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『おに〜ご〜ろ〜し〜と妖夢』 作者: ギョウヘルインニ
むかし、むかし
あるところに、幽々子と妖忌が住んで居ました。
ある日、幽々子は自らの能力が嫌で砒素を大量に持って桜の木の下に出かけました。
そして、妖忌は親戚の家が火事なので孫を救出に行きました。
ちなみに、この二人は同居していません。
まだ知り合いでもありません。
そうして、才能の無い息子が火に包まれる中、妖忌は孫娘の妖夢を救い出しました。
親子、同族間でも才能の無い者は切り捨てるのが魂魄家なのです。
そして、月日は流れてあるところは、白玉楼に進化しました。
そのころ、権力に利用されて成仏出来なかった幽々子は記憶がどうにかなってそこの主人に進化していました。
妖忌は育児放棄という言葉を忌避している傾向があります。これは、修行なのです。
そうです。現世で悪いことをした幽々子の修行だったです。こうして妖夢は、庭師として勤務することになったのです。
また月日は流れて、妖夢はジュクジュクと成長していきました。
「で、今日は私の経歴に箔を付けるために鬼でも退治しに行こうかと思うんですよ」
鬼は強いから、その鬼を倒したらそいつは強いと有名になるでしょう。
「妖夢ね。別に鬼は悪いことしてないわ」
毎日、お酒を呑んだりのまれたりとみんなで楽しくやってます。
「幽々子様、だから、前置きしましたよね。箔を付けたいんです」
箔を付けてどうしたいのかは妖夢にしか分かりません。
「あのね、みんな平和に暮らしているの、無駄にそういうことをしてはいけないのよ」
「あ。……お説教とかはいいです。さっさと、その辺の幽霊を団子にしたのでもこさえて下さいよ」
え?という顔の幽々子を尻目に妖夢は幽々子の周りに浮遊している幽霊をむんずと掴んで団子にしてしまいました。
「あ?」
「では、行って来ます」
良く分かりませんが、幽々子は周りに浮遊している幽霊を取られて涙腺がゆるくなりました。辺りの景色がゆがみました。
そして、腰からくだけてその場に座り込みました。
これは、選択なのですが産廃ですしついでに失禁でもさせて起きますか?
和服が濡れてかわいそうですか?
1、させる
2、させない
させる、させないはあなたの自由です。
こうして、妖夢はその場に崩れた幽々子を尻目に、鬼退治に出発するのでした。
でも、鬼に妖夢1人では勝てないので結局、七曜とジャッジメントさん力が必要だったのでした。
「という、わけで、パチュリー教授は私の持ってきたこの魂の団子に教授なんですから興味ありますよね?」
「え? 私は、咲夜や美鈴みたいに団子でついてくるような傭兵じゃないのだけれども」
そうして、妖夢は教授をしているパチュリーのところにやってきました。
パチュリーは小悪魔に何かされてその後起きたら妖夢専門の教授になっていたのです。
昔のように、机をはさんでお互い向き合う形で椅子に座って話を聞いています。
咲夜が二人にお茶と菓子を出してくれましたが、パチュリーが菓子に手をつけないことを見ると妖夢は全部食べてしまいました。
ティラミスだったその菓子、パチュリーは味わって食べようととっておいたのですが。さびしい気持ちだけが残りました。
「え? 鬼退治に出征するものが、団子を出しているというのに」
「そんなこと言われたって困るわ」
パチュリーは鬼と戦うつもりは無いし、妖夢の研究をしているのに関わりたくない。だって、怖いのだもの。
それに、鬼と戦になれば地底に乗り込まなければなりません。それだと、地底のかび臭い埃がついてしまいお洋服が汚れてしまうから嫌なのです。別にパジャマはお気に入りじゃないけどね。
「臆病者……敗北主義者」
