ひっく」
人の童女の如く痛苦に耐えかねて泣き咽ぶレミリアを何の感慨も無さげに見下す紫。
鮮血と肉片にまみれた鋏を投げ捨てた紫。その手が虚空のスキマに沈み、取り出したのは堅牢で鋭い針を生やした剣山。

「ええ、コレで勘弁してあげますわ。」
焦げ穴を晒す睾丸とその上で萎びた肉棒、そこに針先を当てるように剣山を置く紫。直後その片脚が振り上げられ、倍する勢いで落下する。
衝突音。

「ぶぎッッ……」
目を見開くレミリア。その口が絶叫を紡ぐより早くレミリアの男性器を深々貫いた剣山を紫の靴が信じがたい脚力にて剣山を引きずる。
破断音、肉が力任せにズタズタに引き千切られる耳障りな異音が響く。

「ぶげがア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッッ!!??」
心臓を杭で穿たれたかの如く、まさに断末魔のような咆哮を上げるレミリア。
目と口を極限まで見開いて悶絶していたその身が数秒後、糸の切れた操り人形の如く崩れる。

「…………!……!」
涙、鼻水、涎、汗、鮮血……あらゆる体液で汚され痛苦に歪みきった表情で力尽きたレミリア。
男性器をミンチにされて横たわるその様相からは高貴な血の種族であった気高さは最早微塵も窺えなかった。

「さて……」
「レミィ、一体何の騒ぎ?プレイにしても今日のは度が過ぎ……え?」
視線を宙に戻す紫。と同時に入室してきた人物、服の上からでも分かる肉感的な肢体を有した長髪の少女が目を見開く。
「こ、これは……貴女は紫!?これは貴女の仕業……」
旧知の者達が凄惨な姿で横たわる様に狼狽しつつパチェという名でレミリアに呼ばれているその少女は紫を問い詰めようとし……
その眼前で紫がスキマに沈み消える。

「なっ、一体どこへ……ひっ!?」
「探しに行こうと思いましたが、手間が省けましたね、まったく、やはりこんなものを……」
気配を感じて背後を振り向こうとするパチェ、だがそれより早くスキマを渡ってそこに降り立つ紫。
その手がパチェの股間に提がった鶏卵ほどの一対の睾丸をスカートの生地ごと強く握りしめた。

「いッぎ……!?ちょ、ちょっと紫!?そ、そうだ取引しましょう!だから待ちなさい!
 ああそうだ、貴女の目的は分からないけど私も手を貸してあげる!私の頭脳は貴女の役に必ず立つからっ、だから……!」
目の前の親しい者たちの惨状が自身の先の予測と重なり、必死で窮地を脱そうと知恵を巡らせるパチェ。
「そう、それは嬉しい申し出ですわ……けれど。」
しかし紫はそんな必死な提案も意にも介さず、両の手にてパチェの対の睾丸を挟んでゆっくりと力を込めていく。

「ふぎぃ〜〜〜ッ!?」
「こんな汚らしい猥褻物を生やした者の助力など必要としておりませんの。潰れるまでの間、自身の愚かさを喰いなさいな。」
万力に締め上げられるかの如く緩慢に、されど一切脱出の余地なく閉じてゆく紫の合掌。
その間に挟み込まれたパチェの脆弱な肉玉は押し潰されて変形し、楕円形に拉げて既に耐え難い激痛を発している。

「あがががぁっ、やべっ……やべで紫ッ!なんでもずる゛っ!だからっ、だがら゛ぁッ……!!」
女性らしい細腕からは想像しがたい圧力で閉じ合わさっていく紫の掌の間で、今やパチェの睾丸は小判型に押し潰されている。
精巣の組織が悲鳴を上げ、絶命する精子の破砕音までが幻聴として聞こえそうなほどにパチェの肉玉は断種の危機にあった。

「もう殆どの精細胞が破壊されたようですね、このまま放置してももうロクに使い物にはならないでしょうけど……」
無感情にパチェへと種無しと化した事実を告げながら、更に掌に力を込める紫。睾丸は既に形状を復元し得る極限にあった。

「むぎゅあ゛あ゛ぁぁぁぁッ!?やめでだじげでぇッ!なんでもするなんでもじまずっ!だがらもお゛ゆる゛じっ…………」
痛苦による脂汗を全身に浮かべたパチェが一片の余裕なく無様な懇願を叫んだ次の瞬間、彼女の睾丸はその限界を超えた。

ぷちゅ

「ハイご臨終♪」
「―――――――ッッ!!??」
小さな破裂音と共にパチェの睾丸が大きく拉げ次の瞬間、完全に圧力に屈して肉のひき潰される異音を立てて完全に圧壊する。
破損した睾丸から繋がる陰茎が断末魔の射精を放ち、スカートの生地に内側から赤と白が入り混じった染みを作った。

