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『文化否定祭』 作者: ギョウヘルインニ

文化否定祭

作品集: 1 投稿日時: 2011/12/19 19:45:49 更新日時: 2019/02/16 22:04:11 評価: 8/12 POINT: 700 Rate: 13.18
  妖夢の通う中学校には、7不思議がありました。


 今年は創立2周年記念の文化否定祭があります。その出し物で幽霊少女が語る不思議話として妖夢が語ることになりました。



 語り、魂魄 妖夢さん(本名)



 ”なお、本人のご希望により室温は25度に設定してあります。”


 不思議1 トイレの輝夜さん

 あれは、テスト中に答えが分からなくて、カンニングしに行ったときの話です。監視役のレミリア先生に、事情を話ました。5万で、カンニングしに行くことを許可して貰らいました。私は、周りの生徒がうらやむ中、悠々と教室を出て行きました。
 カンニングの道具を仕込んだのは、3階にあるトイレです。ここには、私がいじ……稽古をつけたトイレの輝夜がいます。
 ”ガチャ”トイレのドアを景気良く開けました。輝夜に私の来訪を告げるための合図なんです。
 ”ジャー”音で気付いた輝夜が、トイレの水を流して挨拶しました。略式挨拶でしたが、トイレなのでそのへんの無礼は、許してあげました。
『どうしたの、妖夢さん。今は、テスト中でしょう?』
 対人恐怖症の輝夜は、左から3番目の個室で震えながら話すのでお化けみたいです。
『テスト中トイレに来たらやることは、決まっているでしょう』
 私は、駄目な教え子を諭すように輝夜に話かけました。
『カンニングはいけないのよ』 
 トイレ登校している輝夜にそんなこと言われたく無かったです。私は報復として、個室のドアを釘で打ちつけて中から出られないようにしました。それから、水道にホースを取り付けて、水を個室の上からかけました。季節は冬です、氷みたいに冷たい水が水道から吐き出されました。
『やめて! やめて! 妖夢さん!』
 輝夜は個室を開けようと、中から”カチャカチャ”スライド式の鍵を開けたり閉めたりしています。ですが、開きません。先ほども言いましたが、釘を打ち付けてあります。鍵は関係ありません。
 私が、それが楽しくて! 楽しくて! ふふふ......滑稽ですよね。 
 最後は盛大に、掃除用具を投げ込こんで、トイレから出ました。テストは、答えが分かったので簡単でした。 
 ちなみに私だけ100点でした。担任の諏訪子先生はとてもほめてくれました。
 多分、今でも輝夜さんは、あのトイレですすり泣いていることでしょう。
 これで、1つめの不思議話は終了です。



……教師事実確認中……教師事実確認中、博多の屋台でラーメンでも食べてお待ち下さい……教師事実確認中


「怖いよ」
「妹様」

 フランと美鈴は文化否定祭に、見学しに来ていました。フランと美鈴は、学校で働いているレミリアを探していました。ところが、迷い込んでしまい妖夢の話が行われている、教室に来てしまい話を聞いてしまいました。
 とても、怖い話でフランは半べそをかいて、美鈴に抱きつきました。


 ”事実確認の結果、妖夢は輝夜の話で職員室に呼び出されてしまいました。”



 急遽、控え選手である人物が次を話すことになってしまいました。控えは所詮控えなので7不思議とは関係無い話で場を、持たせようとします。
 

 語り、魂魄 妖夢さん(仮名)


 不思議2 重曹を混ぜて洗濯するときれいに仕上がる件

「重曹を混ぜて洗濯するときれいに仕上がるのは、皆知っているよな? 結構常識だと私は思うぜ」
 妖夢さん(仮名)は持っている最大の知識を披露しました。 
「…………これで、話はおしまいだぜ! どうだ怖いだろう?」
 場に流れる空気が凍りました。これは、まるでご飯に砂糖をかけて食べるのは私だけという感じです。
 もし、この不思議2だけを投稿すれば評価されるどころか、荒らしだと思われるでしょう。
「なんだ! 今の話は詰まらん!」
「壁にでも話していろ」
 話を聞いていた客も、怒って罵声を浴びせます。客の中に今日たまたま火炎瓶さんを持っていた、チルノがいました。火の付け方が分からないチルノは、保護観察者のレティさんに手伝って貰って火を付けました。一生懸命火を付けていて、とても微笑ましい光景です。
 そして、チルノは火炎瓶さんを妖夢さん(仮名)に投げつけました。
 
