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『【東方吸血鬼異変1 霧の湖事件】』 作者: やくも型護衛艦

【東方吸血鬼異変1 霧の湖事件】

作品集: 1 投稿日時: 2011/09/12 06:11:50 更新日時: 2011/09/13 22:38:38 評価: 4/11 POINT: 480 Rate: 9.18
【東方吸血鬼異変1 霧の湖事件】

霧の湖事件(霧事変)とは、吸血鬼異変時に湖沿岸部上空で起こった天狗と紅魔の軍事衝突である。
紅魔館当主のレミリアが鴉天狗編隊を壊滅させ、天狗社会を震撼させた。


1.【プロローグ】

博麗大結界による明治の幻想郷隔離から100年・・・。紅魔郷異変の少し前、20世紀末の幻想郷。

人間を自由に襲えなくなって久しく、妖怪たちが弱体化の一途をたどっていた時代。
その状況は、もはや従来の八雲博麗体制が不完全であることを証明していた。
しかしそれでも結界の保護に守られ、妖怪たちはなんとかそのアイデンティティを保ちながら暮らすことができたし、一応この一世紀大きな戦争は起こらず、平和な時代が続いていた。

あの紅い悪魔が来るまでは・・・。



2.【霧事変の背景】

霧の湖は幻想郷の重要な水源地の一つでもある。そのほとりには以前から洋館が建っていたのだが、そこにいつからか吸血鬼が住みついた。新たに幻想入りしてきた妖怪だろう。
多くの使用人を引き連れてやってきたその吸血鬼は、容姿は幼いが数百年生きているらしい。
彼女は背中から蝙蝠のような黒い翼を生やしている。さらに肩までの青いウェーブ掛った髪を持ち、頭には赤いリボン付きのZUN帽を被っているのが特徴だ。

その名はレミリア・スカーレット。イングランドの超吸血鬼、そしてこの紅魔館の王である。妖怪の分類としてはスカーレット級超吸血鬼。吸血鬼が人の死体(殻)に取り憑いた存在である。
死体をシェルター代わりにしている為、光や流水に耐性がある。

彼女は、強かった。だからこそ今まで外の世界で生き伸びてきたのだ。
結界の保護のもと平和に暮らしていた幻想郷の妖怪たちとは桁違いの力であった。
閉鎖された環境に、いきなり凶悪な外来種が飛びこんで来たようなものである。
在来種である現地妖怪たちがどんな境遇に陥ったか、想像することはたやすいだろう。

まず犠牲になったのは、湖周辺に住んでいた妖怪たちだ。
レミリアは筋金入りのファシストであり、自分の帝国を作る野心を持っていた。
案の定彼女は現地の妖怪を次々に屈服させた。逆らう者には容赦しなかった。

一方幻想郷賢者の八雲紫は、事態を傍観していた。レミリアの動きはチェックしていたが、自分が介入することはあまりしたがらない様子であった。
紫は博麗の巫女に異変として解決するよう持ちかけるが、拒否された。

「博麗の巫女の仕事は結界の管理と異変の解決である。これは異変ではない、単なる妖怪同士の抗争だ」

当時の巫女は紫との関係があまりよくなかった上、非常に怖い人物だったために紫も強く言えなかった。

一方妖怪の山の天狗は、レミリアが山に侵攻することを非常に恐れていた。
レミリアは現地妖怪を支配下に置いて、その軍事力を拡大しており天狗連合にとって脅威であった。
本来天狗は山の外のことには不干渉的な立場をとってきたのだが、
天狗の中でも比較的発言力のある鴉天狗たちの中にはレミリア討伐論が出てきていた。特に大天狗はレミリア討伐推進派で、紅魔の支配がこれ以上広がる前に紅魔館に先制攻撃すべきと考えていた。天狗の神である天魔は慎重派だったが、大天狗たちに押されしぶしぶ攻撃許可を出す次第となった。

