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『紅魔館 ドロドロ劇場』 作者: タイタン
・紅魔館 ドロドロ劇場 第1話
前回までのあらすじ。紅魔館の家政婦十六夜は館に使えて三年。当主であるレミリアは十六夜の働きに感心。そして、何よりもその容姿が気に入ってメイド長に任命した。十六夜は知らなかったが、昔からいる使用人達の間では有名だったがレミリアに寵愛された者が付くポジションなのである。
それと同時に、地下室で監禁しているフランの世話をするように命じる。
館に使えて三年なのにレミリアに妹が居ることを始めて知った十六夜は部下になった数人の妖精メイドを地下室に挨拶を兼ねて食事を持って行った。
地下室の鍵を開けた所で気を失ってしまう。しばらくたって、眼を覚ますとむせるような血の臭いがした。自分以外は皆殺しにされていたのである。何が起こったか理解できないで居ると、部屋の真ん中にある机の上に行儀悪く座り、十六夜が持って来た食事をフランが食べているのを見つけた。
眼があった。フランはニターっと笑い、ご馳走様美味しかった。言って礼を言ったのだった。十六夜は、腰が抜けて居たが這いずるようにして部屋から逃げだした。
ドアのあたりまで来ると、フランが後から追ってきた。十六夜は自分も殺されてしまうのではないかと諦め眼を閉じた。手を握られた、手の中に冷たい金属が握られた。それ以外は無い。意を決して眼を明けてみると、フランが眼の前に居た。恐ろしくて声が出ない。
フランはそんな十六夜にかまわず、鍵忘れたよどうしたの?貴女名前は何と聞いてきた。そう、冷たい金属は鍵だった。十六夜はかすれる声で咲夜と名乗り、その場を後にしたのだった。
そして、その夜。第2話は無い。
作品情報
作品集:
10
投稿日時:
2014/05/02 11:30:44
更新日時:
2014/05/02 20:30:44
評価:
4/6
POINT:
330
Rate:
10.14
分類
紅魔館