なめろん

「オリーブオイルはとっても健康にいいのよ霊夢そうよね？」

「あ、確かに聞いたことがあるわ。でも、紫。それがどうしたの？」

「だから、見て。おっぱいにオリーブオイル塗ったの。舐めて」

「……はぁ？　何？　急に胸を露出させて舐めろって」

「オリーブオイルはとっても健康にいいのよ」

「そうね」

「オリーブオイルはとっても健康にいいのよ」

「……でも、頭には悪そうね」

「何を言って居るの？　根拠は何？　全国のオリーブオイルをおっぱいに塗る人マニアを敵に回すことになるわよ」

「ごめんね。オリーブオイルは何も悪くないわ。紫の頭がどうにかしているわ」

「じゃあ、頭舐めて」

「なんで？」

「それを女の私に言わせる気？」

「めんどくさい」

「……そう？」

「ええ」

「じゃあ、舐めなくて良いわ」

「初めから舐めるつもりは無いし。もしも、強制的に舐めさせる気なら舌を切っていたわ」

「え？　そうだったの？」

「半分本気だったわ」

「じゃあ、半分は舐めてくれてたのね。おっぱいを」

「いいえ。そういうわけではないわ」

「……そう。……ならもういい」

「え？」

「帰れ、帰って！　もう、霊夢の顔なんて見たくない」

「じゃあ、帰るわね」

「え？」

「さよなら」

「……馬鹿。舐めてほしかったのに」