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『ハングリータイガー』 作者: まいん

ハングリータイガー

作品集: 2 投稿日時: 2012/02/17 11:00:05 更新日時: 2012/04/15 20:20:10 評価: 7/8 POINT: 690 Rate: 17.88
注意、この作品は東方projectの二次創作です。
   オリ設定、オリキャラが存在する可能性があります。





私は彼女と居る。 彼女と寝ている。 彼女と抱き合って寝ている。
お互いに着ている筈の衣服は着ていない。 彼女と私は抱き合っているだけ。 時々口をつけたり舌を絡ませたりするが性欲に任せて貪りあったりはしない。
何もしない、する必要が無い。 産まれたままの姿で抱き合うだけで心が満たされる。
普段は白雪の様な彼女の肌が桃色に染まり暖かな心地の良さが身体に伝わる。
私もそうだが、肌にはうっすらと汗をかいている。 自分の汗は気になるのに彼女の汗は頭の裏が痺れるような感覚を覚えさせてくれる。 その感覚は興奮というよりも感動に近い。
私は舌を広く使い彼女の首筋の汗をゆっくり味わう様に舐める。 彼女の息遣いが僅かに荒くなった気がした。

最初は夜中に廊下で会ったときだったか? 気付いたら我慢ができなくなり彼女の手を引き寝室に連れ込んだ。 彼女はとても怯えていた。 でも一緒に寝るだけと判ったら、すごく安心してくれた。 私はその表情を今でも覚えている。

それから私が彼女の元を訪れ、彼女も私の元を訪れた。
いつのまにか彼女とこういう関係になった、私にとっては非常に幸せな事であろう。

彼女はいつの間にか眠っていた。 私は彼女が寝入った事を確認して額をつけ、一緒に眠りにつく。
まどろみの中、彼女の柔らかさと暖かさが幸せを感じさせてくれる。

この関係はもしかしたら寺の皆の知るところかもしれない、だが私は彼女から言われるまではこの関係を続けたい。



「なぁなぁ、星。 お前は随分小食なんだな」

命蓮寺の朝食。
妖怪寺に相応しい面々の集まり、その中で村紗は星に言葉を投げかける。
その村紗に話を返したのは星ではなく一輪であった。

「あんたが食べ過ぎなのよ。 幽霊だから太らないと言ったって、少しは控えたらどうなのよ」

その言葉に続いたのは最近寺に厄介になるようになった二ッ岩マミゾウであった。

「一輪ちゃんの言う通りじゃ、ここは寺じゃぞ? 聖殿の言う仏の教えにもある通りに少しは控えてみるのも良かろう」

「よかろう」

幽谷響子もマミゾウの言葉を援護する。
村紗は星を気遣って言い始めたのに、何時の間にか悪者扱いをされてしまい、それが村紗にとっては面白くなく、むくれ始めた。
むくれた村紗にぬえがちょっかいを出した為、両名による追いかけっこが始まり寺の食事は朝から笑い声に包まれる。

軽く笑いながら星は反応の薄いナズーリンを見て別の事を思っていた。

(ああ、違う、違うのです。 私は小食なのではないのです。 だって、本当にお腹が空いていないのですから……)

〜〜

喉が渇く、食欲が満たされない、心が満たされない。
最後に身体が満たされたのは何時だったか?
動物として生活していた時?
毘沙門天の代理に成る前?
聖の前で敵を皆殺しにした時?
聖が封印されて荒れ寺に引き寄せられた、ならず者の血を啜った時?

どれも違う。
思い出した……思い出してしまった。

私の下に組み敷かれて息を引き取っている人間を見て、理解をしてしまう。

「……ずっと、我慢していたのに……襲わない体になったと思ったのに……」

ゆっくりと立ち上がり、フラフラと歩き始める。
行き先はチョロチョロと聞こえる小川、私は服を脱がずにそのまま川に浸かった。
服も髪も、すべてが濡れる。 私の流したいものは水にすべて流された。
全身がずぶ濡れのまま寺に戻る。 何をしていたか聞き出されるかもしれない、それも良いかもしれないと私は思った。