攻撃は完全な奇襲で行われることになり、時間帯は吸血鬼が苦手とする朝とした。
八雲家への通達はなかった。
攻撃部隊は天狗防空軍の第3空雷戦隊が選ばれた。(通称サイレーン)
第3戦隊は年齢200〜400歳程度の比較的若い鴉天狗8名で構成されていたが、戦闘能力はそこらの妖怪よりもずっと高いものであった。

隊長は妙高梓攻撃型鴉天狗(通称みょん子)で、月戦争後生まれのいわゆるゆとり天狗であったが、彼女は幕末の動乱期に戦場を経験している。

妙高率いる第3戦隊は爆撃を得意としており、空中戦は専門でなかったがレミリアを倒すのに充分であると考えられた。

ちなみにこの時従軍カメラマン記者の射命丸文鴉天狗と、
山岳警備隊の犬走椛白狼天狗も偵察として霧の湖付近に潜んでいた。射命丸は、この戦いの様子を鮮明な写真でカメラに収めている。

若い鴉天狗の飛行兵たちは、旧ドイツ軍のようなヘルメットをかぶり、軍服の上に防寒用の外套を着こんでいた。この姿から年配の天狗や他の天狗からはしばしば「西洋かぶれ」とか「厨二編隊」と呼ばれていた。

一方紅魔館の住人からは「キャベツ野郎」と呼ばれた。これはイギリス人であるレミリアが鴉天狗をドイツ兵に見立てて言いだしたのが使用人に広まったらしい。
またレミリアはレイシストでもあり、東洋の妖怪を見下す気持ちから、
しばしば鴉天狗を「イエロークロウ」とも呼称していた。
これとは別に、鴉天狗の正式な紅魔コードネームは「ハウンドクロウ」である。



3.【霧の湖作戦】

奇襲作戦は早朝に開始された。これが霧の湖作戦、霧事変である。
攻撃隊は絶を使って気配を消し、上空から紅魔館ごと吹っ飛ばす予定だったが、
紅魔館の門番、紅美鈴の目はごまかせなかった。
美鈴は気に敏感であり、鴉天狗たちが妖力を絞り低速で飛んでいることを就寝中でありながら察知した。
すぐさまレミリアに報告され、レミリアはただちに紅魔館から発館した。

ここに至って、レミリアと天狗たちは湖上空において軍事衝突した。

日が出ているうちなので、吸血鬼の能力は著しく低下しているだろうと天狗たちは思っていたが、予想に反してレミリアにそのような様子は全く見られなかった。

天狗たちは次々にレミリアに襲いかかるが、まず2体の天狗が返り討ちに遭い切り裂かれ、落下した。これに驚いた天狗たちは後進をかけながら弾幕を連射し応戦するも、レミリアは高速で旋回しながら回避した。レミリアは弾幕を回避しながら天狗に急接近、左腕に妖気を集中させ攻撃態勢を取った。

僚機の三峰鴉天狗は危険を感じるも、後進状態で充分な速度が出せずこれを回避できなかった。レミリアパンチを左腹部に受け、爆発音とともに背中から中身が飛び散った。彼女は重傷を負い不時着した。

間髪いれずにレミリアは大小の高密度弾幕を放射状に発射する。
この時残りの天狗は2機編隊と3機編隊に分かれていて、前者の妙高と黒姫鴉天狗は急上昇で回避に成功したが、3機編隊の方には真横から弾幕が襲いかかる形となったため間に合わなかった。
彼らは弾幕に次々被弾し、神楽、苗場、身延鴉天狗の3人が即死した。
たった一発の弾幕で体が爆散し凄惨たる状況だった。

この時点で残る戦力は隊長の妙高と黒姫鴉天狗の2名のみとなった。
妙高は作戦遂行は困難と判断、一時戦場を離脱することを決める。
なおも追撃するレミリアを振り切り、最大戦速で湖から離脱した。
レミリアの最大速度は時速500キロ程度だが、鴉天狗は700キロ以上で飛行可能であり振り切れた。