「ぶっ……ぎあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッッ!!??」
病人とは思えぬほどの凄まじい絶叫を発し、白目を剥いたパチェが激しく痙攣しながら床に崩れ落ちた。
中身の潰れた陰嚢を紫の手が更に丁寧に揉み潰すとパチェの腰がガクガクと震え、衣類の布地越しに床に赤白い水溜りを生んでいく。

「ッ〜〜〜〜〜!ッッ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
その睾丸処刑による断末魔の叫びはパチェの玉袋の中身が完全にすり潰され液状と化すまで続いた。


「さて、この場の始末はこんなものかしら、あとは……ああ、主だったものがまだ一人いるわね。」
発狂したような形相で口の端から泡を噴いて失神したパチェを投げ捨て、床に開いたスキマを通って館の地下へと沈む紫。




「…………。」
上で紫が生んだ以上に生臭い血臭の漂う地下室。
地下の主の玩具となったのだろう、なんの生き物のどの部位か分からぬ肉片の散らばる床を進む紫。

「うん?今日はアナタが私の玩具になってくれるのぉ?」
そう問うた、その隠しようもない残虐性の気配を除けば愛らしく見える童女。
レミリアの妹……フランという名の破壊の権化であるこの部屋の主は、紫の姿を認めて愉しげに嗤った。

「貴女は生やしておりませんのね……ここに一人封じられている以上、その必要も無かったのでしょうが。
 ……いいえ、私は遊び相手ではなく貴女の姉上より伝言を頼まれて参りましたの。」
「伝言?」
「ええ、屋敷の小悪魔や妖精メイド達が最近男性器を生やしては交尾しあって仕事を全く果たさない……
 ゆえに、それらの生やしたモノを一つ残らず粉砕して欲しい。とのことです。」
フランに男性器が無いことを察した後、まるで実際に頼まれたかの如く平然と虚偽を告げる紫。
その指が打ち鳴らされると地下を閉ざす扉にスキマが通り道を開く。
……同時に上の部屋にいた哀れな被去勢者達は館の外の何処かへ転移させられているが、フランは知る由もなかろう。

「へぇ、お姉さまが私を頼ってくれるなんて嬉しいなあ……でもそれ、本当だよねぇ?
 もし言ってることが嘘で、お姉さまに怒られたら……私、アンタをぐちゃぐちゃに叩き潰しちゃうかもね?」
常人ならば背筋の凍りそうな笑みを浮かべると、踵を返して地下室を出て行くフラン。
疑念より破壊的な趣味と義務感の方が勝った形だろうか、しばし後……地下室まで届く絶叫が屋敷の何処かで響いた。


「あら恐ろしい。まあ、ここはこんなものでしょう。さて、次は……」
屋敷の随所にて次々に男性器を破壊される住人達の悲鳴を背後に紫の姿はスキマに沈み、何処かへ消え去った。
次なる惨劇の舞台は……
ご存知の方はこんにちは。初めての方は初めましてとそれからお時間が許しましたら前作もどうぞ。
沢山玉潰しを書けて満悦気味のげどうんです。

次は嫁の永琳師匠含め永夜勢の去勢をお届けできたらいいなと思っておりますね。
その際がありましたらよしなにして頂ければ幸いです。ではこれにて。
げどうん
作品情報
作品集:
8
投稿日時:
2013/09/13 15:33:34
更新日時:
2013/09/14 00:33:34
評価:
2/4
POINT:
230
Rate:
12.75
分類
ふたなり
去勢
紅魔館勢
簡易匿名評価
投稿パスワード
POINT
0. 30点 匿名評価
1. 100 NutsIn先任曹長 ■2013/09/14 03:07:59
ゆかりんのチンタマ潰し第二弾!!
今回は紅魔館勢ですか。
夜伽を惨劇に変える描写は、相変わらず自分のブツが竦み上がる気分です。
パチュリーの命乞いが、森の賢者こと『ゆっくりぱちゅりー』っぽかった♪

夜の皇たるレミリアも泣いて慈悲を乞う去勢ショー。
次回は、兎と蓬莱人の悲鳴が聞けるのですね。楽しみにしています♪
3. フリーレス 名無し ■2013/09/14 15:29:05
なぜか最後まで読んでしまった
4. 100 名無し ■2013/09/18 17:37:39
こっちまでヒュンヒュンするのに読んでて楽しくてたまんねえwww
名前 メール
評価 パスワード
投稿パスワード
<< 作品集に戻る
作品の編集 コメントの削除
番号 パスワード