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『ご自由にお持ち帰りください。』 作者: うにゅ?(オシサシブリデスwww)
ある日のこと。
ひどく大きな音とその後に鋭い金属音がした。
「・・・失敗しちゃいましたねぇ・・・」
「とりあえず謝っていただけません?(ニッコリ)」
(ああ、オワタわ)
この話の始まりはほんの数時間前にさかのぼる。
「何かいいもの落ちてないかなー」
ガンッ!!
「痛いっ!?・・・あれ、なんだろ。」
髪だけ灰色にして鼻を潰したミッk
「誰かは知らんが余計なお世話だ。」
スンマソン・・・
そんなことは置いといて、
ロッドがいきなり反応したため思いっきりロッドがぶつかり、まだヒリヒリする手を摩りながら、そのネズミ妖怪少女、ナズーリンは今日も平和な野原に落ちている黒光りする物体に向かって、急降下していった。
「・・・また嫌な予感が・・・」
作者にとっても嫌な予感が。
1年前だったかの「あの」騒動を、覚えていらっしゃる方も僅かながら居るだろうか。
口にするn
「さっさと話を進めてくれよ、作者とやら。
ぶん殴るぞ。」
サーセン・・・
まあ、また「説明書」と殴り書きされた薄い冊子と、なんだかよくわからない、河童が持ってそうな赤色の箱が4つ(横には黄色の数字が書かれている)と、なんだかよくわからないこれまた河童が持ってそうな黒色の棒(なんかモンキーレンチっぽい何か)、更に小さめの麻袋(これも横にMETAL,Don't forgetと書かれている)、あとショットガンと弾薬と黄色い防音ヘッドフォンが、丁寧に「置かれて」いたのだ。
「・・・怪しい・・・
明らかに怪しい・・・」
やっと終わったとか言いながらナズーリンが呟いた。
「よいしょ、と・・・案外重いな、何が入ってるんだ?」
ナズーリンは、とりあえずと言わんばかりに説明書の周りの工具箱を退かし、説明書を拾い上げた。
そして裏面を見た瞬間、彼女は持って帰ろうと思う気持ちを一気に失った。
なぜなら、(やっぱり走り書きで)こう書いてあったからだ。
「プレゼント・フォー・ユー
ナズーリン!!!」
(持って帰んの、やめよ・・・)
でも持って帰れるものは持って帰っちゃう。それが彼女の性だった。
「くっ・・・おっも、たい・・・。」
妖怪の彼女でも持っていくのがギリギリなほどの重さだった。
ちょっとつーかだいぶ前。
ゴーグルかけたおっさん:おい!誰だ俺のセントリーを持ってったヤツは!!
目出し帽っぽいのしたおっさん:私は知らんがね、君の管理が悪いからいけないんじゃないのか?
ゴーグルかけたおっさん:今度はレンチとショットガンもねぇ!確かにここにあったのに!それにディスペンサーとテレポーターもだ!いったいどうなってやがる!?
お調子者っぽいバット持ったやつ:俺無くなる瞬間見たぜ!なんか黒い穴が空いたと思ったらシュッっと消えちまったんだ!
眼帯つけたおっさん:そんなことがあるもんか!本当のことをいいな、若造!
お調子者っぽ(ry:本当だよ、信じてくれよ!
過去のことはさておき、
ようやく拠点
・・・だった木片の隣のプレハブ小屋に帰ってこれたナズーリン。
「さて、と。ふぅー。全身筋肉痛だな、これは。」
「・・・おや?銃と弾がないな。忘れてきたか?」
その通り。彼女、持つもん持って結構大事なもの忘れてやんの(プークスクス)
「そうか、ならさっき手に入れたこいつの試験台にぴったりだな。」
え?だれが?
「お前がだよ!!!」
すみませんでしたぁぁぁ!
さて、話を戻して、
早速説明書を開いたナズーリン。しかし、その内容はとんでもなくアバウトだった。
「ステップ1、箱開けて麻袋の中身適当に突っ込め。ステップ2、入れた箱置いてレンチで適当に殴れ。
以上!!
その他、工具箱側面の云々」
絶句していた。
開いた口が塞がらなかった。
でもやっちゃう。それが彼女の性だから。
とりあえず、38と書かれた箱に、説明書と同じことをする。
「よいしょ、こうして・・・うわ、中身ごちゃごちゃ。どうなってんだこれ。
まぁ、こうするしかないけど。」
ガンッ!!ヴィーガシャン、カシャッ、プシュー!
