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『咎糞』 作者: 戸隠

咎糞

作品集: 12 投稿日時: 2015/03/12 14:31:11 更新日時: 2015/03/12 23:31:11 評価: 2/2 POINT: 200 Rate: 15.00
私は間違ってぇたあああああああ
私は間違ってたああああああああ!!!!!!
ちょ、咲夜昼間から大きな声出さないでよ鼓膜が破けた!!
うるさいですわ。私これから地下室にいるフランドール様を救出に行きまわすわ。
・・・今何か行った?
フランドールお嬢様!!!!!!!!
?????







 なぜ、咲夜はフランドールの魅力にきょうまで気がつかなかったのだろう。

 なぜ、地下室に糞をしてしまったんだろう??


メイド!「あ、さくやさん??」

「しゃああああああ、しねえええええええええ!!!!!」


 咲夜が地下室に全力で向かっているというのに、じゃまだ!!

 咲夜は咄嗟に懐中時計をヨーヨーのように持って全力でメイド!に投げつけた!!」

メイド{?!!!」


 咲夜は長き回廊を超えて地下室に向けて全力疾走だ!


メイド2「ハローサクヤ1?」


 今度は大陸渡って頑張ってメイドしていたメイド2マイケルが咲夜の前に立ちふさがったのだった。


メイド2マイケル「ハッハー!サクヤ?コレハドウイウコトデスカ?」

「邪魔ですわ! 忌ルル!!!」


 先ほどのメイド!とは違い、マイケルは咲夜が投擲した懐中時計を受け止めたのだった。


アーサー:マイケル・・・人間業じゃない

あんちゃん:懐中時計の衝撃は大型トラック3台分のはずやで!

戸隠:あ、戸隠は某少年連載雑誌の某壮大な親子喧嘩を繰り広げる某漫画を某で某で読んでるとこっす

「oh! キルトハヘイジョウウンテンジャナイデスネー。ダコウウンテンデス!!!!」

「煩いそこをどけぇええええええええ」

マイケル「ナ、ニアニ??」

 次はナイフの投擲?時間を止める?咲夜の手段と言ったらそれくらいだろうと油断していたマイケルに咲夜は突進!!

アーサー:100kgが有りそうなあの巨体を!!!!!

あんちゃん:あれは、短勁や

戸隠:そういえば、美鈴と咲夜さんはイチャイチャしてたっす

アーサー:何?つまりその時会得したのか


マイケ「がぁはああああ」

咲夜「平仮名でしゃべるなあああああああああ!!!」


 マイケルを踏みにじり、咲夜はフランドールの元へ。憎き糞の毒手から愛しきフランドールを助けるために!!

 愛するために」」!!!


「咲夜?」

「どけぇえええええええ!パチュリー!!!」

 
 瞬殺!!!

 パチュリーはこの時確かに己の首から噴水が出ていたのを見て居た。


シャオ悪魔「ぱぱぱぱぱぱぱぱ!」


「あばばばばばばばばばば!!!!!!!!」

 シャオ悪魔はこの時確かに銀の髪が顔面にめり込むを見た。


 


 咲夜は走り続けた。普通の人間ならばとうに倒れているようなペースで。


キャンディ「キャンディ!」

「ギャランドゥ!!」

 即死

そこまでよ「そこまでよ」

「お前がそこまでだ!!!」

 即死

闇「そーなのかー」

「・・・・」

 ルーミアは咲夜の進路に立っていなかったので今日は生きられる。

 死刑宣告はルーミアのところには来なかった。

 ただ、ルーミアはおまたが温かい事に気が付いたのだった。

闇「まだ、私にもこんな感情があったのか」

 それは、屈辱だった。圧倒的な屈辱だったAAA!!!!

 取れぬはずの封印、あのリボンにルーミアは手をかけた。

 激痛!それでも、手をかける。激痛!それでも、手をかける。激痛!それでも、手をかける。



 そして、それはリボンが爆発したのか手が爆発したのか!!

