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『服の匂い』 作者: イットジウム

服の匂い

作品集: 10 投稿日時: 2014/04/11 14:50:24 更新日時: 2014/04/11 23:50:24 評価: 3/4 POINT: 280 Rate: 12.20
くんかくんか

「・・・アリス、何やってるんだ?」

 魔理沙とアリスが同居し始めて暫くたった日

「ん? 魔理沙の匂いかいでたの」

 アリスの右手には魔理沙の服

 今さら身体のどの部分に着てどう使用するかは何も言うまい

「…ああ、それはうん。見れば分かるが」

 魔理沙はアリスがそういう性癖を持っているのは知っていた

 知っていたけど受け入れたのだった

「魔理沙の匂い良い匂いよ。嗅ぐ?」

「自分の匂いってわかりにくい物だぜ」

 魔理沙は自分の腕を嗅いでみせた

 僅かに石鹸と汗の匂いが分かる程度だ

「そう?」

 くんかくんか

 くんかくんか

「・・・・・・」

 ああ、嗅がれている

 魔理沙はそう思うことしか出来なかった
 
 アリスとこういう関係になるまでは怒りとか破廉恥な気持になっただろう

 ただアリスとの同居は魔理沙を鈍感にしていた

「飽きないか?」

「そうね。飽きないと思う」

「そうか」

 くんかくんかくんかくんかくんか

「昔ね、霊夢の匂いを嗅いでいたときがあったの」

「私の前で他の女の話するなよ」

「嫉妬した?」

「ああ」

 アリスは今までたくさんの少女達と付き合っていたらしい

 ただ、魔理沙との相性が一番良かったらしく次に誰かと付き合う予定は今のところない

「大丈夫、大丈夫よ。魔理沙の匂いが一番好き」

「そうか、それは良かったぜ」

 アリスが服の匂いを嗅ぎ終えるまでは、布団から出られないなと魔理沙は思った

 でもそれが幸せだった
なんとなく、アリス書きたかった。
イットジウム
作品情報
作品集:
10
投稿日時:
2014/04/11 14:50:24
更新日時:
2014/04/11 23:50:24
評価:
3/4
POINT:
280
Rate:
12.20
分類
アリス
魔理沙
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1. 70 NutsIn先任曹長 ■2014/04/12 07:06:47
お洋服だけでいいのか?
そのうち、ひりたての糞便を嗅ぎ回り、
しまいには、金の卵を産むにわとりを絞めるような愚かな行為をするアリスまで考えました。
3. 80 名無し ■2014/04/24 18:40:22
ああ、その幸せは不幸の布石。
4. 100 レベル0 ■2014/07/29 23:52:40
……………。
……………?
……………!!
……………!?
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