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『バカルテット崩壊』 作者: レベル0

バカルテット崩壊

作品集: 11 投稿日時: 2014/08/14 18:23:29 更新日時: 2014/08/15 03:23:29 評価: 4/5 POINT: 280 Rate: 12.20
「ミスティア、どうしたんだ?最近調子が悪いみたいだな」

寺子屋で子供達に勉強を教えているワーハクタクの獣人、上白沢慧音は夜雀であるミスティアにいつもより点数の低いテスト用紙を返しながら言った。

「……………」

ミスティアはその残念な結果の記されたテスト用紙を受け取ると無言で席へと戻っていった。

「リグル。お前はよく頑張ったな。満点だよ。おめでとう」

「え!?ホントですか!?わーい!!やった!!」

ミスティアの次に呼ばれたリグルが歓喜の声をあげる。

「おー……すげーなリグル」

「見直したー」

「えへへ……」

リグルが席に戻るとクラスメイト達がリグルに称賛の声をかけた。

「どうやって勉強したの?」

「今度あたい達にも教えてくれよ」

「うん!!いいよ!!」

クラスメイトのルーミアとチルノが尋ねるとリグルは嬉しそうに答える。

「……………」

何故だ。

ミスティアは遠い席からリグルを見つめながら……いや、睨み付けながら思った。

前は私の方が成績は良かったのだ。

それなのになんでリグルなんかが。

本来あそこにいるのは私のはずなのに。

なんで?先生?

ねぇ?みんな?なんで?

なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで

なんで?

大体あの2人だって前は私の事凄いって言ってたじゃない。言ってくれたじゃない。

なのになんで2人ともリグルの所なんかに行くの?