と、こんな感じの機械音がして、最近人里でよく見かけるようになった、「自動販売機」なるものそっくりな機械が出来上がった。
「なになに・・・ここにさっきのを入れればいいのか・・・?」
ガチャン、プシュー
的な音がして、麻袋が急に重くなった。
と同時に、彼女の体の疲れもみるみるうちに消えていった。
「凄いな、これ。どうなってるんだ!?」
次のものも試してみよう。ということになり、こうして見たこともないような不思議機械とともに、彼女の夜は、過ぎてゆく。
一方その頃。
前回ひどい目にあった新聞記者が、面白いものを拾い上げた。
「これは・・・ショットガン、ですか。外界の武器・・・興味深いですね。
帰って調べてみましょう。」
新聞社
と言う名の掘っ建て小屋。
「ほう・・・これは・・・なかなか・・・
「どうしたんですかぁ~?こんな遅くに・・・」
さっぱりわからん!」
「わからんのかーい!」
「いきなり何を言い出すんですかねこの馬鹿犬は・・・」
「私は犬とか狼とか以前に天狗ですっ!」
「いやそっち!?じゃ無くて・・・これが何かわかりますか?」
「あれ、これって・・・まさか、『アレ』ですか?」
「そう、『アレ』ですよ・・・」
「貴様っ!麻薬所持罪でt「いやそっちじゃなくて・・・」
「外界の武器、ですか?」
「そう。使い方もわかったし、明日にはテストするつもりですよ。」
「でも的はどうするんです?」
「それは明日のお楽しみですよ。さ、明日と自分のために今日はもう寝ましょう。」
「はーい。」
一方その頃
「オクトーバーフェェェスト!!!アハハハハハ!!」
ナズはちょっとハイになりすぎていた。
後日。
「うー、なんで空中に浮いたまま降りれないんだぁろぉ~~~?ムニャァ・・・」
「ふふふ・・・まだ寝てますね・・・今のうちに・・・」
ゴソゴソ
「出来た!的!」
「うー?う、うーん・・・むにゃむにゃ・・・」
「おっといけない、忘れてた。今のうちに準備を整えておこう・・・」
的役わんわんおの状態。
キリストよろしく壁に十字架状態で貼り付けられている。もちろん屋外。
「おはようございまーーーーーーーーーぁぁぁすぅ!!!!!」
「ぎゃぁぁぁぁぁ!?アイエェェェ!?ナンデ!?シバラレテルノナンデ!?」
「・・・気付くの早っ。」
「なんで私縛られてるの?カラスのお姉さん。」
「それはね、あなたが的代わりだからよ。可愛いオオカミさん。」
「い、イヤァァァ誰か助けてぇぇぇ!」
「ふふふ、この山奥だ、助けなぞ来ん!」
「いやなんで私的なんですか?」
「ちょうどいいのがあなたしかいなかったからです。」
「いや死んじゃったらどうするんですか?」
「その時は赤白ピエロみたいに幽霊を捕まえます。」
「いやそれ冗談だよね?」
「本気です。」
「嘘だと言ってよアーヤー!」
「本気ですし私そんな名前じゃありません。」
「とりあえずそれをこちらに向けるのをやめてくださらないかしら?ミス、射命丸?」
「地獄へ行く覚悟はできたか、このケダモノやろう!」
ズドォン!!
リロード音。
「ちょっとずれちゃいましたねぇ・・・」
「なんてことしてくれたんですか!」
「いや、ごめん。それについては本当に・・・」
「壁に穴空いたじゃないですか!」
「いやそっち!?」
「アーアアー!!ヒャッフー!!!ナズゥゥゥリィィン様のご登場だぜぇぇぇ!!!ヒィィィ
ズドォン!
ブチッ!!
ィィィぁぁぁぁあああああああうっ!!」
ナズーリン、テンション500%ぐらいで登場して、即撃沈。本日のナズーリン、終了。
「まぁ、いいや。実験を続けましょう!」
「いぃぃぃやぁぁぁだぁぁぁ!!!」
そしてお話は最初へ戻る。
どうも。オシサシブリデス!www
いろいろ混ざってる今回のお話、いかがでしたか?
嫌なことが起こらなければいいのですが。
それではみなさん。こんな戯言にまで付き合っていただき、ありがとうございました。リアル4時間かかったです。はい。
あと余談になりますがナズはあの後フツーに起き上がってふつーに帰りました。
ターザンごっこの生んだ悲劇www
それでは皆さん。良い一日を。
うにゅ?(オシサシブリデスwww)
作品情報
作品集:
12
投稿日時:
2015/05/30 19:26:53
更新日時:
2015/05/31 22:38:27
評価:
1/5
POINT:
140
Rate:
8.25
分類
ナズーリン
いろいろ
無料だと思って持っていった冊子が有料だったってあるよね
え、ない?じゃ俺だけ?
説明書は思った以上にアバウトだった。
ネットスラングを使うのがお好きなようですねwww
はい。そうなんですよ。
真夜中のテンションがうつされてる感じですね。