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『「・・・・・・ニュー・・」』 作者: 戸隠
にいちゃん!!
なんや、霊夢やないか。久しぶりやな
何のんきなこと言って居るの??
のんきってのんきやからな
「ニューがないのに!なんでのんきにしてられるの?」
「なやそう言う立ってな。にいちゃんな。帰農したから産廃にニューが無くても関係あらへんのや」
あんちゃんとにいちゃんは元は1人のおばさんだった。ある日、博麗神社で蛹になったおばさんから羽化したのはあんちゃん。
にいちゃんはその抜け殻だった。だから、あんちゃんがおばさんのかわりに霊夢と神社を守る。にいちゃんは忘れられ人知れず。でも人里で農家初めて居たのだった。
TPP「あら、ご主人の知り合いですか?」
「なんでもない。霊夢は昔の知り合いや」
TPP「まあ」
そんで、いつの間にかTPPと夫婦になっていたのだった。一緒に田畑耕してる。
「にいちゃんがそんなだから。ニューが無いのよ」
「ワシには関係あらへん。神社に帰れやな」
「・・にいちゃんの馬鹿!意気地なし!!」
にいちゃんの冷たい態度に霊夢は怒って捨て台詞を吐いて走り去った。去り際に小さくなっていくその背中を見てにいちゃんは霊夢が泣いていることに気が付いたが。
追う事も、言葉もかけなかった。ニューを追い求めるよりもにいちゃんはTPPといつか撤廃されるであろう関税の為に今はただ畑を耕すしかない。
「…仕方あらへんやん」
TPP「何か言いました?」
「なんでも、あらへん」
にいちゃんはつぶやくようにそういった。心の中のどこかがちょっと痛かった。
作品情報
作品集:
最新
投稿日時:
2015/10/09 09:52:44
更新日時:
2015/10/09 18:52:44
評価:
2/2
POINT:
200
Rate:
15.00
分類
にいちゃん
TPP
霊夢