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『農耕の神様にジョブチェンジした比那名居天子くんの日常的風景』 作者: HJ

農耕の神様にジョブチェンジした比那名居天子くんの日常的風景

作品集: 9 投稿日時: 2013/12/30 07:42:07 更新日時: 2013/12/30 16:42:07 評価: 4/4 POINT: 400 Rate: 17.00
 「はぁ、はぁっ、ふぅっ、ね、ねぇ、もう無理、お願い早く、早くださせて……、っあぅぅ……」


 ここは幻想郷、その天界は端の端。一人の天人がしゃがみこんで、スカートを捲り上げています。もしここにあまり品のない人がいれば、やれうんこ座りだなどと囃し立てるかもしれません。
 まさしくその通り、そこにいる天人少年比那名居天子は、現在進行形で腹部に渦巻く強烈な便意と格闘中なのです。少年?
 彼の股間には小さな男性器……があるはずですが、今は貞操帯に覆われていて、その大凡の形を想像することしかできません。その上の白いすべすべのお腹は、おへそを頂点としてまるで妊婦のようにぷっくりと膨らんでいます。それもそのはず、昨年の秋の終わりからおよそ半年弱、彼には一度も排泄行為が許されなかったのですから。
 「あと24秒です。我慢してください」その傍らに佇んで、事務的な口調で冷淡に答えるのは永江衣玖と言います。彼女はこの天人の事実上の保護者のような役割を果たしています。それは本来彼女の仕事ではありませんが、このことについて特に不満な様子を見せるようなそぶりは、今のところありません。下界で入手したイチジク浣腸の説明書を、何度も丁寧に読み返しています。
 天子少年の肛門には、黒いプラグで栓がしてあります。よっぽど大きなプラグなのか、びくびくと痙攣するかのように肛門が動いても、抜ける気配は微塵もありません。プラグには紐がつながっており、その終末は衣玖の片手に握られています。ぎゅるぎゅると音を立てるお腹を抱えて、天子は縋るような眼差しを衣玖に向け、かすれた声で訴えます。

 
 「お……っ、ほんと、もう、いいでしょ、おねがい、ぬいて……っ」
 「もう少し我慢してください。あと19秒です。――イクだけに」


 場を和ませようと、軽いジョークを混ぜる衣玖ですが、この状況ではあまり効果はなかったようです。涙目になりながら、天子は衣玖に小声で叫びます(大きな声の振動は、天子の腹部にとっても良い結果をもたらさないでしょうから)。

 
 「いいから……、ぬいてっ……、ぁっ、……なんでも……ゆうこときくからぁ……」
 「はぁ。仕方ないですね、じゃあ抜きますよ」
 「んっ…… っ……、うっ……、くぅっ、は、あっ、っ――!!」


 溜息一つと共に、衣玖は無造作に紐を引っ張ります。同時に天子が息を止めて、ぐっと肛門に力を入れます。プラグの下半分が顔を出し、僅かに抵抗を見せますが、一番大きなところが抜けた瞬間、ぽん! という音が聞こえるかのように、勢いよくプラグが飛び出します。大きく口を開けた肛門が、一度収縮してその口を閉じた瞬間。

 
 「あぁっ、っ、はぁ、あっ、あ、あ、あ、で、でる、でるっ――!!」


 豪快で下品な音を立てながら、大便が天子の肛門から一気に迸ります。固形物と液体の入り混じった塊が、遥かな眼下の雲海へと消えていきます。重力に身を任せ、落下する物体の目指す先が下界であることは、言うまでもありません。
 良識のあるあなたは、大便を地上に撒き散らすなんてと眉を顰めるかもしれません。しかし実はこれが、幻想郷の食文化を守るための、大切な儀式であることに、あなたは気付いているでしょうか。そうです、天子がひり出した大量の大便は、そのまま田畑に降り注いで肥料となり、幻想郷に豊かな実りを与えてくれるのです。
 でもそれなら、普通に人や牛馬の大便を肥料にすればいいんじゃないのか? そう思った方も多いでしょう。しかし、人馬の排泄物には、実は数えきれないほどの寄生虫や病原菌が隠れています。これをそのまま畑に巻いてしまうと、巡り巡ってその寄生虫を口にすることになり。そう遠くない内に幻想郷パンデミックが発生、冥界は彷徨える魂で満ち溢れ、閻魔の残業時間が月300時間を超えることになるでしょう。
 思い出してみてください。天人の食生活が、どういったものであるか。彼、もしくは彼女たちの食事は、一に桃、二に桃、三に桃。桃だらけの毎日です。その桃も、地上の桃とは全く異なる、天界ならではの貴重な桃です。また天界は、月人連中の言うところの穢れだらけの地上よりは、いくらか穢れも少ない場所と言えます。つまり、地上の様々な病から隔絶されており、穢れのない天人の排泄物であれば、そのような惨劇からは一切無縁。加えて肥料としての価値も高いとくれば、もはや反対する理由はどこにもありませんね。
 ここだけの話ですが、天子の排泄物はそのまま口にしても絶品だと言う話があります。天界の桃だけを食べ続けた後のそれは、桃のような甘い香りがするとも、そして体内で発酵したそれは、何とも言えぬ酸味を持ち、口に含めば甘さと酸味のハーモニーが一気に広がるとも、衣玖の前任者たちは皆、それに手を、いや口をつけてクビになったとも……。おっと、少し話が逸れました。