 さて、妖夢さん(仮名)の出番はどのみちこの不思議2で終了です。最後に少しルート分岐があります。


 1、火炎瓶さんが見事命中して火達磨になってお亡くなりになりました。真エンディングです。


 2、火炎瓶は命中したものの、火が燃え移らず床に落ちてしまった。ぐだぐだだった。バッドエンドです。 


 3、”火炎瓶さん”が間違って、レティさんに命中してしまった。だから、あれだけ熱い物と桜島には近づくなといったのに。機械仕掛けの何とかです。 
   
  
 4、大好きな自由欄。フリーダムです。


……消防車通過中……消防車通過中、車は左側に避けて下さい……消防車通過中


”妖夢が戻って来ました。教頭の幽々子先生が、庇ったためです。罰金68円を口座振込みすることで保釈されました。”




 歌い、魂魄 妖夢さん(反省しない)



 不思議3 この学校の校歌が異常です


 ♪ ロビン


 ロビン妹紅の前に現れたロビン


 ロビン今日も朝からロビン


 妹紅大好きロビンロビン


『そういう、訳だからよろしく』


『……?』


 ロビン下半身裸ロビン


 妹紅の上に居るロビン


『……きゃ、、ふぐぐ』


 妹紅の口ふさぐロビン


 イカ臭い手のロビン 


『まずは、お互いを知ることだと思うんだ』


 ロビン

 
『さあ、お胸を見せて』



 妹紅の上着脱がすロビンロビン


『!!!!!!!!』


 ロビン妹紅大好きロビソ


 ロビンいやらしいロビン


 ロビン 
 

……ロビン……ロビン、尿瓶……ロビン……


 聞いていた皆が仲良く歌いました。 



 語り、魂魄 妖夢さん(本名)


 不思議4 創立2周年なのに、旧校舎がある件


  これは、人づてに聞いたはなしなんです。


 一応3年11月15日午後9時のことです。腐敗しきった博霊神社を転覆させた早苗は、勝手に師と仰ぐ慧音導師と現在は旧校舎の寺小屋で酒を飲んで居ました。ちなみに、早苗は慧音導師に騙されていて、微妙に酒の入ったノンアルコールビールを飲んでいます。

『これで、後は守屋神社が結界を維持すれば全てうまくいきますね先生』
『そうだ早苗君、博霊神社は、結界の中で長く君臨しすぎた』

 二人が楽しく飲んでいると、隣の教室で物音がしました。はて、こんな時間に寺小屋に何の用だろう。子供が忘れ物を取りに来る時間にしては遅いです。早苗がふらふらする足取りで、隣の教室を見に行きました。
『……あなた! 誰ですか?』
『チェストー!』
 顔に般若の仮面を付けた不審者が現れました。彼は、木刀で早苗を殴りつけました。早苗は脳天に一撃を受けてしまいました。早苗は、頭が割れてしまいました。
 何かおかしいことに気付いた慧音導師が、様子を見に来ました。
『お前もチェストー!』
 慧音導師も木刀で殴られました。 
男は仕事を終えると帰っていきました。
 武器さえあれば、頭を割られた早苗は思いました。ずるずる床を這い慧音導師の近くまで来ました。
    

『せ生、わさしは脳脳をやられましたた。もう駄だ目です』
『頑張るんだ、早苗』
『ねむいい、でっです』
『くそ、あと少しなのに』

 重症の慧音導師が、発見されたのはこの一時間後でした。なにやら、嫌な予感がした諏訪子先生が寺小屋まで来たのです。
 早苗は既に息を引き取っていました。諏訪子先生は悲しむ事を隅に置いて重症の慧音に何とか事のあらましを聞き出そうとしました。
『……ああああ』
 もはや、慧音導師は虫の息でした。治療しても半時も持ちません。
『頑張って! 慧音何が合ったの?』
『ああああああ、そーだぜー』
 それきり、慧音導師は昏睡状態になりお亡くなりになってしまいました。


 この事件は現在暗殺事件として扱われています。様々な、説が唱えられ居るのです。
 たとえば、博霊の残党による暗殺説や郷の住人による暗殺説です。
 中には、最期に慧音が残した言葉から推測した説、ルーミアによる暗殺説、魔理沙暗殺による説があげられていますが真意は不明です。
 酷い話では、諏訪子の現れるタイミングがおかしい事から、諏訪子による暗殺せつまで。
 これで、4つ目の話は終了です。



