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『クロスファイヤー』 作者: ラビィ・ソー
出会い系サイトで、ガリガリでチビの体にコンプレックスのあった僕は、高身長でムッキムキの、格闘技とウエイトトレーニングが趣味のイケメンという設定で遊んでいた。
ある日、ものすごーくかわいくて、華奢でおとなしそうな女の子を見つけた。名前は大妖精ちゃん。お話をして意気投合して、週末に会うことに。まぁ、僕がムキムキというのは嘘ついたことになっちゃうけど、こんなかわいい子に会えるならしょうがないかな。
そして当日の待ち合わせ場所。
僕の隣には、100kgはあろうかという筋肉質の男が座っていた。向こうから歩いてくるのは、出会い系サイトで見たプロフィールどおりの華奢な女の子だ。
大妖精ちゃんだよね!
そう僕が言うとほぼ同時のタイミングで、僕の背後から、
僕の隣に座っている筋肉質の男に話しかける野太い声がした。
「たかゆきくんですよね!大妖精です!」
そこにはフリフリの衣装を着たブル中野のような女の子が満面の笑みで立っていた。
僕の隣に座っていた男性は、「人違いですよ。」と言って、去っていった。僕が声をかけた女の子も、ちょっと戸惑ったような反応をしたあげく、会釈をして早足で通り過ぎてしまった。
残された僕とブル中野は、やがて状況を理解した。僕たちは2人とも、プロフィールを偽っていたのだ!
僕はぞっとしたが、時既に遅し。弾丸のようなタックルで押し倒され、人目もはばからずに唇を奪われた・・・。い、息ができない・・。
作品情報
作品集:
11
投稿日時:
2015/01/31 09:01:49
更新日時:
2015/01/31 18:01:49
評価:
3/6
POINT:
290
Rate:
15.75
ハッピーエンドの形まで選ぶ人にはハッピーエンドそのものがしばしば得られないものですよね。
あっはっはっは!特大妖精とは言いえて妙ですね!^0^
それはそうとあなたの書く華扇が見てみたいですね。
ところでブル中野さんとは誰ですか?
アマゾンで40円くらいでいばらかせんが売ってたので、これから買って読みますね。^−^
きっといい作品が書けるはず!
ブル中野はぜひyoutubeあたりで検索してみてください。*^^*
まだプロレスに幻想があったころの選手の一人です。