 長い長い排泄行為、天子は荒い息を整えながら、最後の一滴まで肛門の中から出しきろうとします。半年ぶりの排便の快感は、しかしそれ以外のものまでも、彼に催してしまったようで、どこか上の空の様子で、もじもじと股間を弄ろうとします。
 とは言うものの、彼の股間は貞操帯でガッチリと覆われており、天子が自慰行為に奔ろうとするのを、無情にもさえぎります。

 
 「ねぇ、いくぅ……」


 天子は身体をくねらせ、媚びるような上目使いの目線で、天子は衣玖に囁きかけます。その仕草は雌以上に雌らしく、例え同性愛者の男でなくとも、あるいは異性愛者であるからこそ、体の一部もしくは全部が反応せざるを得ないでしょう。
 問題は、彼の目の前にいるのが同性愛者の女という点です。未だにイチジク浣腸の説明書を読みながら、衣玖はふよふよと空中を漂っています。やたら丁寧にこれの使い方を教えてくれた、古道具屋の店主の顔を浮かべようとして、やっぱり思い出せなかったので、衣玖は天子に向き直って返事をします。

 
 「はぁ。なんでしょうか」
 「もうっ。わかってるくせに」
 「はぁ」
 「だから、これ、はずしてよぉ」
 「だめです」
 「えぇっ、どうしてよぉ」
 「外したらどうせ、一日中一人遊びで外に出なくなるでしょう」
 「そんなぁ、しないからぁ、はずしてよぉ」
 「うーん、困りましたねえ」


 さして困った様子でもなく、腕を組んで衣玖はしばし首をひねります。以前一度、壊れたと天子に言われて貞操帯を外したことがありましたが、実はそれが真っ赤なウソで、少し天子から目を離した隙に、浅ましくも彼が自慰行為に励んでいたことを思い出したのです。別に彼女からすれば、天子が勝手に射精しようがどうでもいいと思っているのですが、「自由に『させるな』」という命令を受けてこの仕事に就いている以上、やはり勝手にさせるのは不味いということです。


 「やっぱり、だめです」
 「そんなぁ、ひどいっ。バカ、ケチ、サディスト、畜生め」

 
 ぷりぷりと体を震わせてひとしきり衣玖に罵声を浴びせた後、ふと何か思いついたようで、ぱっと明るい顔色になった天子が言います。

 
 「これからタネも撒かされるんでしょ。どっちにしろそれなら外さなきゃできないわ」
 「あら。たしかにそうですね」
 「でしょ? じゃあはやくっ、はやくはずしてって」
 「うーん」
 「他に方法があるってのなら話は別だけど、そんなのないでしょ? これをやらなきゃ衣玖が怒られるんだから、もうはずすしかないよねっ」


 もう待ちきれないという様子で、股間をまさぐる天子。再び衣玖は首をひねります。天子は得意げに、笑みさえも浮かべています。その頭の中は、もう色欲でいっぱいです。今日はどうやってオナニーしようかな。明日はどうやろうかな。明後日は――ややあって、衣玖が思い出したかのように両手を合わせます。

 
 「ああ、ありました」
 「え?」
 「外さなくてもいい方法です」






 「んほぉっ♥ ふっ♥、ふっ♥、ふっ♥、あぁダメっまたイク、イク、イグッ♥」


 両手を背中で拘束され、膝立ちになった天子は、何度も襲ってくる快楽の波に耐えきれず、上体を地面に倒します。股間には貞操帯が変わらずにつけられたままですが、白い液体がその先から漏れ出しています。
 衣玖は人差し指を一本、天子の肛門に突き刺しています。ただそれだけで、指を前後に動かしたり、ひねったりといった、刺激を与えるようなことは全くしていません。ただ指を入れているだけで、天子は身悶えし、情けない声を上げ、ダラダラと精を垂れ流しています。――もしその場に人がいれば、空気に混じる僅かなオゾン臭に気付けたかもしれません。
 そう、衣玖は右手から電気を流し込み、直接天子の体内を嬲っているのです。電圧電流、全てが彼女の自由自在。ピンポイントで前立腺を電気刺激されては、どんな屈強な男であっても、泣いて許しを請うか、もっともっとと情けない声を上げることでしょう。この秘技で涙その他の液体を流さなかった女性はいないというのが衣玖の密かな自慢でしたが、その相手がよりにもよって男で、しかも肛門に指を突っ込まされているとあっては、あまり乗り気ではないようです。