戻った所で最初に出会ったのは部下の……いや恋仲のナズーリン。
彼女は何も言わず、何も聞かず、皆が寝静まった寺で私を風呂場に引っ張った。
私のずぶ濡れになった服が彼女に脱がされる。 今更恥ずかしい等と思う事は無いが、今してきた事を思うと後ろ髪を引っ張られる思いがした。
そんな私に微笑を向けてくれた彼女は優しく手を引き中へと誘う。 私を椅子に座らせ柔らかい布で背中を流してくれる。
私の為に一生懸命になってくれる彼女がとてもいとおしい。 彼女の顔が見れないのがとても残念だ。
彼女に洗い清められた私は湯船に浸かる。 暖かい筈の湯はそれ程温かいとは感じなく、それが本当にお湯か疑いたくなる程だ。
だが、彼女が後ろから私を抱きしめ、私と彼女が触れ合う部分だけは満たされる様な暖かさを感じる事が出来た。

何だ、心はしっかり満たされているではないか。
だが、この喉に覚える渇きは何だ?
……忘れよう、彼女が居る。 彼女が居て、毎日こうしていられる事が幸せなのだ。
これ以上、何を望もうか。

〜〜〜

「お〜い、寅っ娘」

遊説とでも言おうか……人里から用事を済ませ星は帰って来たところ、その彼女に屋根から話しかける者が居た。

「なんですか? ぬえ」

「いや〜、最近お疲れの様で……仕事なんて休んで、ぱ〜っと遊びにでも行きましょうよ」

最初の言葉はナズーリンと星の関係を言っているのかと彼女は思った。 だが、その後に出た言葉によって関係の事では無いとすぐに判別がつく。
特に疲れている訳でも無い星は別段思う事もなく話を返す。

「別に疲れてなどいませんよ。 それに聖ばかりに仕事を押し付けたら、それこそ聖が倒れてしまいます」

普段、寺に厄介になっている身として、耳が痛いぬえは

「あ〜、じゃあ私が仕事を手伝おうか?」

等と言い始めた。
だが、普段の行いを知っている彼女としては、また新しい悪戯でも思いついたと思い

「大丈夫ですよ、貴女が思っている程この寺の仕事は多くないのです。 そうですね、仕事なら聖から直接聞いた方が良いと思いますよ」

と言った所、ぬえはすっかりその気だった様で勢い良く聖の元へ向かって行った。

〜〜〜〜

その日の夜はナズーリンが星の元を訪れた。
襖を静かに閉じると、帯を解き寝巻きを引き摺りながら星の布団に入り込んだ。
布団に入った彼女は息遣いが判る程、顔を近づけ小声で呟いた。

「ねぇ、ご主人……私だけだと恥ずかしい……」

久々に彼女の声を聞いた気がする。 幸せな気分に浸ろうとした所、彼女の白雪の様な顔が段々と赤みを帯びていく。 その様を眺めていたいが、それでは彼女が可哀想だ。
私は落ち着いて帯を解く。 寝巻きを脱ごうと思った所、彼女が寝巻きに手を滑り込ませ、そのまま体も近づけ密着して来た。
結局、私は袖から手を出したままだった。 それも偶には良い、彼女が私の寝巻きの中に包まれ同じ襟から顔を出し合って抱き合う。

後はいつもと同じ幸せの時間が続く、密着した胸からお互いの心音が交換される。 体を求め合うものの貪る様な事をせず、口をつけ、時に舌を絡ませ、顔や首を優しく舐め合う。

彼女の首筋を優しく弄っていた時だ、不意に思いたくもない事が体を支配する。
喉が渇く、身体が満たされたいと疼く。
その気持ちを押し殺したいと思う事と、この心安らぐ時間を壊したくないと私は思い、彼女の体を少し強く抱きしめてしまう。
あっ……、彼女からは驚く様な喘ぐ様な小さな言葉が漏れた。
耐える様に我慢する様に私は首筋を味わおうと舌を這わせる。



オマエを満たすモノはソコにある。



どこかから聞こえたその声は、私の意識を少しだけ失わせた。

「あっ……んっ……」

聞こえた声は最愛の彼女の声、痛みを訴える声に私は意識を取り戻す。
私が見たものは首筋に滲む二つの点、口腔から匂う鉄の臭いから察するに……私は彼女に牙を立ててしまった様だ。

「ご主人……」

耳元で囁かれた言葉は失望ではない感情を含んでいた。
彼女は抱き合ったまま、離れずに耳元で意地悪な質問をする。

「そのまま先に進んだら、一体私はどうなっちゃうのかな?」

その質問に答える事が出来ず、代わりに出た言葉は非常に単純な謝罪の言葉だった。

「ナズ……ごめんなさい……」

「んふふ、ご主人は謝ってばかりだね」

彼女の言葉はどこか楽しそうだ。 何かを期待している……そういった感情を含んでいた。

〜〜〜〜

喉が渇く、最後に渇きが満たされたのは何時だったか?
この前、人を襲った時だ。

食欲が満たされたのは何時だ?
同じだ、人を襲った時……。

心を満たしてくれるのは誰だ?
ナズーリン……私の部下……いや最愛の恋人。

彼女は喉の渇きも食欲も満たしてくれるのでは?
それは、絶対駄目だ!