妙高隊長はただちに連合編隊本部へ状況を報告、作戦一時中止と増援部隊の派遣を要請する。
しかし司令部は援軍派遣はできないと回答、霧の湖死守を命じる。

「第3戦隊より司令部。本隊は目標の反撃を受け壊滅状態。
 当方の残存戦力2機、至急応援部隊と墜落した負傷者の救助を要請する」

「こちら司令部・・・応援編隊は出動できない、貴君らの健闘に期待する。・・・最期に至らば潔く玉砕し、天狗精神の精華を発揮あらんことを望む・・・我ら神々と共にあり」

このような命令が出た理由はいまもって不明である。そもそも天狗には腹切りや玉砕の習慣などなかった上に、玉砕を命じたとされる司令官は、後の調査で
「記憶にない」の一点張りであった。通信記録が残っていたので結局彼は処分され軍を追放されたが、記録された音声には不可解な点も多く結局真相は分からずじまいだった。
これは天狗社会近代史のミステリーの一つでもある。オカルト業界では、
彼女が交信したのは山の司令部ではなく、何か異形の存在だったのではないかという憶測もある。

いずれにしてもこの命令は正当性の無いものであったが、妙高は天狗社会に忠実な、武士的な鴉天狗だった。
彼女は後輩の黒姫に山に帰還するよう命じ、自分は再度一人で紅魔館に引き返した。
しかし妙高とて犬死にする気はなく、とっておきの切り札を持っていた。
彼女は優秀な急降下爆撃能力をもっており、この特性を生かして最終攻撃を行うつもりであった。

彼女の必殺技は高空から高速で急降下しながらエネルギー弾を発射するというもので、急降下爆撃天狗の異名を持つ。
彼女いわく、「わたし幕末では急降下の女豹として恐れられてた」

しかしレミリアを倒すにはありったけの妖力をつぎこまなければならない。
攻撃後は妖力がすっからかんになり、もし外してもレミリアから逃げる力は残らない最後の手段である。
妙高は妖力をすべて振り絞って2000ポンド級妖力弾を最大2発発射可能であった。
もしこれが直撃すれば紅魔館は跡かたも残らず吹き飛ぶだろう。
彼女はただちに最終攻撃態勢に入った。

普段の鴉天狗の翼は背中から申し分程度に生えているだけだが、今回は腰からも尾羽が飛び出し亜音速時のフライトコントロールを補う。
ちなみに鴉天狗の翼は実体ではなく、服を透過していて出し入れは自由である。
もしそうでなければ普通の服を着れないし、寝る時など日常生活に支障が出るからだ。



4.【復讐の急降下】


さて、彼女が紅魔館上空に迫っている時、レミリアは館の正門前に降り立っていた。
門番の紅美鈴は案の定居眠りしており、マルクスがどうのこうのと呟いていた。
この美鈴、実は共産主義者だと噂されている。一方そんな美鈴の様子にあきれ顔のレミリア。

「まったくこのアホは・・・」

しかしその刹那、今まで熟睡していたと思われた美鈴が、目をカッと見開いた。

「来る・・・!」

そう、美鈴は気に敏感であり、眠っていてもその能力は衰えないのである!
しかしレミリアは許さない。

「あぁ?ごまかすんじゃないわよ、罰として尻叩き100回な。グングニルで」

いつもならこの後美鈴は無様な姿で体罰を受けることになるのだが、今回はそれを免れることになる。
この直後に空襲警報のサイレンが鳴り響いたからである。

「敵襲!妖精メイドは配置につけー!」

妙高がステルスモードの無波動飛行状態から妖力を全開にしたことで、
館内の妖怪レーダーは妙高の姿をとらえたようである。
妖精や美鈴たちに緊張が走る。
しかしレミリアは余裕であった。

「ふん・・・追いつめられると不意打ちというのは、日本人の行動様式ね」

レミリアは早々に鴉天狗を迎え撃つべく飛び立った。

そのころ妙高は高度3000メートルから反転し、妖力全開で80度の角度を以て急降下を開始した。
この時奇妙な音が鳴り響いた。サイレンである。
鴉天狗が亜音速で急降下すると、風が羽を切って独特の音が出る。
地獄のサイレン、ジェリコのラッパだ。
彼女の急降下制限速度は時速940キロだが、すでに1000キロに達していた。
これは彼女にとって未だかつて経験のない速度だった。
危険を冒してまでこのような速度で降下しているのは、攻撃前に撃墜されることを避けるためである。