ねぇみんな。

戻ってきてよもっと私を見てよ凄いって言ってよ誉めてよ勉強だって教えるよリグルより断然うまく教えるよねぇねぇねぇねぇ

完全なる逆怨みである。

そしてミスティアの中でぷつん、と何かが切れた。

クラスメイト達がテストの結果について談笑している。

授業中だ、静かにしろ、と先生が言った。

ミスティアは白くなって行く意識の中で1人取り残されていった。

このあと思い付いた事を実行さえしなければ彼女はまだ正気でいられただろう。

それから一夜……。

「……て!!……グル……きて!!」

「う……ん?うーん……」

「起きて!!リグル!!」

「うわっ!?」

ぼんやりとした意識の中、リグルはルーミアに呼ばれて覚醒した。

「やっと起きたみたいね」

よく見るとチルノもいた。

「あ、チルノもいたんだ。ていうかそのセリフは起こした人が言わないかな普通」

「そんなことはどーでもいいわ。それより見てよ。今の私達の状況」

「ちょっと異常じゃない?」

チルノとルーミアに言われて辺りを見回してみると皆一様に壁に大の字に縛り付けられ、捕らえられていた。

「……………ここどこ……………?」

状況を把握して出てきたのはそんな平凡な、感想。

「……呆れた」

ルーミアがハァ、と息を吐きながら言った。

「とてもテストで満点とった人とは思えないわね」

どうやらチルノもルーミアもここがどこかは分からないようだ。

その時、上に上がる階段からコツーンコツーンと音が聞こえてきた。誰か降りてくるようだ。

コツーンコツーンとゆっくり音を響かせながら音の主は近付いてくる。

その正体は……

「ミスティア!!」

ミスティアだった。

ミスティアは黙して語らず、だが僅かに微笑みを浮かべながら近付いてくる。

何故!?リグルは思った。

当然だ。クラスメイトがこんな誘拐まがいの真似をしているのだ。しかも相手は自分達。驚かないはずが無い。

「ミスティア!?なんでこんな真似を!?」

「……………」

ミスティアはリグルの問いを無視してルーミアに歩み寄った。

「な……何……?」

ルーミアは震えながら言った。

次の瞬間だった。

ドスッ、と音がしてミスティアの手がルーミアの体内に入った。

「が……はっ……。ごえぇっ!!」

「きゃああああ!!」

ルーミアが吐血し、リグルが絶叫する。

ミスティアはルーミアの腹から手を抜き出した。

ズポッ、という音とともにルーミアの腹から大量の血液がボタボタと零れ落ちる。

ミスティアは手に付着したルーミアの血をペロリと舐めた。

「あ……うぁ……ぐ……ぁ……」

「……!!」

ミスティアは呻くルーミアを見て何か思い付いた様にさっきルーミアの腹を貫いた手で同じ様にルーミアの腹部を連続で指し始めた。

「ぎゃっ……あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!!」

「あはははは!!あははははははっ♪」

まるで新しい玩具で遊ぶ子供の様にミスティアはルーミアの腹を貫き続ける。

ルーミアの血液を浴びながら大口を開けて笑うミスティアの顔はもう完全に正気の沙汰では無かった。

そう、正に狂気の表情であった。

「ルーミア!!」

「きゃああああ!!」

チルノがルーミアの名を呼び、リグルは絶叫する。

「が……ぁ……ぐ……」

「〜♪」

ミスティアは鼻歌を歌いながらどこからともなく斧を取り出した。

「ま……まさか……」

リグルはこれから起こるであろう事を読み取った。

「あ……ぐ……」

「〜ッ♡」

ミスティアは恍惚の表情でルーミアの右手を切り取った。

ザンッ、と音がしてルーミアの右手が飛ぶ。

「ぎゃああああああ!!」

「〜♡」

ミスティアはルーミアの右手をキャッチするとそのままガブリと噛みついた。

「ルーミアの右手おいしいな〜♪人間だっておいしいもんね〜♪」

ミスティアは意味不明な歌を歌いながらルーミアの右手の残りをもっちゃもっちゃと咀嚼して、そのままゴクン、と飲み込んだ。

「うぁ……いたい……いたい……」

「♡」

ルーミアは泣き出してしまったがミスティアはそんな事もお構い無しにルーミアの四肢を切り取っては食べ、切り取っては食べていった。

その度にルーミアとリグルは絶叫した。

やがてルーミアは四肢無しのダルマ状態となり、服は鮮血で真っ赤に、ぐちゃぐちゃに染まっていた。

「〜♪〜♪」

ミスティアはご機嫌で鼻歌を歌いながら包丁を持ってきた。

「ぁ…………ぁ…………」

もう痛みで微かな声しか出せなくなったルーミアにミスティアは包丁で止めを刺した。

トンッ。

その音を最期にルーミアは動かなくなった。

「あ……あぁ……」

殺されたかつての友達の姿を見てただただ怯えるリグル。

「ルーミアッ!!」

殺されたルーミアにチルノは声をかける。もう返事はしてくれないのに。

「かわいそうなルーミアちゃん♪かわいそかわいそルーミアちゃん♪ばけものすずめにころされた♪だけどお次は妖精さん♪哀れな哀れな妖精さん♪」

ミスティアは歌を歌いながらチルノに近付いた。