どうしてだ? お前は彼女に心を満たしてもらっている。 あと二つも彼女に満たしてもらえば良いではないか?
彼女を食べたら、温もりを味わえない! 心を満たす蜜月の時間を共に過ごせない! 何より彼女の顔を見る事さえ出来なくなる! 彼女の声も聞けなくなる!

そんなのは嫌だ! 本能よ、欲望よ、毘沙門天の代理の名において命ずる。

煩悩よ去れ!





「喝っ!」

バシンッ!

星は聖から警策をいただいた。

いつもと様子の違う星を心配し、聖は禅を中断して彼女に問う。

「星、どうしたのですか? いつもの貴女らしくありませんよ。 もし心配事があるのならば、私に話してもらえませんか? 僅かながらでも貴女の力になれると思います。」

星は口を堅く閉じたが、やがて重たい口を開き深刻そうに話し始めた。

「すみません、これは私が自分で解決しないといけない問題なのです。 申し訳ありませんが、どういう内容かは言えません。 勝手を承知で言わせて貰います、解決の為の手伝いはお願いします」

聖はいつもの聖母の様な表情で言った。

「星、私達は妖怪を救うという同じ目的の元に集まったのです。 理由は要りません、助けが必要になったらいつでも言って下さい」

そう言うと聖は立ち上がり去って行く。
星が言おうとした最後の言葉、例え殺してでも……は言うことが出来なかった。

〜〜〜〜〜

本能が意識を支配する。
喉の渇きは日に日に酷くなり、いくら経を唱えて聖に喝を入れられても効き目が無い。
闇夜に紛れて人を襲う間隔も段々と短くなっている。
人の断末魔の叫び声は彼女の声に聞こえた。
心は拒否をする。 だが、満たされぬ食欲は身体を支配して人を襲う。

寺に居る時は何とか紛らわせる、彼女と寝る時も意識が失われた事はあの時以来無い。

人を襲っているのを皆知っていて言わないのではないか?
人里の外とはいえ、これだけの人間が死ねば博麗の巫女は感づくのではないか?
鼻の利く烏天狗はつきとめているのではないか?
幻想郷の管理人は?
守屋の風祝は?

だめだ、あたまがまわらない。
きょうはもうねよう。
あしたひじりにそうだんして……。

〜〜〜〜〜〜

ぺちゃ……。

水溜りに手を着いた音がする。
ああ、また人を襲ってしまったのか……。 自身の行いに呆れつつも意識を回復させていく。

ゆっくりと身体を起こし、覚醒した私の目に飛び込んできたのは……最愛の恋人の血塗れの姿であった。
恋人の姿、その現実を見てもにわかには信じられない。 星は声を震わせてナズーリンに話しかけた。

「ナ、ナズ? ねぇ、ナズーリン? 悪い冗談はやめて。 私をからかっているんでしょう? ねぇ? ねぇ?」

星はナズーリンの体を揺らす、起きない子供を起こす様に揺らす。
彼女は起きない、目を開かない、体温は段々と冷たくなっていく。

「……どうして? どうしてこんな……こんな事に……」

星は彼女の体を抱き起こして抱きしめ、静かに泣きながら後悔する。
その時に星の部屋に来た者がいた。

「おはよ〜ございます! とらま……えっ? あっ! ひっ! きゃああああ!」

星を起こしに来た響子は彼女達の異常な光景に悲鳴を上げて逃げていった。
その様を呆然と見ていた星に小さな声が掛けられる。

「ごしゅじん……」

生きていた、その僅かな希望に星は安堵し、すぐに治療をしなくてはと冷静に判断をする。
その星の腕に体を預けていたナズーリンは耳元で小さく話しかけた。

「わたしは……うまかったか? ごしゅ……じん? たべ……てくれて、ありが……」

彼女の口から出た言葉に彼女は大きな衝撃を受ける。 彼女の視界が闇に覆われた。 それでも倒れる際、彼女はナズーリンをしっかりと抱き留めていた。

〜〜〜〜〜〜

「星、ナズーリンの事は不幸な事故だったのよ」

意識を取り戻した星に聖は話しかける。 事情を知らない聖は事故だったとして、星を元気付けようとした。

「いいえ、違うんです。 私がこうなる前に聖に話していれば……」

星は自分の事を包み隠さずに言った。
話の内容を聞いた聖は表情を変えずに話しを始める。

「星、起きてしまった事は直す事が出来ません。 ならば未来にどうするか? 失った命を大切に思うならば、それ以上に命を救うのです。 貴女が救い続ければ彼女の死は無駄にはならないのです」