一方レミリアの方も高速で上昇する、接触まで数秒とかからないだろう。

「カミカゼはもう時代遅れなのよ!ジャップ!」

レミリアが彼女を切り裂こうとした寸前、2発の巨大な妖力弾が発射された。
レミリアはもはや回避不能で巻き込まれた。

「うーーーーーーーーー!」

カリスマブレイクの叫び。重力と弾自身の推進力があわさり、哀れなレミリアは巻き込まれたまま青い光と共に地表へ落下していった。

地表まで900メートル、妙高は発弾後ただちに翼を全開にしてエアブレーキ、そして急上昇をかけた。
亜音速からの急速な引き起こし、だが体の負担を考えている暇はない。
一気に9Gの圧力が彼女を襲い、目の前が真っ暗になっていった。




5.【紅魔館被弾、そして・・・】


「こあ、私ちょっと外の様子見てくるわね」

北館地下の図書館にいるパチュリー・ノーレッジは、地下室から出てのんきに地上の入り口へ向かっていた。
友人として、やはりレミィのことが心配だったのだ。

しかし外ではとんでもない事態が起こっていた。第2館橋の妖精メイドが叫ぶ。

「敵機発弾2!雷速450ノット、2000ポンドクラス!」

衝突まであと5秒もかからない。

「ジーザス・・・被弾コースだ・・!!」 「マイッ・・ガッ・・・」

一方門番である美鈴にもどうすることもできなかった。ただ二つの妖力弾の弾道を目で追った。

「魔力発電室のある北館付近に・・・命中するぞ」

外にいる妖精たちは皆その場に伏せた。館の中に避難する余裕などない。

「八卦炉だけはゴメンだぜ・・・」

この最悪のタイミングで、パチュリーは北館玄関の防爆扉を開けた。

「レミィ!!」

人工地震が起こるほどの大爆発だった。黒煙が火山のように上がり、館の破片が巻き上げられた。

直撃は免れたものの北館に至近弾が命中、北館はほぼ全壊、東館も大破し多くの妖精が失われた。
北館玄関にいたパチュリーは防爆扉ごと飛ばされ瓦礫に埋もれたが、
救助されるまでの間瓦礫の下で魔法で生きながらえた。
同じく北館地下にある図書館は無事であったが、魔力発電室の八卦炉が緊急停止した際に冷却システムがダウンし、マスパ爆発の危険に陥った。メイド長の十六夜咲夜は、燃え盛る通路から死に物狂いでタービン建屋の制御室にたどりつき、八卦炉への緊急注水に成功した。しかし八卦炉建屋の妖精作業員は全員水死した。

もう一発の弾は正門前から数百メートル西側に着弾、美鈴は爆圧で内臓が破裂しウンコが飛び出す重傷を負ったが、一命を取り留めた。

本館は着弾点から離れていた上に防爆構造なので軽微な損傷だったが、館橋の妖精メイドは北館から飛んできた破片で多数の死傷者が出ていた。

しかし本来、妙高は本館に直撃するよう狙ったはずだった。コースは完ぺきだったが、どうやら直前で偶然突風が吹いて軌道がずれたらしい。

「直撃しなかったのは妙だ・・・やつの能力によるものだろうか?だが・・・」

妙高自身は無事に引き起こしに成功していた。痛む体を我慢しつつ、少し離れた低空から炎上する紅魔館を眺めていた。力を使い果たし、もう浮いているのがやっとである。
館はどうでもいいが、問題はレミリアを倒せたかどうかだ。
彼女がクレーターに目をやると、レミリアの翼が落ちていた。
翼が灰になっていき消滅していくのが見て取れた。

