わ〜、ハクタクッ！

寺子屋には1罪袋含め25人の生徒と1人のＫNE先生がいました。


「……号令っ！」


ＫNE先生が入って来た瞬間に、ざわりざわりと騒がしかった教室が一瞬で静まりました。この寺子屋はＫNE先生による恐怖政治が成り立っているのです。


「きりーつ」

「れーい」

「とぉつげきぃいぃぃぃいっっっ！」


生徒の中でも過激派の20人が各々の武器を持ち出して健気にも立ち上がり、ＫNE先生に襲い掛かりました。


「死ね」          邪ッ！


ＫNE先生の一言によって立ち上がった20人の生徒は死にました。寺子屋ではよく見られる光景です。


「では、授業を開始する」


ＫNE先生の授業はスッパァルゥタァアアァア教育なので教科書なんて使いません。AQNちゃんの書いた教科書なんて無かったのです。


「問題だ、
『□○□○○穴二つ』
□には漢字が、○には平仮名が入るぞ。ではこれをA太郎、答えろ」


皆さんは分かりますよね？答えは『人を呪わば穴二つ』です。しかし当てられたA太郎君は予習を忘れていたので厭な脂汗を掻きながら必死に答えを考えます。


「は、はひっ、答えは女の子には穴二つ……です！」

「馬鹿者が、人を呪わば穴二つだ！仕置きとして今後現世に留まる事を許可しないっ！」

A太郎君は必死に考えましたが哀れにも間違えて死んでしまいました。しかし

□○□○○
女の子には

なのであながち間違いではありません。穴だけに。ＫNE先生が優しい先生なら赦されたのでしょうがスッパァルゥタァアアァア教育なので仕方ないのです。愛のムチなのです。


「では、次の問題だ
『□は投げられた』
そうだな……B介、答えろ」

「匙は投げられた」

「馬鹿者が、賽は投げられただ！仕置きとしてこの先ずっと地獄で過ごせ！」


ＫNE先生はB介にスプーンを持たせて地獄へと送り出しました。


「では、次の問題だ
『□○□○突いた程』
じゃあこれはC子、答えろ」

「尻の穴を突いた程」///

「馬鹿者が、兎の毛で突いた程だ！仕置きとして死ぬまでこのアナルバイブを装着していろ！」


ＫNE先生は懐から自分の身長より大きいアナルバイブを取りだしました。そして腐女C子さんに装着せんと近づきましたが、腐女C子さんは舌を咬んで死んでいました。とても残念です。


「ちっ、次の問題だ
『□□を翻す』
これは簡単だな。罪袋、答えろ」

「英語を翻訳す」

「ぶぅわぁっか者があぁああっ！全身ズタズタになって死ねよ愚図」


答えは反旗を翻すでしたが、それを言うのを忘れる程ＫNE先生は御怒りになっていました。罪袋は肉塊になりながらそれはそれは嬉しそうな顔で死んでイキました。


「……ごほん、では最後の問題だ
『□を作るより□を作れ』
D助、農家のお前なら分かるな？」

「詩を作るより子を作れ」

「馬鹿者が、詩を作るより田を作れだ！仕置きとして校庭で八雲紫の悪口を叫んでこい！」


D助は他の面々より優しい仕置きだったので安心してしまい寺子屋の校庭で

『八雲紫の-国際的犯罪組織の魔の手によって削除されました-！』

やってしまいました叫んでしまいました。突然ふっ、とD助は消えてしまいます。当たり前の事です。


「残っているのは……誰もいないじゃないか、けしからん。」


ＫNE先生は家に帰って明日の授業の準備をします。生徒達も各々の家に帰って明日こそ死なない為に予習をするのでした。



ＫNE先生の授業は、終わらない！