「ひっ……」

「でもでも妖精死なないよ?♪殺したくても殺せない?♪だったらどうするのかって〜?♪それはこれだよこのお札♪」

ミスティアは歌いながら1枚の札を取り出した。

「博麗の巫女が作ったよ♪妖精殺すお札をね♪これをペタッと張りつけりゃ♪妖精だってイチコロさ♪」

ミスティアは歌いながらチルノの方へ向かう。妖精を殺す札をちらつかせながら。

「ひっ……やだ……やだやだやだぁ!!来ないでっ!!」

「だめだよだめだめチルノちゃん♪ちゃんと死ななきゃ駄目ですよ♪じゃないと作ったこのお札♪まったく出番がありません♪」

「あっ……あんたおかしい!!狂ってるわっ……!!」

チルノが勇んで放ったこの言葉が彼女の最期の言葉になった。

「……………」

急に静かになったミスティアがチルノに札をペタッと張り付けた。

その瞬間チルノはガクッと頭を垂れ、動かなくなった。

「あ……あぁ……チルノ……」

いきなり2人の友達を失い恐怖を隠せないリグル。

あまりの恐怖にリグルは失禁してしまった。

「あ……あ……やだ……」

「あらあら、お漏らししちゃうなんていけない子ね……」

「あぁ……く……来るなっ……」

クスクスと笑いながら近付くミスティアにリグルは足下の砂を巻き上げるなどして抵抗する。

だがその抵抗虚しくミスティアに足を掴まれてしまう。

「……!!」

リグルはミスティアにズボンを脱がされた。

「なっ……何を……!?」

「フフフ……」

ミスティアはリグルの小水で濡れた股をジュルッジュルッといやらしい音をたてながら嘗め始めた。

「うッ……あッ……はあぁッ……ン……」

「ンッ……ンッ……。リグルのおしっこ……おいし……ン……」

ジュルジュルと音をたててミスティアはリグルの股を嘗め続けた。

「う……あぁぁ……ッ……!!」

「……ンッ……!!」

リグルはミスティアの愛撫に腰をビクンッと跳ねさせて恥部から潮を撒き散らした。

「ンッ……!!ンッ……!!こく……こく……」

ミスティアはリグルの秘所からほとばしる愛液を飲み干した。

「はぁッ……はぁッ……」

「……………」

シュル……。

ミスティアは自分も服を脱ぐと自分の秘所をリグルの秘所に当てた。

「ミ……ミスティア……」

「……………」

ミスティアは激しく自分の秘所をリグルの秘所に擦り付けた。

「はッ……アァッ……アッアッ!!」

「ンンッ!!アンッ!!アァン!!」

2人の恥部が激しく交じり合い2人は今だかつて味わった事の無い快感を味わった。

「ハァッ……ハッ……!!リグルのオマンコ……気持ちいいよぉっ……!!ハァ……ハァ……」

「あ……ぐっ……ミス……ティア……」

2人は互いの性器を擦り続けて快楽を貪り続けた。

「あッ……。ミスティア……私もうッ……イッ……」

「リグルゥッ!!私もッ……イッちゃうッ……イッちゃうよォッ!!ハッ……ハッ……」

2人はだらしなく舌をむき出しにしながらイッた。

「はぁぁぁぁんっ!!」

2人の恥部から愛液がほとばしる。

2人の愛液は大量に零れて床を濡らした。

「はぁ……はぁ……リグル……だいすき……はぁ……はぁ……もう一生……離さないからね……」

ミスティアは息も絶え絶えにリグルへの愛を誓った。

それからミスティアはしばらくリグルを独り占めできて幸せだった。

リグルが餓えて餓死するまでは。
俺は……本当は……(こんな小説)書きたくなんか無いのにぃっ!!

はい、いつの間にか最新作品集から外れる様になったレベル0です。

ミスティアのリグルへの憎悪を書く話だったはずがいつの間にか愛に変わってたのは内緒。

この話で1番酷い目にあったのはルーミアかなぁ……。

本当に書きたかった話は次回書こうと思います。
レベル0
作品情報
作品集:
11
投稿日時:
2014/08/14 18:23:29
更新日時:
2014/08/15 03:23:29
評価:
4/5
POINT:
280
Rate:
12.20
分類
ミスティア
ほか
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POINT
1. フリーレス 名無し ■2014/08/15 10:04:26
>(こんな小説)書きたくなんか無いのにぃっ!!
そういうこと言うなら最初から書くなよ
2. 100 ギョウヘルインニ ■2014/08/15 20:58:58
ミスティアさんは勉強できなくてもしぶとく生き残っていくタイプですね。
3. 50 名無し ■2014/08/16 03:42:09
書きたくないけど投稿はしたいし褒められたいよね わかる
お話はちょっと展開が急だな〜とも思いましたがエログロいのは良かったです
4. 60 名無し ■2014/08/18 11:47:42
もうちょっとミスティアの心理描写が見たかった
5. 70 名無し ■2014/08/23 15:03:09
エログロー
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