 
 「いだっ、いたいっ! いたいけど♥ いたいのがきもちぃぃのっほぉっ♥」


 だらしなく口を開けた天子は、自ら腰を振って快感を貪ろうとします。貞操帯に収められた状態の男性器は、それ自身の勃起をきつく戒めており、内側で破裂しそうなくらいに腫れ上がっています。それだけでなく、丁度性器の根元に当たる部分に小さなトゲが仕込まれており、膨張した男性器に絶え間ない責め苦を与え続けます。某古道具屋の主人、自慢の一品です。もっとも、その痛感ですら、今の天子にとっては、性器を刺激する快感の一つにしかなっていないようですが。

 
 「あがぁ♥ きたきたっ♥ すごいきたよ♥ イグイグイグイグゥッ――♥」


 一際大きな声をあげて、頭のてっぺんからつま先までびくびくと痙攣させながら、天子は地面に倒れ伏します。あー、あー、などと、意味のない言葉が漏れ聞こえます。彼の股間からは精液だけでなく、小水までもチョロチョロと漏れ出しており、この小水がまたとても甘くて美味であると評判で……、おっと、閑話休題。
 やれやれとばかりに衣玖は彼の股間から指を抜き、腸液に塗れたそれを天子のスカートで拭き取ります。これでようやく、彼女の仕事も一段落というところです。
 土地を耕したあとは、種をまかなければ当然なるものもならないというのは、5歳児でも理解するところです。今天子が行ったのは、大事な種まきの儀式であることは、もうお判りですよね。
 え? タネと種じゃあ、全然違うじゃないかって? 当然じゃないですか、そんなことは。種まきの儀式は、本当に植物の種をまく前の、それを模した大事な行為。この成功を以って、真の種まきの成功を祈願するのです。このような儀式がいかに大切なものであるか、そして古くからこのような儀式が行われていたということは、近くの図書館などで資料を探せばすぐに出てくることでしょうし、あるいは大人の人に聞いてもいいかもしれませんね。

 
 「えいっ」
 「んぎぃっ!?」


 衣玖は気絶した天子の背中に手を当て、バチリと一発、電気ショック。体を弓反りにして、天子が悶絶します。尿道に残っていた精液と尿の入り混じった液体が、その衝撃でちょろりと地上に落下していきます。


 「さぁ、次の地点に行きますよ」
 「えっ、ちょっ、も、もう無理だからっ」
 「だめです」
 「そんな、う、動けないし、衣玖も疲れたでしょ、少しだけ、せめて休んでから」
 「それじゃあ、一発バチッといっておきましょうか」
 「いや、いたいのはいやっやめっ、んいぃっ――!!」



 天子少年のお仕事は、まだまだ始まったばかりです。幻想郷の食文化を守る尊い行為、ぜひこれからも頑張ってもらいたいですね。それでは、次は収穫の時期に、またお会いしましょう。
コミケ中なので初上京です
皆さんお疲れ様でした
ラスト一日がんばっていきましょう(˘ω˘)
HJ
https://twitter.com/H4rdJu5t1ce
作品情報
作品集:
9
投稿日時:
2013/12/30 07:42:07
更新日時:
2013/12/30 16:42:07
評価:
4/4
POINT:
400
Rate:
17.00
分類
天子くん
ショタ
スカ有り
衣玖
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POINT
1. 100 名無し ■2013/12/31 15:28:01
極上のショタを前にしながら淡々と仕事する衣玖さんはレズの鑑
2. 100 名無し ■2014/01/02 00:49:31
これ収穫の前に台風とかイナゴとかの天災で根こそぎもってかれちゃったら天子くんどうなるんですかねぇ…(震え声)
あ 一番やばいのは地震かな?
3. 100 NutsIn先任曹長 ■2014/01/03 20:56:21
幻想郷の農業が天人によって支えられていることが、非常に良く分かりました。あと、天人の排泄物に捨てる物が無いという事も。
収穫の時は、秋の神姉妹であるお姉様方にいたぶられ――もとい、可愛がられる天子少年の活躍が見られるのですね。楽しみ☆
4. 100 名無し ■2014/01/19 13:58:47
これはスカではない。尊い神事である。
タネつけの神事は是非、皆の前で行ってもらいましょう。
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