”がらららら”怒った慧音先生が教室に入ってくるなり妖夢に頭突きしました。100%作り話でした。

 

……飛び散ってしまった脳を集める美談…………飛び散ってしまった脳を集める美談……悲劇の大統領夫人……飛び散ってしまった脳を集める美談……



  語り、魂魄 妖夢さん(修理済み)
  
 
  不思議5 ネタがもう殆ど残っていないです。

  こないだの事です。学校の敷地内にある、自動販売機の下を調べているときでした。てゐちゃんと目が合いました。
『そこで、何しているの?』
『日向ぼっこ』
『そう』
 私は、大して気にせずに隣の自動販売機を調べることにしました。そのときふと、思ったのですが。
 自動販売機の下、あの狭い間にてゐちゃんがいたのだろうと私は思いました。
 私はもう一度、先ほどの自動販売機を調べることにしました。そこには、てゐちゃんは居ませんでした。
 換りに50円玉が落ちていました。私は、50円を拾ってとてもうれしい気持ちになりました。
 次の日の事でした。てゐちゃんが、自動販売機を設置するための人柱だったということを、知りました。
 これで、5つ目の話は終了です。



「てゐ知りませんか? てゐ知りませんか? てゐ知りませんか? てゐ知りませんか?」

 優曇華が真っ赤な眼をさらに赤くして、てゐを探しに教室に来ました。そして、妖夢の顔を見るとうれしそうな顔をしました。
 良く見ると、優曇華は妖夢の後ろを見ているようです。

「……やっと、見つかった」




……少女祈祷中…………少女祈祷中、もうね、もう悲しまなくていいのよ、だからこの子から離れなさい…………少女祈祷中……




  語り、魂魄 妖夢さん(分離済み)

  不思議6 水泳部のにとりさん

  水泳部のエース、にとりさんは天才です。にとりさんが作った物でプールは今、すぐに暖かくなる温水プールです。
 不思議です。報道規制です。
  そんな、にとりさんの過去の話です。
 雨が降りません。もう4年も雨が降っていないのです。
 初めに、川が涸れました。河童等川に住み家にする妖怪は、干乾びてしまいました。
「お水くださいカッパ! どこかにお水落ちていなカッパ?」
 この後、にとりは海水から真水を取り出す装置が開発しました。しかし、残念なことに幻想郷には海が有りませんでした。そこで、天才にとりはわざわざ井戸に塩を入れて塩水にし、水を取り出すという画期的なシステムを作り出しました。
 しかし、今度は井戸の水が涸れてしまいました。河童は怒った住民に砲弾に結びつけられて北に発射されてしまいまいた。
 これで、6つ目の話は終了です。


”ピンポンパンポン”

「プールの温度上昇中にとりさん! 至急! 注水作業お願いします」



……注水中……注水中……注水中……あ、ちょっと漏れちゃった。……報道規制です……



  語り、魂魄 妖夢さん(幽霊)


 不思議7 …………


  無人の中学校、わずか2年で廃校になった学校でした。誰もいない教室なのに私は誰と?誰に話しているのでしょう。
 悲しいことが、有ったような気がします。最近、明るいトンネルが私の頭上に現れたのです。トンネルの向うは、きっと楽しい世界のような気がします。
 ……これで、7つ目の話は終了です。
 
 
 急に世界が明るくなりました。私はトンネルに食べられえてしまったです。
 苦しくは有りませんでした。体がフワッと浮き上がりました。久しく飛んでいなかったので、なつかしい気持ちになりました。






……少女成仏中……少女成仏中、地獄にね……少女成仏中……
中学校の前には、慰霊碑がたっている。

コメントの返信

1. NutsIn先任曹長さんへ

  スカタン帽子をかぶって国家元首に土下座する大革命なお祭り…なんかそっちの方が面白そうですね。
  本当に、浄化されたのでしょうか?謎です。

2. ローゼメタルさんへ

  チルノが行った行為が認められたため、保護観察期間が1年短くなりました。

3. 名無しさんへ

  さ...砂糖

  す...酢

  が...がんもどき

  で...伝統工芸

  す...酢

  
  !!答えは酢ですね?

