忍者戸隠オリキャラ生活一週間目

ねえ戸隠。
なんすか霊夢さん。
アンタうんこ忍者なんでしょ。
ウンコじゃないっす。
うんこのくせにまあいいわ。
ウンコじゃないっす......




「で？　アンタ忍者ならお色気の術使えるの？」

「使えないっす」

「使えないわねぇ」

「使えないっす」

「アンタがね」



　お色気担当が不足している。以前は紫がその担当だったが今は居ない。



　ポストお色気枠に戸隠を霊夢は推薦した。


「お色気枠ってなんすか？」

「ここぞというときにお風呂に入っている役よ」

「自分で言うのもなんですが、戸隠のこと鏡で見ると鏡が壊れるっす」





　ちっ！つかえねぇなぁ

「何か言ったすか？」

「何も、言ってないわ」


物部「何ですかい？　姉御はまだ戸隠を使う気だったんですかい？」

霊夢「それもそうね。もういいわ戸隠はどっかに行きなさい」


　こうして戸隠は霊夢一家に捨てられることになったんや。


　生活力なんてぜんぜんないからね


とある終戦後の駅


戦力外通告をうけて焼け出されたにいちゃんと戸隠は蘇我に慈悲を請っていた。

「蘇我さん、お願いっす」

「助けてほしいねん」

蘇我「これが、嘗ては作者だったオリキャラの末路とは、世の中は変わるものですね」


　すがる、戸隠に蘇我は自らが出てきた痰壷の中身をブチマケた。

　こうして、少しづつ戸隠は自分の立場を理解していくのだった。