 右手と頭を吹き飛ばして封印がとかれたのだった。


 その姿はまるで片腕だけが修復されたニケのようだった!!!

 脳が無ければおおよその生物は死ぬ!何も考えられぬ!!

 このルーミアもそうだったが!!

 闘争本能が残り少ない命の中、咲夜を追ったのだった!!!!!




 
 後ろから、斬りつけられたの久しぶりのことだった。咲夜は背中を妖怪特有の硬く鋭い爪で斬りつけられた。

 爪は深く切り裂き、ノの字を反転させた傷を咲夜の背中に作った。

「っあああ??」

 思わず咲夜が振り返るとそこには一本の抜き手!

 避けきれず、それが咲夜の鳩尾に突き刺さる!!!

「げぇ!」
 
 大ダメージ!大ダメージ!大ダメージ!!!!

 もしもこいつが、完全だったら貫いていただろう!!

「……邪魔をスルナー!!!!」

 
 咲夜は鳩尾にまだ刺さったままだったのに、ナイフを出して何度も何度も何度も何度も引き裂いた。



アーサー:・・・・・・

あんちゃん:おい

アーサー:……

あんちゃん:黙ってないで何か言えや

アーサー:…この俺が沈黙していただと



 咲夜は走り続けている。腹の中に残った手が未だに体内を引き裂いていたが走り続けている。

 走ったところはまるで後で帰る為の道しるべなのかと点々と血のあとが残っている。

 これが、片道切符だということは誰の眼にも明らかだったのだが。

 そして、咲夜はフランドールがいる地下室の前にたどり着いた。



 コンコン!

 咲夜は部屋のドアをノックした。

「・・・フランドール様入りますわ」

 フランドールの返事など気がふれているのだからここ百年は待たないで入るのが咲夜の習慣だった。

 この距離をくるのだから当然冷たくなったスープをただ運ぶだけ。それが習慣だった。

 でも、この間、この部屋に糞を投げ込んだときから芽生えた感情。
 
 糞の存在でフランドールなんて死んでしまえばいいとさえ思っていたその気持に何か違うものが芽生えたのだった。

 初めのうちは糞に徐々に毒されてもっとドクドクしくなっていったことに対する哀れみや同情するようなものだと思った。

 だから、金をスープに混ぜて食わせたどうやら違うようだった。そして、次に思ったのは怒りとかそういう感情なのでは無いかと思ったが説明が面倒なので省略して違うと思った。

 そして、咲夜はこれが愛情だということに気が付いたのであった。だから今日は抱きしめる。

 気がふれていたのは誰も愛情を与えないから。だから、今日から毎日フランドールを咲夜は愛する!!!





 
 
 ズドン!

「え?」

 多分すごく間抜けた声だったのだと思う。その、愛情を向ける相手に心臓付近を撃たれたのだから。

「キャハハ!一撃必殺!!S&M M64は面白いね!!!」

「ふら?」

 咲夜は死んだ。

「う〜ん、でも。私はどっちかというとMなのかもしれない。Sっぽいって言われるけど尽くすのが好きなのかも☆!」

 流れる咲夜の血を吸って清めてあげようなんてフランドールは思ってあげたからやっぱりMなんだとフランドールは思ったのだった。
魔理沙「親父それやめるっていたよな?」
親父「・・・」
魔理沙「親父、なんでソレやってるんだ?」
親父「・・・」
魔理沙「親父」




 マジカル霧雨ちゃん
戸隠
作品情報
作品集:
12
投稿日時:
2015/03/12 14:31:11
更新日時:
2015/03/12 23:31:11
評価:
2/2
POINT:
200
Rate:
15.00
分類
咲夜
ルーミア
フランドール
マイケル
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POINT
1. 100 名無し ■2015/03/13 22:19:59
愛の果てに死屍累々
2. 100 名無し ■2015/03/14 15:06:39
蠅の王
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