だが、その言葉は星には届かなかった。
すぐに心の整理が着かないと思った聖は星に仕事を休む様に言う。

「その調子では寺の職務に尽くす事は出来ないでしょう? 休みなさい、貴女の心の整理がつくまで……整理がついたら、また一緒に仕事をしましょう」

〜〜〜〜〜〜〜

ナズーリンは居ない。 私が食べた。 食べられたのに、辛く苦しい筈なのに……彼女は最後に笑顔を見せてくれた。
目をつぶれば今も彼女は私に微笑んでくれる。
目を開けば、彼女は消える。 それはとてもとても悲しい事だ。

彼女とは何処に行っただろう?
そういえば何処にも行っていない。
彼女とは部屋の中でのみ一緒に居た。
二人して夜の逢引を楽しんだ。

彼女が居ないこの現実に何の意味があるのだろう?
彼女を食べた、あの日から喉の渇きは無い、食欲も全く感じない。
だが、心はどうだろうか? 彼女に会えないなら、せめて可能な限り彼女を見ていたい。

ああ、そうか目がなければ、現実を見ないで彼女を見られる。
彼女の居ないこの現実など目がなくとも生活には困らない。



私は、両目を、爪で、掻っ切った。



痛くない、熱くない。 動物だった時に感じた、あの辛さも無い。
ああ、ナズーリンが傍に居る。 ナズーリンが見える。
彼女が彼女が……。

〜〜〜〜〜〜〜〜

星は目に布を巻いた。
傍から見たら、部下の喪に服している様に見えるかもしれない。
寺の仲間達も彼女が部屋から出てきた時は楽しそうな雰囲気だったものの、目に巻いた布を見て、空元気を出し喪に服していると勘違いをした。

彼女は自分の仕事に戻った。

人里に行っては仏の教えを広める。 彼女の声は活き活きとしていた。
彼女は傍らに最愛の人が居る様に見える。

あの日から彼女は喉が渇かない、食欲は満たされている。





「のう、お主があの子の喪に服しているのは解るが……このままでは体を壊してしまうぞ? それではあの子が浮かばれんじゃろう」

マミゾウは星の体を心配し食事をする様に勧めた。
しかし、何の事を言っているか理解の出来ない星は謝りながらもマミゾウに言い返した。

「すみません、お腹が空いていないもので。 あ、これでも少しずつこまめに食事は取っているのですよ」

彼女は平然と嘘をついた。 その言葉を疑いもせずに、本人が言っているならばとマミゾウは強く言う事をやめる。

「むぅ、まぁ摂っているのなら良いがのう……皆心配しておるぞ」

「ああ、すみません。 なにぶん鏡を見ていないもので」

腑に落ちないままマミゾウは去っていく。

〜〜〜〜〜〜〜〜

人里では勝手な噂が広まっていた。
寺のお弟子さんが部下の死に対して喪に服しているという話だ。
人々は素晴らしい人物がいると口々に言い、その住職は更に素晴らしい人物だろうと言い合った。

星の耳には入らないが、彼女にとってはどうでも良い事だ。
今日も彼女の傍らには最愛の人が居る。

喉は渇かない、彼女の食欲は満たされている。

鏡を見ない彼女はあの日からの変貌ぶりに気付いていない。
食事を取らない彼女は段々と不健康に痩せていった。 にもかかわらず彼女は精力的に仕事をしている。
仲間達は星に休む様に食事をする様に言う。
聖を始めとして、一輪、村紗、ぬえ、マミゾウや響子まで……。

彼女は仲間の言葉に耳を貸さなかった。 話はまともに聞いている。
それでも彼女の心は幻の恋人に夢中になり過ぎていた。

その日も彼女は人里に向かおうとした、だが彼女の意思に反し体は拒否をする。
食事を取らない彼女の体は遂に崩壊した。

転んだ。 彼女は腕を着いて倒れ込む事は防いだ。
次いで吐き気が込み上げる。

吐血……。

勿論、彼女はその光景を見ていない。 見えない。

バシャッ!