4. 名無しさんへ

  タイトルは重要位置を占めているのですね。次回も良いタイトルマッチを期待してます。チャンピオン

5. 名無しさんへ

 怪談話や歴史をヒントにして今回は書きました。最近の話は、報道規制です。

7. 名無しさんへ

 不思議1は、一番考えたところです。少しでも、読者さんが面白がってくれたら幸いです。

8. 名無しさんへ

 申し訳ありません。誤字を減らさなければ読者さんに迷惑ですね。

9.名無しさんへ

 ギョウヘルインニ=誤字って辞書乗ってしまいそうです。   


 最後になりますが、匿名評価をくれた方ありがとうございます。



 消費期限 11 12 25




「お嬢様、ちょっと、選挙の投票しにいって良いですか?」

「いいけど」

「ありがとうございます」

「あれ? 咲夜って未成年じゃなかった?」

「え? いや、あの」

「選挙は20歳になってからよね」

「そうですね。しかし、今回はフラン様に届いた投票所入場券を使って投票するので問題ありません」

「なにを言っているの? そんなの駄目に決まってるじゃない」

「しかし、フラン様は政治に興味を持っていないようです」

「そんなことは、私だって知っているわ。でも、だからと言ってあなたが行っていいわけじゃないわ」

「このままでは、フラン様の一票が無駄になってしまします」

「う〜ん、困ったものね。そういえば美鈴とかは投票に行っているの?」

「もう期日前投票で済ませているようです」

「あれ、何かイメージと違うけど行ったのね」

「パチュリー様も期日前に行きました」

「パチェは、年中暇なのに」

「お嬢様はどうします?」

「私は行かないわ」

「そんな、何で行かないんですか?」

「興味ないわ」

「駄目ですよ。行かないと」

「何? 私に命令するの?」

「滅相もありません。しかし、それでも国民の義務として行かないと」

「いまさらなんだけど」

「はい、なんですか?」

「私の国籍って日本なの?」

「帰化したということにしておいてください」

「仕方ないわね。そういうことにして置いてあげるわ」

「じゃあ、投票しに行きましょう」

「だから、行かないわ」

「おねがいします」

「何よ。妙に熱心ね」

「私にはまだ選挙権がありません。それでも、日本が良い国になって欲しいと思います」

「そうね」

「ですから、まずはレミリアお嬢様が投票に行ってもらいたいと思います」

「う〜ん、なんとなく言いたい事は分かったわ」

「分かってくれましたか?」

「日本を変えるには、まずは自分からということね」

「はい」

「しかたない。フランも誘って選挙に行くわ」

「ありがとうございます」

「まあ、あなたが大人になることにはもっと日本が良くなることを願うわ」
ギョウヘルインニ
作品情報
作品集:
1
投稿日時:
2011/12/19 19:45:49
更新日時:
2019/02/16 22:04:11
評価:
8/12
POINT:
700
Rate:
13.18
分類
百舌の狩は格好いい(関係無し)
妖夢の半霊
九州
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0. 40点 匿名評価 投稿数: 2
1. 100 NutsIn先任曹長 ■2011/12/20 06:46:03
あってはならない七つの物語。
てっきりスカタン帽子をかぶって国家元首に土下座する大革命なお祭りだと思ったら、
物語の体裁に囚われない作品だったのですね。
最後に混沌は浄化され、これで良かったのでしょうかねぇ……。
2. 70 ローゼメタル ■2011/12/20 07:03:38
大正義不思議2
3. 100 名無し ■2011/12/20 11:37:48
さすがです
4. 100 名無し ■2011/12/20 16:50:54
まずタイトルがいかしてる
5. 100 名無し ■2011/12/20 20:12:17
不思議が日常のあるあるネタっぽい空気なのがいい
7. 20 名無し ■2011/12/21 19:52:35
不思議1は面白かったよ
8. 70 名無し ■2011/12/24 04:12:31
面白かった。でも誤字が多い。
9. フリーレス 名無し ■2011/12/24 21:21:09
8>>この作者さんは、これでいい
10. フリーレス 名無し ■2011/12/25 06:42:31
モズ関係ねえ!
12. 100 ふすま ■2014/06/09 20:47:01
これはひどい。
しかしあなたは狂っている。
しかしあなたは狂っている。
しかしあなたは狂っているるるるる
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