妖夢は怒った。言うこと聞かない部下になる予定だったパチュリーに怒った。犬のように虐待してやろうと近付いて来たのでした。
「ちょっと、そんな。こないで」
怒った妖夢は怖すぎる。すぐに暴力で、パチュリーをいじめるからパチュリーは恐ろしかったのです。
「仕方ないじゃないですか、貴女がついてこないならこっちから行くしないじゃですか」
「怖い、怖い! コア、助け!タスケテ」
パチュリーは座って居た椅子から転げ落ちるように逃げ出しました。ただ、腰が抜けて這いずるように逃げ出したのです。
幸い、妖夢はいたぶるようにゆっくり近付いてきます。
「……私の見込んだ教授がこんなに、臆病者だったなんてクズめ。そこで一生震えてろ」
妖夢の頭の中では財宝求めて七転八倒するのが教授だと思っていたのです。しかし、眼の前に居るパチュリー教授は震えるばかりで駄目でした。
狗のように、鍋にしてやろうという気持ちは消えうせてしまったのです。
ガサッと、机の上にあったものを持っていた脇差で振り落としその場を妖夢はさって行きました。
「ふぅ、ふぅ、はあ、はあ、はあコア、怖かった」
恐怖に慄き喘息の発作を起こしていたパチュリーはその場で息が落ち着くのに1時間もかかってしまいました。
それでも、命が助かって良かったと思えたのでした。
「じゃあ、パチュリー様、今日の妖夢の研究結果を論文にしてもらいましょうか」
思ったところで小悪魔の悪魔の一言を聞いてパチュリーは呼吸困難に陥ったのでした。
裁判長なら、きっと、日々の仕事で疲れて居るはずです。
きっと、団子をあたえればほいほいついて来るはずです。
「どうですか? この魂の団子を生成すれば滋養強壮に効きますよ」
「薬ですか、効きそうですね」
「そうですよ 映姫の仕事は疲れますよね」
「いいえ、そんなことはありませんよ。むしろ、他人を自分の裁量で天国にも地獄にも送りこむことができて快感すら覚えます」
そういって、映姫は頬を紅潮させてうっとりとした表情になったので本音なのでしょう。内心、今も心の中で妖夢をどう処分しようか2355673手考えています。
「くうぅぅ、どいつもこいつも何で鬼退で名を上げようとしないのですか?」
「そういわれても、あの。そろそろ帰ってもらえませんか? 今日は朝からお腹痛いんで」
妖夢は、怒りに任せて、地団駄を踏みましたが、そんなことよりも映姫はお腹が痛かったのです。
仮病ではありません。女の子なのです。血塗れは嫌です。結構ショックです。
「これだから、餓鬼は嫌いなんです」
「それ、私に対するイメージですよね?」
そうです。映姫は妖夢よりも背が高かったのでした。
「あああ。もういいです。1人で鬼退治に行きますから」
「勝手にしてくださいよ」
映姫は嫌になり、帽子を深く被りその場に座り込みました。まるで、色違いのレミリアのような光景でした。
こうして。妖夢は結局1人で鬼退治に出かけたのでした。
鬼を血祭りに上げて名を上げるのです。
そのころ、幽々子は汚れてしまった自分の服を洗いに川に洗濯に向かったのでした。
そして、川で洗濯をしていると妖夢が上流から流れて来ました。
鬼に、今回は勇儀に返り討ちにあって川に投げ捨てられたのです。
幽々子は無視して帰ろうかと思いました。しかし、結局他の人に迷惑をかけるのはいけないので妖夢を拾って帰ることにしたのです。
幽々子に背負われて帰る途中、意識を取り戻した妖夢は悔しさで幽々子の服を再び濡らしてしまったのでした。
というわけで、丸く収まったのでした。
ギョウヘルインニ
作品情報
作品集:
9
投稿日時:
2013/11/18 15:32:53
更新日時:
2013/11/19 00:43:57
評価:
4/6
POINT:
460
Rate:
13.86
分類
妖夢
幽々子
パチュリー教授
映姫
妖忌
いつになったら、どの世界なら、妖夢は幽々子様の慈愛に気づいてくれるのやら……。