力が抜け、自ら吐いた血の海に倒れる。
彼女はその海に沈み、意識が薄れていった。

〜〜〜〜〜〜〜〜

私は寝ている。
いつか見た懐かしい光景。
ここに最愛の彼女が居れば、昔と同じだ。

いる訳が無い……彼女は私が殺した。 私が食べた。

不意に私の背中に手が添えられる。
私は振り返り、手の主の顔に自らの手を添えて顔を見る。
私が見た者は、丸く大きな耳と長い灰色の尻尾を持つ最愛の恋人だった。

「どうしたの? ご主人」

これは夢か? それとも死後の世界か?
だが目の前に居るのは長い間会いたいと思っていた恋人。 夢でも良い。 魔に魅入られているでも良い。 この後に起きる事が死よりも苦しい事でも良い。
伝えたかった事を言いたい。

「ずっと、ずっと……貴女に会いたかった。 貴女にずっと謝りたかった。 再び貴女に会えてとても嬉しい……」

目の前にいる彼女は困った顔で私を見ていた。
それでも良い、また彼女の温もりを味わえる。

「ナズ……」

「何?」

「ありがとう」

彼女達は互いの体を抱き合い、互いの持つ長い尾を絡ませ、そのまま深い眠りに就いた。
貴方の感じた結末がそのまま答えとなっています。

すみません、コメントに返信させていただきます。

>1様
ありがとうございます。

>ライド様
山月記ですか成る程、確かに似ていますね。
あれも同性でなければ、そこに愛が存在したかも知れません。
評価ありがとうございます。

>NutsIn先任曹長様
評価ありがとうございます。
幾つも出た答えすべてが正解で良いと思います。
何か次に投稿する作品の感想を先に頂いた様に感じます。

>4様
そうですね。
ナズーリンを残した寅ちゃん、仲間から勧められながら食事をしなかった寅ちゃん。
食事はしっかりするべきですね。

>ギョウヘルインニ様
実はナズーリンは特に好きという訳では無いのです。
ただ、愛を表現すると、この二人が何故かしっくり来るので登場させています。

>6様
私らしい? 私らしい……私らしさとは? ウゴゴゴゴ……。
コメントありがとうございます。 何か自信が出てきました。

>7様
私は自分の事を愚才だと思っていたのですが……どこで認識の違いが起こったのでしょうか。
もし良ければこれからも生温かい目で見守って下さい。

>8様
今では確認できませんが、自分でもびっくりしてました。
まいん
作品情報
作品集:
2
投稿日時:
2012/02/17 11:00:05
更新日時:
2012/04/15 20:20:10
評価:
7/8
POINT:
690
Rate:
17.88
分類
ナズーリン
命蓮寺
夢オチ
死後の世界
一つの愛の形
4/15コメント返信
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POINT
1. 100 名無し ■2012/02/17 21:42:09
良いね、キレイだ
2. 100 ライド ■2012/02/17 21:52:34
す…素晴らしい(感嘆)!
抑えられなかった野生と満たされていた心。
理性と本能。
拮抗する虎と星。
そして訪れた終わり。
それは夢見たIF。
関係無いのに山月記を思い出しました。すみません。
ありがとう御座いました!
3. 100 NutsIn先任曹長 ■2012/02/18 02:02:36
真相はなんだろう。
ん〜、考えても分からない。いくつもの答えが出てくる。
でも、食う者と食われる者。二人の関係はまさに理想的なそれでした。
辛くても、哀しくても、捕食者は被捕食者を押しいただき、己の糧として成長しなければならないのです。
愚なのは、それが分からずに命を縮める偽善者です。
ナズーリンはそんなことは望んでいないはず。
笑顔で言わなきゃ。「ご馳走様」と。
4. 90 名無し ■2012/02/18 23:02:07
ご飯はちゃんと食べよう
5. 100 ギョウヘルインニ ■2012/02/23 18:47:02
作者様のナズーリンへの愛を感じます。
6. 100 名無し ■2012/03/06 22:42:43
まいんさんらしい作品でよかったです。
7. 100 名無し ■2012/03/07 18:36:37
あなたは秀才ですね。
8. フリーレス 名無し ■2012/03/07 20:02:26
更新時間が奇跡!
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