「終わった・・・」

彼女は安堵の表情を浮かべ、防塵ゴーグルを外しため息をついた。
しかし、次の瞬間、絶対に聞こえるはずの無い者の声が自分の真後ろから響いたのだ。

「ククク・・・危なかった」

妙高の顔から血の気が引いた。絶対にあってはならない事が、起こっている。その事実。

「私がこのZUN帽を被っていなければ、貴女の勝ちだったかもしれないわねぇ・・・」

腰ベルトの武器入れから天狗扇を取りだし、そして後ろにいる吸血鬼に振り向きざまに応戦、その動きは充分に速いものだった。だが、武器を持ったはずの彼女の右腕はすでに無くなっていた。グングニルで。

そう、彼女が見たのは、紅く輝く神槍グングニルを携えたレミリアの姿だった。



6.【天狗の敗因】

・編隊空戦法の欠如

当時の鴉天狗の空中戦法は、集団で襲いかかりつつも基本的には個人の格闘戦が基本であった。
1000年前の月戦争以来、強力な妖怪と戦う機会はほぼ無かったし、
幻想郷では妖怪同士の戦いが起こったとしても一対一の場合が多かった。

従って、社会性を持つ天狗社会においても編隊空戦法は軽視されていたのだ。
その結果、彼らよりもはるかに妖力が高く、しかも近接格闘戦を最も得意とするレミリアに戦いの主導権を握られた。
最大飛行速度、急降下性能は鴉天狗の方が優れていたにもかかわらず、
その鴉天狗の特性を生かすことができなかったのが最大の敗因である。

その後この事件を教訓として、天狗防空軍ではサッチウィーブや
一撃離脱戦法を編隊戦闘として取り入れ重視した。

「妖波通信は其の服すべき任務の特性上重要なり。
各員の連鎖ある行動を以て戦闘を終始せしめ個々の戦闘行動を禁ず」


7.【エピローグ】

ところで隊長の妙高梓はこの後どうなったのであろうか。
一部始終を目撃していた射命丸文によると、妙高は地上に叩き落とされ気を失い、
そしてレミリアによって紅魔館に連れて行かれたという。

彼女を待っているのが正式な捕虜としての待遇か、それとも凄惨な拷問とリンチなのかは射命丸たちに知るすべはなかった。

ただ最も恐ろしいのは、仲間の天狗が連れ去られても顔色一つ変えずにカメラのシャッターを押し続ける、この射命丸文なのかもしれない・・・。
少し歴史本調になっちゃいましたが、自分の妄想してる幻想郷をできるだけ表現したかった。また、天狗社会を描写するにあたって、既存の東方キャラだけでは話を回すのに限界があったのでモブキャラというかオリキャラも多用しました。
やくも型護衛艦
作品情報
作品集:
1
投稿日時:
2011/09/12 06:11:50
更新日時:
2011/09/13 22:38:38
評価:
4/11
POINT:
480
Rate:
9.18
分類
吸血鬼異変
天狗社会
紅魔館
レミリア
幻想郷史
オリキャラ
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0. 100点 匿名評価 投稿数: 6
2. 100 NutsIn先任曹長 ■2011/09/12 22:45:19
紅魔『艦』かいっ!!
この館には、飛行甲板があったり時計台にはCIWSが備え付けてあったりしたりして……。

妙高隊長、生憎とこれは『戦争』じゃないんですよね……。
正式な『軍事行動』じゃないんですよね……。
死して屍拾う物無し……。

その後、博麗霊夢と初のスペルカード・ルールによる『決闘』及び敗北、霊夢の朋友となるまでの話もお願いします。
7. 90 名無し ■2011/10/10 19:00:12
兵器についてあまり詳しくないですが、なんとなく最後まで一気に読んでしまいました。
9. フリーレス 名無し ■2011/12/20 06:00:07
1があると言う事は、2があるのあるのでしょうか?
続編希望です。
10. 100 名無し ■2011/12/31 21:30:54
もっと、もっと評価されるべき。
11. 90 名無し ■2014/07/14 13:57:00
リアルで、こんなことが本当に幻想郷であったんじゃないかと思わせられた
差別主義者レミリアがすごくそれっぽくて笑ってしまった
名前 メール
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